2013年12月

2013年12月31日

新しき年を待つ

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平和な新年を待つ
靖国神社参拝で平和を壊す人
個人的心情より大切な
庶民の平和な暮らし

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池上湖心の書 

世界によい影響を与えている国、2012年のトップは日本。2位がドイツ、3位がカナダ。日本国憲法の「われらは、平和を維持し、国際社会において、名誉ある地位を占めたい」は大切。

「池上彰著:知らないと恥をかく世界の大問題4、角川マガジンズ、2013年」の「エピローグ 世界は歩み寄れるのか?」は参考になる。印象に残った部分の概要を自分なりに補足して纏めると以下のようになる。
1.安倍政権誕生を、中国では「帰ってきた右翼」、韓国では「極右の帰還」、イギリスでは「右寄り内閣」と伝えた。右翼、左翼という言葉は、1789年7月のフランス革命のときである。貴族が贅沢な暮らしに市民が怒り、フランスの新しい憲法をつくることにした。
議会では「王の権利も認めるべきだ」という保守派が議長席から見て右側に、「市民の力を強めよう」いう改革派が議長席から見て左側に座った。
2.フランス革命では、最終的に革新派が勝利し、国王ルイ16世と王妃マリー・アントワネットがギロチンで処刑された。日本でも、革新的な価値観に賛成する人を左寄り、昔ながらの日本を大事にしようという人たちを右寄りという。1950年代には社会主義勢力がかなりの力を持った。
3. 1955年には、分裂していた保守勢力が、「反社会主義」の理念のもとに、保守合同で現在の自由民主党が生まれた。自民党の中にも「憲法は変えないで.軍事に関してはアメリカに任せて経済を発展させよう」という吉田茂を中心とした流れと、GHQに押し付けられた憲法は改止し、日本の国上は日本自身で守ろう、という憲法改.止派の岸信介の流れがある。
4.安倍晋三氏は、岸信介は祖父であり、自民党の中でも改憲論者は、右派に分類される。安倍首柑は、「戦争ができる国にしようとしている極右」などと呼ばれている。安倍氏が首相になって、韓国や中国との関係が悪化する、と危惧した人も多かったが、意外にそうでもない。
5.共産主義勢力は、意外にも資本主義の国の右翼的な体質の人が好きな理由は、安定した交渉ができるからである。かつてアメリカでは右翼保守派のリチャード・ニクソン大統領が中国との国交回復を成し遂げた。それまで、中国と仲良くしようなどと言ったら大変な反発があったのに、ニクソンが「やる」と言えば、誰も反対しなかった。
6.100年前のアフリカは、ほとんどが欧米列強の植民地だった。アフリカの地図を見る
と、国境線が定規で線を引いたように直線である。国というのは山や川があるため国境線は人り組んでいるはずだが、ヨーロッパの支配者たちが、現地の事情にお構いなく、自分の都合で線を引いた。これによりひとつの民族が2つの国に分かれてしまったり、ひとつの国にさまざまな民族が住んだりすることになった.結果、独立後も内紛が絶えず、飢餓も続いた。
7.冷戦時代は旧ソ連とアメリカが、自分たちの味方になるなら、と独裁者の支援合戦をしていたが、冷職が終わると関心を失い、アフリカは見捨てられてしまった。そこに手を差し仲べたのが日本だった。1993年、東京にアフリカ48力国の首脳を集めTICADを開き、ODAの増額を決定した。
8.5年ごとに開催されるこの会議は、2013年6月に横浜で開催された。アラブの春以降、混迷を続ける北アフリカの地域をどう安定させるか、テロの撲滅、武器の管理、貧困問題など議論は多岐にわたる。
9.日本は農業国だから、農業技術指導は日本がいちばん上手である。アフリカがブラジルのように、食料倉庫になることが予測される。ブラジルは日本の農業指導により、大豆の生産量はアメリカを抜いて世界1位、トウモロコシは世界3位になった。中国やインドの成長により、世界は食料不足の危機に直面している。これまで食料を輸入していたアフリカから世界に食料が輪出できるようになれば、世界は大きく安定する。
10.日本が農業技術を指導することで、アフリカが穀倉地帯に変われば、食料不足による価格の高騰を防げる。日本ではいま、遺伝子非組み換え大豆の入手が困難な状況にある。日本の指導によってアフリカで遺伝子非組み換え大豆が確保できれば、日本は非常に助かる。食料の輸出によって外貨を稼ぎ、豊かさがアフリカ中に行き渡れば、飢餓や貧困、内戦をなくすこともできる。
11.日本が世界に輸出する農業技術が、世界を豊かにする。武器を輸出するより、いいことは当事国だけでなく、世界全体にとってもいいことである。アフリカで取材をした際に、種もみを無料で配り、育て方を指導している日本人の坪井達史さんは「将来のアフリカの教科書に、『稲作は日本人が教えてくれた』と書かれれば本望です」と言っている。
12.イギリスのBBC(英国放送協会)は毎年「世界によい影響を与えている国はどこか?」というアンケートを22力国で行っているが、2012年のトップは日本。2位がドイツ、3位がカナダという結果である。日本国憲法の前文「われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めている国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思う」の精神が大切である。


yuji5327 at 06:39 
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2013年12月30日

辺野古承認

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長年の懸案
米軍普天間飛行場
辺野古移設
沖縄県の仲井真弘多知事
政府による辺野古沿岸部
埋め立て申請を承認
根強い反対論
知事が国益と県民の利益の双方を考えたうえ
重い決断を評価
わが国を取り巻く安全保障環境
県外移設が最も早いという考えは変わらない



yuji5327 at 06:54 
池上湖心の書 

日本の薬剤費は年間8兆円以上あるが、捨てられる薬は数兆円分ある。医者が必要最小限の薬を出せば、ずいぶん薬剤費は減る。

「渥美和彦、細谷亮太、村上智彦談、患者よ、医師と病院に依存するな、文藝春秋、2013.8」の「入院によって死亡や認知症のリスクは高まる。最新医療や薬に期待しすぎてはいけない」は、参考になる。印象に残った部分の概要を自分なりに補足して纏めると以下のようになる。
1.いまの日本人は、医師や病院に対して期待しすぎる。テレビや雑誌で名医や先端医療の紹介の影響もある。いい医者を探せば必ず治るとか、現代の医療なら何でも治せるとか、過剰な期待がある。実際に医療ができることなんて限られているから、そういう錯覚は早く改めたほうが患者のためになる。
2.人間の力で治せない病気はたくさんある。以前は、小児がんの患者は全員亡くなっていた。医学の進歩で治るようになった病気として、小児がんは、数少ない例外の一つである。抗がん剤の進歩のおかげで8−9割が治るようになった。
3.昔の医者は、病気が治るか治らないかを見極めるのが仕事だった。もともと治る病気なら、その辺に生えてる草でも煎じて飲ませて「大丈夫、大丈夫」と励ましていれば治った。
4.医者なら治せるはずなのに、なぜ治せないのかと怒りはじめる患者もいる。患者が自分は病気だと決めつけて病院に来る。調子を崩して入院したことがきっかけで、認知症で動けなくなり、その後亡くなることがある。本人は基本的に元気だったわけだから、もったいない。
5.高齢者が入院すると、認知機能の低下が2.4倍も加速し、死亡のリスクが高まる。現代人は、自分が病気なのか、健康なのか、わからなくなっている人が多い。
6.患者と医者の関係について、ドイツの医者が「日本の医者は、患者の言うことを聞きすぎる。それは過剰サービスで、過保護だ」と指摘した。ドイツの医者は、苦しい治療や生活改善の指導でも、断固として「これは苦しくてもやりなさい」と命じる。日本では患者に選択させ、結果的に最も安易な方法を取らせている。
7.タ張市が財政破綻したあと、公設民営化になったタ張市立診療所の所長になって驚いた。外来診療で患者から「あの薬をくれ」「注射してくれ」と言われる。「治療=投薬」ではないのに、勘違いしている人が多い。風邪薬などは3食×30日分が欲しいという人がたくさんいた。日本人の風邪は平均1週間ほどでまず治る。だから「そんなに飲み続けないでしょ?」と尋ねたら、「近所に配る」というのでまた驚いた。薬を出さないと「あの新しい医者は風邪薬も出さん」と悪い評判が立った。
8.皆保険制度という世界に誇るべきシステムがあるのに、自分たちで首を絞めている。保険制度が崩壊してから悔やんでも手遅れである。タ張市が破綻した理由のひとつに、こうした市民の「たかり体質」があった。
9.無駄な検査も多い。MRIやCTも撮りすぎである。本当に患者のために必要なのではなく、研究データの収集か、医療過誤で訴えられたときのための訴訟対策でやっている。調剤薬局のゴミ箱を覗くと、患者さんが捨てた薬が山ほど溜まっている。複数の病院にかかっていると、胃薬などは「あっちでも同じのをもらっているから」と患者が勝手に捨ててしまう。
10.ひどいムダ遣いである。日本の薬剤費は年間8兆円以上あるが、捨てられる薬は数兆円分ある。医者がもっと精査して必要最小限の薬を出せば、ずいぶん薬剤費は減るはずであえう。
11.風邪薬はやたらと宣伝されるから、みんな薬が必要だと思い込んでいる。たしかに薬を飲めば症状はちょっと止まるけれど、風邪そのものは時間がたたないと治らない。お風呂に入って玉子酒を飲んで寝ればいいんです。
11.医療への期待感が高まっていることの裏返しとして、いまの日本では、死を受け入れることが難しくなっている。医療の側は仕事だからと「死までのプロセス」を一手に引き受けてきた。死という現実から遠ざかった社会が、さらに死に耐えられない社会を作っている。
12.医者だけでなく、お坊さんも同じようなものである。いまのお坊さんは死んだあとのケアはするが、死のプロセスにはあまり立ち会わない。日本人は死生観を持たないまま大人になってしまうのは、諸外国と比べても特殊である。欧米人。小さいころから死生観を学んでいる。外国では、牧師や神父が病院に来ると平気でどんどん通すが、日本では坊さんが病院に来たら、怖がって入れてくれない。
13.「死」のことを考えない社会はかえって怖い。医療者のほうから社会へ出て行って、もっと死について語ればいい。現代の日本で、人間の死を一番多く見ているのは、やはり医者と看護師である。医学部教育ではまだまだ「死は医療の敗北」という意識が強い。医者にも「死を受け入れる」教育が必要である。
14.在宅の訪問診療に出かけると、90歳を超えたお年寄りがたくさんいる。介護士たちは、血圧を測ったり食事療法したりと一生懸命だが、どこまで意味があるのか、わからない。95歳の正常血圧がわかる人なんていない。50代なら、「将来的に脳卒中や心筋梗塞のリスクがある」とアドバイスできるが、90歳の人にそのまま当てはまらない。
15.平均寿命が初めて男女とも1位になった長野県に行ってみると、なぜこの人たちが長生きなのかわかる。80過ぎても畑仕事をしている高齢者が大勢いる。故・若月俊一先生は「ぴんぴんころり」を目指し農村を回って人々の意識改革を進めた。いまでは最後まで元気で、ある日パタッと死ぬのがいちばん幸せだと多くの人が理解している。長生きしても病院のベッドで管につながれて、治療費を何百万円もかけて生きたいと思う人はいない。

yuji5327 at 06:46 
健康 

2013年12月29日

年くれてわがよふけ行く風の音に心のうちのすさまじきかな

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紫式部句
長谷川櫂解説
源氏物語の登場人物の句
紫式部一人で詠んでいる
ある時は女
ある時は男
老人、子供になって詠む
年の瀬の夜更け
荒涼たる心の中を
人生が通りすぎよく。
(読売新聞2013.12.28より)


yuji5327 at 07:08 
池上湖心の書 

最後まで大切だったのは、その人がどんな人間であるか「だけ」だった。強制収容所の体験の中でも、その人がどんな人間であるかがやはり問題でありつづけた。

それでも人生にイエスと言う
V.E. フランクル
春秋社
1993-12-25

「V.E.フランクル著、山田邦男、松田美佳訳:それでも人生にイエスと言う、春秋社、1993年、第1刷、2010年第48刷」の著者はナチスにより強制収容所に送られ、妻や家族を失いながらも、生き延びて、戦後「夜と霧」などの名著がある。本書は著者がナチスの強制収容所から解放された翌年にウイーンの市民大学で行なった3つの講演を収めたものである。その後神療法医、ウイーン大学教授をを歴任し、1997年に92歳で亡くなった。
「犠蓮Ю犬る意味と価値」は共感できる部分がおおい。印象に残った部分の概要を自分なりに補足して纏めると以下のようになる。
1.最近、すべての綱領、すべてのスローガン、すべての主義が、信用を失なった。現代の哲学が、世界を、無から成り立っているかのように考えているのも、不思議ではない。このようなニヒリズムを通り抜け、悲観主義と懐疑を通り抜け、即物主義を通り抜けて、新しい人間性に、いまこそ到達しなければならない。
2.過去の戦争経験によって、私たちは冷静になったが、その年月を経て、人間性が問題であることもはっきりした。その人がどういう人間であるかを、私たちは学んだ。最後まで大切だったのは、その人がどんな人間であるか「だけ」だった。ついこのあいだ起こったどんなにおぞましい出来事の中でも、そして、強制収容所の体験の中でも、その人がどんな人間であるかがやはり問題でありつづけた。
3.バイエルン地方のあるところに強制収容所があった。そこでは、ナチスの親衛隊員である収容所所長が、ひそかに、自分のポケットから定期的にお金を費やして、近くにあるバイエルンの市場町の薬局で、囚人のために薬を調達していた。他方、おなじ収容所で、収容所での最年長者、つまり自分自身囚人である人間が、囚人仲間をぞっとするような仕方で虐待していた。最後の最後まで問題でありつづけたのは、「裸の」人間だった。
4.この数年間に、金も、権力も、名声も、すべてのものが人間から抜け落ちた。何ものも確かでなくなった。人生も、健康も、幸福も、すべてが疑わしいものになった。虚栄も、野心も、縁故も、すべてが、裸の実存に還元された。本質的でないものはすべて溶け去り、その正体をあらわした。
5.それはつぎのどちらかだった。ある場合には、その正体は、大衆のなかのひとりだが、本来の人間では全然なかった。どこの誰でもない人間、匿名の人間、名もない「もの」、囚人番号だった。人間は「もの」でしかなかった。
6.またある場合には、人間は、本来の自己にもどった。まだ決断というような余地があったとしても、不思議ではない。人間はありのままの実存に連れ戻された。この「実存」とは、まさしく決断に他ならない。この決断にあたって、人間の助けになったものがある。7.この決断にあたって決定的な役割を演じたものがある。それは、他者の実存、他者の存在、つまり他者が示す模範である。それは、何を語り、何を書きしるすよりも効果があった。存在はいつも、言葉より決定的である。かつて私たちはくり返し自分の胸に聞いてみなければならなかったし、本を書いたり講演をしたりするより、その内容を自分の存在において実現することの方がずっと重要ではないだろうかと。実現されたことは、ずっと効果的であり、言葉だけでできることは、あまりにも少ない。
8.著者は、ある女性が自殺したところに呼ばれたことがあった。その女性が横たわっていたソファーの上の方の、壁のところに、きちんと額に入った格言がかけられていた。「運命に揺るがず耐える勇気は、運命より強力である」。そしてこの格言の下で、この人は、自らの命を絶った。
9.自分の存在を通して働きかけることができる人間はわずかである。私たちの悲観主義はそれを知っている。模範になる人間が少ないということが、現代の活動主義の本質をなしている。模範になる人間が少ないために、その少数派はとほうもない責任を担っている。10.ある古い神話は、世界の成否は、その時代に本当に正しい人間が36人いるかどうかにかかっていると言っている。たった36人という消えてしまいそうなぐらい少ない人数である。それでも、全世界が道徳的に成り立つことが保証される。
11.この神話はさらに伝えている。36人のうちのだれかが、*旧約聖書と並ぶユダヤ教の聖典である『タルムード』に「日毎に神の臨在に接する36人の敬虔者」のことが語られている。これらの敬虔者は、謙虚な隠れた義人として、百姓や職人などの目立たない生活を営みながら、その営みの背後に隠されている義によって、この世界の存在を支えている。
12.まわりの人々、いっしょにいる人間たちに「見破られる」と、その瞬間にその人は消えてしまう。「引退」させられる。その瞬間に死ななければならない。これは、人々は、そういう人たちが模範となって自分を教育しかねないと気づくと、いやな気持ちになる。人間は、教師口調で叱られたくない。



yuji5327 at 06:50 
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2013年12月28日

首相の靖国参拝

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首相の自己満足で
多くの国民が大迷惑
それとも首相の
背後の圧力に押されたのか
自分の祖先
A級戦犯岸元首相への心情も
参拝の動機
尊崇の念など自宅でも
神社の境外でも
海に向かってでも
南洋の島々でも
どこでも表現できる
テレビで報道されないようにできる
中・韓は参拝してもしなくても
永久に日本の戦争責任を
外交(国の利害)の武器として
利用してくる
従軍慰安婦以外の口実を
いつも探索している。
戦略的外交を続けること
ドイツ・フランスの外交関係を
中・韓の国民性を学ぶこと

yuji5327 at 07:01 
池上湖心の書 

米国では、ジェネリック製品はおよそ現行薬品の20%程度、日本の50%程度ではジェネリック製品を導入する意味がない。

12月27日の大前研一さんの『 ニュースの視点 』(発行部数178,086部)は『 徳洲会問題・高速道路運営・後発薬医薬品 〜目的に基づいて解決策を考える 』は参考になる。どうして、日本のテレビ、新聞はこのような本質的なことを報道しないのか?記者の能力不足を痛感する。概要を自分なりに纏めると以下のようになる。
1.東京都の猪瀬直樹知事は19日、医療法人徳洲会グループから5千万円を受け取った問題を受け、都議会議長に辞表を提出した。その後、都庁で記者会見し、私の問題でこれ以上都政を停滞させるわけにはいかない」と辞職を正式表明した。
2.猪瀬氏の辞職に伴う都知事選は来年2月に行われるが、与野党は都知事選の候補者擁立に向けた調整を始めている。小泉元総理が都知事選に出馬するのでは?という噂があるが、そうなったときには近年、石原元都知事とその取り巻き連中が独占してきた利権(オリンピック利権と築地利権)が終焉を迎えることになる。
3.猪瀬氏や亀井氏の先に見えるのは、石原元都知事である。かつて東国原氏が東京都知事に出馬するとなったとき、大揉めした挙句、石原慎太郎氏が再び都知事に立候補したのは、オリンピック利権と築地利権を手放したくないという理由が大きかったはずである。
4.猪瀬氏が退陣し、次の都知事として、石原陣営としては、最終手段として石原伸晃氏の招聘も考慮しているはずだが、小泉元首相が出てくるとなると、さすがに伸晃氏でも敵わない。オリンピック誘致で盛り上がる反面、裏側ではダーティな部分も存在しているのが、実態である。
5.本州と四国を結ぶ高速道路会社の経営支援を巡り、国土交通省は18日、同社の債務を来年度から本州の高速道路会社3社と統合する方向で最終調整に入った。国と地方自治体は同社に対する出資を今年度限りで打ち切る方針を決めており、自力で債務を返済するのは難しいと判断した。
6.今後は主に他社の料金収入を本四高速の債務返済に充てるが、本州3社の利用者から反発も出ると予想される。交通量、収益、債務残高の経営指標を見ると、単純に債務残高を収益で割った理屈の上では、本州3社が20年以内に返済が終了する一方で、首都高速は21年、阪神高速は23年、本州四国は33年という返済期間になることがわかる。
7.本州四国の33年というのは、実質的に返済不可能同然である。本州四国はもう単独では経営が成り立たない状況だが、そもそも高速道路を東や西などに分割していること自体がおかしい。JRやNTTなども同様ですが、東や西などの地域ごとに分割するというのは、単に米国を真似しただけであって、本質的な意味はない。
8.経営が成り立つように、競争力が保てるように、日本全国一体になって事業を進めれば良い。その上で、料金も「橋だけ高くする」というようなことはせず、普通の高速道路と同じにするべきである。橋を渡る料金だけを高くしたところで、さほど効果はない。無意味な分割をやめて、本州に合算し統合した形で経営を進めてほしい。
9.厚生労働省は18日、特許が切れた新薬と同じ有効成分で作る「後発医薬品」の発売時の価格を、新薬の7割とする現行水準から同6割に引き下げる新たな案を示した。医療費削減につながる後発薬の使用を促すため、当初は5割に下げる方針だったが、製薬業界の反発を受け修正した。来年4月の実施を目指す。
10.本来であればジェネリック製品の価格は競争によって自由に設定されるべきで、国が発売時の価格を6割、5割と定めるというのはおかしな話である。米国の例を見ると、ジェネリック製品はおよそ現行薬品の20%程度の価格に落ち着いている。発売時の価格は国が定めた基準に従うにしても、その後の価格は市場の価格形成力で自然と決定されるようにならないと、ジェネリック製品を導入する意味がない。
11.医療費の削減を目指しているのに、それが5割・6割で止まってしまったら無意味である。そのためには、日本の医師がジェネリック製品に「慣れる」必要もある。実際にジェネリック製品を使ってみたり、どういうジェネリック製品があるのかシステムで検索できるようにすることも大切である。医療費を削減するという、ジェネリック製品を導入する本当の狙いからズレることがないように注意してほしい。


yuji5327 at 06:38 
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2013年12月27日

降をさへわするゝ雪のしずかさよ

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素ばく句
長谷川櫂解説
音もなく降り続ける雪
信州上諏訪の油問屋
俳句のために財産使いはたす
晩年困窮
満ち足りた心持の句
(読売新聞2013.12.25より)

yuji5327 at 07:26 
池上湖心の書 

中国が創作した歴史こそが正しい歴史認識となる。靖国神社も中国が「邪教」「軍国神社」と決めつけ、中国が「参拝禁止」といえば、日本の首相も従え、という論理になる。


「黄文雄著:なぜ中国人・韓国人は反日を叫ぶのか、宝島社、2013年」の著者は1938年台湾生まれで。コウ・ブンユウと読む。1964年に来日し早稲田大学を卒業し、評論家として活躍している。「第3章:中国・韓国の反日における深層心理」が参考になる。前半部分の印象に残った部分の続きを自分なりに補足して纏めると以下のようになる。
1.「善隣外交」は日本の外交の基本政策となり、一部の政治家、政治団体にとっては金科玉条となっている。しかし、一個人との付き合いから一家一族、さらには一国との外交にいたるまで、こちらの一方的な好意や思い込みで決められるものではない。あくまで相手があっての付き合いであり、相手の意向もある。
2.日本は、近隣諸国の中で北朝鮮と台湾とは正式には付き合っていない。厳密にいえば「外交関係」がない。日本が台湾と付き合いたくても、中国がダメという意向があるので、「ダメといったらダメだ」ということになる。それが現実である。
3.中国や韓国と善隣友好が可能なのであろうか。大中華は人間不信の社会である。いくら口では家族が大事だと言っても、父系同族集団であり、ドイツの社会学者マックス・ウェーバーに言わせれば、支配階級のトップが土地や社会的な地位を自らの家産のように扱う「家産制国家」である。だから、家族・兄弟でさえ仲が悪い。ことに利害関係がからむとなおさらである。それは中国の歴史や小説がリアルに物語っている。
4.「臥薪嘗胆」という言葉は明治時代、下関条約を巡ってロシア・ドイツ・フランスから「三国干渉」を受けた日本において、愛国スローガンとして流行語となった。すでに2000年あまり前の「呉越の争い」の怨念は、今でも呉人の末喬である上海人と越人の末喬である広東人のDNAに記憶され、とにかく仲がよくない。
5.呉越の争いの時代にすでに見られた村対村の決闘は、時代が変わっても、中国の風土的名物として今でも続いている。この村対村の決闘は「械闘」ともいわれ、たとえば江西省だけでも1990年代に入って、年に300回以上発生している。村の党書記や長老が村人を率いて重兵器まで持ち出し、生命をかけて戦う。60年以上も前の祖父の代の仇討ちまでやっている。
6.小中華の韓国でも、「朋党の争い」は、現在の与野党の内部抗争だけでなく、韓国社会の奥深くにひそんでいる。時代で決して変わるものではない。
7.そんな好戦的な中国や韓国に対して、日本国憲法前文に謳う「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して」という平和愛好の理念が通用するのか疑問である。美辞麗句で飾り立てても現実とはまったく違うどころかその逆だった。
7.日本の周囲の国々が、戦後、朝鮮戦争、ベトナム戦争、ポル・ポト政権によるカンボジア虐殺、中国軍による台湾人への2・28大虐殺、などを繰り広げてきた。日本人が「信頼して」も、日本の近隣諸国に「公義」も「平和」もなかった。
8.現実に目を向けなければならない。近親だから、近隣だから仲良くできるとはかぎらない。近いからといって、互いに同じようなアイデンティティを持っているとはかぎらない。共通の信仰や信念がなければ、いざ利害関係がからむと、逆に近いがゆえに仇敵にもなりやすい。だから「近親僧悪」「近隣憎悪」ともいわれる。それは社会の法則、自然の摂理である。
9.「中国は一つ」といくら強調しても、武力や権力などの物理力がないと、真の政治的求心力が生まれてこない。朝鮮半島の統一が南北人民の夢、民族の宿願でも、現実には南北対立が今でも続いている。
10.北朝鮮の朴英沫パクヨンス代表が「戦争が起こればソウルは火の海になる」と発言した。それ以来、南北で何か問題が起きるたびに、北から「ソウルを火の海にするぞ」という桐喝が響きわたる。
11.「平和」「友好」「善隣」をいくら声高に唱えても、不調和音が出てくるのは、それがいかにむずかしいかを象徴する。もっと具体的にいえば、「友好」という概念め解釈権はあくまでも中国にある。
12.中国の論理の一例は、日本が中国と「友好」したいなら、中国が「敵だ」と見なす李登輝元台湾総統やダライ・ラマー4世、ラビア・カーディル氏などに、一歩も日本の土を踏ませてはならない。中国政府の意向にしたがい、中国の命令のとおりにしなければならない。
13.言いなりにならないと、「非友好」だと叱られる。中国との「友好」とは、その解釈権があくまでも中国にあると考え、それこそが「真の友好」であるという論理である。「友好」にかぎらず、「歴史」も中国が創作した歴史こそが「正しい歴史認識」となる。靖国神社も中国が決めつけたように「オウム真理教のような邪教」「軍国神社」となり、中国が「参拝禁止」といえば、日本の首相であろうと中国の禁令を犯してはならぬ、という論理である。




yuji5327 at 07:03 
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池上技術士事務所の紹介
261-0012
千葉市美浜区
磯辺6丁目1-8-204

池上技術士事務所(代表:池上雄二)の事業内容
以下のテーマの技術コンサルタント
1.公害問題、生活環境、地球環境
2.省エネ・新エネ機器導入
のテーマについて、
・技術コンサルタント
・調査報告書の作成
・アンケート調査・分析
・技術翻訳、特許調査
を承ります。
有償、無償を問わず
お気軽に下記にメールをください。
ke8y-ikgm@asahi-net.or.jp

工学博士、技術士(応用理学)、
公害防止主任管理者、
騒音防止管理者の資格で
お役に立ちたいと思います。

池上湖心 プロフィール
○略歴
大東文化大卒、
在学中 上條信山に師事
書象会に所属、書象会理事
審査会々員
○作品展の開催
・主宰している「さざ波会」
 作品展を毎年8月開催
(於:稲毛ギャラリー)
・土曜会(グループ展)
 作品展を毎年10月開催
(於:銀座大黒屋)
○公募展の受賞、入選
・日展入選
(平成28年度、国立新美術館にて開催)
・読売書法展(8月開催、現在理事)
 読売奨励賞
 読売新聞社賞
・謙慎展(3月開催、現在理事)
 春興賞の受賞:2回
○書道教室
・学生:月曜日
・一般:火曜日、水曜日





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