2005年11月

2005年11月29日

主要家電製品の買い替え状況 3

内閣府(旧経済企画庁)が調査した主要耐久消費財の買い替え状況によると、2000年での平均使用年数は電気冷蔵庫とルームエアコンが一番長くて11年、以下カラーテレビの9.6年、電気洗濯機の8.5年、電気掃除機、ビデオカメラの8.0年、VTRの6.8年と続く。買い換えた理由は冷蔵庫の場合、半数は故障、4分の1は上位品目(大型、多数ドア型)であり、今問題になっている省エネ型への移行は僅かのようである。ルームエアコンについては、7割は故障であり、転居も理由に入っているのは他の家電製品と異なるてんである。テレビ、洗濯機は7、8割は故障が理由で買い換えている。故障した家電製品を修理して使えば経済的にも有利と思われるし、省資源、あるいはゴミの削減にも繋がるというメリットも考えられる。ちなみに、家電製品補修用性能部品の最低保有期間というのがあって、その製品の製造を打ち切ってから修理用部品の保有期間を、冷蔵庫、エアコンは9年、テレビは8年、洗濯機は6年と決められており多くの場合、修理して使うことは可能である。問題は販売店で旧仕様の製品がエネルギー多消費型であるので買い換えると電気代の節約になり、地球温暖化対策にも貢献すると言われて、買い替えに走る消費者も多いと思われる。本当にそれが望ましいかを疑問に思う専門家も多い。省資源、廃棄物処理、廃棄物による環境悪化など総合的に考えた考察は不十分である。例えば、技術の進歩で改造されたパーツと旧製品のもので十分な部分を分けて、買い替え時期を1年でも長引かせるような工夫が必要と思われる。
永田勝也監修、家電製品のリサイクルの100の知識、2001年、東京書籍


家電製品のリサイクル100の知識


yuji5327 at 06:14 
共通テーマ 

落葉の絨毯 3

55abe9b8.jpg散歩道
踏みしめる感触


yuji5327 at 06:10 
池上湖心の書 

2005年11月27日

DNAと遺伝子、染色体、ゲノムのイメージ 3

DNAという用語が日常化しているが、その物体としてのイメージがいまひとつわからない。ワトソンとクリックが見出した2重螺旋の構造はよく見かけるが、全体をいうのかその一部をいうのか啓蒙書を丁寧に読んでもすぐにはわからない。それに加えてゲノム、さらにはヒトゲノムというのが何を示しているのかわかりにくい。「清水信義著:ヒトゲノム=生命の設計図を読む、岩波書店、2001年」でなんとなく自分なりのイメージを描きつつある。DNAというのはデオキシリボ核酸という化学物質のことである。したがって、「アインシュタインのDNAと自分のDNA は違うから・・・」という言い方は間違いで、「彼とはDNA の並び方が少し異なるけれど・・・」という言い方が正しい。ひとつのDNA分子は骨格となる2本の分子を鉄道線路の枕木のようなもので連結されたものである。枕木に相当する物質は塩基と呼ばれ、4種類ある。この塩基の並び方はいくつかのDNA分子により異なる。線路の幅は2nm(10億分の2メータ:百万分の2ミリメートル)くらいである。その線路の長さというと、人間の場合、一番短い遺伝子となる染色体で20ミリメートル近くになり、線路の幅の1千万倍にななる。線路の幅を2メートルとすると、2万キロメートルとなり地球を半周するより長い。そのような遺伝子が46個集まってやっと1個の細胞の中の核に納まっている。その核の大きさは最大で100分の1ミリメートルで細胞の大きさはその3倍くらいである。人間の体はその細胞が60兆個ある。すなわち、DNAのひもの長さは120兆メートル(1200万キロメートル)となり、その中に一人の人間の情報が織り込まれているわけであり、人間の個性もさまざまということが何となくわかる気がする。ゲノムというのは遺伝子(gene)と染色体(chromosome)を合わせた造語で生き物の設計図であり、ヒトゲノムはヒトの設計図である。ゲノムの実体が細胞の核に存在する染色体をであり、それを細かくしていくとDNAという化学物質という理解でよいらしい。
清水信義著:ヒトゲノム=生命の設計図を読む、岩波書店、2001年


ヒトゲノム=生命の設計図を読む


yuji5327 at 06:07 
共通テーマ 

黄金に色づく街路 3

cacc1162.jpg公孫樹並木
欅並木
楠並木
秋山の紅葉をかざし:万葉集


yuji5327 at 05:57 
池上湖心の書 

2005年11月26日

お洒落なパリの町づくり 3

パリに暮らしたことのある国際協力事業団の本田さんの話によると、道路とか公園のような公共に使われる土地の面積がとても広くて気持ちがよいが、東京の町並みはみすぼらしい。理由は、パリの人は生まれたときから都会にいて集合住宅に住んでいて、公園や道端のカフェで寛ぐように公共の土地の使い方が上手だ。街の美しさを護るために不便でも洗濯物を外に干さない。よく言われる盆栽の趣味と景観の趣味の違いと思うが、どちらかといえば後者を大切にしたい。
(社)建設コンサルタント協会:環境の世紀、地域づくりの道しるべ、山海堂


環境の世紀 地域づくりの道しるべ


yuji5327 at 05:52 
環境 

小春びより 3

ee3c527d.jpg陰暦10月
小春空
小春凪
小春日和
小陽春



yuji5327 at 05:46 
池上湖心の書 

2005年11月25日

マンションの上の部屋の子どもが走る足音などの騒音への訴訟判決の例

集合住宅で上の階に住む子供の走り回る音で悩のでいる人は多い。自分も、上階の家に時々遊びにくるらしい子供の足音が気になってはいるが、よい解決策を見出したいものである。以下のような裁判沙汰にするのは最後の手段で訴える方もそれなりの覚悟が必要である。
5年前の大阪地裁の判決は以下のようなものである。
マンションの上の部屋から伝わる子どもの泣き声などの騒音をめぐり、「家主が適切な処置を講じなかったため、不眠症になり、転居しなければならなくなった」として、大阪市内の女性がマンション所有者を相手に引っ越し費用など67万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が大阪地裁であった。 山垣清正裁判官は「家主は単に苦情を伝えるだけでなく、注意が聞き入れられないときには、騒音元の住民との契約解除も視野に入れた厳しい対応をする義務があった」と述べて女性の訴えを全面的に認め、引っ越し代や未返還分の敷金など全額の支払いを命じた。
  原告側代理人の弁護士らによると、近隣住民同士の騒音による被害について明確な基準はなく、訴訟になりにくいが、原告の女性側は深夜に夜泣きの様子を録音したカセットテープと不眠症の診断書を提出して、日常生活への被害の大きさを主張した。
 判決では山垣裁判官は「女性宅への騒音は受忍限度を大きく超えていた」と指摘した。そのうえで「住民の平穏な生活を守るため、マンションの所有者は(騒音元の住民との)賃貸借契約を解除することを視野に入れた対応や、被害住民の部屋を移動するなどの措置を取る義務がある」と判断。「家主側には原告の女性と結んだマンションの賃貸借契約に反する約束違反があったといわざるを得ない」として賠償を命じたものである。
それまでの経過としては、賃貸マンションの家主は騒音の発生源の住人に「苦情があった」と伝えたものの事態は改善せず、訴えた女性は去年11月に転居した。女性は眠れなくなったため、マンションの所有者に騒音についての対処を要請したが、家主側は「賠償義務を負うような騒音はなかった」と主張していた。 
 本来、近隣住民同士の騒音による被害について明確な基準はなく、訴訟になりにくいが、原告となった女性側は深夜に夜泣きの様子を録音したカセットテープと不眠症の診断書を提出して、日常生活への被害の大きさを主張したらしい。判決では「女性宅への騒音は受忍限度を大きく超えていた」と指摘し、そのうえで「住民の平穏な生活を守るため、マンションの所有者は(騒音元の住民との)賃貸借契約を解除することを視野に入れた対応や、被害住民の部屋を移動するなどの措置を取る義務がある」と判断し、「賃貸人側には原告の女性と結んだマンションの賃貸借契約に反する約束違反があったといわざるを得ない」として引越し代、未返還分の敷金相当額を支払うよう命じたものである。
 今回の判決は所有者の責任を追求した点に意義があり、判決は騒音元の住民に対する賃貸借契約の解除まで言及しているが、赤ちゃんの泣き声で建物賃貸借契約を解除され、立ち退きを迫られるのも酷だという見方もある。マンションそのものを音が響かないような床構造にするなどが重要である。分譲マンションの場合には騒音元になると感じた時点でできる限りの対策を講じておくのが常識である。 それ以前に階下の人への迷惑の意識があれば話しは半分は済んでいることかもしれない。
(http://www.kansai.ne.jp/tomatohm/index.htmを参考)



yuji5327 at 06:23 
共通テーマ | 公害問題

地震 3

80213bff.jpg鉄筋不足と地震
鉄筋量と震度
震度の上限
倒壊危険度と震度の関係
必要十分な鉄筋量とは
安全基準の根拠
買主・借主のわかる構造計算書
見えない鉄筋量の明示
神戸の事例の解析
サンフランシスコの事例解析
学者の無作為責任

yuji5327 at 06:20 
池上湖心の書 

2005年11月24日

紙コップと発泡スチロールはどちらが環境にやさしいか? 3

ある工業製品を「ゆりかごから墓場まで」の分析法、すなわち、原料の採掘、生産、投入エネルギー、輸送費、家庭の消費電力、環境汚染などすべてを考慮したライフサイクルアセスメント(LCA:Life Cycle Assessment)という分析法があって、トータル地球温暖化ガスの放出量を算出し環境への影響を評価している。それによれば、意外にも発泡スチロールのほうがはるかに環境にやさしいという結論になっている。紙コップのほうが生産過程での化学物質の量、水や水蒸気の量が多く、消費電力も10倍も多くかかるそうである。投げ捨てられている発泡スチr−ルのイメージはよくないがリサイクルして使用し最後は燃やしてエネルギーを回収することも可能であり、紙コップよりも環境にやさしいと結論づけている。ただし、回収にかかるエネルギーや人件費などのコストについて述べられていないのが気になる。
John Emsley著、渡辺正訳「化学物質のウラの裏」、丸善


化学物質ウラの裏―森を枯らしたのは誰だ


yuji5327 at 06:08 
環境 

感謝 3

6a5063fe.jpg勤労感謝
感謝祭
自然の恵みに感謝
健康に感謝
食事に感謝
激励に感謝
沿道声援感謝
ロッテ応援団感謝
感謝感激
平穏無事感謝


yuji5327 at 05:59 
池上湖心の書 
池上技術士事務所の紹介
261-0012
千葉市美浜区
磯辺6丁目1-8-204

池上技術士事務所(代表:池上雄二)の事業内容
以下のテーマの技術コンサルタント
1.公害問題、生活環境、地球環境
2.省エネ・新エネ機器導入
のテーマについて、
・技術コンサルタント
・調査報告書の作成
・アンケート調査・分析
・技術翻訳、特許調査
を承ります。
有償、無償を問わず
お気軽に下記にメールをください。
ke8y-ikgm@asahi-net.or.jp

工学博士、技術士(応用理学)、
公害防止主任管理者、
騒音防止管理者の資格で
お役に立ちたいと思います。

池上湖心 プロフィール
○略歴
大東文化大卒、
在学中 上條信山に師事
書象会に所属、書象会理事
審査会々員
○作品展の開催
・主宰している「さざ波会」
 作品展を毎年8月開催
(於:稲毛ギャラリー)
・土曜会(グループ展)
 作品展を毎年10月開催
(於:銀座大黒屋)
○公募展の受賞、入選
・日展入選
・読売書法展(現在理事)
 読売奨励賞
 読売新聞社賞
・謙慎展(現在理事)
 春興賞の受賞:2回
○書道教室
・学生:月曜日
・一般:火曜日、水曜日





地域別アクセス

ジオターゲティング

ジオターゲティング
livedoor プロフィール
アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

QRコード
QRコード