2019年12月13日

ヒューマニズムのための戦争という新しい戦争理論が主張された。宣戦布告なしの空爆は、国際法をまったく無視している。


「半藤一利、池上彰著:令和を生きる、幻冬舎、2019.5.30」は面白い。「第6章:戦争がない時代ではなかった」の印象に残った部分の概要を自分なりに補足して纏めると以下のようになる。
1.平成の時代、世界では、たいへんなことが起きていた。日本の国の元号が変わっても世界には関係のない話である。世界は西暦で動いている。ちょうど平成がはじまった頃に東西冷戦が終わった。平成の30年間というのは、東西冷戦が終わってからの30年ということになる。東西冷戦時代の世界は社会主義陣営と資本主義陣営の2つに分かれていた。それぞれに敵対していたが、それでも大規模な戦争、つまり第三次世界大戦を起こさないことは、ともに重要な課題だった。
2.ソ連とアメリカの、自分の陣営に勝手な真似はさせなかった。両陣営の接点である朝鮮半島やベトナムにおいては局地的な戦争が起きたが、それ以外の場所では抑えつけていた。核抑止力もあるなかで、ある種平穏な時代でもあった。
3.東西冷戦が終わってソ連がなくなり、イラクのフセイン大統領は、クウェートを自分のものにしてしまおうと攻め込み、て湾岸戦争が始まった。ユーゴスラビアのカリスマ指導者チトーは、資本主義諸国と対立するいっぽう、ソ連のスターリンの言うことは聞かず、ソ連に従わないという独自路線をとっていたので、ソ連から攻撃されるかもしれないという危機感を、ユーゴスラビアは絶えず抱えていた。
4.ソ連から離れようとした東欧のハンガリーやチェコスロバキアは50年代、60年代にソ連軍に攻め込まれていた。そういう危機感のもとでユーゴスラビアは、カリスマ指導者による統一がなされていた。6つの共和国。5つの民族、4つの言語、3つの宗教」などと言われていて、民族も宗教も言語も違う人たちが集まっていたが、きわどくまとまっていた。
5.チトーが死んで、ソ連が崩壊。危機感がなくなった結果、バラバラになっていく。クロアチアやスロベニアが独立し、さらにボスニア・ヘルツェゴビナが独立しようとしたら、ここで独立派のクロアチア系住民と、いまはボシュニャク人と言うイスラム教徒の人たち、さらに独立に反対するセルビア人の住民とこれを支援するセルビア国(ユーゴスラビア連邦維持を主張)が対立して、内戦状態:ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争になら。イスラム教徒と言っても民族的にはクロアチア系だったり、セルビア系だったりする。
6.クロアチアは力トリックで、セルビアは東方正教会のセルビア正教とあって、民族はおなじでも、宗教が違う場合もある。そして、オスマン帝国に支配されていた時代にイスラム教に改宗したセルビアやクロアチア系のひとたちが、ひとつの「民族」としてボシュニャク人と呼ばれるようになった。こうしてソ連崩壊後、複雑に人り組んだ勢力の三つ巴の戦争になっていった。
7.1992年、ユーゴスラビア連邦が壊れていくなかで、宗教的とも民族的とも言える、錯綜した抗争がはじまった。それはたとえば連邦からの独立戦争だったり、主導権争いの内戦であったりした。いずれにしても各地で凄.惨な戦闘、虐殺や無差別攻撃など、散々な殺戮殺教が行われた。その旧ユーゴでNATO軍が空爆をはじめるのが、7年後の1999年。セルビア政府に対してセルビアの南端に位置するコソボ自治州のアルバニア人が分離独立を要求したことがきっかけだった。ユーゴ紛争が起きてからセルビア共和国は「大セルビア」構想を唱えていて、分離独立派に武力攻撃を行っていた。その過程で「民族浄化」と呼ばれた、イスラム系住民に対する大量虐殺が行われた。
8.それをうけてNATOはアルバニア人の人権擁護のために、「人道的介人」として空爆に踏み切った。「ヒューマニズムのための戦争」という新しい戦争理論が主張されたのを見て、びっくりした。宣戦布告もせずに、いきなりの空爆は、国際法をまったく無視している。これが通用するなら、なんでも「ヒューマニズムのためにやっつけろ」となりかねない。ただ、NATOは事前にセルビアに対して警告している。米英仏とロシアなどが仲介して、調停をしようとした。9.NATO軍の攻撃の可能性をチラつかせて交渉したが不調に終わっている。それを経てNATO軍の攻撃となった。NATO軍は首都のベオグラードを空爆した。独立国であるセルビア共和国への空爆だから、これは戦争だった。国連安保理の承認も必要である。NATO軍司令官は「戦争ではない」と言っていた。このときセルビア側が一.方的に悪者にされたが、かならずしもそうではなかったという報道もその後出てきた。
10.「人道的介人」にもとつく空爆は、コソボ紛争の前、ボスニア内戦でも行われていた。ボスニア内戦では、国連から派遣された責任者、明石康さんが懸命にセルビアに停戦を働きかけたがダメだった。NATOは明石さんのやり方は手ぬるいと言って、明石さんを追い出した。NATOは「人道的介入をする」と宣言してセルビア勢力を攻撃した。国際社会ではその是非について議論が起きた。「武力介入による紛争解決」の結果、ボシュニャク人とクロアチア人の虐殺を防ぐことができたのだとNATOはその正当性を主張した。


yuji5327 at 07:20 
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2019年12月12日

吉野さんノーベル賞授賞式へ

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リチウムイオン電池の開発
ノーベル化学賞
旭化成の吉野彰さん(71)
当初は成果が出ず、部下を減らされる
研究は瀬戸際
研究リーダーの吉野さん
6人のメンバーを4人に減らされた
チームが存続の危機
「あと半年」と決して口にしなかった
82年末の大掃除の後
たまたま目にした論文
コバルト酸リチウムの存在


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新技術 

クウェートに感謝されなくて当たり前である。あの金はすべてアメリカ軍に行っただけであるが、日本政府は国際社会から嫌われたと急に慌てた。


「半藤一利、池上彰著:令和を生きる、幻冬舎、2019.5.30」は面白い。「第6章:戦争がない時代ではなかった」の印象に残った部分の概要の続きを自分なりに補足して纏めると以下の
1.いちばん最初に国際社会で問題になったのは、ベトナムのカンボジア侵攻である。ベトナム戦争が終わって、ベトナム共産党が南北統一政府を樹立したが、おなじように隣国のカンボジアでも共産党政権が誕生した。ポル・ポト政権である。このベトナムとカンボジアの間で国境紛争が起き、軍事的に優位なベトナムは1978年にカンボジアに攻め入ったが、このときまでポル・ポト政権によって自国民の虐殺が続いていた。少なくとも100万人、300万人という説もある。これが、ベトナムがカンボジアを攻撃することによって止まった。あきらかにベトナムによるカンボジア侵攻、国連で非難されて経済制裁を受けるべき侵略行為だが、侵攻の結果、虐殺が止まった。これをどう解釈したらいいか。当時、国際社会が悩んだ。
2.ベトナムのカンボジア侵攻も怪しいものだったけれど、NATO空爆ほどではなかった。あのときベトナムには「ポル・ポト政権がわが国を攻撃してくるので、反撃のためにやった」という言い訳があった。だから「人道的介人」を真正面から掲げた戦争行為と言えるのは、やっぱりコソボ紛争での、NATOによるセルビア勢力への空爆が最初である。人道という理由で空爆ができるなんていうのは、世界の国際法にはない。
3.しかし、ユーゴでのNATO軍の「人道的介人」によってボスニア・ヘルツェゴビナの殺教が止まったし、コソボの紛争もおさまったのも事実である。だから肯定するむきもある。でもそれが許されるならば、21世紀にはどこでも戦争が起こせることになったので、認められない。
4.アメリカが主導した「有志連合」によるイラク戦争(2003年.)である。あれは国連の決議を経ていない。安保理常任理事国のフランス・ロシア・中国が強硬に反対し、ドイツも反対を表明し、参加しなかった。ところがアメリカの開戦がどういう埋屈かと言ったら「テロを防御するために先制攻撃する」。これも過去の戦争論にはない、とんでもない理屈だった。
5.そういうおかしな戦争が次から次へと起きたのが20世紀末から21世紀の平成の時代である。平成のはじめ、イラクのクウェート侵攻で湾岸危機が起きたときに日本は、国内問題でテンヤワンヤになり、あわててPKO(国際連合平和維持活動等に対する協力に関する法律)法案をとおしたのが平成四年(1992)の6月だった。。これによくわからない理由がついていた。
6.世界が変わっていくなか、日本はアメリカから圧力を受けてそれに従った。自衛隊を多国籍軍に参加さることをアメリカから要求され、当時の海部内閣は、憲法の縛りがあるから自衛隊はそんなことできない、と断った。湾岸戦争でクウェートが解放されたあと、クウェートは世界各地の新聞に「わが国を助けてくれてありがとう」と広告を出したが、そこに日本は入っていなかった。日本は130億ドルもの支援をしたのに感謝されなかった。というのが当時の政権のトラウマになった。金を出すだけではなく汗を流さなくてはダメだ、ということになって、PKO法をつくろうという流れになった。
7.共産党など野党が大反対をして、牛歩戦術をとって徹夜国会になり、大騒ぎしたけれ、徹底した議論なしに決まってしまった。ついに自衛隊を海外派兵するのか、という大問題だった。野党が「派兵」と言うと与党は、自衛隊は軍隊じゃないから派兵じゃなく、派遣だと言った。PKO協力法案には、日本独自で国際平和にどう貢献するかという発想はなかった。
8.クウェートに感謝されなくて当たり前である。あの金はすべてアメリカ軍に行っただけであるが、日本政府は国際社会から嫌われたと急に慌てた。国際社会に評価されるためには多国籍軍に参加しなきゃいけないと妙な理屈だった。
9.国連は、カンボジアの内戦終結にともなって実施されることになった選挙や停戦監視、治安維持などに日本の支援が欲しかった。当時国連の事務次長だった明石康さんを責任者に据えて、日本としては明石さんを全面的に支援しなければいけなくなって、自衛隊を派遣することになり、PKO法案が出てきた。自衛隊をカンボジアに派遣したのはPKO法ができた直後である。それ以前の海外派遣は、湾岸戦争のときに難民輸送という名目で航空自衛隊を出している。そのあとペルシャ湾機雷除去のために海上自衛隊の艦隊が派遣された。いずれも自衛隊法にもとつく指令で、日本の海上輸送の安全のためとされていた。PKO法にもとつく自衛隊の海外派遣は、カンボジア派遣が最初で、その翌年にはアフリカのモザンビークに派遣。さらにその翌年には中米エルサルバドル、ルワンダ難民救援と、続けて自衛隊派遣を行なった。


yuji5327 at 06:46 
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2019年12月11日

アメリカ・北朝鮮神経戦が激化

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アメリカのトランプ大統領
北朝鮮のキム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長
アメリカに敵意を示したらすべてを失う
エスパー国防長官
アメリカ軍は常に準備ができている
非核化交渉をめぐる米朝の駆け引き
アメリカ側のいらだち
長距離弾道ミサイルを発射した発射場
重大な実験
ミサイルの発射を再開する可能性
北朝鮮と戦争が起これば
今夜にも勝利する


yuji5327 at 07:26 
池上湖心の書 

子どもの頃習った西洋史では、十字軍は「正義の戦」というのは間違いで、イスラム側から言わせれば凶暴なる侵略者である。


「半藤一利、池上彰著:令和を生きる、幻冬舎、2019.5.30」は面白い。「第6章:戦争がない時代ではなかった」の印象に残った部分の概要の続きを自分なりに補足して纏めると以下の
1.日本は、バスに乗り遅れるな、みたいな空気が支配的になり、和平のために世界が協力するとなると、日本も蚊帳の外でいるわけにはいかないと焦る。国内のその空気と、政府に対するアメリカからの圧力があった。ちなみにアメリカはPKOには協力していない。アメリカは一貫してそうである。平和維持活動は、国連に言われなくても世界の警察官としてずっとやってきた、という。
2.昭和の日本も「バスに乗り遅れるな」を叫び、負け戦に突き進んだ。なぜ日本人はその言葉にいっせいに乗りやすいのか。太洋戦争開戦の前年、昭和15年(1940)、ヒトラー率いるドイツ軍が電撃作戦をはじめて、6月にパリに無血入城を果たした。快進撃を見て、日本では陸軍が息巻き、イギリスが白旗を上.げる前に、ドイツ、イタリアと3国同盟を結ぶべきだと主張した。陸軍大臣をわざわざ辞任させて海軍出身の米内光政内閣を総辞職に追い込み、陸軍が担いだ近衛文麿内閣を7月に誕生させ、9月にはもう3国同盟を結んでいる。「バスに乗り遅れるな」という言葉がこのとき盛んに語られたが、その意味は、早晩ドイツが勝つから、早く参戦しないとドイツの分け前にあずかれない、ということだった。東南アジアのイギリス、オランダの植民地は、戦勝国ドイツの手がのびる前に押さえておきたかった。インドネシアとフランス領インドシナといった地域の資源は、日本にとって喉から手が出るほど欲しいものだった。22.昭和16.年にもまた、バスに乗り遅れるなと叫ばれた。ドイツ軍の対ソ連進撃がはじまったのが昭和16年6月22日に、独ソ不可侵条約を無視したドイツ軍の奇襲の前に、ソ連赤軍は敗走させられた。このときイギリスとアメリカはただちにソ連援助の声明を出している。つまりソ連が英米の陣営に入った。
3.開戦後のドイツは、盛んに日本の決起を督促してきた。大島浩駐独大使をつうじて、対ソ作戦に協力を要請した。作戦はドイツ勝利で終了する可能性が高いとも言ってきた。オットー駐日ドイツ大使も、いまこそ日本にとって唯一無二のチャンス。対ソ軍事行動を起こすことで、中国との戦争、支那事変を解決できると、リッベントロップ外相の申し入れを伝えてきた。それらの情報は、日本の好戦派を武者震いさせ、ソ連が白旗を上げる前にこそ立つべき、バスに乗り遅れるな、とかれらの勇み足を早めさせた。そしてこの国は情勢分析と政治判断を誤り、全国民を巻き込んだ凄惨な負け戦さに突き進むことになった。国民はほとんど思考停止の状態で、軍部や政府の言うがままになっていた。
4.世界は平成になってからほんとうに音をたてて変わっていった。欧州連合・EUが成立したのが平成5年(1993)で、日本は国際的にはまったく無関心でありすぎた。そしてまた、バスに乗り遅れるなと、その場しのぎの法律を慌ててつくってきた。腰を据えた議論がなかった。
5.ドイツもまた、国際社会からおなじような.圧力を受けた。日本は敗戦後、戦争放棄を国是としたが、ドイツの場合は東西に分割され、徴兵制が維持され国防軍が存続することになった。そのいっぽうで第二次世界大戦の反省から、西ドイツ軍の活動はNATO軍のなかに限られ、NATOの外には出ないという歯止めがあった。
6.それが一変したのがアフガニスタン攻撃で、平成13年(2001・9・11)で、アメリカがイスラム過激派による同時多発テロ攻撃を受けた、その翌月、「対テロ戦争」と名づけられた「防衛戦争」つまり「先制攻撃」を、NATOの集団的自衛権発動という理屈ではじめた。ドイツ軍がNATO軍に入って派遣されるときに、ドイツ国内が大騒ぎになった。ドイツはNATO域内での活動は認めてきたけれど、NATO域外のアフガニスタンに果たして軍隊を派遣していいのか大議論になったが、それをやってしまった。ドイツは軍をアフガニスタンに派遣しつづけ、いまもアフガニスタンではドイツ兵が死んでいる。ドイツ軍がアフガニスタンに派遣されるときドイツ政府は、「戦闘地域には派遣しない」と言っている。戦闘地域には派迅しないという建前だったが、アフガニスタンに行ってみたら全土が戦闘地域だった。
7.アフガニスタンで現地のひとたちのために井戸を掘ったり、灌概で川をつくったりしている医師の中村哲さんは、日本はアフガニスタン人から信頼を寄せられているが、ドイツはダメで、日本人以外は全部ダメである。その日本にたいする信頼も、いつまでつづくかわからない。イスラム過激派をさらに勢いづかせたのはブッシュの「十字軍」発言である。
8.平成12年(2001・9・11)で米国に攻撃を仕掛けたその首謀者オサマ・ビンラディンを生むきっかけは湾岸戦争だった。イスラム教の聖地を2つ抱えるサウジアラビアに、アメリカ軍が駐留した。それに対してオサマ・ビンラディンが反米意識を高めて、アフガニスタン国内で反米テロ組織アルカイダをつくった。そしてアメリカに対する攻撃計画を実行に移していった。ブッシュ大統領はあろうことか、テロとの戦いについて「十字軍の戦いだ」と言った。それを聞いたアルカイダは大喜びで、かつてキリスト教社会が、平和だったイスラム教世界に突然攻め込んだのが十字軍だからである。
9.子どもの頃習った西洋史では、十字軍は「正義の戦」というのは間違いで、イスラム側から言わせれば凶暴なる侵略者である。それまでオサマ・ビンラディンは、自分たちの戦いは「十字軍との戦いだ」と言って正当化していたのが、イスラム社会一般には説得力がなかったが、アメリカ大統領のブッシュがわざわざそう言ってくれた。ここから急激にイスラム過激派は勢いづいた。
10.9・11のあとの米国の変化、世界の激変に気がついて、日本の政府は慌てた。平成12年(2001)9月25日には、小泉首相はワシントンでブッシュ大統領と会って、「米国の報復行動に同盟国の一員として、最大級の支援と協力を惜しまない」と述べて、「国際社会の一員として責任を果たしたい」と言った。ブッシュの「テロとの戦い」を支持すると表明したのもこの会談であった。帰国するやすぐに、テロ特措法成立に動き出した。このとき日本にとって、ほかに選択肢はなかったのかと間われれば、なかったと答えるしかない。アメリカの傘の下にいるあいだは、ない。アメリカの言うとおりにならざるを得なかった。



yuji5327 at 06:54 
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2019年12月10日

スポーツの判定

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ビデオ判定
審判員の判定に異議
撮影・録画されたビデオ映像を活用
「ホークアイ」(鷹の目)と呼ばれるシステム
ミサイル誘導技術を応用
コート周囲に10台のカメラ
国際テニス連盟システムを導入
1セットにつき3回ビデオ判定を要求
成功させ続ける限り何度でも要求可能
CG加工された映像が場内の大型スクリーン


yuji5327 at 07:07 
池上湖心の書 

イスラム過激派と同じで、聖戦で死ねば天国に行けると思っている。ブッシュも十字軍の戦いという聖戦で死ねば天国へ行けると思っていた。


「半藤一利、池上彰著:令和を生きる、幻冬舎、2019.5.30」は面白い。「第6章:戦争がない時代ではなかった」の印象に残った部分の概要の続きを自分なりに補足して纏めると以下のようになる。
1.英政府はイラク派兵の責任を追及されたが、日本政府はどこ吹く風だった。アメリカがアフガニスタンを攻撃しはじめたのが、10月7日。日本でテロ特措法が国会を通過し施行されたのは、10月2日である。これでインド洋に護衛艦などを派遣して、NATO軍への支援活動に向かった。問題はこのあとで、2年後にアメリカ・イギリスはイラクを攻撃した。(2003年3月20日)。大量破壊兵器を隠し持っている、査察を妨害しているという疑いだった。日本もイラク特措法をつくって参加した。
2.PKOというのはそもそも国連の組織だから、国連加盟国であればPKOに協力するの義務、道徳的義務感というのはある。そういう意味ではPKO協力法によって自衛隊を派遣するというのは大義名分が立つが、このとき日本政府は、イラク特措法を新たにつくってイラクのサマワにも自衛隊を派遣した。アメリカ・イギリスが、国連決議がないままイラクを攻撃した。このときのアメリカへの協力は極めて問題が多い。しかも日本は、その後の検証すらきちんとはやっていない。イギリスは、ブレア政権がやったことに対して、膨大な調査報告書をつくった。3.イギリスは、イラクが大量破壊兵器を隠し持っているというのは誤報だという事実を受け入れて、自らの判断の過ちを反省した。日本政府は。どこ吹く風だった。外務省にわずか4ページの概要報告書を公表させただけである。乱暴な言い方をするなら、「だからやむを得なかった」みたいな感じのレポートで非公開で、反省していない。イギリス議会はブレア首相の責任を追及したが、日本の国会で小泉首相の責任を追及したというようなことはない。それどころでなくて、小泉さんは構造改革を掲げて人気者になった。
4.その背景の違いを見ると、イギリスはアフガニスタンで大勢兵士が死んでいる。自衛隊には戦闘による死者はなかった。この差は大きい。このときの逸話として、アメリカとイギリスが中心になってアフガニスタンに攻撃をしたとき、米英ともに多くの死者が出た。そんなさなかにブッシュがブレアに言った。「わが国イギリスでは兵士が、死ぬと首相か遺族にお悔やみの手紙を書くのがつらい」と。ブッシュが「正義の戦いで死んだ兵士を讃える手紙を書くことは、つらいことではない」と言い返した。ブッシュはあれを聖戦だと考えていた。イスラム過激派と同じである。イスラム過激派は聖戦で死ねば天国に行けると思っている。ブッシュも十字軍の戦いという聖戦で死ねば天国へ行けると思っていた。


yuji5327 at 06:48 
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2019年12月09日

北ミサイル新型

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北朝鮮
衛星発射場で重大な実験
弾道ミサイルに関連した実験
監視に万全を期す
長距離弾道ミサイルの発射
ミサイル用のエンジンの実験
弾道ミサイルに関連した実験


yuji5327 at 07:00 
池上湖心の書 

国土の面積ではアメリカの約4%しかないが、海岸線の総延長では、アメリカの2万kmに対して日本は35000km以上である。


「半藤一利、池上彰著:令和を生きる、幻冬舎、2019.5.30」は面白い。「第6章:戦争がない時代ではなかった」の印象に残った部分の概要の続きを自分なりに補足して纏めると以下の
1.令和の日本には、今後、国防をどう考えるのかという課題が残された。「日米安保条約を破棄しますか」という問いがある。この問題を議論するときに、いつも言うことは「この国は守れない国である」ということである。このことを日本人はもう少し知っておいたほうがいい。昨年平成30年(2018)8月15日の終戦記念日に、秋篠宮様の悠仁くんに昭和史の講義をした。2時間半と頼まれて、宮邸に出かけて行った。親王殿下は小学6年生である。その年齢の子にもわかりやすいように戦争へのいきさつを話す準備し、こういう話を最初にした。
2.日本はものすごく海岸線が長い。国土の面積ではアメリカの約4%しかないが、海岸線の総延長では、アメリカの2万kmに対して日本は35000km以上である。列島の真ん中に急峻な山脈があり平野が狭いので人びとは奥には逃げられない。列島の北から南まで、この海岸線の長い国を守るのは大変で、近代日本には、点在する海岸線の街を守るために多くの陸軍の兵隊を配置するという難問があった。海岸線で守ろうと思ったら、非常に多数の陸軍の兵隊さんを並べなくてはならない。そうしたら若い働くひとがいなくなる。
3.勝海舟とか、坂本龍馬の名前をご存じか殿下にと聞いたら、知っていると答えた。勝海舟は、幕末の時点で、日本の国を外国の軍艦から守るためには海軍しかないと確信していた旨をお話しした。明治の指導者たちもこの国をどうやって守るかと、皆が頭を悩し、太平洋側は海軍を強くして海上で守るよりしょうがないと考えた。さらに北からの脅威や日本海側の守りは、朝鮮半島を防衛の最前線と位置づけて外からの侵略を塞ぐことにした。それから150年もの時が流れたが、国土の特徴は変わらない。
4.しかも日本には110の活火山がある。地震と火山噴火は、日本では永遠に続く大問題としてあり、しかも資源がない、生産力も強くない、とお話した。こういう国土なのだということをしっかりと認識する必要がある、という話を延々とした。日本の国は地政学的に守るには非常に難しい国土である、地政学の意味を殿下は「わからない」と言うので、秋篠宮が字を教えていました。
5.質問がありますかと聞いたら「なぜアメリカは広島に原子爆弾を落としたんでしょうか、と言われたので、一応お答えした。秋篠宮に講義したのが一時間半。後半は昭和史の話になった。、要するに、日本の国防は非常に難しいということである。しかもいまはその海岸線に原発がずらりとあるから、「バスに乗り遅れるな」とばかりに、十分な議論も経ずして紛争地に出て行くことは、できるだけ慎重になるべきである。
6.日本にとって朝鮮半島は、国際情勢しだいではユーラシア大陸から突きつけられたナイフにもなる。ここをロシアに押さえられることになっては国の守りが危うい。だから、朝鮮半島をなんとかしなければと日本の近代の指導者は考えたと思われる。日露戦争も、もとを正せば朝鮮半島をめぐっての争いだった、ということを、いまの若い人は意外に知らない。
7.かつて日本は朝鮮を武力で併合してしまったが、いまのような国際協調の時代にそんなことはできるはずがない。日韓や日朝が対立したままでは、東アジアの安定のために、ひいてはこの国のためにもよくない。困ったことに、平成17年(2005)前後から、日本の国には大きな声で嫌韓を唱える者が多くなった。そういう風潮で、国防問題をまともに話すことができない情けない状況になっている。
8.反韓のきっかけのひとつが、ワールドカップの日韓共同開催(平成14年/2002)だったと言うひとがいる。かれらと一緒にやることへの反発が広がったという。自分たちを嫌っているような連中と一緒になってやることはないという感情があった。朝鮮半島を大事にするということ自体が反日だなんだ、という理屈さえまかりとおる。



yuji5327 at 06:43 
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2019年12月08日

日中協力新時代へ

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習主席来日
安倍晋三首相中国の李克強首相と会談
来春の習近平国家主席の国賓としての来日
この1年で日中関係は正常な軌道
習主席の国賓訪日
日中新時代にふさわしい
ミサイル発射を繰り返す北朝鮮
国連安全保障理事会決議の完全履行
混乱が続く香港情勢
自制と対話を促し
一国二制度の下
自由で開かれた香港
繁栄していく必要性

yuji5327 at 11:00 
池上湖心の書 

国民を騙す言い替え。撤退が転進、全滅を玉砕、戦闘を武力衝突、武器輸出は防衛装備移転など


「半藤一利、池上彰著:令和を生きる、幻冬舎、2019.5.30」は面白い。「第6章:戦争がない時代ではなかった」の印象に残った部分の概要の続きを自分なりに補足して纏めると以下の
1.産経新聞の影響が大きい。産経新聞は平成26年(2014)から「歴史戦と名づけた特集記事を掲載している。歴史上、韓国と何があったか、その論戦で勝たなければいけないというような大キャンペーンを張っている。そういう新聞記事を若者たちがネットで読んでいるわけか、。社会の意図的な記憶喪失は、やがて全体主義の再来を呼び込むことになる。紙の産経新聞は、いま140万部ぐらいだが、ネットでの影響力はすごい。
2.国防問題は、日米安保は維持せざるを得ない。いま国防予算は5、6兆円である。新型戦闘機を買わされたり、あるいはイージス・アショアを買うので、予算はどんどん増えている。仮に日米安保を破棄して日本が自主防衛するために独自の国防力をもつとなったら、防衛大学校の教授2人のシミュレーションよると、23兆円の金かかる。これは核兵器をもたない場合の予算で、核兵器をもつと言ったらとんでもないことになる。核兵器をもつとなると、核拡散防止条約から外されて、経済封鎖を食らい、日本の国はお手上げである。とにかく地政学的に武力では守れない国である。
3.アメリカの空母がいま横須賀に来ているが、もし日米安保を破棄してアメリカ軍の空母がいなくなったら日本独自の空母をもつことになる。その空母機動部隊の運用費も入れると23兆円の金額になる。空母の維持費も含めての金額である。そんな金がいまの借金大国の日本のにはない。日本は核兵器をもつべきだと言う某有名タレントに、飲み会の席で核兵器をもてない理由を長々と話した。
4.核拡散防止条約から脱退をしなければいけないこと、経済制裁と同時に、ウランを海外から輸入できなくなること、ウランが入ってこなくなると日本の原子力発電所も止まること。仮に核兵器をつくったら、核爆弾はミサイルに搭載することになる。その核ミサイル基地をつくる場所も問題になる。
5.ミサイル基地のありかは衛星ですぐにわかる。アメリカは、テキサスやネバダの砂漠のなかに、巨大な地下トンネルをつくって核ミサイルを常にその中で移動させ、衛星からもわからないようにしている。アメリカはそれが可能な広大な国土をもっており、地政学的にも有利である。核保有国イギリスも日本とおなじような小さな島国だが、イギリスは、原子力潜水艦に核ミサイルを積んで、常に北海のどこかに潜ませておく、というやり方を採っている。
6.日本が核ミサイルを持つならば、ディーゼル型の潜水艦は長期間潜っていられないので、イギリスと同じような原子力潜水艦をつくる必要がある。経済制裁でウランが入って来なかったら原子力潜水艦の原子炉の燃料がなく、原子力潜水艦は抑止力にならない。北朝鮮がアメリカ何もできないのは、原子力潜水艦がないからである。
7.その運用では、常に日本海溝なり日本海に潜ませておくためには1隻ではダメで、最低でも、3隻必要である。原子力潜水艦3隻を運用して、初めて最低限の核抑止力になる。日本はそれができない。核兵器保有論者のタレントさんも押し黙る。借金大国の日本が、それだけの予算を投入できない。いずれにしても、平成のあいだに国防問題については慌てていろんなことをやったが、どういう国をつくろうと考えたのか、さっぱりわからない。
8.日本の国は戦争中に、国民を騙すために言い替えをやった。撤退じゃなくて「転進」。「全滅」を「玉砕」。今、似たようなことをやっている。「戦闘」じゃなくて「武力衝突」、南スーダンでの「武力衝突」は間違いなく「戦闘」である。「共謀罪」を「テロ等準備罪」、公文書の情報公開を阻む法律を「特定秘密保護法」と言い、「武器輸出」は「防衛装備移転」とした。「カジノ法」は「統合型リゾート実施法」(IR法)。カジノは明らかに博打である。「移民」を「外国人材」。「単純労働者」を「特定技能者」、ヘリ搭載の護衛艦を「空母」化しても「多用途運用護衛艦」。それで肝心の安全保障関連法を平和安全法、「積極的平和主義」といった。日本は核兵器はもてない、絶対戦争のできない国であることを理解してほしい。


yuji5327 at 07:24 
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2019年12月07日

国語力が危ない

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国家百年の計は国語力の向上
現在の小学校1年生の国語教科書
十分な内容になっていない
国の土台をつくるもの
思考力
思考力の土台になる母語
重要になるのが語彙力・文脈力
武士の心得
葉隠
活字の絶対量が足りない 一年生の教科書
一年生で学ぶ漢字が少ない
六年間積み重ねても、
江戸時代の子供たちの国語力には及ばない
明治時代を過ごした人たちの残した文章
SNS
語彙の絶対量が欠けている


yuji5327 at 07:04 
共通テーマ 

骨粗しょう症の治療や予防には、医薬品、運動、食事などがあるが、簡単にできることは毎日15分間程度、日光を浴びること


「段勲(ジャーナリスト)著:熟年世代の診察室、す粗鬆症、週刊エコノミスト、2019.10.29」は参考になる。概要を自分なりに纏めると以下のようになる。
1.最近、猫背になっている、と妻から言われた。60歳の誕生日を迎えたばかり。まだ猫背になる高齢者ではない。帰宅し、壁を背にして頭、背中、尻、かかとを付けてみると「猫背」疑いの症状として、壁から頭と尻が離れた。猫背になる原因として、姿勢の悪さのほかに、高齢化に沿って骨がもろくなる骨粗しょう症がある。
2.総合病院で「骨粗しょう症」の主な検査である「血液検査」(骨のカルシウム吸収と排出せきのバランス)、「X線検査」(脊つい椎)、「骨密度検査」(骨の強弱)などを受けた結果、「骨粗しょう症」と診断された。それよりもショックを受けたのは、身体の測定で、高校時の174cmの身長が、いつの間にか3cmも減っていたことである。
3.東京慈恵会医科大学病院の斎藤充准教授(整形外科)は、「骨粗しょう症の患者数は全国に約1300万人と言われている。そのうち治療を受けている患者はだいたい15%。残りの85%は歳のせいにして、治療を受けていない。だが、早期に治療しないと、骨の強度がどんどん低下して骨折などを頻繁に起こすようになる。身長が若い時代に比べて4cmほど低下したら、骨粗しょう症を疑ってほしい」と、警告している。
4.骨粗しょう症の治療研究は、長い間、「骨密度」が中心になっていた。斎藤准教授は骨密度のほかに、「骨質」も重要な要因だと学会などで発表している。「骨は、鉄筋コンクリートの建造物に例えるとわかりやすい。鉄筋に相当するのがコラーゲンというたんぱく質で、コンクリートに相当するのがカルシウム。骨の健康を保つには、両方が重要な役割を持っていることを忘れてはいけない」と言う。
5.骨質の検査は、血液と尿を調べて、骨を支えているコラーゲンの老化状態をチェックする。その結果、A「骨質劣化型」(骨密度は高いが骨質が悪い)、B「低骨劣化型」〔骨密度が低く骨質はよい)、C「低密度+骨質劣化型」(骨密度も骨質も悪い)の大きく3種類に診断できる。同大の統計によると、骨折のリスクは、Aが健康な骨に比べて1.5倍、Bが3.6倍、Cが7.2倍と高くなる。
6.骨折と聞くと、痛そうに感じるが、痛みがほとんどない患者もいる。そのためにいつの間にか、骨が潰れる形で骨折し、1度骨折すると1年以内に5人に1人が別な部位の骨が折れてしまう。斎藤准教授は、「骨粗しょう症の治療や予防には、医薬品、運動、食事などがある。でも簡単にできることのひとつは毎日15分間程度、日光を浴びること」と話している。



yuji5327 at 06:47 
健康 

2019年12月06日

中村哲医師のことば百の診療所より1本の用水路

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アフガニスタンで銃撃され
亡くなった医師、中村哲さん
「100の診療所より1本の用水路を」と訴えた
1991年には、アフガニスタンで初めて診療所
干ばつが悪化し、水不足による栄養失調や感染症が急増
医療活動と並行して井戸を掘る活動
飲料用の井戸およそ1600本
かんがい用の井戸13本
3000ヘクタールの土地をうるおしている
砂漠のように荒れた土地
木々が生い茂る緑豊かな土地に


yuji5327 at 07:08 
池上湖心の書 

「脳機能をコンピューターで増強すれば、人間はまだまだ賢ぐなれる」という強い信念があった。


「イーロン・マスク談:超サイエンス起業家イーロン・マスクの頭の中 週刊ダイヤモンド2019/10/26」は面白い。概要を自分なりに纏めると以下のようになる。
1.サイエンスが飛躍的に発達し、SF作品のように産業と社会を変える時代のアイコンというべき人物が、米連続起業家のイーロン・マスク氏である。マスク氏は今年7月、2年前に自身が設立して以来、謎に包まれていた企業で、ニューラリンクの状況を明らかにした。
2.人間の脳とコンピューターをつなぐシステムの臨床試験について、米当局に実施許可を申請した。このシステムでは、頭蓋骨に穴を開けて大脳新皮質に電極を埋め込み、頭の中で念じるだけでコンピュータを操作することを目指す。ブレーン・マシン・インターフェース(BMI)の一つである。サルを使った実験では、実際にコンピューターを動かすことができた。
3.ニューラリンクはまず重度の障害がある人の支援に着手するが、最終目標は「人間の知能の限界突破」である。マスク氏は人工知能(AI)について、「絶対に逃れられない不死身の独裁者が現れるようなもの」などと警告してきた。この警告口の裏側には、「脳機能をコンピューターで増強すれば、人間はまだまだ賢ぐなれる」という強い信念があった。
4.環境に優しく持続可能な移動手段を目指す電気自動車メーカー、テスラ。都市空間に3次元の道路網を実現する地下トンネル掘削・運営企業、ボーリング・カンパニー。火星の植民地化を目指すロケット企業、スペースX。マスク氏はSFさながらの事業を次々と立ち上げてきた。実際、マスク氏の思考回路はSFの名作によって育まれている。
5.1971年生まれ、南アフリカ共和国出身のマスク氏は、SFやファンタジーといったフィクション小説に没頭して育った。特に愛したのは、英国のラジオ劇脚本を小説化した「銀河ヒッチハイク・ガイド」や、米ロバート・A・ハインラインの代表作「無慈悲な夜の女王」、ロシア生まれのアイザック・アシモフの一連の作品などがある。
6.今でも「アシモフのファウンデーションシリーズ(銀河帝国の崩壊と再生を描いた連作)を再読して、最高だ」とツイッターでつぶやくなど、傾倒ぶりを隠さない。こういったSFに育まれた世界観が、マスク氏の大胆なビジネス戦略を支えている。ビジネスではゲームチェンジャーが一番もうかる。荒唐無稽なほどに大胆な製品とビジネスモデルを描いた方が、既存のゲームのルールを根本から変え、企業や産業を破壊できる。
7.マスク氏がSFの古典をひもとくのは、大きく稼げる事業を求める野心と、子供時代に擦り込まれた世界観が、絶妙な化学反応を起こすからである。日本のビジネスパーソンも学ぶところがありそうだ。欧米では近年、デザイン思考の一つとして「デザイン・フィクション」が静かに浸透している。はるか遠い未来の社会をSF作品さながらに仮想し、それを基に現在の戦略を構築する手法である。
8.デザイン・フィクションを活用した例として、ライドシェア大手の米ウーパー・テクノロジーズがある。「ウーバーエア」と称する飛行型タクシーと、それが飛び交う都而のイメージを公表。壮大なビジョンを示すことで、世界各国の都市や関連製造業を自社のビジネス生態系に巻き込む狙いだ。ビジョンを実現できれば、新しい産業で覇権を握るチャンスがある。サイエンスが産業勢力図を激変させる時代。ビジネススクール的な知識だけでは私たちは生き残れない。



yuji5327 at 06:48 
新技術 

2019年12月05日

高齢運転者に限定免許

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高齢運転者による交通死亡事故
認知症対策改正道路交通法
高齢者の移動手段の確保
医師の協力体制
運転免許証の自主返納
安全運転サポート車
衝突被害軽減ブレーキ
高速道路における逆走対策


yuji5327 at 07:07 

ビジヨンに果敢に投資してGAFAを超えようとする態度は日本企業は学ぶべ。日本の産業界は、今回の失態を笑ってはいけない。


「校條浩著:シリコンバレーの流儀、WeWorkの失敗を笑うな 週刊ダイヤモンド 2019.10.26」は参考になる。概要を自分なりに纏めると以下のようになる。
1.WeWorkの米ナスダック市場への上場延期が大きな波紋を広げている。WeWorkは、2010年に創業したオフィスレンタル会社である。カリスマ的な創業者の下、巨額の資金調達を繰り返しながら猛烈な勢いでオフィススペースを拡大し、上場への準備を進めていた。上場の想定企業価値は約6・2兆円と超大で、誰もが大型上場を固唾をのんで見守っていた。
2.しかし、上場前に公開された証券登録届出書(S-1)に記載されていた事業戦略があまりにも稚拙で、将来、現状の赤字を解消し、利益を創出できるとは評価されなかった。570億ドルという想定企業価値は一気に200憶ドル以下に激減。同社に投資してきたJPモルガンやゴールドマン・サックスといった名うての投資銀行が大恥をかいてしまった。さらに、共同創業者アダム・ニューマン氏の乱脈経営が明るみに出てCEO解任に至り、今や、上場どころか、追加資金注入が滞れば倒産してもおかしくない状況である。このような失態が起きた理由は同社の大株主であるソフトバンクグループ(SBG)にある。
3.SBGは傘下の「ソフトバンク・ビジョン・ファンド(SVF)」と合わせて、WeWorkに合計100億ドル超を注入したといわれ、WeWorkの創業者に次ぐ大株主である。SVFは、SBG会長兼社長の孫正義氏がサウジアラビアなどから巨額の資金を集めてつくった、10兆円以上の世界最大のテクノロジー投資ファンドである。資金力を武器に、上場前の成長スタートアップに株価が割高であっても投資を断行して経営権を取得し、SBGコングロマリットを拡大する戦略を進めている。例えば自動車配車サービスの大手ウーバーは、WeWorkと同様に赤字企業だが、SVFはウーバーの企業価値が480億ドルの頃に過半数の株を取得した。金融界では「高値つかみ」と椰楡されたが、ウーバーは上場を果たし、企業価値が800億ドルを超えたことで投資リターンをしっかり得ることができた。WeWorkもこれと同様の戦略だった。
4.実はWeWorkの570億ドルという破格の企業価値は、SBGが設定したものだった。この「高過ぎる評価額」での資本注入が上場や、他の投資家には株式売却などの「エグジット戦略」を難しくし、結果的にWeWorkのような失態を演出してしまうことがある。
5.米国のベンチャーキャピタル(VC)業界ではSVFの評判はすごぶる悪い。WeWorkに投資していたSVF以外の投資家にとっては、SVFの「高過ぎる評価額」によって持ち株が割高になってしまい、他の投資家などへの売却が難しくなり、上場を待つしかなくなる。かといって放っておくこともできない。WeWorkの場合は赤字が続くため、投資や融資で支援し続けなければ大損してしまう。そのため、さらに資本注入を強いられることになる。WeWorkの場合は、JPモルガンが追加出資や融資をさせられる状況になった。これは「ストックホルム症候群」の心理だといえる。
6.ストックホルム症候群とは、誘拐事件や監禁事件などの犯罪被害者が生存戦略として犯人との間に心理的なつながりを築くことをいう。事件に巻き込まれて人質となり死ぬかもしれないと覚悟すると、被害者は犯人の小さな親切に対して感謝の念が生じ、犯人に対して協力的になるという。これは、自己防衛本能からくる精神状態と理解されている。
7.WeWorkの場合、SVFが高値で大型の出資をしてきたことにより、今までの投資家が監禁状態になった。既存株主は自己防衛に「誘拐」した人物(=大株主であるSVF)に協力(=追加資金注入)して、監禁状態から抜け出る(=上場)しかない。これは、他の投資家がまるでSVFの「人質」になったようなものであり、VC業界のエコシステムを乱すものである。
8.一方で、SBGが大きなビジョンを持って、思い切った投資をする姿勢は素晴らしい。そもそもオフィス賃貸ビジネスの一種であるWeWorkの事業モデルをSBGが有望と考えたのは、そこに壮大なビジヨンを見たからである。
9.WeWorkは一般的なオフィス物件を借り上げ、それを上質なコワーキングスペースに改装して、個人単位で貸し出すビジネスモデルである。コワーキングスペースは、入居者が個室ではなく、オープンスペースで仕事をする場所で、イベントや入居者同士.のコミュニティーを付加価値としている貸しオフィスの新しい形態である。起業やイノベーション活動の高まりの中で、その数は世界中で急拡大している。
10.ただ、コワーキングスペースは付加価値があるとはいえ基本的にはまた貸し業であり、利幅は薄く、倍々で利益が伸びる性格のものではない。それでも多額の資金を調達できたのは、共同創業者ニューマン氏のビジョンの魔術である。
11.「われわれは、美しいシェアオフィスを提供するだけでなく、われわれ一人一人が満ち足りた人生を謳歌できるコミュニティーを提供する」と説き、ミレニアル世代のための「物理空間のソーシャルネットワーク」を提供すると常々語っている。
12.現在のソフトウエアビジネスの流れであるSaaS(必要なときだけ使えるソフトウエアのサービス化)をもじって.、Space-as-a-Serviceeだと豪語していた。「不動産」や「賃貸」のような言葉を一切使わず、WeWorkが最先端のテクノロジー企業であるというイメージの獲得に成功した。
13.一方、SBGの孫氏は、GAFAを凌駕するような大型テクノロジー企業のコングロマリットを傘下に形成したいという野望がある。ソフトウエアやインターネットが、事業創造や産業転換を進めていくというビジョンに対して、WeWorkの「物理空間のソーシャルネットワーク化」や"SaaSが琴線に触れたようだ。
14.ビジヨンを掲げながら果敢に投資してGAFAを超えようとする態度からは日本企業は学ぶベきである。日本の産業界は、今回の失態を決して笑ってはいけない。

yuji5327 at 06:49 
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2019年12月04日

健康長寿食事と運動

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健康長寿のための12か条
1.食生活
2.お口の健康
3.体力・身体活動
4.社会参加
5.こころ(心理)
6.事故予防
7.健康食品やサプリメント、
8.地域力
9.フレイル
10.認知症
11.生活習慣病
12.介護・終末期
東京都長寿センターより。


yuji5327 at 07:12 
池上湖心の書 

人類は平和になってきた。集団間の競争の種はあっても、戦う以外の選択肢もある。現代の世は、紛争解決のために他の道を目指す。


「長谷川眞理子(総合研究大学院大学学長)著:人類が刻んできた戦争の歴史動物にもある"戦いと闘争" 週刊ダイヤモンド、2019.10.26」は面白い。概要を自分なりに纏めると以下のようになる。
1.人類は、有史以来ずっと戦争をしてきた。20世紀の2つの世界大戦は言うまでもなく、紀元前のペルシャ戦争、モンゴルのチンギスハンによる侵略と虐殺、中米のアステカ文明での戦争など、戦争と虐殺の事例は枚挙にいとまがない。
2.ヒト以外の動物でも、このような戦争はあった。区別しておかねばならないのは、個体同士の攻撃と、個体が集まった集団同士の攻撃である。同じ種に属している個体同士の聞では、食物や配偶相手を巡る競争がかなり激しい。そこで、同種の個体間には、しばしば攻撃行動が見.られる。しかし、相手を殺すところまで攻撃がエスカレートすることは多くない。例外は雄による子殺しである。サルの仲間やライオンなどで、新しく群れを乗っ取った雄は、その群れにいる離乳前の赤ん坊を全部殺すことがある。それは、前の雄との間に生.まれた赤ん坊に雌が授乳していると、その間、雌は発情しないので、新しい雄自身の繁殖のチャンスが奪われるからである。赤ん坊を殺してしまえば、雌は発情し、その雄の配偶のチャンスが来る。これは、繁殖を巡る競争が非常に強い場合の雄の戦略である。シカなどの有蹄類は、雄同士が角を突き合わせて戦う。雌や縄張りの獲得が目当てである。そのとき、運悪く角が刺さってしまえば、それがもとで死んでしまうこともある。このような闘争による雄の死亡率は、1〜3%ぐらいと推定されている。負けそうだと判断したら、雄は戦いをやめて退却するので、死に至るケースは少ない。
3.個体同士の間の攻撃でなく、集団同士の戦いは、群れを作って一緒に暮らしている動物では、餌や縄張りを巡って、集団間の闘争が起こることがある。例えばライオンは、血縁関係にある雌同士が集まって群れを作っている。別の集団の雌とは血縁関係にない。そして、雌の集団同士の間には、縄張りを巡る激しい競争がある。.雌の中で一番順位の高いアルファ雌は、周囲の群れが縄張りを荒らしに来ないか、常に見張っている。そして、別の集団が近づいてくると、彼女が先頭に立ち、みんなで結束して闘争する。この戦いで傷つく雌もいるが、どんどん殺されることはない。形勢が悪いとみた方の群れが撤退するからである。
4.ライオンというと、たてがみの立派な雄を思い浮かべるが、雄は、このような戦いには関係しない。彼らは、よそからやって来て、群れに居候させてもらっている身であり、ライオンの群れとは、血縁関係にある雌たちの集団である。霊長類であるチンパンジーは、ライオンとは逆で、こちらは、血縁関係にある雄たちの集団である。チンパンジーの雄同士は、時に結束して、隣接する集団を襲う。野生チンパンジーの行動観察は、幾つかの場所で、何十年にもわたって続けられており、長期研究から明らかになったのは、彼らが隣の集団を襲ってそこの雄を殺してしまうことがある。そんなとき、群れの雄たちは、音を立てないように注意しながら、みんなでこっそりと隣の縄張りに侵人する。そして、単独でいた雄を見つけ、みんなで襲い掛かって殺してしまう。
5.タンザニアのゴンベ国配公園のチンパンジーの観察では、このようにして1匹、また1匹と雄が殺され、一つの群れが消滅してしまったことが記録されている。そうなると、雌は全.部、勝った方の群れに合流する。こうして、勝った群れは、餌も雌も手に入れる。これは、ヒトが行う戦争という行為に一番近い。自集団と他集団との区別があり、相手を襲うという計画のようなものがある。
6.ヒトの戦争では、ヒトは、同じ文化を共有する「内集団」と、そうではない「外集団」とを区別し、内集団で互いに共感することにより、目的を共有し、自己犠牲も厭わない。また、物事の因果関係を推論することができるので、競争の状態や戦ったときの結果、何をすれば相手を確実に殺せるかなどを理.解できる。このあたりは、チンパンジーとは違う。昔からのさまざまな部族社会において、集団間戦争がどのくらいの頻度であったのか、その様牲者はどれほどであったのかを調べた研究がある。それらによると、狩猟採集民、農耕民、牧畜民などの小規模な伝統社会においては、集団間の戦いは1年から5年に1度ぐらいは起こっていたらしい。いつもほとんど戦争状態という社会も多くあった。
7.そして、年間10万人当たりにして40人から700人ぐらいの犠牲者が出ていた。米ニューヨークの殺人率が高かったときで、殺人の犠牲者は10万人当たり10人ほどだったので、この数字のすごさが分かる。
8.2016年に、ケニアのトゥルカナ湖のほとりで1万年前の狩猟採集民の遺跡が見つかった。遺骨の状態を調べたところ、何人ものヒトが虐殺されていたことが分かった。多くの骨に、明らかな撲殺の跡があった。戦いの原因は不明だが、先史時代の狩猟採集社会も、平和とは限らなかっ。
9.進化心理学者のスティーブン・ピンカーは、戦争をはじめとするあらゆるタイプの暴力の人類史を研究し、有史以来、現代に至るまでの間に、人類の暴力が徐々に減ってきたことを明らかにしている。2度の世界大戦や、最近のテロ事件などはあるが、大筋として、人類は.平和になってきている。集団間群れの競争の種はあっても、戦う以外の選択肢もある。現代の世に近づくにつれ、人命は尊いものとなり、紛争解決のために他の道が目指されるようになってきた。-


yuji5327 at 06:48 

2019年12月03日

ゲーム依存生活に影響

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ゲームへの依存
全国規模の調査
ゲームに費やす時間が長いほど
仕事や健康に悪影響
WHOが「ゲーム障害」という病気として認定
社会全体で対策に取り組む
世界的に調査や研究が進む
ソニー・インタラクティブエンタテインメント
任天堂、
日本マイクロソフトなど
190以上のゲームを手がける企業
ペアレンタルコントロール
保護者が事前に利用できる時間の長さや時間帯を設定


yuji5327 at 07:05 
池上湖心の書 
池上技術士事務所の紹介
261-0012
千葉市美浜区
磯辺6丁目1-8-204

池上技術士事務所(代表:池上雄二)の事業内容
以下のテーマの技術コンサルタント
1.公害問題、生活環境、地球環境
2.省エネ・新エネ機器導入
のテーマについて、
・技術コンサルタント
・調査報告書の作成
・アンケート調査・分析
・技術翻訳、特許調査
を承ります。
有償、無償を問わず
お気軽に下記にメールをください。
ke8y-ikgm@asahi-net.or.jp

工学博士、技術士(応用理学)、
公害防止主任管理者、
騒音防止管理者の資格で
お役に立ちたいと思います。

池上湖心 プロフィール
○略歴
大東文化大卒、
在学中 上條信山に師事
書象会に所属、書象会理事
審査会々員
○作品展の開催
・主宰している「さざ波会」
 作品展を毎年8月開催
(於:稲毛ギャラリー)
・土曜会(グループ展)
 作品展を毎年10月開催
(於:銀座大黒屋)
○公募展の受賞、入選
・日展入選
・読売書法展(現在理事)
 読売奨励賞
 読売新聞社賞
・謙慎展(現在理事)
 春興賞の受賞:2回
○書道教室
・学生:月曜日
・一般:火曜日、水曜日





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