2012年02月

2012年02月29日

貿易赤字 3

e84db39d.jpg貿易赤字でも
国民が豊かになる社会
欧米諸国は
したたかに
業界保護よりも
国民の幸せ本位の
政策を実施している

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池上湖心の書 

日本は円高は悪いことだ思い込み、米国に同調し、国民の大切なお金を米国に無制限に差し出している。 3

「副島隆彦著:新たなる金融危機に向かう世界。徳間書店、2010」はユニークな本である。確かな情報源があるのか疑問が残る点はあるが共感する部分も多く、何度か当ブログでも紹介している。「第2章 ユーロ危機はアメリカによって仕組まれた」の印象に残った部分の概要を自分なりに補足して纏めると以下のようになる。
1.中国人民銀行は、人民元相場の弾力性を高めるとする声明を発表した。2008年から事実上ドルに固定してあった人民元相場の変動を再び認め、小幅で穏やかな元相場の切り上げを再開する方針である。カナダのトロントで開催されたG20首脳会議を前に、人民元改革に積極的な姿勢を示した。ただし1日あたり上下0・5%以内としている変動幅は現状を維持する方針である。
2.人民元相場は2005年の制度改革で約2%切り上がった。そのあと、ゆっくりとしたペースで上昇を続けた。しかし、世界の金融市場の混乱の影響で、輸出企業の業績が悪化した08年以降、人民銀行は元の相場を1ドル16.83元前後に事実上、固定してきた。元相場を実勢より低く抑えるための、元売り・ドル買い介入は、市場のカネ余りを招き、人民元の上昇を阻止するために、政府が元を放出してドル買いをするため、人民元が過剰流動性となって、中国国内にあふれることになり、不動産バブルやインフレの温床になってきた。
3.中国経済は世界に先駆けて金融危機から抜け出した。景気の回復傾向が鮮明になるにつれて、中国人民銀行による為替介入を減らして元相場の上昇を容認すべきだとの声が高まっていた。
4.人民銀行がこの時期に元相場の弾力性を高める方針を発表したのは、G20首脳会議を意識した面もある。中国外務省は、人民銀が声明を発表する直前に主要国の大使を呼び、弾力性強化の方針を説明した。米国は、同会議を事実上の期限として中国に人民元を切り上げるよう迫っており、中国政府は米国との摩擦がこれ以上激化するのを避ける必要があると判断した。
5.米中の合意で人民元は徐々に切り上がることに決まったが、国際投機筋に狙われて乱高下されないために急にではできない。1994年の1ドル=18.3元が2005年まで続いた。このあと、2006年に8.2元台になった。同年に、8元の壁を超えて7.7元になった。やがて1ドル4元、3元、2元にまで徐々に上がっていくと著者は主張してきた。しかし、個人には人民元はなかなか簡単には買わせないようになっている。このドル・元の世界的な通貨変動の動きに合わせて日本円・元の相場も変動する。日本円は、人民元との関係では、1元=13.5円を中心にして上下に揺れてきた。円が元に対して強いまま15年以上が過ぎた。1995年には、1元=10円という「円高元安」まであった。人民元が日本円に対しても強いという動きは続き、東アジア圏だけでなく、中国の世界覇権へと進む。
6.これまでは、アメリカが日銀に圧力をかけて超低金利(ゼロ金利)と金融緩和策を推進するように強いることで、人民元に対しても円相場は実力以上に強い状態で推移してきた。しかし、日本国民が貯蓄水準に見合った生活水準を享受するには、妥当な水準にまで元・円相場は下落するべきなのである。米ドルは対元でも下落すべきであり、人民元は大幅に上昇すべきなのである。日本経済は戦後ずっと輸出主導で、経済成長が達成されたために、今でも円高(ドル安)は悪いことだ、と多くの人たちが思い込んでいる。この思い込みは、アメリカ国内への日本からの資金流入に支障を恐れる米国に追従する日本財務省の主計局や国際金融局、大銀行を中心とする日本の輸出大企業も同調している。彼らはアメリカに洗脳され、日本国民の大切なお金をアメリカに無制限に差し出す売国奴になっている。


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2012年02月28日

ものづくり大国危機 3

b563c051.jpg
エルピーダメモリ倒産
日の丸半導体の没落
遅すぎた次の一手
官僚の無能力も一因に
日本の偏差値教育も遠因
サラリーマン経営者の本気度
国内外メーカーとの提携不調
万策尽きて会社更生法の適用
経済産業省元審議官の
インサイダー事件
霞が関の病巣氷山の一角
産業のコメに無頓着な日本国民
農業のコメしか知らない政治家

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ものづくり 

イスラム教では神との契約を守ることが正しく、守らないこと悪ということを徹底させた。 3

「小室直樹著:論理の方法、東洋経済新報社、2003年」の「第5章:第3章マクス・ウェーバーにみる宗教モデル」の「ユダヤ人の歴史観と中国人の歴史観」の世界の宗教についての分析が面白い。印象に残った部分の概要を自分なりに補足して纏めると以下のようになる。
1.ラフカディオ・ハーン(日本名、小泉八雲)が強調しているように、日本人は神には非常に従順だが、イスラエルの民は神に反逆することが多い。有名なのはソロモン王の反逆である。イスラエルはそれまでは国をつくらなかったが、紀元前10世紀初頭に一介の羊飼いであったダビデ、後のダビデ王がエルサレムを征服して、王国を建設する。その後ソロモン王が神殿を建設した。ところがソロモン王は神に対する反逆をする。「旧約聖書」には、神はダビデ王が自分の忠勇な兵上を騙して殺し、その美しい妻を奪ったことには大変怒ったけれど、それ以外で、人をたくさん殺したという程度では全然怒らなかった。
3.ソロモン王はやたらに人を殺し、いろいろ悪いことをしているが神はそれも怒らない。ところがソロモン王は外国からお妃をたくさん娶り、そのお妃が故郷の神々を持ち込み、その神の神殿をあちこちに建てた。このことは、「絶対に私以外のものを神とすること勿れ」「神の像をつくる勿れ」という神の厳命に背いているので神は猛烈に怒った。
4.ソロモン王については「アラビアン・ナイト(千夜一夜物語)にも話が出てくる。悪魔なども簡単に取り抑え、壺のなかに入れてしまうくらい凄い力を持っていた。「ソロモンの知恵」の凄さのいろいろな話が後々まで伝えられている。
5.しかし神に背くことだけは許されなかった。ソロモン王が死ぬとたちまち王国は2つに分かれた。王国はイスラエル王国とユダヤ王国に分かれた。ソロモン王の後の主も神との契約を殆ど守らなかった。神は当然にして大いに怒った。
6.ソロモン王よりも、ずっと前にノアの箱船の話がある。「旧約聖書」には、人間が増えてだんだん悪いことをするようになったので、神は人間を全滅させようとした。しかし、ノアという善良な人がいるから、ノアと彼の一族だけは助ける。箱船をつくって、その中にノアの一族とあらゆる動物を一つがいずつ積み込んで船出する。
7.重要なことは「悪いこと」とは、神の命令に背くこと、神との契約に違反することである。違反しないことは何をやってもよい。だからユダヤ教、キリスト教、イスラム教という宗教では、善いことと悪いことははっきりしている。神が善いか悪いか決める。神との契約によって決まるので、それ以外のことは何をやってもいい。
8.モーセ(前13世紀)の十戒には神との契約で絶対やってはいけないことが列挙されている。モーセの十戒を読めば、古代ユダヤ教では何が善いことで何が悪いことかがはっきりわかる。
9.日本人が驚くのは「創世記」に出てくるソドムとゴモラの話である。ソドムとゴモラに住む人々が悪いことをしたので、神はこの人々を全滅させた。ところが、ソドムには正しい人:ロトが住んでいた。ロトは自分の家族を連れて逃げ出した。途中でロトの妻は後ろを振り返ってはならない、という神の命令に背いたので塩の柱にされてしまう。彼は2人の娘と山に行って洞穴に住みついた。そこから先が問題である。ロトも2人の娘もだんだん年をとってくるが、山の中に隠れているので娘たちは結婚できない。そこで、あるときお父さんに酒を飲ませて、2人の娘は父親の子供を産む、
10.そのようにして生まれた子供は一つの部族の先祖になって、その部族は大いに栄えた。今日の人々からみれば近親相姦は罪ではないのか、という疑問が当然湧くが、その時代には罪ではなく、子孫は大繁栄する。罪ではなかった理由は、未だ十戒が結ばれていなかった時だからである。
11.神との契約を守ることが正しく、守らないことは悪ということを徹底させたのが後世のイスラム教である。イスラム教では、何が正しくて何が間違っているかはイスラム法で決まる。「コーラン」をはじめとする10の法源によって何が正しいか正しくないかを決める。そこには、非常に重い罪から割合に軽い罪まで書いてある。どこにも書いてなかったらそれは罪ではない。割合に軽い罪というのはちょっと反省すれば許される。例えば、イスラム教では禁酒を命じているが、日本に来たイスラム教徒などは盛んに酒を飲む。イスラム教では酒を飲むなという禁令は割と軽い。その程度の罪だったら後で反省すれば許される。
12.絶対に許されない罪は神の像をつくることである。イスラム教では、今でもセックスの犯罪は非常に重い。そういう罪を犯した人は石打ちの刑に処せられる。物を盗むことも重罪で手首を切り落とす刑に処せられる。


論理の方法―社会科学のためのモデル
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2012年02月27日

ゆとり教育の影響? 3

9012f17a.jpg大学生の数学学力の低下
偏差値教育も影響
その影響は拡大
国会の議論も
論理的な説得力欠如
事務系官僚幹部の能力不足
メディアのアバウトな記事
テレビのコメンテータの
非論理的な話

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池上湖心の書 

インフレは、年金に頼る退職者の最大の脅威である。その数はやがて確実に過半数を占める。アメリカの政治体制でも一大利害集団になり、強力な政治勢力となる。 3

「P.F.ドラッカー著、上田惇生訳:歴史の哲学、ダイヤモンド社、2003年」の名言集の第10章:政治の再建には日本の政治に当てはまる言葉が多く見られる。印象に残った部分の続きの概要を自分なりに補足して纏めると以下のようになる。
1.今日の65歳の平均余命と健康度は、1920年代の52−3歳に相当する。定年制によって65歳に退職した者も、早期退職制によって65前に退職した者も、退職後まもなく、欲しかったものは長期休暇にすぎなかったことを知る。
2.定年制の緩和は不可避である。人間的な見地から求められることである。65歳定年制は、パートタイムでも働きたいとの欲求を持つ健康な人たちに、怠惰にさせ、無用の存在たることを強制する。
3.今から20年後あるいは25年後には、組織のために働く者の半数は、フルタイムどころか、いかなる雇用関係もない人たちとなる。とくに高年者がそうなる。したがって、雇用関係にない人たちをいかにマネジメントするかが、重要な課題の一つとなる。
4.定年制見直しにかかわる最大の難問は、身体的あるいは知的な能力が低下して満足な仕事のできなくなった者を退職させるための基準の設定である。カリフォルニアの州法のように年齢による退職を禁止した場合には、年齢ではなく身体的、知的能力の低下を判断し、退職させるための客観的な基準が必要となる。誰がその基準を定めるか。誰がその実施にあたるか。
5.先進国は今、集団自殺しつつある。人口を維持しうるだけの赤ん坊を生んでいない。理由は簡単である。若い人たちが、増大する高年者入口を扶養しきれなくなったからである。重荷に耐えるには、高年者の対極にある子供を減らすしかない。
6.出生率の回復はありえなくはない。だが今日のところ、先進国でベビーブームが再現する兆しはない。しかも、一夜にして50年前のアメリカのべビーブーム時の3.0の水準に急上昇したとしても、それらの赤ん坊が教育を受け、生産力をもつ成人に育つには、25年を要する。
7.若年人口の急減は、ローマ帝国崩壊時以来というだけでも重大な意味をもつ。すでに先進国のすべてと中国、ブラジルが、人口維持に必要な出生率2.2を下回った。このことは、すべての先進国において、外国人労働者と移民の受け入れが、国論を二分する問題になることを意味する。
8.人口が減少する豊かな先進国のすぐ隣に、人口が増加する貧しい途上国がある。人の流れの圧力に抗することは、引力の法則に抗することに似ている。それでいながら大量移民、とくに文化や宗教の異なる国からの大量移民ほど、危険な問題はない。最も深刻なのが日本である。定年が早く、労働市場が硬直的であり、しかも大量移民を経験したことがない。
9.アメリカの従業員は、賃金に加えて、年金基金を通じて、企業の所有者から報酬を手にするので、資本の所有者および供給者、資本市場の支配者となりつつある。アメリカだけが、マルクス経済学にいう「価値の源泉たる労働者が生産活動の成果を手にする」という意味において、真の社会主義の最終段階に達した。
10.年金基金の資金は、いかなる資本の定義にも該当しない。用語だけの問題ではない。年金基金の資金は、実のところ繰延べ賃金である。退職した人たちに対し、賃金に相当するものを支払うために積み立てられているにすぎない。
11.先進国では、45歳以上の者の大部分にとって、年金基金の受給権こそ最大の資産である。19世紀の生命保険は、実のところ死亡保険だった。これに対し、年金基金は老齢保険である。年金基金は、ほとんどの人間が労働年齢をはるかに超えて長生きすることが当然となった社会では、不可欠の機関である。年金基金の収奪からの保護こそ、政策と法律を策定する者にとっての重大な課題である。
12.資本市場における意思決定権が、企業家すなわち未来に投資する者の手から、受託者としての資産管理者、すなわち過去に投資する者の手に移ったことにある。そこには、これから成長しようとする新しく小さな若い事業を餓死させる危険がある。
13.就業者の疑似貯蓄によって消費をまかなわれる退職者は、増加の一途をたどる。その結果、年金給付の総額が増加し、いわば逆貯蓄ともいうべき現象が進行する。この逆貯蓄を埋めるための資本形成の方法について、真剣に検討されたことはまだない。
14.大恐慌以来、失業は、現代社会に特有の最も危険な病とされてきた。高齢化社会では、失業に代わってインフレが、現代社会に特有の最も危険な病となる。
15.インフレは、年金に頼る退職者にとって最大の脅威である。50歳を過ぎた従業員にとっても、将来の年金の購買力が低下することは重大な脅威である。この2つの世代を合わせると、現在すでに成人人口のほぼ半分に達し、やがて確実に過半数を占める。彼らは、年金基金社会主義の発展の結果として、インフレに対し、かつてない重大な利害を有する。共通の利害を有するこの種の利害当事者は、アメリカの政治体制にあっては一大利害集団であって、強力な政治勢力となる。


歴史の哲学―そこから未来を見る (ドラッカー名言集)
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2012年02月26日

牡丹の芽にくれなゐの寒さあり 3

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飯田龍太句
長谷川櫂解説
牡丹の花の豪華さ
春の芽立ちも劣らない
不動明王をつつむ火炎
紅蓮の炎
寒々とした様子
くれなゐの寒さ
簡潔な言葉
(読売新聞2012.2.25より)

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池上湖心の書 

王様が勝手に税金を取れないこと、法律を作れないことの歯止めとして作ったのが議会である。 3

「小室直樹著:日本はいまだ近代国家に非ず、ビジネス社、2011年」の「第5章デモクラシーとは何か」が面白い。特に、「自由主義とは、政治の権力から国民の権利を守ること」の小節の印象に残った部分の自分なりに補足して纏めると以下のようになる。
1.今のデモクラシーの元祖とリベラル、自由主義は異なる。リベラルとデモクラシー。自由主義と民主主義というのは戦後の日本にとっては似たようなものだが、歴史的には違う。フランシス・フクヤマ氏は『歴史の終わり』で繰り返し述べていることを一言で要約すると、自由主義とは、政治の権力から国民の権利を守ること。民主主義とは政治権力に国民が参加することで、この二つは全然違う。
2.英国における自由主義の発端は、清教徒革命(1640〜60年)である。清教徒革命の発端は違法な税金を国民に課そうとしたことから起こった。国王という絶対権力から国民の権利を守るために戦った。大事なのは、この時代は絶対主義の時代であったということである。即ち国王の権力は絶対だと思われていた。どんな時代であったかと言うと、「自由に臣下の生命、財産を奪っても宜しい」というのが絶対君主である。
3.中世においては多くの制約があった王の大権が、諸特権を打破して絶対性を獲得してゆく過程が近代絶対主義の成立過程である。近代絶対主義は恐ろしい。ホッブスはこれを「リヴァイアサン」と呼んだ。リヴァイアサンとは聖書に出てくる怪獣である。絶対主義は、リヴァイアサンよりも、ゴジラよりも、如何なる怪獣よりも遥かに恐ろしい。何しろ、主権を有する領国内では、どんなことをしても、それが正当なのである。
4.英国は、フランスやスペインとは違って、絶対主義が法制化されることはなかったが、チューダー王朝は、実質的に絶対主義であった。王の大権は、全盛時代のルイ14世のそれと、殆ど同様であった。議会は王権に隷属した。フランスの三部会などとは違って存続はしているのだが、王権に抵抗するなんてとんでもない。チューダー王朝の諸王は、自由に人を殺し、財産を奪った。この点、ロマノブ家、ブルボン家などの絶対主義諸王朝と同様である。
5.メアリー1世は熱烈なカトリック教徒であるのに、当時のイングランドでは、カルヴァニズム始め激烈な禁欲的プロテスタンティズムが漲ってきた。後のクロムウェルも、この禁欲的プロテスタンティズムに同調した。敬慶なるカトリック教徒メアリー1世にとって、プロテスタント、殊にカルヴァン派などの禁欲的プロテスタントは許すべからざる存在であった。彼らを生かしておいたのでは神様に申しわけないと、思い定めたメアリー1世は、プロテスタントを殺し捲った。余りに沢山殺し捲ったので、血なまぐさきメアリーというあだ名が奉られて今に残る。
6.メアリー1世の殺しの手は、エリザベスにまで及んだ。エリザベスは、プロテスタントの一種の英国国教派である故に、姉のメアリー女王の命によって捕らえられて、ロンドン塔に幽閉され、斬首刑を待つばかりであった。この時もし、エリザベスが斬首されていたならば、チューダー王朝はこの時に断絶し、スコットランドのメアリー・スチュアートが継ぐことになった。
7.運命は、エリザベスに味方した。エリザベスが斬首を覚悟していた時、メアリー女王の方が急死した。エリザベスは、晴れてロンドン塔を出た。人民は一斉に、エリザベス万歳。エリザベスは、めでたく即位してイングランド女王なった。
8.チューダー王朝の歴史を知っただけでも、絶対主義とは如何に恐ろしいものかが分かる。王様が、こうと決めたら人民を殺すのは自由自在で、財産を没収するくらい朝飯前なのである。その国王の権力から国民の権利を守るというプロセスから、欧米人は、権利の中で最も大事なのは財産権であるとし、王様は勝手に税金を取れないこと、王様が勝手に法律を作れないことにした。その歯止めとして作ったのが議会である。だから、近代が生まれることによって、議会の機能が根本的に変わったのである。中世における議会の機能はユダヤのサンヘドリン(宗教議会)と同じ裁判所である。


日本いまだ近代国家に非ずー国民のための法と政治と民主主義ー
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2012年02月25日

便利さの意味 3

dc79a5e7.jpg駅ナカビジネス
駅上ビジネス
利用者の利便性
保育所も駅ナカが便利
規制撤廃
市民目線の発想

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池上湖心の書 

駅ナカビジネス、駅上空間ビジネスが今後も拡大していく。 3

2月24日付の大前研一さんのニュースの視点は『地方都市の駅ナカ〜博多に見る強みを活かした戦略』と題する記事である。最近の不動産の価格の動向をわかりやすく解説したものである。概要を自分なりに纏めると以下のようになる。
1.オフィスビル仲介大手の三鬼商事が9日まとめた東京都心5区(千代田、中央、港、新宿、渋谷)の1月末の空室率は、 前月比0.22ポイント高い9.23%となり、過去最高を10カ月ぶりに更新した。一方、マンション市場調査の新東通信の調べで、東海3県の11年の新築マンション発売戸数が5年ぶりに前年を上回ったことが分かった。大型高層マンションの分譲が名古屋市内で相次いでいることが大きいためである。
2.この2つは不動産業界の現象は同じ原因に端を発する。東京都心5区では、オフィスの平均空室率が10%に近づきつつあり、どんどん坪単価が下落している。今後、空室率が10%を超える段階になると、さらに坪単価はガクンと落ちると予想される。
3.先週の動きを見ても、2万円台の坪単価だった物件が1万9000円、1万8000円台へ下落し、FR(フリーレント:賃貸借の形態の一つで、入居後賃料を支払わずに、 一定期間貸借すること)も6ヶ月から8ヶ月へ、という状況が多数発生してた。
4.オフィスビルは供給過剰になると「相当」の下落を余儀なくされるが、マンションの場合にはある一定レベルまで下落すると一気に入居者が増えるので、その時点で下げ止まる傾向にある。最近の例を見ていると、日本では大都市の都心部では料金が高いため、少し遠い地域から都心部の会社へ通勤していた。長距離通勤は疲れるから都心部の物件価格が下がってくるなら検討したい、という人がたくさんいる。
5.会社や駅に近い優良な物件があれば、値段次第で需要は無限大である。40分〜1時間以上かけて通勤していた人たちが戻ってくる。オフィスビルのように、単価が3万5000円だったものが1万8000円に半減するような事態に陥ることはまずあり得ない。
6.今、名古屋で大型高層マンション需要が高いののは、JR名古屋駅上という立地条件で成功したJR名古屋高島屋と同じである。トヨタやデンソーなどが駅前に移転してきたことが大きく影響している。数年前トヨタは、営業機能を豊田市から名古屋駅近くのミッドランドスクエアに移転した。それまで豊田市に住んでいた人たちにとっては通勤が大変になった。名古屋駅近くに条件の良いマンションがあるなら、ということで、主に部課長クラスの人たちが引越しをしている。JR東海の駅集中効果が見事に発揮されている結果である。この効果は今後、しばらくは続く。 名古屋駅周辺が盛り上る一方で、豊田市のような場所では空洞化が進む。
7.JR博多シティを運営する博多ターミナルビルの丸山社長は16日、専門店街「アミュプラザ博多」の初年度の売上高が計画比1割増になることを明らかにした。丸山社長は「福岡の中心部には、これほど雑貨店や飲食店が集積した施設がなかったので、消費者の支持が得られたのだろう」と語った。
8.これまで福岡の中心部は「博多」ではな「天神」だったが、その状況に変化が現れてきた。キャナルシティ博多などで盛り上げようとしたが、博多は未だ通過点として寂しい状況で、百貨店やショッピングセンターなど、福岡では西鉄の影響力が強く天神が圧倒していた。しかし、今回の博多シティは計画がよかった。JR九州の九州新幹線開通とタイミングを合わせたことに加え、アミュプラザ博多、博多阪急など駅の近くに魅力的なものを集積させた。その結果、今までは通勤途中の通過点に過ぎなかった博多が、そこで「時間を過ごす」街に変わってきた。
9.JR博多シティの貸し会議室の稼働率が9割を超えているのを見ても、企業の部長クラスの人が「博多」に集まって会議をして、そこで買い物をしてお金を落としていく、という人の流れが想像できる。また東京から仕事に来た人は、九州の関係者を一同博多駅に集め、貸し会議室でミーティングをするということもある。これ西鉄には真似できない。JR博多シティも博多阪急も、集積効果も手伝って、予想をはるかに上回る業績を上げている。まだ名古屋の高島屋ほどの圧倒的な業績ではないが、それでもやはり「駅ナカ」商売の強さを感じる。


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共通テーマ | 環境
池上技術士事務所の紹介
261-0012
千葉市美浜区
磯辺6丁目1-8-204

池上技術士事務所(代表:池上雄二)の事業内容
以下のテーマの技術コンサルタント
1.公害問題、生活環境、地球環境
2.省エネ・新エネ機器導入
のテーマについて、
・技術コンサルタント
・調査報告書の作成
・アンケート調査・分析
・技術翻訳、特許調査
を承ります。
有償、無償を問わず
お気軽に下記にメールをください。
ke8y-ikgm@asahi-net.or.jp

工学博士、技術士(応用理学)、
公害防止主任管理者、
騒音防止管理者の資格で
お役に立ちたいと思います。

池上湖心 プロフィール
○略歴
大東文化大卒、
在学中 上條信山に師事
書象会に所属、書象会理事
審査会々員
○作品展の開催
・主宰している「さざ波会」
 作品展を毎年8月開催
(於:稲毛ギャラリー)
・土曜会(グループ展)
 作品展を毎年10月開催
(於:銀座大黒屋)
○公募展の受賞、入選
・日展入選
(平成28年度、国立新美術館にて開催)
・読売書法展(8月開催、現在理事)
 読売奨励賞
 読売新聞社賞
・謙慎展(3月開催、現在理事)
 春興賞の受賞:2回
○書道教室
・学生:月曜日
・一般:火曜日、水曜日





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