2017年09月29日

衆議院解散

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衆議院が国会の召集日に解散
昭和41年、昭和61年、平成8年
4回目
10月10日公示、
22日投票
消費税の使いみちの見直し
憲法改正、
安倍総理大臣の政治姿勢



yuji5327 at 06:48 
池上湖心の書 

ヒトには2万5000種類のタンパク質があるが、機能がわかっていない。ヒトのタンパク質はいまだに新しいものが次々と発見されている。遺伝子がもつ情報を元にタンパク質が作られる。

「池上彰、岩崎博司、田口英樹著:
池上彰が聞いてわかった生命のしくみ、東工大で生命科学を学ぶ、朝日新聞出版、2016年9月」は面白い。「第2章:細胞の中では何が起きているのですか?」の「代謝とは何ですか」の印象に残った部分の概要を自分なりに補足して纏めると以下のようになる。
1.代謝というのは、細胞が増えたり活動をしたりするときに、細胞の中で起きるいろいろな化学反応や物質のやりとりを一括りにしたものである。たとえば、DNAを複製する化学反応も、細胞の外にあるブドウ糖を細胞内に取り込むことも代謝である。
2.代謝は、ほとんどの場合は、「タンパク質」がたらいている。タンパク質は物質の分類として食べるときのタンパク質と同じものである。食べたタンパク質がそのままはたらくのではなく、食べたタンパク質は一度細かく分解され、自分が生きていくために必要なタンパク質に再構築される。
3.細胞内で再構築されたタンパク質は、細胞が生きていくための機能、生命現象のすべてを司っている。タンパク質があるから生命は成り立っている。生命が何かをするときには、必ずタンパク質が関わっている。生命の中で緻密なしくみを運用しているのがタンパク質である。
4.タンパク質が具体的にしていることは、「生きている」という言葉のイメージは、まずは「呼吸をする」だが、「呼吸をする」ということは、空気中の酸素を吸って身体の隅々まで運んで、最後は二酸化炭素を吐くことである。詳しは、酸素を取り込んで、食べたものの中からエネルギーを取り出す。血液を通じて身体の隅々まで酸素を運ぶのは、赤血球という細胞の中にある「ヘモグロビン」という名前のタンパク質である。
5.ごはんを食べたとき、消化酵素が食べ物を細かく分解する。炭水化物を分解する消化酵素はアミラーゼなど、脂肪を分解する消化酵素はリパーゼなど、栄養素としてのタンパク質を分解する消化酵素はペプシンなど、分解するものそれぞれに対して消化酵素がある。。これらの消化酵素もすべてタンパク質である。
6.消化酵素は有名だが、それもタンパク質である。食べものの中にある炭水化物は、消化酵素によってブドウ糖という物質まで分解される。ブドウ糖は多くの細胞に取り込まれ、細胞内でさらに多数のタンパク質によって分解され、最終的に生命が生きていくために必要なエネルギーを作る。
7.「生きている」というと、心臓が動くというイメージがある。心臓の拍動は、筋肉が動くことによって起きるが、筋肉を細かく見ると、そこには動くタンパク質、エネルギーを使って形を変えるタンパク質がある。タンパク質分子一つひとつは10億分の1m単位という目に見えない小さな世界にあるが、それが多く集まれば心臓の拍動という、私たちが実感できるほどの大きな力を生み出す。
8. DNAの複製のときに関わるタンパク質の中心となっているのは、DNAポリメラーゼというDNA合成酵素である。タンパク質の機能を説明するとき、生命の中で何でもやっていると表現するのが一番いい。タンパク質を分解するのも消化酵素というタンパク質だし、自分に必要なエネルギーやDNAを合成するのもタンパク質である。場所が違えば、まったく別の種類のタンパク質がはたらいていて、生命の中では何千種類、何万種類というタンパク質がうまく調和を取りながらはたらいている。
9.ヒトには2万5000種類のタンパク質があるが、機能がわかっていない。ヒトのタンパク質はいまだに新しいものが次々と発見されている。遺伝子がもつ情報を元にタンパク質が作られる。遺伝情報の総体であるゲノムがわかれば、タンパク質が何種類あるのか推測できる。ゲノムに何種類の遺伝子があるかわかれば、そこからタンパク質の種類もわかる。10.人間の場合、ゲノムは2003年に全部解読されている。DNAの塩基配列が全部わかっていて、どこが遺伝子で、どこがタンパク質を作るところか、大体の予想はついていて、それが2万5000種類くらいである。
11.人間のゲノムを解読しようとした1990年代の予想からすると、すごく少ない。たとえば、バクテリアである大腸菌には、遺伝子が4000種類くらいある。人間のほうがずっと複雑なので、人間にはとてつもない数の遺伝子があると、1990年代までは思われていた。大腸菌が4000種類くらいなら、人間は10万種類くらいだろうという予想もあったが、実際は人間の遺伝子は2万5000種類くらいしかなかった。大腸菌の6倍しか違いがなかったのは衝撃的だった。
12.約2万5000種類の遺伝子から、少しずつバリエーションの変わったタンパク質が作られることも、最近わかってきた。バリエーションとは1種類の遺伝子から数種類のタンパク質を作り出すしくみがあるということである。「遺伝子の数の違い」と「生物の複雑さ」対応するほど単純ではない。人間とチンパンジーとで遺伝子の数はそれほど変わらない。
13.遺伝子数はほぼ同じで、ゲノム全体でも約98%は同じで、たった2%の違いだが、そこから作られるタンパク質の機能はだいぶ違ったものになる。人間のタンパク質約2万5000種類がいつも同じ場所ではたらいているのではなく、必要なときに必要な場所で、必要な分だけ作られている。
14.タンパク質は適材適所に配置されている。ヘモグロビンは赤血球で、消化酵素は消化器官で、というように、どのタンパク質をどこで作らせるのかは厳密にコントロールされている。タンパク質を作るのもタンパク質である。自分で自分を作るようなものである。


yuji5327 at 06:34 
健康 

2017年09月28日

21世紀への階段

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民進党の前原代表
希望者は全員
希望の党から立候補
事実上合流
日本をリセット
民進党の候補者に党の公認は出さず、
21世紀への階段
本気度が試されている

yuji5327 at 06:48 
池上湖心の書 

アベノミクスは、安倍晋三首相はじめ政府首脳が高度経済成長の成功体験をひきずり、頑張れば成長できると信じ込んでおり、時代錯誤である

「水野和夫(法政大学教授)著:米国のトランプ現象は茶番劇、既成秩序が崩れる危機の時代、
エコノミスト、2017.1.10」は参考になる。印象に残った部分の概要を自分なりに補足して纏めると以下のようになる。
1.歴史の危機で一つの秩序が終わり、次の秩序へと向かうには、人々の世代交代を待つ必要がある。旧秩序の時代に築いた遺産で生活する代がいなくならない限り、新しい時代の担い手は出てこない。日本はすでに新世代が登場する時期に差し掛かっている。90年代以降に生まれた世代は、物欲が薄く、物質心主義の世代とは価値観が異なる。彼らが時代を担うようになれば、政策も変わっていくだろう。
2.日本は世界に先駆けて穏便に新しい秩序を構築できる恵まれた立ち位置にある。経済学者ケインズは、ゼロ金利は「利子生活音の安楽死」をもたらし、革命を経ずに大きな社会改革が可能と指摘した。現代の日本とドイツがそうした状態にある。社会のすみずみに資本がいきわたりゼロ金利の状態であり、分配による社会改革が可能な状態にある。
3.資本が希少性を保っている間は、人々は資本の奪い合いをしなければならず、エスタブリッシユメントへの反抗や弾劾、そして革命を経なければ新秩序への移行は難しいが、日独は状況が異なる。
4.経済成長を追い求め続ける近代資本主義の延長線上でしか思考できないのは残念である。アベノミクスは、安倍晋三首相はじめ政府首脳が高度経済成長の成功体験をひきずり、頑張れば成長できると信じ込んでおり、時代錯誤であることに早く気づくべきである。政府よりも市場の方がより効率的な資本配分ができるという市場原理主義に根ざす新自由主義も茶番でしかない。




yuji5327 at 06:37 
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2017年09月27日

秋の味覚異変

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サンマや秋サケは今年も不漁
夏の日照不足
果物や野菜は収穫が減少傾向
台風18号による農作物の被害
三陸有数のサンマ水揚げ港
今年は9月中旬までゼロ
さんまふるさと便も中止
不漁の大きな要因
日本や台湾、中国過剰な漁獲
今年の全国の水揚げ量
1万4500トン
前年同期の半分
秋サケ北海道の漁獲匹数
前年同期比3割減



yuji5327 at 06:53 
池上湖心の書 

人間には2万5000種類くらいのタンパク質があり、それらを作るのもまたタンパク質である。ロボットがロボット自身の部品を作っているようである。。

「池上彰、岩崎博司、田口英樹著:
池上彰が聞いてわかった生命のしくみ、東工大で生命科学を学ぶ、朝日新聞出版、2016年9月」は面白い。「第2章:細胞の中では何が起きているのですか?」の「タンパク質はどんな形をしているのか」「酵素、コエンザイム、ビタミンとは何ですか」の印象に残った部分の概要を自分なりに補足して纏めると以下のようになる。
1.人間には2万5000種類くらいのタンパク質があり、それらを作るのもまたタンパク質である。ロボットがロボット自身の部品を作っているようなものである。タンパク質のことを「マシン」と表現し、ナノメートルサイズのマシンなので「ナノマシン」と呼ぶこともある。
2.生体内のナノマシンは、とても巧妙なしくみをもっている。たとえば、細胞の中で使われるエネルギーはアデノシン三リン酸(ATP)という分子として流通しているが、ATPを作るタンパク質「ATP合成酵素」は、回転しながらアデノシン二リン酸(ADP)とリン酸からATPを作っている。
3.このATP合成酵素はミトコンドリアにあり、ごはんとして食べたデンプンは次々に分解され、最終的にここにたどり着く。このATP合成酵素が回転することで、ATPというかたちでエネルギーが作られる。
4.このタンパク質が回転することでエネルギーが作られている。細胞の中でいろいろなものを運ぶタンパク質があるが、このタンパク質は足があって歩く。このタンパク質「キネシン」は、ATPを使って歩く。しかも、向きをもって歩く。普通の分子はランダムに動くが、キネシンは決まつた場所に向かって歩く。レールの上を歩くが、このレールもまた「微小管」というタンパク質である。
5.消化酵素などの酵素もタンパク質である。酵素というのは、化学反応を助けるタンパク質のことです。たとえば、消化を助けるタンパク質は消化酵素という。酵素は英語でエンザイム(enzymeという。サプリメントなどのコエンザイムQ10とは日本語で「補酵素」と訳されているもので、タンパク貨ではないが、酵素を助ける、潤滑油のようなものである。補酵素は、酵素がちゃんとはたらくために必要である。
6.ビタミンは、人間が自分の体内で作ることができない微量の栄養素の総称で、多くは、酵素のはたらきを助けるものなので、ほとんどのビタミンは補酵素としてはたらく。補酵素のうち、体内で作ることができず、食べ物で外から持ち込むものがビタミンである。ビタミンは最近、サプリメントとして単独で売られていて、大事な栄養素と思われているが、、実際には酵繁があってこその補酵素である。
7.タンパク質は、「アミノ酸」という分子がつながったもので、生体中のタンパク質は、20種類のアミノ酸からできている。食べたタンパク質は、最終的にアミノ酸に分解される。分解物であるアミノ酸は、生体内で新しく作られるタンパク質の材料になる。食べたタンパク質をそのまま使うのではなく、バラバラにしてから、自分にとって都合のいいものに作り替える。タンパク質はアミノ酸が一直線につながったものである。
8.タンパク質はすべて、20種類のアミノ酸からできている。20種類しかないのに、組み合わせることでいろいろな形ができて、何でもこなすのが、タンパク質の面白いところである。


yuji5327 at 06:41 
健康 

2017年09月26日

解散表明

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安倍総理大臣
消費税の使いみち見直し
国民の信を問う、
10月10日公示
22日投票
人づくり革命
子育て世代への投資
東京都の小池知事
若狭勝衆議院議員ら
新党「希望の党」を設立
個人で乗れる人
勝っていける環境作り


yuji5327 at 06:46 
池上湖心の書 

理想的なEVは、プラグインハイブリッド車になる。これからのEVは都市部ではバッテリー充電が不足郊外ではガソリンという形になる。

2017/9/22付けの 大前研一さんの「 ニュースの視点」(発行部数 168,211部)は「中国自動車市場/三菱自動車/欧州自動車市場/ソーラーカー〜急速なEV化は日本の自動車産業の裾野を破壊する」と題する記事である。概要を自分なりに纏めると以下のようになる。
1.中国政府がガソリン車やディーゼル車の製造・販売禁止の検討を始めた。フランスと英国が2040年までに禁止を表明したことに追随し、導入時期の検討に入った。EVを中心とする新エネルギー車に自動車産業の軸足を移し、環境問題などに対応する考えである。
2.中国の自動車産業は今でも2500万台規模だが、これが実現すれば中国の電気自動車は世界最大規模になる。カリフォルニア州と中国は、EVのみを許可するとも言われている。中国はフランスと同じようにプラグインハイブリッド車も認めると思われる。
3.EV化の波は、この1ヶ月で急速にトレンドが形成されました。日本も対応を誤ると、大変な事態になる。EV化対策に成功し、上手にシフト出来た場合にも、日本には課題がある。日本が世界に誇る部品産業が大打撃を受ける。EV化は数十年かけてやるくらいで考えないと、日本にとっては自動車産業の裾野のが大きく壊されるリスクがある。
4.三菱自動車は中国での販売店舗を2017年度に16年度比4割増の300店に増やす方針を明らかにした。環境規制強化でガソリン車の販売が禁止されることをにらみ、プラグインハイブリッド車など新エネルギー車の投入に備えるものである。販売が好調なロシアとインドネシアでは増産を検討する。
5.昨年、日産自動車が三菱自動車の約3割の株式を保有し、アライアンスを組んだ。なぜ100%保有しないのか理由がわからない。三菱自動車は経営陣がしっかりしていれば、
日産・ルノーにとっても大きな役割を果たしてくれる存在になる。三菱自動車の強みは、日産・ルノーが弱い地域で強いこと、そして電気自動車に強いことである。
6.三菱自動車の地域別販売台数を見ると、ロシア、北米、日本、中国となっていて、日本以外での販売台数が多くなっている。その他の地域での販売台数も多く、中東、アフリカ、中南米などにおいても、20万台も販売している。パジェロ、ランサーなどが田舎の悪路で人気を得ている。
7.将来の電気自動車を見据える意味もあり、現時点でも地域補完の効果は大きく、日産・ルノーにとっては非常にありがたい存在である。
8.日経新聞は「欧州勢のEVシフト鮮明」と題する記事を掲載した。ドイツで12日、フランクフルト国際自動車ショーが開幕し、独フォルクスワーゲンは約300ある全車種に電気自動車(EV)かハイブリッド車(HV)のモデルをそろえることを明らかにした。またダイムラーやBMWもEVの品揃えを拡充する方針で、これまでの自動車と同様、いかに使いやすく魅力的なEVを低価格で提供できるかの勝負になってきた。
9.各社の電動化戦略を見ると、VW、ダイムラー、BMW、ルノー、ジャガー・ランド・ローバーなどは明確に方針を示した。一方で、トヨタは全方位体制で、ホンダも若干腰が引けている。トヨタは本格的に取り組み始めれば、すぐにでも優位性を発揮できると思う。理想的なEVのあり方は、プラグインハイブリッド車になるからである。これまでのハイブリッド車では、馬力を必要とする時に動力源を切り替えていたが、これからのEVは都市部ではバッテリーで動くようにして、バッテリー充電が不足する可能性が高い郊外ではガソリンで動くという形になる。
10.この形式のプラグインハイブリッド車が主流になれば、現在のEVよりも圧倒的に安定感が増す。ハイブリッド車に関して、トヨタには多くの経験とノウハウがあるから、優位性を確保することは難しくない。
11.EVのダークホースはソーラーカーである。日経新聞は12日、充電なしでEV走れるソーラーカーの新星続々、と題する記事を掲載した。オランダアイントホーフェン工科大学の卒業生が立ち上げたライトイヤー社が自社で開発したソーラーカーの予約を開始したと紹介した。また中国の漢能(ハネジー)控股集団も昨年、太陽光発電だけで走る試作車を公開した。
12.ソーラーカーは屋根にパネルを入れることで、走行中に太陽光発電により充電し、プラグインを必要としない仕組みである。もちろん、天候による影響も大きく受けるが、EVのあり方としては、ダークホース的な存在で見逃せない。

yuji5327 at 06:33 
新技術 

2017年09月25日

電気自動車の光と影

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日産リーフ
航続距離400km
事実上無理に近い
従来型リーフ
カタログ上航続距離は280km
現実的な航続距離だと180km程度
400kmになった新型
カタログ値の65%260km
充電しなさいという表示
EPA(米国環境保護庁)表示
ガソリン車だとカタログ燃費と実燃費が違う
一般認識
電気自動車400km
疑わない


yuji5327 at 06:51 
池上湖心の書 

日米でアジア・太平洋が仕切れるとは思われない。ロシアも中国も居る。日米同盟は日英同盟と同じ運命をたどるのかと懸念される。

「片山杜秀著:闘論席、
エコノミスト、2017.1.10」は参考になる。概要を自分なりに纏めると以下のようになる。
1.日英同盟は1902(明治35)年から20年保たれた。そのおかげで、日本は日露戦争を国際的に孤立せずに戦えた。第一次世界大戦にも英国の側に立って参戦し、戦勝国になれた。日英同盟は近代日本の右肩上がりを支えた、と言ってよい。
2.同盟には寿命がある。日英同盟も1923(大正12)年、つまり第一次世界大戦の終了から5年後に廃棄された。第一次大戦期まではアジア・太平洋地域を、日英が手を携えればかなり仕切れたが、その後は米国が勢力を増し、太平洋へ、アジアへ。勢力拡張をはかってきた。日英の絆で米国を抑えることはもはや無理だった。
3.そのときの米国の立場は、日英同盟があると、アジア・太平洋での日米や米英の協力関係も進展しにくい。日英同盟はやめてもらい、米国も参加する多国間条約を新たに締結しようということで日英同盟はなくなり、日英米とフランスによる4力国条約が結ばれた。4.その結果、日本は日英同盟時代の英国のような力強いパートナーを失った。4力国条約は住み分けて共存することを意図する内容で、国家間に協力関係を築くのとは違った。日本は次第に孤立の道を歩んだ。
5.そんな歴史の経過を、ロシアのプーチン大統領来日で思い出した。日露平和条約の締結を目指す日本政府に対し、プーチン氏は日米同盟が障害になるといったニュアンスのメッセージを発した。戦後日本の右肩上がりを支えてきた日米同盟にも陰りが生じがち。もはや日米でアジア・太平洋が仕切れるとは思われない。ロシアも中国も居る。日米同盟は日英同盟と同じ運命をたどるのかと懸念される。
6.米国のトランプ次期大統領とプーチン氏の時代に日本が孤立化に向かわないように。外交のかじ取りはよほど慎重であらねばならない。


yuji5327 at 06:37 
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2017年09月24日

米金融政策

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米連邦公開市場委員会(FOMC)
予想通り、米金利が上昇
ドル全面高
北朝鮮巡る緊張
北朝鮮外相が「太平洋での水爆実験」示唆
世界の債務は1京8000兆円


yuji5327 at 06:51 
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酵素入り○○というサプリメントは、体内ではアミノ酸にまで分解されるため、サプリメントの酵素が体内で作用することはないが、酵素で作られた成分が人間に作用することはある。

「池上彰、岩崎博司、田口英樹著:
池上彰が聞いてわかった生命のしくみ、東工大で生命科学を学ぶ、朝日新聞出版、2016年9月」は面白い。「第2章:細胞の中では何が起きているのですか?」の「タンパク質はどんな形をしているのか」「コラーゲンを食べるとお肌がぶるぶるになるのは本当ですか」「遺伝子組換え食品が有害把というのは思い込み?」「良質なタンパク質や必須アミノ酸とは何ですか」の印象に残った部分の概要を自分なりに補足して纏めると以下のようになる。
1.タンパク質のなかで、有名なのはコラーゲンである。コラーゲンを食べると、お肌がぷるぷるになるといわれるが、食べたタンパク質がそのまま体内で使われることはあり得ない。コラーゲンは三重らせん構造で、三重らせん構造をとることで、コラーゲンは固いファイバーの役割を果たす。ファイバーがびっしりとあることで、皮膚などで強度や弾力性が生まれるの。
2.コラーゲンは牛や豚など、いろいろな生物でファイバーとして機能している。それを食べると、一度アミノ酸にまで完全に分解され、そのアミノ酸が材料となって人間のタンパク質が作られる。直接同じコラーゲンが使われたり、コラーゲン合成のためだけに使われたりしない。
3.コラーゲンを含めたすべてのタンパク質のパーツとして使われる。コラーゲンの場合、グリシンやプロリンなど、特定のアミノ酸が多く使われているので、そのアミノ酸を多く摂取するという意味ぐらいはある。食べたコラーゲンがそのまま体内で使われるわけではない。
4.同じことは酵素にも当てはまる。「酵素入り○○」というサプリメントが販売されているが、タンパク質である酵素も体内ではアミノ酸にまで分解されるため、サプリメントの酵素そのものが体内で作用することはあり得ない。ただし、製品の中で酵素によって作られた有効成分が人間の体に作用することはあり得る。
5.コラーゲンを食べても全部アミノ酸に分解されるというのなら、遺伝子組換え食品も同じことがいえる。食べたものは、遺伝子組換え食品であろうがなかろうが、生体内では区別されずに分解される。遺伝子組換え食品は人間の体に有害かどうかは、食べて、タンパク質を分解するしくみを考えれば問題ない。遺伝子組換え食品を食べても、どんなタンパク質もアミノ酸に分解されるだけだから、別に害のあるものではない。
6.私はそう思います。ある特定の遺伝子を組み込んで、ある特定のタンパク質を作るようにしたたけてあって、製品のパッケージにある「遺伝子組換え大豆は使用していません」などの表示は、生命科学の立場からすると意味がない。食べものを消化するときに限れば、問題ない。そのほうが売れてしまうという現状があり、科学的根拠とは離れたところの議論になっている。
7.遺伝子組換え食品で問題があるとするなら、食品の安全性とは別のところ、すなわち、生態系への影響である。遺伝子組換え大豆だけが生き延び、それ以外の植物は生えてこないなら、害虫や微生物を含めた、その土地の生態系が変わる可能性はある。
8.「良質なタンパク質」の、良質なとは、「必須アミノ酸」がバランスよく入っている食品のことである。必須アミノ酸というのは、何が必須なのですか。生命を維持するのに必須のアミノ酸とは、20種類のアミノ酸はどの生命にも必要です。アミノ酸のうち、自分の体内で作ることができるものもあれば、できないものもある。自分で作れないものを必須アミノ酸と呼んでいる。ヒトでは20種類のアミノ酸中9種類が必須アミノ酸となる。
9.「バランスよく」とは、コラーゲンの場合、一部のアミノ酸だけが大量に使われている。グリシンというアミノ酸だけで30パーセント以上、プロリンとそれに似たもので20パーセント、アラニンで10パーセントを占めている。コラーゲンはアミノ酸バランスの悪いタンパク質である。
10.必須アミノ酸は生物種によって異なる。ヒトの場合は、ヒスチジン、イソロイシン、ロイシン、リシン、メチオニン、フエニルアラニン、トレオニン、トリプトフアン、バリンの9種類。大人のラットは、ヒトの9種類の必須アミノ酸にアルギニンを加えた10種類が必須アミノ酸となる。


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健康 | 新技術

2017年09月23日

首相国連演説

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環球網
安倍晋三首相の国連演説
会場に空席が目立った
トランプ米大統領との違い
聴衆の数が全然違う
真剣に聞いている代表団
それは日本の代表団
北朝鮮の代表が最前列の席
しっかりメモ
なぜ聴衆がこれほど少なかった?
日本のネットユーザーの反応


yuji5327 at 06:52 
池上湖心の書 

安価で性能もいい競合商品が登場し、ブランドの価値と価格の乖離が目立ち、錯覚の上に成立つブランドが、成立たなくなった。

「大前研一著:爆買いバブル崩壊、百貨店業界の苦肉の策、
PRESIDENT,2017.1.16」は面白い。
1.長期低落が続く百貨店業界は、爆買い需要は一瞬の気の迷いで、ブームが1年半ほどで消え去ると、その反動で売り上げが大幅に減速、再び販売不振の泥沼に沈みかけている。百貨店が置かれている状況は東京銀座に行くとよくわかる。有楽町駅から銀座4丁目方面に延びている晴海通り、松屋通りなどの両側には、今や高級ブランドのブティックが立ち並んでいる。銀座といえば昔は三越や松屋がある銀座通り〔中央通り〕がメインストリートで、歩行者天国も催されるし、ブランドのショップも集まっていた。しかし現在は有楽町駅から縦に延びる通りに高級ブランドの出店が集中して、マロニエ通りなどの不動産価格が高騰している。
2.銀座の高級ブティックともなれば賃料は年間億単位だし、店員だってバーガーショップのアルバイトのようなわけにはいかない。警備も24時間必要。コスト計算すると、売り上げでペイすることはまずない。銀座に出すような店舗は、いわゆるフラッグシップ(旗艦店〕であり、広告宣伝塔の役割が大きい。ゆえに採算度外視のケースが多い。
3.ブランドが路面店を出す理由は、銀座の百貨店でも取り扱っているが、世界中の名品が集まる百貨店ではブランドは埋没してしまう。ブランドの跡面店が華やかに通りを彩るのと対照的に.「日本一の百貨店」と言われてきた伊勢丹新宿本店でさえ、販売不振で業績を下げている。売れなくて困っているのはブランドも同じである。150万円の高級ブランド時計も1500円の香港製の時計も精度や耐久性はそれほど変わらない。どちらも同じシチズンのモジュールを積んでいる場合が多い。ダウンジャケットなど防寒着の分野においてもユニクロなどの製造小売りが1万円もしないで買える商品を出している。高級ブランドの商品と、それ以外の値段が10分の1、100分の1で買える商品の機能的な差異はほとんどなくなっている。
4.イタリア製とかフランス製というだけでは見向きもされなくなっている。高級ブランドのメーカーはこの30年間、労働コストの安い近隣の国に製造拠点を移し、たとえば「メイド・イン・イタリー」といえば高級品のイメージがあるが、シャツやドレスはルーマニア、靴やバッグなどの革製品はトルコでつくっている。素材の木綿は大体エジプト綿かトルコ綿。貝殻でできたボタンはフィリピン製が多い。縫糸もエジプト産やトルコ産。それらを集めてルーマニアで縫製して、最終的にイタリアに持ってきて包装する。「メイド・イン・イタリー」をプロモートするイタリア政府はルールを変更して原産地証明の必要をなくした。ルーマニアで縫製していても、付加価値の一部がイタリアで加えられていれば堂々とイタリア製と表示できるようにした。
5.製造コストを下げる一方で、ブランドイメージをアップするために莫大な宣伝広告費をつぎ込むのがブランド商法の実態である。安価で性能もいい競合商品が登場してきたことで、ブランドの価値と価格の乖離が非常に目立つようになり、錯覚の上に成立つてきたブランドが、成立たなくなってきた。これから先、本当の価値を提供できるブランドでなければ、生き残るのは難しい。百貨店のディスプレイとスペースだけでは物足りない。
6.ネット通販の発達も影響が大きい。以前は本やDVDのような左脳型商品〔選択肢がーつしかない商品〕は問題ないが、ファッションやバッグ、ジュエリーなどの右脳型商品〔人によって好みやサイズか異なる商品〕はネットでは売れないと言われた。今は右脳型商品でも質感がわかるように映像を工夫しているし、色やサイズのバリエーションも豊富。返品率はぐっと下がっている。ショッピングチャンネルが好調なアマゾンの2015年度の日本事業の売上高は約1兆円。業界トップの三越伊勢丹HDの売上高〔同1兆2872偉円〕に迫る勢いで拡大している。
7.アメリカでは既に最大手のメイシーズなどをアマゾンは抜き去ってしまった。ネットを使い慣れているユーザーは量販店などで現物と価格を確認したうえで、価格ドットコムなどで比較して安いところで買う。アマゾンが安ければその場で注文を入れて翌日、うまくすれば当日に家に帰る頃には届く。
8.百貨店で自宅に届けてもらう揚合には相変わらず用紙にすべて書き込ませている。20世紀の遺物のような仕事の仕方をしているので、ネットに負けるのは当前である。世界中から名品を目利きのバイヤーが買い付けてきて、「ウチでなければ買えませんよ」というのが本来の百貨店の商売だったが、今やどこの百貨店も同じモノを売っているし、同じモノなら量販店やネット通販で買ったほうが安い。原材料の仕入れ価格から売価まで丸裸になる時代に、目利き商売をするのは難しい。
9.三越伊勢丹が中国のアリババグループが運営する通販サイト「天猫国際」に山店した。これが反転攻勢のきっかけになるかといえば、逆に自分たちの首を絞めるリスクがある。活路を求めて、百貨店各社は新しい事業を模索している。軽井沢辺りでよく見かけるのは、高島屋や三越伊勢丹が仕立てたデラックスな観光バスは、お得意様を集めたバスツアーで.中国人観光客のバスツアーとはまったく異なる。百貨店はお金持ちの上客を抱えている。もう買いたい物がないような富裕層には、貴重な経験や体験を買ってもらう。絶景を眺めたり、美味しい物を食べたり、高価な美術品を鑑賞したり。そうした楽しみを盛り込んだゴージャスな国内外のツアー商品を開発して、お得意様に提供している。
10.旅行代理店の真似事も現状は苫し紛れの方策だろうが、「百貨」にモノ以外の付加価値を足すことができなければ、個人が世界中から越境ECで価格比較して購買してしまう時代に百貨店という業態は衰退するしかない。



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2017年09月22日

韓国大統領文在寅氏

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韓国の文在寅大統領
韓国政府国連の機関
北朝鮮に食料や医薬品
日本円で9億円相当の人道支援





yuji5327 at 06:55 
池上湖心の書 

セントラルドグマのアイデアとは、DNAからタンパク質が作られる間に、何らかの介在分子があると考え、可能性が最も高いものとしてRNAを想定した仮説である。

「池上彰、岩崎博司、田口英樹著:
池上彰が聞いてわかった生命のしくみ、東工大で生命科学を学ぶ、朝日新聞出版、2016年9月」は面白い。「第2章:細胞の中では何が起きているのですか?」の「DNAとタンパク質をつなげる「生命の統一原理」とは何か」の印象に残った部分の概要を自分なりに補足して纏めると以下のようになる。
1.タンパク質とDNAは、どちらも生命にとって大切な分子だが、どのような関係があるかが重要である。そこで登場するのが「セントラルドグマ」という考え方である。DNAから「RNA」という分子に情報がわたり、RNAからタンパク質が作られるという流れである。
2.セントラルドグマとは、遺伝子を担う物質がDNAであると証明されたのが1950年ごろで、同時に、生体内でさまざまな生命機能を担っているのがタンパク質であることもわかり、遺伝情報の担い手であるDNAと、生命機能の担い手であるタンパク質がどうつながるのかの問題を解く仮説として提唱された学説がセントラルドグマである。
3.セントラルドグマのアイデアとは、DNAからタンパク質が作られる間に、何らかの介在分子があると考え、可能性が最も高いものとしてRNAを想定した仮説である。RNAとは正式名称をリボ核酸(ribonucleic acid)という。DNAに似た物質で、糖、リン酸、4種類の塩基からできている。DNAと違って二重らせん構造ではなく、単純な1本の紐である。DNAから、分子として性質が似ているRNAが作られて、RNAを元にタンパク質が作られるとするのがセントラルドグマである。
4.セントラルドグマという仮説は、今では正しいとされている。1950年代から70年代にかけて生命科学の研究者が躍起になって研究していき、今ではセントラルドグマは正しいということが証明されている。
5.最初にセントラルドグマを提唱し始めたのは、DNAの二重らせん構造の発見者の一人であるフランシス・クリックである。1958年にはセントラルドグマという言葉を用いて、DNAの情報を基にタンパク質が合成される順序について考えていた。
6.クリックは元々物理学者で、理論を先に発表してから実証していくという研究スタイルである。素粒子の研究と似たようなスタイルで、セントラルドグマも解明されていった歴史がある。物理学者が生命科学の研究に影響を与えてきたというのは、興味深い。
7.今では、セントラルドグマは生命の統一原理ともいわれている。DNAからRNAが作られ、RNAからタンパク質が作られるというセントラルドグマは、地球上のどんな生命にも共通のしくみである。
8.地球には、バクテリア、植物、昆虫、人間など、見た目も生き方も異なる多種多様な生命がいるが、細胞の中でやっていることの根源は同じであるので、生命の統一原理と呼んでいる。一見バラバラに見える生命でも、その根本は共通で、すべての生命は共通の祖先から生まれたことと関係がある。共通の祖先から生まれたという出発点が同じだからこそ、他の見た目や機能が変わろうとも、セントラルドグマだけは変わらずに今に至っている。バクテリアでも植物でも、DNAが一緒なら作られるタンパク質は同じになる。
9.セントラルドグマは、生命を理解するために必要な考え方で、遺伝子という情報を担うDNAと、実際の機能を担うタンパク質の二つがつながると、生命の理解が大きく深まる。
生命科学はセントラルドグマの流れがわかればいい。
10.タンパク質一つひとつの機能は違うし、タンパク質の機能や特定の生物の生態をいろいろ覚えようとすると、暗記科目になってしまうが、DNAからRNA、RNAからタンパク質というセントラルドグマの流れだけ理解して、その他の知識はその都度付け足すという学び方でよい。


yuji5327 at 06:42 
新技術 

2017年09月21日

レーザーでミサイル迎撃(政府検討)

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読売新聞の電子版
弾道ミサイルをブースト段階
レーザーで迎撃するシステム
政府が検討している
アメリカはLaWSレーザー迎撃のシステム
見えず音もなし
1発わずか1ドルの経済性
小川和久氏
取材不足で情報が古い
米軍で一度実用化を断念
敵の領空内を飛翔中のミサイルに
レーザーを照射
防衛省、高出力レーザーシステムの研究費
87億円を計上した。


yuji5327 at 06:42 
池上湖心の書 

一億総活躍とは、国家総動員体制と同じ発想で、ベンチャー育成とは矛盾する。成長戦略における政府の役目は、ベンチャーを育成することだが、日本ではベンチャー企業が育たない。

「野口悠紀雄著:40年体制からの脱却なくして未来はない、
週刊ダイヤモンド2016.12.31」は参考になる。印象に残った部分の概要を自分なりに補足して纏めると以下のようになる。
1.日本の体制は、第2次世界大戦の終了によって大きく変わったと言われ、占領軍によって導入された民主化政策が、戦後日本の基礎になったとされる。しかし、経済面に関する限り、日本の体制が変わったのは、1945年ではなく、戦時中の40年ごろである。総力戦遂行のために国家総動員体制が取られ、それまでの自由主義的な経済体制が、統制経済的なものに変わった。
2.これを「1940年体制」と呼び、金融を中心とする間接的な統制体制であり、税・財政制度も大きく変わった。それまでの間接税を中心とする税制度を、直接税を中心とする体制に改革した。また、地方分与税の導入などによって、地方は国の支配下に置かれることになった。
3.市場経済的な考えが否定され、計画経済的な考えが強くなったのは、その当時の世界的な傾向であり、日本だけが特別であったわけではない。米国ですらニューディール政策を採用した。
4、日本の特徴は、戦時体制が、第2次大戦後においてもほぼそのままの形で継続したことである。それは高度成長を実現するのに大きな役割を果たした。とりわけ、金融機閏を通じた間接的なコントロールが、経済全体の資源配分に大きな影響を与えた。ここでは、官僚機構(とりわけ大蔵省)が強い力を持った。また、石油ショックの克服に当たっても、40年体制がつくり出した企業一家的構造が大きな役割を果たした。40年体制は、その後大きく変わり、特に、80年代後半のパブルと90年代の金融危機を通じて、金融体制は大きく変わった。長期信用銀行を頂点とする体制は崩壊した。
5.世界も変わった。新興国が工業化し、情報技術が進歩した結果、製造業は新興国に移行し、先進国が成長するには高度なサービス産業を中心にする必要があった。そうした構造変化を実現したのが米国である。英国も製造業中心から脱却し、金融を中心とする産業構造に変わった。製造業を中心とする経済では、市場経済的な要素が弱い国が強かったが、それが逆転し、市場経済を中心とする経済の優位性が高まった。80年代に社会主義国が崩壊し、米国や英国は新自由主義的な考えの下で規制緩和を進めた。
6.このような大きな変化の中で、40年体制が変わらなかったのは、第1が、税・財政制度で、今に至るまで、40年体制がほぽそのままの形で残っている。唯一の変化は、89年に消費税が導入され、一般会計税収の中で約3割の比重を占めるようになった。経済環境が40年当時と全く異なるのに、税・財政制度がほとんど不変なのは驚くべきことで、その結果、さまざまな問題が起きている。特に問題なのは、少子高齢化という人口構造の変化に制度が対応しておらず、財政赤字が拡大したことである。
7.40年体制では、税負担と社会保険料負担は、主として若年労働者にかかる形になっている。このため、労働人口が減少してしまうと、税収と社会保険料収人が減る。本来であれば、直接税においては所得に対する課税から資産に対する課税にウエイトを移し、また.消費税率を30%程度にまで引き上げていくことが必要であったが、いずれもず、人口高齢化によって社会保障支出が増大し、財政赤宇が増大した。現在は、金利が異常な低水準に押し下げられているので、問題が顕在化していないが、金利が正常化すると、財政は破綻する。
8.変わらなかった第2は、国への依存である。金融危機を通じて、40年体制の外見は大きく変わったが、市場経済に否定的な考え方は残り、強まった。経済政策においては、「保守」と「革新」の意味が、日常用語とは逆転している。「革新」とは衰退産業を保護することであり、「保守」とは市場の競争の中から新しい産業が登場するのを期待する。40年体制は、「革新」的な性格を強く持っていた。官僚たちは「革新官僚」と呼ばれた。保護した産業は農業である。農村は兵士の重要な供給源だったので、農地改革や食糧管理制度は、重要な政策で、第2次大戦後も続いた。
9.高度成長期には、製造業は国の直接介入を拒否した。旧経団連は、戦時経済体制で形成された産業報国会が戦後名称を改めたもので、40年体制の申し子のような存在であるが、高産成長期には、自由主義的立場を取った。その象徴が、60年代の特定産業振興臨時措置法に対する反対である。
10. 2000年ごろから、国による保護・救済の対象が、農業から製造業に変わった。世界経済の大転換に対して、米国や英国のように産業構造の転換を図るのではなく.、製造業を延命させようとした。製造業に対する政策が.「革新的」で「40年体制的」なものに変わった。
11.最近は、円安によって製造業の収益が回復したためあまり目立たなくなったが、リーマンショック後の落ち込みに対して、さまざまな製造業救済策が取られた。雇用調整助成金、エコカー減税・補助金、地上波デジタル移行によるテレビ受像機生産の助成などである。半導体産業に対しては、エルピーダメモリなどの国策組織が救済を行つた。シャープ救済劇では、最後まで産業革新機構が残った。
12.安倍晋三内閣の戦後政治からの脱却の経済政策は、戦後経済政策への復帰であり、強化である。市場メカニズムを重視する自由主義的政策ではなく、国家統制の強化である。
政府は、この3年間、民聞企業に賃上げを要請してきたが、これは民聞企業への直接介入であり、高度成長期にもなかった政策である。
13.一億総活躍とは、国家総動員体制と同じ発想である。「ベンチャー育成」とは矛盾する。成長戦略における政府の重要な役目は、ベンチャーを育成することだが、日本ではベンチャー企業が育たない。新しい技術が生まれず、先進的な情報産業が極めて弱い。この面で、いまや日本は中国にはるかに及ばない。中国では、銀行、エネルギー関係、通信などでは国有企業が大きな存在を占めているが、消費財産業においては、自由な市場が形成されているので、先進的なIT企業が続々と誕生している。
14.日本人が国への依存思考を排し、市場メカニズムの重要性を認識しない限り現在の状態を変えることはできない。


yuji5327 at 06:21 

2017年09月20日

秋色づく

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八千代市村上
村上緑地公園
ヒガンバナが見頃
16〜24日には彼岸花まつり
2013年から球根を植え始め
生育面積は県内最大級
10万株を超えるヒガンバナ
20日頃にピーク


yuji5327 at 06:37 
池上湖心の書 

細胞分裂するときのDNAの複製とRNAへの転写との違いは、DNAの複製は、人間なら約30億あるすべての塩基の並びをもう1セット作る。RNAに書き写すときは、必要なものだけを選ぶ。

「池上彰、岩崎博司、田口英樹著:
池上彰が聞いてわかった生命のしくみ、東工大で生命科学を学ぶ、朝日新聞出版、2016年9月」は面白い。「第2章:細胞の中では何が起きているのですか?」の「統一原理の前半、後半では何が起きているのですか」の印象に残った部分の概要を自分なりに補足して纏めると以下のようになる。
1.セントラルドグマでは、DNAからRNAが作られるパートと、RNAからンパク質が作られるパートと、大きく2つのパートに分かれる。最初の、DNAからRNAが作られるパートは「転写」と呼び、英語の「transcription」の日本語訳である。
2.転写とは「書き写す」という意味だが、DNAは糖、リン酸、4種類の塩基からできているが、そのうち4種類の塩基の並びを書き写している。RNAではTの代わりにウラシルU、という別の塩基が使われるので、AとU、CとGがペアとなり、DNAの塩基を鋳型と.して、RNAの塩基が繋がることで写しをつくる。
3.細胞分裂するときのDNAの複製とRNAへの転写との違いは、DNAの複製は、人間なら約30億あるすべての塩基の並びをもう1セット作る。それに対してセントラルドグマの転写は、必要なごく一部だけを書き写す。人間には遺伝子が約2万5000種類あるが、RNAに書き写すときは、そのうち必要なものだけを選ぶ。
4.タンパク質を作るときに、約2万5000種類全部の場所を毎回書き写しているわけではない。神経細胞では消化酵素を作る必要はないので、消化酵素遺伝子はRNAに転写されない。DNAから作りたいタンパク質の設計データを抜き出して、書き写したものがRNAである。2万5000和類ほどあるタンパク質の中から、何が必要かを選んで、実際に作るものをいったんRNAに書き写す作業が転写である。
5.タンパク質を作る情報はDNAにあって、まずはRNAに留き写され、RNAからタンパク質が作られるパートに移る。そのパートは「翻訳(translation)」と呼ばれる。DNAとRNAは「核酸」という種類の分子だが、タンパク質はアミノ酸という、まったく別の種類の分子がつながったものである。DNAとRNAは設計図という図面であるのに対して、タンパク質はレゴブロックがつながったナノマシンに例えられる。そこに大きな質的変換がある。
6.DNAとRNAは4種類の塩基の並び方が重要で、それが0と1の電子データに相当する。それを見ても理解できないが、コンピューターが変換して画面に表示されれば、その文字を読めたり音楽を聴けたりする。同じように、RNAという電子データを変換すると、そこにはアミノ酸というレゴブロックの並び方が記載される。



yuji5327 at 06:28 
新技術 | 環境
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工学博士、技術士(応用理学)、
公害防止主任管理者、
騒音防止管理者の資格で
お役に立ちたいと思います。

池上湖心 プロフィール
○略歴
大東文化大卒、
在学中 上條信山に師事
書象会に所属、書象会理事
審査会々員
○作品展の開催
・主宰している「さざ波会」
 作品展を毎年8月開催
(於:稲毛ギャラリー)
・土曜会(グループ展)
 作品展を毎年10月開催
(於:銀座大黒屋)
○公募展の受賞、入選
・日展入選
・読売書法展(現在理事)
 読売奨励賞
 読売新聞社賞
・謙慎展(現在理事)
 春興賞の受賞:2回
○書道教室
・学生:月曜日
・一般:火曜日、水曜日





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