2006年04月

2006年04月30日

原子炉のトラブルの報告義務に対する行政の対応は? 3

柴田俊一氏の新・原子炉お節介学入門には実際に研究用原子炉(KUR:Kyoto University Reactor)を設計し、設置し、自ら運転した経験を元に、原子力の安全問題について具体的な事例で明快に記述されており、評論家やジャーナリストの著書にはない新鮮な知見が盛り沢山である。原子炉関係のトラブルは社会的な影響が大きい、特にマスコミが行政よりも早く情報を入手して報道すると行政の担当者は上司かのお咎めがあるので膨大な情報の入手に多くの労力を割いている。厳密で正確な情報に基づいた公式発表は不可能に近いと思われる。現場の実態についてよく知っている柴田氏は、原子炉と言えども、特別に作られた完全無欠で、永久に破損のない設備などありえない。ボルトの緩みまで全部報告を義務付けてそれでよしとするのは逆に不安全と指摘している。発電炉の場合、トラブルの発生、発見から15分以内に報告、通知の義務があるが、それを受けた行政側の対応について規定はないそうである。24時間体制もできていない。報告を受けてても何とか委員会を招集することしかできない。現場の設備について知識と経験のある人に応急措置を任せることがむしろ安全であり、その措置の内容を事後でも報告させればよい。行政がいかにも現場より正しい判断ができるという感覚は原子力に限らず、明治時代からの日本の行政の後進性を示すもので、欧米には見られない奇妙な感覚である。給与や年金などの官民格差の実態もそれが原因と思われる。「官尊民卑」を100年温存という本日の読売新聞の見出し
の記事は根が深い。「民間にできることは民間に」という小泉改革は単なる税金の無駄使いを無くそうという単純なものではない。
新・原子炉お節介学入門


yuji5327 at 08:09 
エネルギー問題 

緑 3

e56b1e30.jpg
みどりの日
国民の祝日
4月29日昭和の日
来年から5月4日
独立行政法人
緑資源機構
天下り法人


yuji5327 at 07:52 
池上湖心の書 

2006年04月29日

わが国の放射性廃棄物処理方法に見られる疑問 3

柴田俊一氏の新・原子炉お節介学入門には実際に研究用原子炉(KUR:Kyoto University Reactor)を設計し、設置し、自ら運転した経験を元に、原子力の安全問題について具体的な事例で明快に記述されており、評論家やジャーナリストの著書にはない新鮮な知見が盛り沢山である。使用済み核燃料などの放射性廃棄物も物理的には放射性同位元素の集まりであり、自然界にもラジウム温泉とか身近にあるものもある。日本の原子力施設で出てきたものは「原子炉により汚染されたもの」となり「放射性廃棄物」というレッテルが貼られる。放射性同位元素の場合、量とか濃度が一定の値よりも小さくなれば自然界に存在するものと区別がつかないので規制の対象にならないが、「放射性廃棄物」となると、作業着や手袋も含めて、放射線の強さ、量に関係なく日本では厳重に管理される。ヨーロッパではスレート張りのような簡単な構造のものもるが、その方が、青森県にある分厚いコンクリートの宮殿のような処理施設よりも、物事の理屈にかなった、長い経験と技術に基づく安全な施設なのだと専門家からみると逆に信頼感が生まれてくるそうである。日本では地域産業の活性化とか地域の雇用促進とのお題目で、行政と政治家の間で決められた施設は外国からみると異様に見えるらしい。柴田氏が現場を見学したときにも、雇用促進で働いている作業者の口からも、「ここまでしなければならないのか?」という声が聞かれたそうである。一部の御用学者、あるいは逆に地域住民の反対運動を先導する学者も巻き込んだ落しどころというか、ポーズということであれば、それはあまりにも大きな無駄である。自然科学、物理学をきちんと理解して施設の意義を海外でも堂々とPRし議論できるようにすることが重要である。
新・原子炉お節介学入門


yuji5327 at 06:49 
エネルギー問題 

五月連休 4

e3af4c94.jpg五月連休
みどりの日 四月二十九日 (注 2006年まで)
 自然に親しむとともにその恩恵に感謝し、豊かな心をはぐくむ。
昭和の日 四月二十九日 (注 2007年から)
 激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす。
憲法記念日 五月三日
 日本国憲法の施行を記念し、国の成長を期する。
みどりの日 五月四日  (注 2007年から)
 自然に親しむとともにその恩恵に感謝し、豊かな心をはぐくむ。
こどもの日 五月五日
 こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する。
国民の祝日に関する法律 (祝日法)
昭和23(1948)年7月20日 法律第178号
昭和23(1948)年7月20日 施行(附則第一項)
最終改正 平成17(2005)年5月20日



yuji5327 at 06:27 
池上湖心の書 

2006年04月28日

原子力安全文化論 3

柴田俊一氏の新・原子炉お節介学入門には実際に研究用原子炉(KUR:Kyoto University Reactor)を設計し、設置し、自ら運転した経験を元に、原子力の安全問題について具体的な事例で明快に記述されており、評論家やジャーナリストの著書にはない新鮮な知見が盛り沢山である。今の日本では、原子力に限らず、輸入牛肉の安全性、アスベストの安全性、マンションの耐震構造の安全性など、安全性の議論がメディアでも毎日のように取り上げられている。環境ホルモンとダイオキシンなど一時ほどの熱がさめている問題もある。その議論の中身をみるとよくわからなくなってくるという柴田氏のご意見に同感である。「危ないものには近寄るな」、「危ないものを危なくないようにすれ」としか言っていない単純な意見が多い。米国産の牛肉は国産の牛肉と比べて危なさはこ程度であると定量的な説明が必要である。交通事故との危なさの比較でなく、同じ牛肉の比較である。米国人が毎日食べている牛肉である。国産が100%安全と理論値に説明することも不可能である。政府の審議会の学者委員たちもその数値を示すことに努力するべきである。反対だから委員を脱退するのは幼稚な行動である。その数値を出した上でリスクを承知した上で消費者の判断にゆだね、流通業者はその判断の沿った価格設定をすれば良い。原子炉の安全性を調べるために米国の施設を見学に行った日本の視察団のメンバーは、それなりの知識レベルのある人たちであるのに、安全性に関する質問内容は、インドや他国の人に比べて幼稚さが際立つようである。日本の偏差値教育で育った人たちの思考パターンは自分の内面の疑問に基づくのでなく、教科書や風潮が基準になっているようである。先方の担当者にすれば顔ではスマイルしていても、どうして日本人の見学者は同じような質問しかできないのだろうかと、軽蔑に近い気持ちをもっているようだ。柴田氏も、原子力施設を見学するとき日本の視察団には加わりたくないようだ。

新・原子炉お節介学入門


yuji5327 at 06:37 
共通テーマ 

騒然 3

a66898b9.jpgホリエモン保釈騒然
証券取引法違反
約3カ月間の拘置所生活


yuji5327 at 05:58 
池上湖心の書 

2006年04月25日

学会の権威のアドバイス 3

柴田俊一氏の新・原子炉お節介学入門には実際に研究用原子炉(KUR:Kyoto University Reactor)を設計し、設置し、自ら運転した経験を元に、原子力の安全問題について具体的な事例で明快に記述されており、評論家やジャーナリストの著書にはない新鮮な知見が盛り沢山である。1回では紹介できないが、最初に水を保持する炉本体となるタンクの材料について金属材料の権威の大先生からのご託宣の話である。タンクの材料はアルミ製が普通であるが、アルミは中性子を吸収したときの放射化も半減期も短く保守作業でも都合がよい。ところが、構造全体をアルミで作ると強度で問題があるのでボルトなどはステンレス鋼を使うことになる。水中で異種の金属が接触すると電池の効果でイオン化傾向の大きい金属は腐食する。絶縁物を挟めば解決するが構造が複雑になり非現実的である。困った挙句金属の権威の代先生に伺うと「森羅万象水にとけないものはないよ」というご託宣で、解決にならない。アメリカのオークリッジを見学したとき、そこの技術者に質問したら事もなげに「水質を良くし、水の電機抵抗を大きくすれば電蝕は問題なくなる」と言ったあと、守るべきpHの値、範囲、温度依存性などの急所も丁寧に説明してくれた。大先生とか大学会の会長など物事の本質より面子や名誉を気にする名誉職に嫌悪感を感じている人も多い。

新・原子炉お節介学入門


yuji5327 at 08:00 
共通テーマ 

新緑 3

1aef1beb.jpg新緑
若葉して御めの雫ぬぐはばや   芭蕉
不二ひとつ埋み残して若葉かな  蕪村
摩天楼より新緑がパセリほど   鷹羽狩行
万緑の中や吾子の歯生え初むる  中村草田男

yuji5327 at 06:28 
池上湖心の書 

2006年04月23日

生物兵器が貧者の核兵器と言われるわけ 3

防衛庁内に設置された生物兵器対処懇談会の委員がアメリカのアメリカのバイオテロ対策関連施設の見学にいったときの話を山内一也、三瀬勝利著「忍び寄るバイオテロ」NHK出版協会、2003年を読んで驚いた。見学先のアメリカの専門家は生物兵器の開発コストについて以下のような説明をしている。「生物兵器は安い値段で簡単に生産できる。核兵器を使って相手側の国の一人の人間を殺すのに2000ドル(約20数万円)掛かる。一方、サリンなどの化学兵器を使う場合には200ドルである。これに対して、生物兵器で一人の人間を殺す費用はたったの1ドル(百円)ですむので生物兵器が核兵器といわれる」。計算にはいろいろな仮定が入っていると思われるが、それらを無視できるほど恐ろしい話である。 
山内一也、三瀬勝利著「忍び寄るバイオテロ」NHK出版協会、2003年

忍び寄るバイオテロ


yuji5327 at 06:22 
共通テーマ 

五輪書 3

5a6d8626.jpg五輪書
 |惑郡……武蔵の考える兵法
 ⊃綰郡……剣術の道理
 2佛郡……個人・集団それぞれの戦い
 ど之巻……二天一流と他流派との比較
 ザ之巻……兵法の「道」


yuji5327 at 06:09 
池上湖心の書 
池上技術士事務所の紹介
261-0012
千葉市美浜区
磯辺6丁目1-8-204

池上技術士事務所(代表:池上雄二)の事業内容
以下のテーマの技術コンサルタント
1.公害問題、生活環境、地球環境
2.省エネ・新エネ機器導入
のテーマについて、
・技術コンサルタント
・調査報告書の作成
・アンケート調査・分析
・技術翻訳、特許調査
を承ります。
有償、無償を問わず
お気軽に下記にメールをください。
ke8y-ikgm@asahi-net.or.jp

工学博士、技術士(応用理学)、
公害防止主任管理者、
騒音防止管理者の資格で
お役に立ちたいと思います。

池上湖心 プロフィール
○略歴
大東文化大卒、
在学中 上條信山に師事
書象会に所属、書象会理事
審査会々員
○作品展の開催
・主宰している「さざ波会」
 作品展を毎年8月開催
(於:稲毛ギャラリー)
・土曜会(グループ展)
 作品展を毎年10月開催
(於:銀座大黒屋)
○公募展の受賞、入選
・日展入選
(平成28年度、国立新美術館にて開催)
・読売書法展(8月開催、現在理事)
 読売奨励賞
 読売新聞社賞
・謙慎展(3月開催、現在理事)
 春興賞の受賞:2回
○書道教室
・学生:月曜日
・一般:火曜日、水曜日





地域別アクセス

ジオターゲティング

ジオターゲティング
livedoor プロフィール
アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

QRコード
QRコード