2012年11月

2012年11月25日

国民会議

国民会議
社会保障制度改革国民会議
初会合を30日に開く方針
民主、自民、公明3党の実務者が日程を決める。
8月10日に成立した税と社会保障一体改革関連法
委員は、会長に内定している清家篤慶応義塾塾長
伊藤元重東京大大学院教授
宮本太郎北海道大大学院教授
権丈善一慶応大教授
神野直彦東京大名誉教授ら15人
将来的な年金、医療、介護などの制度設計
委員の選ばれかた
委員の責任と義務、権利
国民への痛みの説得役
政治家や官僚ができないので
政治の常套手段



yuji5327 at 06:58 

中国でも、エネルギー消費の多い産業の生産量と電気使用量が下がる一方で、電気使用量の比較的少ないハイテク産業が急速に成長している。

世界経済が回復するなか、なぜ日本だけが取り残されるのか
世界経済が回復するなか、なぜ日本だけが取り残されるのか
「野口悠紀雄著:世界経済が回復するなか、なぜ日本だけが取り残されるのか、ダイヤモンド社、2010年」の「中国の成長メカニズムは持続可能か?」は参考になる。「中国の不動産バブルは対岸の火事ではない。疑問が多い中国の経済データ」の印象に残った部分の概要を自分なりに補足して纏めると以下のようになる
1.中国経済が経済危機から早期に回復したことから、中国に期待が集まっている。しかし、成長を示すいくつかの指標は矛盾している。将来の市場や投資先を中国に求めようとするのであれば、投資家や企業は、中国のデータをもっと慎重に見る必要がある。経済活動を分析する場合の基本データは、GDP(国内総生産)である。中国経済に関しては、GDPの値が特別重要な意味を持っている。
2.中国では、経済政策の目標として実質8%成長が謳われる。農村部から都市に流人する膨大な人口に雇用機会を提供するためには、それだけの経済成長がどうしても必要だが、GDPで示された経済成長率の達成は、大きな経済目標だが、中国は特に直接的なかたちで目標が設定されてい
3.GDPを重視しているのは、中国政府だけではなく、日本の輸出産業は、今後の市場を中国をはじめとする新興国に求めようとしている。今後の投資対象として、中国をはじめとする新興国が有望としている。そうした判断の基準になっているのは中国の経済成長率の高さである。それほど重要な指標であれば、正確さが重要である。しかし、中国のGDPデータは疑問が多い。
4.2009年に、IEA(国際エネルギー機関)は、中国政府が発表した同国の09年第1四半期のGDP成長率6.1%に対して疑問を表明した。この数字は、中国の石油需要や電力使用量が同時期に著しく低下した事実と矛盾する。IEAによれば、中国の1〜3月期の石油需要は、前年同期比で3.5%減少した。これは、製造業の減速でナフサとディーゼル油の需要が大幅に減退したことによると考えられる。同時に、電力需要も低迷した。IEAは、中国が本当に6.1%の経済成長を達成したのであれば、石油需要が高い伸びを示したはずだ、と指摘した。言うのである。ウォールストリート・ジャーナルも同じような疑問を提起した。
5.これに対して、中国当局は、つぎのような反論した。経済全体の成長率とエネルギーの一部の消費速度を比べたのでは、全体と一部を比べるという間違いを犯すことになる。09年第1四半期においては、GDP成長率が6.1%となった一方で、エネルギー消費量の増加率は3.0%だったが、エネルギー消費景は経済動向と同方向の変化を示している。不一致ではない。経済がプラス成長となる一方で電力使用量がマイナスとなるという現象にも問題はない。電力使用量とGDP成長率の違いは、アメリカにも例がある。アメリカの01年の電力消費は3.6%減少したが、GDPは0.8%増加した。1991年には、電力消費が5.0%増加する半面で、GDPは0.2%減少した。
7.中国の国家統計局・国家発展改革委員会・国家エネルギー局が2009年に発表したデータによると、07年に比べて、中国全体での単位GDP当たりのエネルギー消費は、4.59%低下し、単位工業付加価値当たりのエネルギー消費は8.43%低下し、単位GDP当たりの電力消費は3.30%低下した。中国のエネルギー消費が、わずか一年という短期間のうちに、劇的に効率化したこと信じがたい。エネルギー関連の数字が実態を表しており、GDPの数字は水増し、と考えるのが自然である。
8.中国当局は、産業構造に大きな変化があったため、サービス産業への移行やハイテク産業の発展だと説明した。ところが、減少率が大きい地域は、たとえば内モンゴル自治区である。ここは、中国のなかでいわば辺境部にあたる地域だが、こうした変化を引き起こすほど大きな産業構造の変化がこの地域でわずか1年のあいだに生じたとは、信じがたい。
9.中国当局は、中国の産業構造が短期間のうちに大きく変貌した、との説明した。中国の産業構成は2009年第1四半期において大きな変化を遂げ、電力使用量の比較的少ない第三次産業が、急速な伸びを見せた。第三次産業の第1四半期における付加価値額の成長率は前年同期比7.4%増となり、第二次産業の成長率を2.1ポイント上回った。GDPに占める割合も前年同期の42.7%から44.3%に高まり、第二次産業を上回った。他方で、工業付加価値額がGDPに占める割合は、08年第1四半期の46.0%から44.1%に下がった。
10.エネルギー消費の多い産業の生産量と電気使用量が下がる一方で、電気使用量の比較的少ないハイテク産業が急速に成長した。他方で、情報関連製品の製造、化学薬品の製造、生物化学製品の製造、医療設備・機械の製造は、10%以上成長した。通信交換設備の製造は34.7%の成長率を記録した。中国当局は、国際機関は、国際社会の健全で秩序ある発展を保っていくために、発表するデータに対してまじめで厳粛な責任ある態度を取らなければならない、とIEAを批判している。



yuji5327 at 06:43 
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2012年11月24日

政策で真贋見極める

政策で真贋見極める
第三極の真贋
官僚主導の日本の統治機構
お上意識の日本国民に意識改革
国が何とかしてくれる
やりたい放題の天下り
毎年数十兆円の無駄遣いを隠してきた
政官癒着と既得権者の集票行動
今こそ第三極に期待するが
抵抗する不純成分が混じり込んできた

yuji5327 at 06:58 
池上湖心の書 

石原前都知事は中国との関係を悪化させた張本人だが、何ら責任を取らず、日本を指導しているがごとく振る舞うのは無責任極まりない。

11月23日付けの大前研一さんのニュースの視点は『 次期衆院選挙の動向〜実態なき第三極。リードすべきは自公・民主 』はさすがに世界を、日本の世の中の動きをよく見ており参考になる。概要を自分なりに纏めると以下のようになる。
1.衆院は16日の本会議で解散され「12月4日公示・16日投開票」の日程で総選挙が行われることが正式に決定した。野田総理は目標を「比較第1党」とし、現政権を維持できる「単独過半数」の確保は厳しいとの認識を示した。
2.政権奪還を狙う自民・公明両党は「自公で過半数」を目指し、日本維新の会など第三極を目指す勢力との三つ巴の構造となっている。第三極などと呼ばれているが、ほとんど実態がない政党ばかりだから、「三つ巴」ではなく、もっと「自公」「民主」がしっかりしてくれないと困る。
3.懸念しているのは、自民党の安倍総裁の演説内容である。持論である「右傾化した日本」についての発言が多く、防衛面では海外と揉めるのが前提になっているような話しぶりである。憲法改正という点では私も賛成だが、その改正内容という意味では180度違う見解である。
4.日本の将来を考えると、国際的に活躍できるような開かれた国家を目指すべきである。 残念ながら安倍総裁の話は、それとはかけ離れた国家像が浮かび上がる。今、安倍総裁はおかしな持論を持ち出すべきではなく、「自民党として十分反省した」ということ、と「民主党政権の3年間がいかに無意味だったのか」ということ、だけを国民に話すべきである。
5.「太陽の党」との合併を表明した「日本維新の会」は、3ケタの数の候補者擁立を目指す考えを示している。松井幹事長の影響なのか、あるいは一時期の圧倒的な人気で政権を取れると判断したのか、いずれにせよ橋下大阪市長は国政に乗り出した結果、自分自身を見失いつつある。
6.橋下市長の動きを見ていると、「こういう大阪を作りたい」「そして大阪を足がかりとして、日本を変えていきたい」という明確なポリシーが感じられない。頭の中は「いかにして目の前の選挙に勝つか」ということだけである。
7.石原前都知事と手を組んだのも、選挙に勝つために自分が足りない部分を埋めたい一心なのである。橋下市長は、核兵器廃絶に関連して「政治は現実に即して戦略を考える必要がある。スローガンだけ掲げるような政治はもうやめないといけない」と発言した。
8.このようなことは周知の事実であり、沖縄返還、北方領土問題など自民党が隠してきた嘘というのはたくさんある。橋下市長の政治家人生において、今ここでそんなことを言う必要はない。
9.石原前都知事について言えば、いい加減無責任なことはやめて欲しい。中国との関係性が悪化した原因を作った張本人が、何ら責任を取らないまま、日本を指導しているがごとく振る舞うのは無責任極まりない。せめて中国との関係が悪化したことについて、どれほどの責任を感じているのか説明するべきである。
10.今後の日本にとっては「経済」「外交」が最重要課題だが、橋下氏、石原氏はこの点についての提案していない。どのように日本経済を立て直すのか、中国、韓国、ロシアとの外交をどう進めていくのか、石原氏も橋下氏も地方政治家に過ぎず、国政レベルで期待するのは難しい。


yuji5327 at 06:37 
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2012年11月23日

離合集散

離合集散
日本に15の政党が誕生
離合集散は続く
トルコのエルドアン首相は
イスタンブール市長経験者
行政経験を通じて
イスラム原理主義から
中道穏健主義に
今日のトルコの安定と繁栄をもたらす


yuji5327 at 07:14 
池上湖心の書 

トルコのエルドアン首相は市長時代に行政手腕を発揮し、行政経験を通じて、中道穏健主義者となり、トルコに安定と繁栄をもたらした。

895
「山内昌之著:中東危機の現状、学士会会報、No.896、2012年-后廚痢屮ぅ薀職争後の中東地域のパワーパランス」の小節が参考になる。印象に残った部分の概要を自分なりに補足して纏めると以下のようになる。
1.2003年に勃発したイラク戦争は中束の勢力分布を大きく変え、その後約10年間、2つの競合する勢力の均衡が続いた。1つは、ムバーラク大統領のエジプトとアプドゥッラー国王のサウジアラビアを中心とする「アラブ穏健派」である。この一派の背後にはアメリカが存在するので、アメリカが庇護するイスラエルも絡んでくる。もう1つは、イラク戦争翌年の2004年に結ばれた、シリアとイランの「イスラム急進派同盟」である。これら二つの勢力の対立と均衡は、三つの出来事で崩さた。
2..一つは、米軍のイラク完全撤退である。中東問題はアメリカ外交の最重要課題で、オパマ大統領も、就任当初から四つのテーマを挙げ、和平構想を練っていた。四つとは.僖譽好船別簑蠅硫魴茵↓▲ぅ薀の平和的秩序の樹立、タリパンの跋扈するアフガニスタンの無政府状態の収拾、ぅぅ薀鵑粒乏発の阻止、である。しかし、これらの課題に著しい成果を残せないまま、イラク撤退などアメリカの中東離れが始まった。
3.二つ目は、「アラブの春」に見られる民主化運動の広がりと、それに対する湾岸協力会議(以下、GCC)の弾力的な反応である。GCCは、日本ではあまり注目されないが、中東において最大の影響力がある政治経済協力機構である。クウェート・カタール・アラブ首長国連邦・サウジアラビア・バーレーン・オマーンという、ペルシャ湾岸の首長制ないし王制を採る6ヶ国からなっている。
4、三つ目は、イランの凋落とトルコの台頭である。イラク戦争の最大の勝利者はアメリカではなく、イランである。アメリカの開戦動機は、大量破壊兵器の排除と民主化の実現であったが、結果としてシーア派国家のイランは一兵の犠牲も出さず、アメリカに9・11の犠牲者2982人を上回る4000人以上の犠牲を出させ、フセイン政権を打倒させた結果、イラクに成立したのはシーア派政権だった。イランとシーア派が得をするだけ、と知っていれば、アメリカはイラク戦争に踏み切らなかったかもしれない。
5.イラク戦争後、シーア派非アラブ国のイランが、スンニ派アラブ諸国の中東においてほぼ一人勝ち状態だった。最大の同盟国シリア、レバノンのシーア派テロ組織ヒズブラー、パレスチナ・ガサ地区のスンニ派テロ組織ハマス、シーア派政権のイラク、国民の多数派がシーア派である湾岸の王国バーレーンなどを通じ、地中海から湾岸にかけ、大イラン勢力圏が形成されつつあった。
6.民主革命が爆発したシリアは自国のことで手一杯で、同盟国として機能しなくなった。バーレーン騒乱に際し、イランは干渉を企てたが、GCCの横槍で失敗した。イランの覇権主義を嫌ったGCCは、ヨルダン王国の加入を認め、モロッコ王国にも加盟を申謂することで、今後、両国でバーレーンと同じ騒乱が起きても、イランの干渉を封じた。
7.アラブの春を機に、イランの地域覇権に陰りが見え始め、そこにトルコの新オスマン外交の矢が飛んできた。トルコは15世紀のオスマン帝国以来、アラブ地域のほぼ全域を支配してきたが、1922年のケマル・アタチユルクの革命によって共和国へと変化した。トルコは中東において珍しく、議会制民主主義・政権交代・複数政党政治が機能してきた国である。EUの準加盟国、かつNATOの正式加盟国という西側寄りのスタンスを維持しながら、同時にイスラム諸国会議機構(OIC)という、国連に常任代表を持つイスラム諸国の国際組織にも加盟している。
8.トルコは現在、エルドアン首相が率いる公正発展党が与党である。彼はイスタンブール市長も務めた人物で、そこで行政手腕を発揮して共和国首相に登りつめた。彼もその政党も、元はイスラム原理主義に染まっていたが、行政経験を通じて、イスラムと民主主義の共存について模索を重ねた結果、政治的リアリズムを持つ寛容な中道穏健主義者となり、トルコに今日の安定と繁栄をもたらした。
9.エルドアン首相とダウトオール外相がコンビを組む外交は、新オスマン外交と呼ばれ、近隣との紛争ゼロを目指している。このため、アラブの春以前はシリアやリビアの独裁者にも寛容で、市民の自由や人権を十分に尊重してこなかったという批判もある。しかし、チュニジアやエジプトで変化が生じると、トルコ政府は蜂起した市民の立場に接近し、リビアでもNATOの空爆に賛成した。シリア危機が始まるとデモ参加者の主張に賛成し、外相自らシリアに出向いてアサド政権に弾圧中止を要求した。EU加盟を望みながら実現がむずかしいトルコは、カスピ海から北アフリカ、バルカンからホルムズ海峡までを扱う積極外交策によって、イランの地域覇権への野望を牽制している



yuji5327 at 06:56 
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2012年11月22日

山の影木の影冬の深むなり

山の影木の影冬の深むなり
井上康明句
長谷川櫂解説
裸木の影朝から日暮れまで
木の周りをゆっくりめぐる
(読売新聞2012.11.21より)

yuji5327 at 06:56 

インド経済の特徴は、経済に占める輸出の比率が低く、内需主導である点である。財政赤字は深刻だが、ギリシャで起きたような経済危機が起きにくい。

「近藤正規著:インド経済の現状と今後の日印関係。学士会会報、No.896、2012年-后廚
「世界経済におけるインドと中国の台頭」の小節は参考になる。印象に残った部分の概要を自分なりに補足して纏めると以下のようになる。
1.1991年に経済自由化を開始して以米、2003年にはBRICs(ブラジル、ロシア.インド、中国)という言葉が登場し、近年は特にインドと中国が脚光を浴び、インド経済は着実な成長を続けている。
2.経済成長率では中国は09年、10年ともに8%台、インドは09年が6%台、10年は7%、11年は6%台と世界で最も高い水準にる。為替レート換算のGDPでは中国は03年、日本の4分の1だったが、10年に日本を追い抜いた。インドのGDPは為替レート換算では中国や日本の4分の1だが、購買力平価換算によるGDPでは、昨年、日本を追い抜いた。現在、為替レート換算のGDPでは、.▲瓮螢、中国、F本の順で、購買力平価換算のGDPでは、.▲瓮螢、中国、インドの順である。
3.前者においても2040年頃までに中国はアメリカを抜き、インドは日本を抜き、|羚顱↓▲▲瓮螢、インドの順になると言われている。経済自由化が始まったのは中国が78年、インドは91年で、その分インドの経済発展は遅れている。しかし中国が軍事力や国際社会での発言力などで急速に台頭してきたように、10〜15年後にインドも台頭してくると予想される。
4.インドの人口は12億人超で、中国に次いで世界第2位であるが、2021年には人口で中国を抜くと予想されている。91年の経済自由化から今日までの20年間、インドは平均で6%台の経済成長を遂げてきた。このような国は人口が中規模以上の国ではインドと中国だけである。中国経済の将来については不安視する人も少なくないが、インド経済は中長期的に安定している、今後15年問は高い経済成長が続く、と多くの人が予想している。
5.インド経済の特徴の一つは、経済に占める輸出の比率が低く、内需主導である点である。財政赤字はかなリ深刻だが、日本と同様、国債の大半は海外の投資家によるものではなく、国内で消化されており、短期資金の流入に対する規制もあるので、ギリシャ、ロシア、インドネシア、タイ、韓国などで起きたような経済危機が起きにくい。
6.91年に経済自由化を成功させたシン首相(当時大蔵大臣)を始めとして、インドのマクロ経済は高度な知識を持つ専門家によって運営されている。地場企業も強く、長期的なマクロ経済リスクが少ない。
7.もう一つの特徴は、サービス産業が経済を牽引していることである。通常は経済成長に伴い、主幹産業が農業、工業、サービス産業と移行していくが、インドではGDPに占める農業の比率が60%から15%に下がったものの、工業の比率は変わらず、代わりにサービス産業が伸張し、GDPの60%を占めている。インドのサービス産業というと、ITを思い浮かべるが、IT産業はインドのGDPの5%程度を占めているに過ぎない。小売産業を始めとして、運輸・通信・金融を含むサービス産業が、インド経済の主幹産業ということになる。鉱工業部門のGDPに占める比率は過去20年間でほとんど変わっていない。インド人は、GDP成長率に対して鉱工業部門の成長率が減っていないのは、鉱工業もGDPと同じ成長率で伸びているから、と説明している。


yuji5327 at 06:39 
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2012年11月21日

魔性

魔性
司馬遼太郎いわく
伝統工芸は九割が技術
一割は魔性
魔性とは魂のこと
森光子さんの演技
魔性をこめることを
生き甲斐
人生の山坂を歩き疲れた
主人公
笑みもなく放心した表情
(読売新聞2012.11.15より)

yuji5327 at 07:03 
池上湖心の書 

介護のすべてを国家で行なうという福祉国家的な思想は、見直す必要がある。介護保険の枠内で行なうのは、最低限のサービスの確保としてとらえるべきである。

世界経済が回復するなか、なぜ日本だけが取り残されるのか
世界経済が回復するなか、なぜ日本だけが取り残されるのか
「野口悠紀雄著:世界経済が回復するなか、なぜ日本だけが取り残されるのか、ダイヤモンド社、2010年」の「新興国シフトは日本の自殺行為:新興国最終需要の大部分は低価格製品」は参考になる。印象に残った部分の概要を自分なりに補足して纏めると以下のようになる。
1.介護サービスに対する需要は大きく、これからも増大するが、介護のためのマンパワーが確保できない。これが介護の大きな問題である。介護サービスに対する需要と供給について、実態は、65歳以上人口が、現在の日本には約3000万人いる。2025年には、3600万人を超えると予測されている。
2.厚生労働省によれば、要介護認定者の数は、2000年度末には256万人であったが、07年度末では、453万人にまで増加した。要介護認定者数の65歳以上人口に対する比率は、00年には11.6%だったが、07年には16.5%になっている。07年の比率が今後も継続するとして、将来推計人口における65歳以上人口の値を用いて計算すると、要介護認定者数は、15年には557万人、25年には約600万人になる。00年に比べれば、2.3倍にも増加する。
3.認知症の高齢者は、15年には、現在より数10万人増えて、250万人程度になる。日本人の誰もが、本人や家族として介護の問題に直面せざるを得ない。そうした問題が発生すると、生活の基本にかかわるような深刻な問題となる。
4.介護労働の供給は、介護労働安定センターによると、00年には55万人であったが、06年には117万人になった。そして、14年には、140万〜160万人の介護労働者が必要になる。必要労働者の増加率は、要介護者数の増加率より高い。今後15年程度のあいだの介護労働の必要増加数が100万人近い規模になる。これは、介護労働者数を現在の倍近い規模にする必要があることを示している。
5.訪問介護員、介護職員の、2007年の入職率は27.4%で、離職率は21.6%である。離職率は、全労働者ベースの15.4%と比較すると、かなり高い数字である。同年の介護関連職種の有効求人倍率(求人数/求職者数)は、07年で、全職業の0.97倍に対し、2.10倍となっている。東京と愛知では3.52倍である。介護は、現在の日本で、例外的に有効求人倍率が1を超えている分野である。
6.こうした事態になるのは、介護関係労働者の賃金が低いからである。平均年齢は、全体で44.4歳、訪問介護員が50.9歳、介護職員が40.5歳の所定内賃金は、訪問介護員、介護職員のうち、月給の者の平均月収が21万6489円、時給の者の平均時給が1121円。一か月の実労働時間は、124.8時間である。
7.介護関係者の賃金を、他産業就業者と比較すると、一般の労働者に比べてかなり低い。介護の現場では、仕事がきついわりには報酬が低いことなどを理由に職を離れる人が多い。人手不足は、介護崩壊をもたらしかねない深刻な問題である。
8.介護費用の大部分は、保険と公費で賄うこが介護に関する現在の日本の基本思想である。介護保険においては、費用の1割を利用者が負担する。残りの9割は公費と保険料で賄われ、その比率は50%ずつである。具体的には、国が25%、都道府県が12.5%、市区町村が12.5%、現行の65歳以上の平均保険料は月額4090円で、制度発足当初の月額2911円の4割増になっている。
9.2006年の改正で、介護保険施設にかかる費用に関しては、国が20%、都道府県が17.5%の負担としている。介護保険施設の指定・開設権限が都道府県にあるため、権限者の負担を多くすべしと考えられたためである。
10.介護サービスの供給を完全に市場にまかせられない理由は、第1に、提供されるサービスの内容を、あらかじめ判断することが難しいこと。これは、サービスの供給者はサービスの内容を知っているが、サービスの需要者は知らないという問題がある場合に、サービス供給を市場にまかせると、サービスの質が低下するおそれがある。したがって、介護サービスの内容について、公的主体がなんらかの関与をする必要がある。第2に、介護の必要性は偶発的な原因で発生し、発生した場合には巨額の費用が必.要とされる場合が多い。要介護者が発生した家庭は、崩壊の危機に直面する場合も珍しくない。このようにきわめて深刻なリスクであるため、個人レベルでは、十分な対応が難しい。これは誰にでも発生し得るリスクである。したがって、公的主体が保険などの方法によって関与する必要が生じる。これは、医療に存在するのと同じ問題である.
11.介護と医療は似ているが、完全に同じではない。介護に医療的な側面があることは事実であるが、それ以外の側面も多い。食事、入浴、排泄等の支援は、医療行為ではない。こうしたサービスは市場化することが可能であり、必要でもある。しかも、労働集約的であり、大量の労働力を必要とする。そして、必ずしも専門的な知識や技能が必要とされるわけではない。
12.介護のすべてを国家で行なうという福祉国家的な思想は、見直す必要がある。介護保険の枠内で行なうのは、最低限のサービスの確保としてとらえるべきである。そのうえで、市場を通じるサービス供給の拡大を考えることが重要である。最低限のサービスは公的主体の関与で確保し、それ以上のさまざまなサービスが市場で供給されるべきである。




yuji5327 at 06:47 
池上技術士事務所の紹介
261-0012
千葉市美浜区
磯辺6丁目1-8-204

池上技術士事務所(代表:池上雄二)の事業内容
以下のテーマの技術コンサルタント
1.公害問題、生活環境、地球環境
2.省エネ・新エネ機器導入
のテーマについて、
・技術コンサルタント
・調査報告書の作成
・アンケート調査・分析
・技術翻訳、特許調査
を承ります。
有償、無償を問わず
お気軽に下記にメールをください。
ke8y-ikgm@asahi-net.or.jp

工学博士、技術士(応用理学)、
公害防止主任管理者、
騒音防止管理者の資格で
お役に立ちたいと思います。

池上湖心 プロフィール
○略歴
大東文化大卒、
在学中 上條信山に師事
書象会に所属、書象会理事
審査会々員
○作品展の開催
・主宰している「さざ波会」
 作品展を毎年8月開催
(於:稲毛ギャラリー)
・土曜会(グループ展)
 作品展を毎年10月開催
(於:銀座大黒屋)
○公募展の受賞、入選
・日展入選
・読売書法展(現在理事)
 読売奨励賞
 読売新聞社賞
・謙慎展(現在理事)
 春興賞の受賞:2回
○書道教室
・学生:月曜日
・一般:火曜日、水曜日





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