2007年12月

2007年12月31日

2030年予測 3

e78eaf33.jpg未来予測
地球温暖化
2030年の省エネルギー目標
2050年のクールアース50
洞爺湖サミット

yuji5327 at 07:37 
池上湖心の書 

人工的な現実 3

「アイリック・ニュート著、猪苗代英徳訳:未来のたね、日本放送出版協会、2001年」という本の内容をこれまでにも数回紹介した。著者はノルウエーのオスロ生まれの作家で、科学ジャーナリスト、翻訳家という肩書きである。オスロ大学で天体物理学を専攻している。ある程度の科学的知識に基づいた未来予測であり、気になる未来もたくさん書かれている。来年の夢というより、「クールアース50」を夢と現実で予測することも意味がある。「第20章:夢」の「お茶の間の夢工場」、「なにからなにまで人工的な現実」も現実的な未来予測である。概要を自分の空想も含めてまとめると以下のようになる。
1.液晶薄型テレビの画面は普通のテレビより数倍大きく、ハイビジョン放送では画面を大きくなっても鮮明である。2020年には茶の間が映画館のようになる。
チャンネル数も増えるのでテレビの前の映像とのつきあいは長くなる。
2.テレビとインターネットは一体化する。わざわざレンタルビデオ店まで行かなくてもインターネットで注文すれば、映画はお茶の間の大型液晶テレビで映し出される。
3.2020年には自宅の茶の間が、映画館、図書館、ショッピングセンターを兼ねた空間になっている。
4.今の画面は2次元画像しかできないが、画像をよりリアルに見せるためには3次元(3D)画像になる。現在、試作機が作られているが今のものは普及しない。撮影から3D技術とコンピュータを駆使していないからである。
5.アメリカの宇宙科学者は早くからHMD(ヘッド・マウンティング・ディスプレイ)の技術で、デジタル化した宇宙ステーションのモデルなどを3D映像の中に取り入れさまざまな角度から眺めた映像で訓練できる装置を開発している。頭が左を向けばコンピュータはただちに宇宙ステーションを右へ移動させる。
6.3D映像のモデルを掴んだときに、その圧力まで指に伝わるサイバー手袋も開発されているので、本当のものを掴んだような気がする。それにイヤホンを併用することで視覚と聴覚で得られている印象は現実に近いかたちになる。
7.バーチャルリアリティ(VR)装置は宇宙ばかりでなく、家屋、自動車などゲームの世界にもより高度なものが普及する。
8.VRにも課題が多い。頭にかぶるヘルメットが重い、感触もよくない、色彩もどぎついので気分が悪くなる。それを解決するのは、ディスプレイ画面を取り除き、専用のめがねから弱いレーザ光線を目に照射して網膜にじかに映像をつくりだす。
9.更なるVRには脳科学との連携が必要になる。映像も音も、味覚、触覚、嗅覚などすべて脳の中を流れる電流で感じられる。脳の研究者は今、脳のさまざまな部位に電流の刺激を与えて、映像や臭いを自由につくりだす研究を行っている。

これらのVRの弊害も述べられているが、本書を読んでいただくか別の機会に紹介したい。
未来のたね ― これからの科学、これからの人間


yuji5327 at 07:29 
新技術 

2007年12月30日

年金照合 3

d1c83436.jpg簡単な話
国民の協力が必要
個人情報を楯にする
番号管理反対論者
インターネット時代に
出遅れている行政




yuji5327 at 07:24 
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トライアドの時代は何時まで続くか? 3

「大前研一著:大前研一戦略論−戦略コンセプトの原点、ダイヤモンド社、2007年」は、今も大きな書店のビジネス書の一番目に付くところに置かれている。本書の内容に関心がもたれているということは、同氏のこれまでの世界経済の分析が的を得ていたことであろう。昨日も紹介したが、本書を構成している論文は実は1990年代に米国で発表されたものを2007年の時点で見直し、1冊の本にまとめたものである。10年の時代の差など感じさせない新鮮な内容である。世界中を飛び回って得た情報を理系出身らしく論理的に分析しているので説得力もある。
「第5章トライアド戦略」の「事業環境の激変」では、世界の3大市場である日米欧を多国籍企業がどのように支配しているかを解説している。概要をまとめると以下のようになる。
1.日本と米国の国民総生産を合計すると、自由主義国の30%を占めている。イギリス、ドイツ、フランス、イタリヤのヨーロッパ上位4か国のGDPを加えると45%に達する。
2.日米欧のトライアドに住む顧客が世界のコンピュータと家電製品の85%を購入している。更に、日本、アメリカ、ドイツの3か国で数値制御工作機械の85%を購入している。
3.トライアド諸国は、どの国も類似の問題を抱えている。成熟経済、社会保障費の増大、高齢化、熟練労働力の稀少化、急速に変化する技術への対応、研究開発コストなどである。
4.トライアド市場のニーズは類型化しており、よく売れている工作機械を操作する人に求められるスキルも同一になっている。
5.以上のような事業環境の中で、グローバル企業は次のような方針転換を図っている。]働コストの低い場所に生産拠点を移す時代は終わり、資本集約的なロボット機械に投資し始めた。国内で研究開発して実績がでたものを海外市場に出すというような従来の手順はスピードが追いつかないことに気がついている。トライアドに住む6億人の消費者は、教育、所得、ライフスタイルなどが類型化しており、最適価格の最良商品を求めており、どの国の製品であるかを気にしない。

 トライアドに加えて、中国、インド、ブラジル、東南アジアなども激しく追い上げており、グローバル化と一言ではいえない時代になっている。トライアドの時代は何時までも続かない。

大前研一 戦略論―戦略コンセプトの原点


yuji5327 at 07:07 
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2007年12月29日

社会保障 3

c7e4eb89.jpgシビルミニマム
83兆613億円
全体の約半分を占める社会保障費3%増



yuji5327 at 08:00 
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農民を必要としない食べもの 3

未来を考えるきっかけ「クールアース50」という標題で2007年12月16日付けで、「アイリック・ニュート著、猪苗代英徳訳:未来のたね、日本放送出版協会、2001年」という本を紹介した。著者はノルウエーのオスロ生まれの作家で、科学ジャーナリスト、翻訳家という肩書きである。オスロ大学で天体物理学を専攻している。「第6章の食糧危機」に「農民を必要としない食べ物」というぞっとするような標題の小節がある。概要をまとめると以下のようになる。
1.世界の大都市は、おびただしい量の生ゴミと生活排水を出している。これが大問題で財政的に余裕のある都市では下水を浄化しているが、世界の大多数の都市では海や湖に流されている。その結果、毎年数百万人の人が汚染された水を飲んで死んでいる。
2.下水は水生植物の肥料になる。水中の酸素は使い尽くされ魚などの水棲動物は死に絶える。
3.微生物を加工して食べ物をつくれば事態は変わる。微生物が都会のどまんなかでも、下水道を工場に引き込んでバクテリアなどの微生物を食糧に変える。これは資源の節約にもなる。大気中のCO2も吸収して固定してくれるので地球温暖化を防止することができる。
4.都会で人工の太陽を使って大きな水槽で微生物を培養することになれば食糧の危機は解決できる。このシステムは宇宙でも使える。
5.人間はコムギや豚を「栄養素製造マシン」として利用している。そのマシンを原子、分子を自在に操れる「ナノマシン」がつくれるようになる。食糧マシンで今のステーキの味覚と食感をもつ人工ステーキをつくることが可能になれば、野菜畑や家畜はいらなくなる。
 
 SF以上に飛躍の多い話であり、そんな社会はありえないし、あったとしてもそこには住みたくないと思うのが普通の感覚である。未来社会を考えるということは、楽しいことばかりの桃源郷を思い浮かべていればよいということにはならない。

 似たような発想の国のプロジェクトが10年ほど前にあった。「生物的CO2固定化プロジェクト」という現存する(財)地球環境産業技術研究機構(RITE)のプロジェクトである。自分もそこで技術部長として参画した。火力発電所の排気ガスをバイオリアクタに導入して、細菌・藻類を培養した。生産された藻類を鶏の餌にすることができた。未来のたね ― これからの科学、これからの人間


yuji5327 at 07:51 
環境 | 新技術

2007年12月28日

政治決断 3

f28f81ab.jpg三権分立
司法と行政
垣根を超越
人命よりも法律
官僚たちの論理
血の通った政治



yuji5327 at 07:59 
池上湖心の書 

ネーション・ステートからリージョン・ステートの時代へ 3

「大前研一著:大前研一戦略論−戦略コンセプトの原点、ダイヤモンド社、2007年」は昨日も紹介したが、本書を構成している論文は実は1990年代に米国で発表されたもので、それらを2007年の今年、1冊の本にまとめたものである。しかし、10年の時代の差など全く感じさせない内容であり、今さらながら著者の世界を見る目の先見性には恐れ入る次第である。標題の「ネーション・ステートからリージョン・ステートへの時代」は「第9章リージョン・ステート・システムの経済学」の内容から付けたものである。日本でも地方分権が唱えられて大分時間が経つが、まだそれの必要性を理解できない政治家や役人が多いことを嘆いていても始まらない。日本のGDPも一人当たりにするとまた順位を下げて間もなく20位以下に転落するのも時間の問題である。その原因は本章で述べられていることである。概要をまとめると以下のようになる。1.ネーション・ステート(国民国家)の時代には、ビジネスと政治が政治的境界線で規定され、一定の範囲で展開されていた。しかし、世界では、連邦政府や自治区が権限を持ち成功している例が多い。例えば、統一ドイツやスペイン、カナダのケベック州などである。
2.その流れの3つの要因は、/佑筌▲ぅ妊◆⊂霾鵝∋駛椶瞬時に国境を越えて移動する時代には冷戦時代の忠誠心よりも、必要な資源が手元からどこかに行ってしまうことに気づいた指導者が出始めている。
⊂霾鵑溢れる時代には、各国政府には、世界の一番良質で安価な品物が国民の手に入るようにせよという圧力がかかり始めている。政府が、公共の利益(公益法人の公益)にかこつける天下り官僚保護のような目くらまし政策では通用しないことに気づき、この圧力を無視できなくなった。かっての重商主義(政商)ではネーション・システムが冨を生み出すエンジンの役割もあったが、今は逆に冨を壊す原因になっている。
3.日本の47の都道府県のうち44の自治体は国から補助金をもらって、シビルミニマム(生活のための最低の環境条件)を提供している。この不均衡は驚くばかりで、東京・大阪・福岡・札幌・名古屋の5地域で日本の冨の85%を生み出している。東京以外は納税額を上回る補助金や交付金を政府から受けている。青森市の年間予算は1500億円だが地方税の収入は300億円しかない。
4.ボーダレス時代の世界で生きていくためには、日本もリージョン・ステート(地域国家)の意識が重要である。例えば、北部イタリヤ、ウエールズ、ドイツのバーデン・ヴェルテンベルグ州、カルフォルニア州のサンディエゴ、メキシコのティファナなどの地域の地理的単位での経済活動が冨を産んでいる。
大前研一 戦略論―戦略コンセプトの原点


yuji5327 at 07:30 
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2007年12月27日

中国疾走 3

0c51ec95.jpg中国の雄大な大地
大きな市場
経営資源
世界各地のネットワーク
国際性豊かな個人の人柄
大同小異問題解決力


yuji5327 at 07:04 
池上湖心の書 

グローバル製品とは何か 3

「大前研一著:大前研一戦略論−戦略コンセプトの原点」の著者は、国際的な経営コンサルタントとしてよく知られているが、都知事選挙に出馬する行動力もある。青島幸夫氏に敗れた。日本の民主主義を嘆いていても仕方がない。本人は次々と新しい問題に挑戦し解決策を見出していることには敬服の至りである。本書の「第4章ボーダレス・ワールドの経営」の「グローバル製品とは何か」も面白い。概要は以下のとおりである。
1.グローバル製品といっても、地域の顧客の嗜好、価格設定などさまざまである。自動車ひとつとっても、各市場で受ける車を生産するためには50以上のモデルの車を設計しなければならない。それをこなす経営者や技術者を抱え、資金もある企業は日本にはない。
2.そもそもグローバル共通モデルなど存在しない。アメリカ、ヨーロッパ、日本はそれぞれ異なる市場であり、ニーズや嗜好の組み合わせも異なる。しかし、その市場を放棄しては会社は成立しない。
3.主要国市場に合わせたリード・カントリー・モデルを作らなければならない。例えば、日産自動車ならばフェアレディZのような機種である。それは市場開拓のスタート地点に必要なものであり、その車種で利益を上げるというものでもない。
4.対象とする商品が、美的嗜好になると消費者は平均値を嫌う。消費者は自分の好きな物が欲しいのであり、数学的に得られた妥協を嫌う。
5.「減算混合」という現象を高校の物理で習った。赤・青・黄色の3原色の絵の具を混ぜ合わせると黒になるという現象である。黒い製品は消費者のニーズには合わない。市場の現場で顧客の近くで消費者好む色を見つけなければならない。
6.製品にはいくつかの構成部品があり、その部品の魅力も問われる。しかし、美人コンテストの参加者の顔から最も美しい部品、この人の鼻、あの人の口、別のひとの額を組み合わせて合成写真を作っても、出来上がったものは魅力的な顔にならず、奇妙にさえ見える。そのような商品開発をしても不思議と成功しないものである。

などなど、一つひとつ含蓄のある言葉が述べられている。断片的にはどこかで聞いたような言葉であるが、全体を合わせてみると論理が一貫している。
大前研一 戦略論―戦略コンセプトの原点


yuji5327 at 06:51 
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池上技術士事務所の紹介
261-0012
千葉市美浜区
磯辺6丁目1-8-204

池上技術士事務所(代表:池上雄二)の事業内容
以下のテーマの技術コンサルタント
1.公害問題、生活環境、地球環境
2.省エネ・新エネ機器導入
のテーマについて、
・技術コンサルタント
・調査報告書の作成
・アンケート調査・分析
・技術翻訳、特許調査
を承ります。
有償、無償を問わず
お気軽に下記にメールをください。
ke8y-ikgm@asahi-net.or.jp

工学博士、技術士(応用理学)、
公害防止主任管理者、
騒音防止管理者の資格で
お役に立ちたいと思います。

池上湖心 プロフィール
○略歴
大東文化大卒、
在学中 上條信山に師事
書象会に所属、書象会理事
審査会々員
○作品展の開催
・主宰している「さざ波会」
 作品展を毎年8月開催
(於:稲毛ギャラリー)
・土曜会(グループ展)
 作品展を毎年10月開催
(於:銀座大黒屋)
○公募展の受賞、入選
・日展入選
・読売書法展(現在理事)
 読売奨励賞
 読売新聞社賞
・謙慎展(現在理事)
 春興賞の受賞:2回
○書道教室
・学生:月曜日
・一般:火曜日、水曜日





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