2007年07月
浄水器は本当に効果があるか?
「左巻健男著:水とからだの健康、小学館、2004年」は、今さらながらのテーマの本であるが、読んでみると新鮮な内容である。著者の左巻氏は「話題の化学物質100の知識」など分かりやすく、しかも高度な内容の著書を沢山書かれており、当ブログでも何回か紹介してきた。
表題のテーマにも関心がある人は多いと思う。国民生活センターでは1995年から6回にわたり14機種の製品の効果を試験している。
評価項目は
1.残留塩素はどの程度か?
2.カビ臭の原因物質はないか?
3.鉄分はどの程度か
4.有機物はないか
5.トリハロメタン(発ガン物質)はないか
6.農薬成分はないか
7.鉛成分はないか
8.味や臭いは改善されたか
9.ろ過流量はじゅうぶんか?
10.カートリッジ交換は容易か?
11.価格は適切か?
などである。
評価はA,B,C,○、△、×で行われており、Cと×は問題ありである。
有機物では14機種中11機種、トリハロメタンでは5機種で問題ありとなっている。銘柄も記載されており参考になると思う。
知って納得!水とからだの健康 (ホーム・メディカ・ブックス)
表題のテーマにも関心がある人は多いと思う。国民生活センターでは1995年から6回にわたり14機種の製品の効果を試験している。
評価項目は
1.残留塩素はどの程度か?
2.カビ臭の原因物質はないか?
3.鉄分はどの程度か
4.有機物はないか
5.トリハロメタン(発ガン物質)はないか
6.農薬成分はないか
7.鉛成分はないか
8.味や臭いは改善されたか
9.ろ過流量はじゅうぶんか?
10.カートリッジ交換は容易か?
11.価格は適切か?
などである。
評価はA,B,C,○、△、×で行われており、Cと×は問題ありである。
有機物では14機種中11機種、トリハロメタンでは5機種で問題ありとなっている。銘柄も記載されており参考になると思う。
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重さ23キロの氷塊が民家を直撃、屋根突き破る
「重さ23キロの氷塊が民家を直撃、屋根突き破る」というニュースが2007.07.28付けCNNで報道された。内容は
アイオワ州ダビューク――ダビューク市で26日早朝、重さ約23キロもある大きな氷塊が空から落ち、民家の屋根を突き破るなどの被害を生んだことが27日分かった。負傷者はいなかった。直撃した氷塊の本来の大きさは不明。
どこから落ちてきたのかも不明だが、高度を飛行中の航空機、もしくは高高度の上空で自然発生したなどの見方が出ている。ただ、飛行機に付着してこれほどの重さの氷塊が出来るのとは考えられず、同日の天候は晴れており自然発生説も疑問視されている。
被害を受けたのは女性のジャン・ケンケルさん(78)宅で、落下した午前5時半ごろには台所で働いていたという。「爆弾のような音がした」と振り返っている。
氷塊は屋根を貫通し、テレビが置いてある部屋に落ちていた。枝も付いており、樹木にも衝突したらしい。隣人2人の居宅前にも氷のかたまりが落ちていた。路上にも飛散していたという。
米連邦航空局(FAA)も氷塊に関心を抱き、ケンケルさんから話を聞くことを決めた。旅客機は手洗い所の収蔵物を空中に散布しており、これが氷塊に成長することがある。また、一定の気候条件で翼などに氷が生成することもある。ただ、FAAの報道担当は、これほどの重さのものは極めて異例としている。
AP通信によると、地質学専攻のウィスコンシン・ホワイトウオーター大学教授は、雷雨を伴わずひょうなどが生まれる自然現象もあると指摘、今回の氷塊もその可能性があると指摘している。過去5年間でこの種の現象は50回以上発生したとも語り、電子レンジ大の氷塊も発見したという。」
自然の産物なのか、航空機に関係するものか明確ではないが、異常気象の一つという見かたもあるらしい。
ソニー ノートパソコンVAIO type U VGN-UX70
【IBMノートパソコン】再生パソコン★ThinkPad R30 (2656-GJ2)(256MB)
アイオワ州ダビューク――ダビューク市で26日早朝、重さ約23キロもある大きな氷塊が空から落ち、民家の屋根を突き破るなどの被害を生んだことが27日分かった。負傷者はいなかった。直撃した氷塊の本来の大きさは不明。
どこから落ちてきたのかも不明だが、高度を飛行中の航空機、もしくは高高度の上空で自然発生したなどの見方が出ている。ただ、飛行機に付着してこれほどの重さの氷塊が出来るのとは考えられず、同日の天候は晴れており自然発生説も疑問視されている。
被害を受けたのは女性のジャン・ケンケルさん(78)宅で、落下した午前5時半ごろには台所で働いていたという。「爆弾のような音がした」と振り返っている。
氷塊は屋根を貫通し、テレビが置いてある部屋に落ちていた。枝も付いており、樹木にも衝突したらしい。隣人2人の居宅前にも氷のかたまりが落ちていた。路上にも飛散していたという。
米連邦航空局(FAA)も氷塊に関心を抱き、ケンケルさんから話を聞くことを決めた。旅客機は手洗い所の収蔵物を空中に散布しており、これが氷塊に成長することがある。また、一定の気候条件で翼などに氷が生成することもある。ただ、FAAの報道担当は、これほどの重さのものは極めて異例としている。
AP通信によると、地質学専攻のウィスコンシン・ホワイトウオーター大学教授は、雷雨を伴わずひょうなどが生まれる自然現象もあると指摘、今回の氷塊もその可能性があると指摘している。過去5年間でこの種の現象は50回以上発生したとも語り、電子レンジ大の氷塊も発見したという。」
自然の産物なのか、航空機に関係するものか明確ではないが、異常気象の一つという見かたもあるらしい。
ソニー ノートパソコンVAIO type U VGN-UX70
【IBMノートパソコン】再生パソコン★ThinkPad R30 (2656-GJ2)(256MB)
水を飲まずに何日生きられるか?
「左巻健男著:水とからだの健康、小学館、2004年」は、今さらながらのテーマの本であるが、読んでみると新鮮な内容である。著者の左巻氏は「話題の化学物質100の知識」など分かりやすく、しかも高度な内容の著書を沢山書かれており、小生はファンの一人であることを、昨日のブログで紹介した。
標題の一節も今さらながらのテーマであるが、医学的にきちんと説明されたものは少ない。
・坊さんの断食は10日間行うことがあるが、水は許される。
・水があれば3週間は生きられるが個人差がある。
・成人男子の体内の水は体重の60%、女性は55%であり、量にして36kg。その20%を失うと死ぬ。即ち、7.2kgを失うと死ぬ。
・毎日、2kgの水を尿や汗で排出されるので、7.2÷2=3.6日で死ぬ。実際には水分が欠乏した体内からの汗と尿は減るので、最長1週間くらい生きる人がいるかもしれない。
・駐車場の車の中に幼児が置き去りにされた場合、社内の気温は50℃を超えているという。体内の熱を逃がそうとして多量の汗をかく。1時間に1.5kgの汗をかく。
・汗の水分は、血液中の水分であり、それが汗になると、脳や腎臓、心臓の血液が減る。先ず尿の色が濃くなり腎不全になる。
・脳の血流が減ると意識を失い、死に至る。
知って納得!水とからだの健康 (ホーム・メディカ・ブックス)
標題の一節も今さらながらのテーマであるが、医学的にきちんと説明されたものは少ない。
・坊さんの断食は10日間行うことがあるが、水は許される。
・水があれば3週間は生きられるが個人差がある。
・成人男子の体内の水は体重の60%、女性は55%であり、量にして36kg。その20%を失うと死ぬ。即ち、7.2kgを失うと死ぬ。
・毎日、2kgの水を尿や汗で排出されるので、7.2÷2=3.6日で死ぬ。実際には水分が欠乏した体内からの汗と尿は減るので、最長1週間くらい生きる人がいるかもしれない。
・駐車場の車の中に幼児が置き去りにされた場合、社内の気温は50℃を超えているという。体内の熱を逃がそうとして多量の汗をかく。1時間に1.5kgの汗をかく。
・汗の水分は、血液中の水分であり、それが汗になると、脳や腎臓、心臓の血液が減る。先ず尿の色が濃くなり腎不全になる。
・脳の血流が減ると意識を失い、死に至る。
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からだと水の関係
「左巻健男著:水とからだの健康、小学館、2004年」は、今さらながらのテーマの本であるが、読んでみると新鮮な内容である。著者の左巻氏は「話題の化学物質100の知識」など分かりやすく、しかも高度な内容の著書を沢山書かれており、小生はファンの一人である。内容の一部を紹介すると、
1、人間が毎日飲む水の量と排出している量
ヒトが尿として排出する水の量は成人男子で約1.5リットル、500ml牛乳パックが3本分である。しかし、汗と呼気で排出する量も意外に多く、汗が0.6リットル、呼気が0.3リットルとあわせると、尿の3分の2の量に相当する、糞便にも0.1リットル水分がられている。含まれるので、全部で2.5リットル、1升ビンが二本分くらいである。
2.従って、2.5リットルの水分を取らなければバランスがとれない。しかし、飲料水としての摂取量は1.2リットル程度であるから、残りは食べ物から1.3リットルかと思ったら、1リットル程度、0.2リットルはどこからというと、体内でつくられるということを知らなかった。
3.栄養分として摂る脂肪やタンパク質、炭水化物には水分はないが、それらを呼吸した酸素と一緒に血液で体の細胞に運ばれ化学反応をしてエネルギーを生み出す。このときに水が生成され。その量が0.2リットルあるという。
ちなみに、タンパク質100gから39ml、脂肪100gから106ml、炭水化物100gから56mlできるということである。
4.砂漠を歩くラクダのコブには水が詰まっているのでなくて、脂肪が蓄えられている。炎天下を歩くエネルギー源であると同時に、脂肪を消費しながら水も生成している。50kgの脂肪から53リットルの水ができる。
5.人間のからだの水分量は成人男子が60%、女性が55%と女性のほうが脂肪分が多い。
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1、人間が毎日飲む水の量と排出している量
ヒトが尿として排出する水の量は成人男子で約1.5リットル、500ml牛乳パックが3本分である。しかし、汗と呼気で排出する量も意外に多く、汗が0.6リットル、呼気が0.3リットルとあわせると、尿の3分の2の量に相当する、糞便にも0.1リットル水分がられている。含まれるので、全部で2.5リットル、1升ビンが二本分くらいである。
2.従って、2.5リットルの水分を取らなければバランスがとれない。しかし、飲料水としての摂取量は1.2リットル程度であるから、残りは食べ物から1.3リットルかと思ったら、1リットル程度、0.2リットルはどこからというと、体内でつくられるということを知らなかった。
3.栄養分として摂る脂肪やタンパク質、炭水化物には水分はないが、それらを呼吸した酸素と一緒に血液で体の細胞に運ばれ化学反応をしてエネルギーを生み出す。このときに水が生成され。その量が0.2リットルあるという。
ちなみに、タンパク質100gから39ml、脂肪100gから106ml、炭水化物100gから56mlできるということである。
4.砂漠を歩くラクダのコブには水が詰まっているのでなくて、脂肪が蓄えられている。炎天下を歩くエネルギー源であると同時に、脂肪を消費しながら水も生成している。50kgの脂肪から53リットルの水ができる。
5.人間のからだの水分量は成人男子が60%、女性が55%と女性のほうが脂肪分が多い。
知って納得!水とからだの健康 (ホーム・メディカ・ブックス)
「家でも充電」のマイカー時代へ
「トヨタのハイブリッドカー、「家でも充電」の時代へ」という見出しのWebCGのニュースが目を引いた。概要は以下の通りである。
トヨタ自動車は2007年7月25日、家庭用電源から電力を供給できるハイブリッド車「トヨタプラグインHV」を開発したと発表した。追加バッテリーと充電コンバーターを格納したことで、トランクルーム床面はベースモデルより40mm高くなった。車重は約100kgアップして、1360kgに。より電気自動車っぽくなったとの一般の印象である。
「トヨタプラグインHV」(PHV)は、ガソリンエンジンと電気モーターを併用して走る従来のハイブリッド車を、さらに電気自動車(EV)よりにしたもの。
同社の代表的ハイブリッド車「プリウス」をベースに、バッテリーの容量を拡大。エンジンによる発電に加え、コンセントを使って家庭用電源から充電できるようにした。 これにより、モーターのみを使った「EV走行距離」は、従来型ハイブリッド車の2km以下から13kmに大幅延長。いわゆる日常のちょこちょこ乗りなどは、ほとんどEV走行だけでカバーできるようになった。
一方、基本構造はエンジンを備えるハイブリッド車であるため、EVの弱点である航続距離や充電時間の問題にも対応できるとしている。
車体左側にはガソリンの給油口、右側にはプラグを挿す充電口が設けられる。家庭用コンセントで満充電に要する時間は、200Vで1〜1.5時間、100Vで3〜4時間。連続13km、最高速100km/hでのEV走行が可能だ。
ダッシュボードのモニター画面右上に、EVのエネルギーメーターが表示される。
地球にも、家計にも優しいというキャッチフレーズである。
PHV技術は、EV走行による排ガスの解消だけでなく、地球規模的なメリットがあると主張される。
ハイブリッド車の電力供給源を、自車に搭載するガソリンエンジンから家庭用電源(=公共の発電設備)にシフトすることで、エネルギー供給源を多様化。火力、水力、原子力など世界各国の発電事情に対応でき、さらに将来的には、風力発電などの自然エネルギーにも活路を見出せるというわけだ。
また、安価な深夜電力を使った場合に一回の満充電コスト(10・15モードで13kmEV走行可能)が約10円で済むなど、燃料代で経済的な効果も期待できるという。
このたびトヨタは、「トヨタプラグインHV」に国土交通省の大臣認定を取得した。今後は8台の実験車両を使い、日本国内と欧米で公道走行試験を実施する。
同社では、プラグインハイブリッドを将来のパワートレインの主流と位置付けて、開発を進めるとのことだ。
マンション住人のために、駐車場にも是非コンセントを設けてほしいものである。
トヨタ自動車は2007年7月25日、家庭用電源から電力を供給できるハイブリッド車「トヨタプラグインHV」を開発したと発表した。追加バッテリーと充電コンバーターを格納したことで、トランクルーム床面はベースモデルより40mm高くなった。車重は約100kgアップして、1360kgに。より電気自動車っぽくなったとの一般の印象である。
「トヨタプラグインHV」(PHV)は、ガソリンエンジンと電気モーターを併用して走る従来のハイブリッド車を、さらに電気自動車(EV)よりにしたもの。
同社の代表的ハイブリッド車「プリウス」をベースに、バッテリーの容量を拡大。エンジンによる発電に加え、コンセントを使って家庭用電源から充電できるようにした。 これにより、モーターのみを使った「EV走行距離」は、従来型ハイブリッド車の2km以下から13kmに大幅延長。いわゆる日常のちょこちょこ乗りなどは、ほとんどEV走行だけでカバーできるようになった。
一方、基本構造はエンジンを備えるハイブリッド車であるため、EVの弱点である航続距離や充電時間の問題にも対応できるとしている。
車体左側にはガソリンの給油口、右側にはプラグを挿す充電口が設けられる。家庭用コンセントで満充電に要する時間は、200Vで1〜1.5時間、100Vで3〜4時間。連続13km、最高速100km/hでのEV走行が可能だ。
ダッシュボードのモニター画面右上に、EVのエネルギーメーターが表示される。
地球にも、家計にも優しいというキャッチフレーズである。
PHV技術は、EV走行による排ガスの解消だけでなく、地球規模的なメリットがあると主張される。
ハイブリッド車の電力供給源を、自車に搭載するガソリンエンジンから家庭用電源(=公共の発電設備)にシフトすることで、エネルギー供給源を多様化。火力、水力、原子力など世界各国の発電事情に対応でき、さらに将来的には、風力発電などの自然エネルギーにも活路を見出せるというわけだ。
また、安価な深夜電力を使った場合に一回の満充電コスト(10・15モードで13kmEV走行可能)が約10円で済むなど、燃料代で経済的な効果も期待できるという。
このたびトヨタは、「トヨタプラグインHV」に国土交通省の大臣認定を取得した。今後は8台の実験車両を使い、日本国内と欧米で公道走行試験を実施する。
同社では、プラグインハイブリッドを将来のパワートレインの主流と位置付けて、開発を進めるとのことだ。
マンション住人のために、駐車場にも是非コンセントを設けてほしいものである。