2014年04月

2014年04月30日

生き物のまぶたはうすし目を閉じて春の光に充たされてゐつ

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大崎瀬都句
長谷川櫂解説
仕事に疲れ
まぶたを閉じる
外の光が薄いまぶた越しに感じる
現代人の疲労感
(読売新聞2014.4.28より)

yuji5327 at 07:01 
池上湖心の書 

1本の歯を抜かれると、その後、1本、また1本とドミノ倒しのように歯を失ってゆき、60〜70歳になって、多くの歯をブリッジや入れ歯、インプラントで補う結果になる。


「木野孔司、齋藤博著:100歳まで自分の歯を残す4つの方法、講談社、2013年」目から鱗のような話が数多く解説されており非常に参考になる。第1章:私たちはこうして歯を失っていく」の「シナリオ〇科医によって抜かれた1本の歯からドミノ倒しが始まる。」の印象に残った部分の概要を自分なりに補足して纏めると以下のようになる。
1. 20代で大臼歯を1〜2本失っている人が多い。20代で自然に抜けてしまったとは考えられないので、歯科医院で抜歯されたのである。昔は10代で大臼歯が虫歯になるのは当たり前の話だったが、歯科医の絶対数が少なかったため、手間のかかる治療は敬遠され、状態の悪い虫歯は、治療して残すのではなく、簡単に抜歯されてしまう時代だった。
2. 1本の歯を抜かれたことが主な原因となって、その後、1本、また1本とドミノ倒しのように歯を失ってゆき、60〜70歳になった現在では、多くの歯をブリッジや入れ歯、インプラントで補う結果になっている。歯は半円状に、左右対称に並んで隙間なくバランスよく並ぶことによって、歯にかかる力を分散し、壊れることを防いでいる。
3.食べ物の種類によっては、1本の歯だけに大きな負担がかかる場合があるが、その場合、歯と歯槽骨をつないでいる歯根膜がクッションとなるだけでなく、隙間なく並ぶ隣の歯に寄りかかることによって負担を軽減している。歯はそれぞれ独立しているように見えるが、相互に助け合っている。生涯自分の歯で食事をしたいと思ったら、1本も歯を抜かれないようにすることが大切である。
4.1本の歯を失うと、抜かれた1本が負担していた咬合力を残った歯で埋め合わせることになる。年をとるにつれて歯と歯がかみ合う面が摩耗していく。
5.歯冠部の表面は、エナメル質でできている。エナメル質は体の中で一番硬い組織で、自己再生できないので、磨耗すると元には戻らない。歯冠部と歯根部の境は歯頸部と呼ばれ、この部分のエナメル質は薄く、歯ブラシで強くみがいて磨耗させると、中の象牙質が露出して、知覚過敏になる。歯と歯肉の境目に歯肉溝と呼ばれる溝があり、歯垢がたまることで炎症が起き、次第に溝が深くなっていく。この溝のことを歯周ポケットという。歯根部は、粘膜である歯肉に包まれている。
6.歯を抜いてしまった部分の歯肉は、歯肉ではな口腔粘膜と呼ぼれる。エナメル質内部の象牙質には象牙細管があり、細管内部には生きた象牙芽細胞の一部が入っているため、露出すると外来刺激に敏感に反応する。象牙質まで虫歯が進行した場合には、歯科治療に麻酔が必要となる。さらに歯の深部に入っていくと、象牙質の内部には、血管や神経組織に富んだ軟組織(歯髄)が入る歯髄腔がある。歯髄腔は根尖部で外とつながっており、この入り口から血管や神経組織が入ってくる。
7.虫歯が歯髄まで達すると、この軟らかい組織を取り除く処置を行う。これがよく耳にする「神経を取る」処置である。「神経を取る」と、血液を通じての栄養分の補給が断たれるため、歯がもろくなるが、適切な歯科治療がなされていれば、神経が残っている歯と同じように使用できる。
8.歯根部では、象牙質の表面にセメント質があり、歯根膜を介して顎の骨とつながっている。歯を支えている顎骨の一部分を、特に歯槽骨と呼ぶ。歯根膜は、線維成分に富んだ組織で、歯と歯槽骨の問でクッションの役目を果たし、大な負荷に耐えている。抜かれた歯の咬合力もさらに負担すれば、本の歯が負担できる能力を超える。
9.虫歯や歯周病になって歯を次々に失うと、過大な負担に耐えられなくなって連鎖的に歯を失うことになり、自分の歯を最後まで使い続けることは困難になる。永久歯の代わりに義歯やインプラントを入れることで、その代用とすることはできるが、何十年も持つという保証はない。1本の歯を失ったことでかかる余分な力に耐えられる義歯やブリッジ、インプラントを作らない限り、いずれその荷重に耐え切れなくなり、問題が起きる。
10.義歯(入れ歯)では、クラスプと呼ばれる留め金がかかった歯がぐらついたり、義歯の周辺にある歯の手入れがうまくできずに虫歯になったりする。こうした歯を抜けば、さらに大きな義歯を作り直すことになる。残った歯にかかる負荷はさらに高まることになる。
11.義歯が大きくなると、義歯が載っている粘膜にも圧力がかかる。こうした状態が続くと、時間の経過とともに粘膜はやせていく。義歯と粘膜面に隙間がある状態で義歯を使用し続けると、かむたびにぐらつくようになり、クラスプが釘抜きの役割をして、クラスプをかけた歯をだめにしてしまう。
12.歯と歯の間に人工の歯をかけるブリッジ)の場合には、ダミー部にかかる力で、ブリッジにたわみが起きる。食事のたびにたわみが起きていると、そのうちにブリッジの片方の接着が外れて、外れた歯の中が虫歯で溶ける。こうなると、ブリッジの支台となる歯を抜いて、さらに大きなブリッジをかけることになる。
13、支台となる歯がなくなるとブリッジ治療はできないため、義歯かインプラントになる。延長ブリッジという方法もあるが長持ちしない。ブリッジ治療のもうひとつの問題点
は、支台を作るために健康な歯を削らなければならない点である。歯を削ると、虫歯になるリスクは格段に高まる。またブリッジをかけた歯の下には食べ残しがたまりやすくなり、これが歯周病の原因になる。
14.歯を失い始めるきっかけを作るのが歯科医の抜歯である。最初の1本が抜かれなければ、次々に歯を失う可能性は非常に低くなったはずである。残せる歯はできるだけ長く持たせて、負のドミノ連鎖がスタートするのを食い止める、あるいは、負の連鎖の始まるスタート地点を先に延ばすしかない。いずれ抜かなければならない歯でも、できるだけ長く持せるのがよい。


yuji5327 at 06:51 
健康 

2014年04月29日

健康な人の統一基準

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 自分は「健康」なのか「病人」なのか
自覚症状がなければ、
自分自身で判断することは難しい。
誰もが信じて疑わなかった基準値が変わる
新基準値
血圧の場合、これまでは上が130以上
新基準値では上は147まで
この基準なら、自分はセーフ
これまでの治療費と
副作用で死亡した人への補償は?
基準値を高くして儲けた
製薬メーカー、医療機関
それを後押しした大学教授たちの責任


yuji5327 at 07:25 
池上湖心の書 

偉大な人々は、常に、凡庸な人々からの激しい抵抗にあってきた。

アインシュタイン150の言葉
ディスカヴァー・トゥエンティワン
1997-03-31

「ジェリー・メイヤー、ジョン・P・ホームズ編:アインシュタインの150の言葉、ディスカバー・トウェンティワン社、2010年第64刷」には感銘を受けた。特に印象に残った言葉を数回に分けて紹介したい。
52.いかなる問題も、それをつくりだした同じ意識によって解決することはできない。
54.偉大な人々は、常に、凡庸な人々からの激しい抵抗にあってきた。
56.心というものば、ときとして知識を超えた高みに上がることがあるが、どうしてそこに達したのかを証明することはできない。すべての偉大なる発見ば、そのような飛躍を経たものである。
57.身を切るような体験を通して、わたしたちは学んだ。合理的に思考したからといって、社会生活に生じる問題がすべて解決できるわけではないことを。
63.わたしたちが体験しうる最も美しいものとは、神秘である。これが真の芸術と科学の源となる。これを知らず、もはや不思議に思ったり、驚きを感じたりできなくなった者は、死んだも同然である。
65.驚異というべきは、この地球上の、わたしたちが生きる環境である。
68.深く探求すればするほど、知らなくてはならないことが見つかる。人間の命が続く限り、常にそうだろうとわたしは思う。
71.好奇心は、それ自体に存在理由がある。永遠や人生や実在の不思議な構造といった神秘についてよく考えてみるなら、畏敬の念をもたずにはいられない。毎日、この神秘を少し理解しようとするだけで十分である。
74.何も考えずに権威を敬うことは、真実に対する最大の敵である。
79.数学がしばしば他の科学を超えで特別に尊重される理由のひとつは、その法則が絶対的に正確で明白であるということである。一方、他の科学ば、ある程度議論の余地はあるし、常に、新しい発見によって覆される危険にさらされている。
80.数学の法則を現実に当てはめるならぱ、それば不確かなものになる。数学の法則が確かであるならば、それは現実に当てばまらない。
83.すべての物理学の理論は、数式は別にして、子どもでさえも理解できるように簡単に説明すべきである。
84.肉体と精神はふたつの異なるものではない。同じことをふたつの異なる形で知覚するというだけのことである。同様に、物理学と心理学も、われわれの体験を系統的な思考によって結合させようとするふたつの異なる試みに過ぎない。
85.結果というものにたどり着けるのは、偏執狂だけである。
87.この世界を、個人的な願望を実現する場とせず、感嘆し、求め、観察する自由な存在としてそこに向かい合うとき、われわれは芸術と科学の領域に入る。
88.わたしは、あまり人づきあいしない。家庭的でもない。わたしは平穏に暮らしたい。わたしが知りたいのは、神がどうやってこの世界を創造したかということである。わたしは、あれやこれやの現象だの、元素のスペクトルだのに興味はない。わたしが知りたいのは神の思考であって、その他のことは、些末なことである。
89.わたしたちはいつか、今より少しはものごとを知っているようになるかもしれない。しかし、自然の真の本質を知ることは永遠にないだろう。
92.何百年以上にもわたってこの地上に生まれた少数の偉人たちのことを鼻にかけてはいけない。そんなことはわたしたちの手柄ではないのだから。そのかわり、当時、人々が彼らをどう扱ったか、彼らの教えにどう従ったのかについて思い返してみよう。
95.野望や、ただの義務感からは本当に価値のあるものは生まれない。それは、人や対象となる物への愛と献身から芽生える。
99.わたしが科学研究を行うのは、自然の不思議を理解したいというおさえがたい願いからである。それ以外の感情が動機というわけではない。正義への愛と、人間の状態を改善することに貢献しようとする努力とは、科学に対する関心とはまったく別のものである。

yuji5327 at 07:12 
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2014年04月28日

予測困難な時代

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衆院鹿児島2区補選
自民新顔の金子万寿夫氏(67)初当選した
無所属前職の打越明司氏(56)破り、
投票率は過去最低の45・99%
(2012年衆院選60・55%)。
消費増税、九州電力川内原発再稼働
TPP、集団的自衛権容認
野党側政治とカネの問題を追及


yuji5327 at 07:02 
池上湖心の書 

権力の集中しすぎ、管理しなくていいものをみだりに管理する。個人が勝手に指揮し、弊害をつぎつぎにひき起こす。官僚主義は、癌細胞と同じように災いを生み出す。

中国 官僚天国
王 輝
岩波書店
1994-03-25

「橋爪大三郎、香坂典子、王唯瑋、張静華著:中国官僚天国 王輝著、岩波書店、1994年」の「第7章:官僚病の根源を探る」は参考になる。印象に残った部分の概要を自分なりに補足して、自分のコメントもカッコ内に付記して纏めると以下のようになる。
1.肥大化した官僚機構と、欠陥のある時代遅れの経済・政治体制とが、官僚主義を生み続けている。これまで長い間、官僚主義の誤りがあった人びとに対する処分があまり厳正でなく、真面目でなかった。官僚主義は仕方がない、という議論が広まっている。官僚主義を口ぐせにして、あらゆる仕事上の失敗の口実にしているような人も多い。
2.「渤海2号」の転覆した1980年の事故に対しての、厳しい処分以来、関係する指導者が官僚主義の誤りを犯したとして責任を追及すると、一定の効果があがるようになった。そのため一部の単位の責任者は、危機感を強めている。昇進するが降格はないぬるま湯官僚たちにとって脅威になった。
3.権力が集中しすぎる指導体制が、官僚主義を生み出す根源中の根源である。歴史的にみると、これは、ソ連のモデルをまねた影響と、長期にわたる戦争の影響がもたらしたものである。当初、レーニンは官僚主義に反対していたが、スターリン時代から官僚主義が強まった。レーニンはソビエトの「上層」と党の「上層」とが「ひとつに融合」し、権力を高度に集中させると主張し、党と政府が分離しない国家指導体制をつくった。この指導体制は、長らく社会主義国家の標準的モデルとみなされた。
4.中国革命は、武装闘争を主とし、農村によって都市を包囲する路線である。全面的な勝利のため、党の一元的な指導体制を強める必要があった。革命戦争が終わり平和な環境の時期に移ったあとも、この指導体制や指導方法が続き、一切の権力が党委員会に集中してしまった。
5.ソ連の「粛清」と中国の「文革」の経験は、社会主義国家では、スターリンや毛沢東のようマルクス主義者が、大きな権力を独占し他の権力の制約を受けなくなると、権力を濫用するということである。
6.権力の集中しすぎは、政府と企業が分離しない高度に集中的な計画経済管理体制となった。経済、政治、文化、社会のすべてにわたって、高度に中央集権的な管理体制を実行するという、誤った認識が長く続いた。政府と企業が分離せず、上級の行政部門が企業に干渉しすぎるため、企業は自主権もなく、活力にも乏しい。多くの工場が行政機関付属になり下がり、生産現場であるのに、自主的な経営の能力がなかった。
7.官僚主義はまさに、権力が集中しすぎた「計画経済」と管理体制との共生物である。生産現場は、どれだけ植え、どれだけ肥料をやるかということも、みな上級の決定が必要だった。生産隊長までもが官僚化していた。
8.権力の集中しすぎの結果、管理しなくていいものをみだりに管理し、管理できないものをむりやり管理する。個人が勝手に指揮し、簡単化、絶対化、一刀両断などの弊害をつぎつぎにひき起こす。官僚病、官僚主義は、癌細胞と同じようにとんでもない災いを生み出してしまう。
9.準拠すべき法も、従うべき明文規定もない状況は多くの弊害を生み出した。どの業種にも、仕事のルールがなく、指導者の意図にもとついて随意に設置でき、名称も勝手に変えることができる。責任と権限が不明確なとき、自分だけの責任で処理できず、大事も小事も、いちいち上級に指示をあおぐことになる。毎日会議を開くのに忙しく、議論しても決まらず、問題を解決できない。
10.毎日指示をあおぐのに忙しく、指示をあおぐ報告書を書く。主要な指導者は忙しくなりすぎ、結論が出せなくなる。一般の職員は仕事のわりに人員が過剰となり、やることがなくて暇をもてあましている者もいる。互いに責任をのがれ、権限や利権を奪いあい、責任をなすりつけあうという現象を生じる。行政法規と個人責任制がなく、依拠すべき法も従うべき明文規定もないことが、官僚主義の病根である。




yuji5327 at 06:49 
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2014年04月27日

都知事

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中国・北京を訪問舛添要一知事
汪洋副首相
安倍晋三首相の靖国神社参拝を批判
日中の協力関係を阻害
知事は「機会があれば安倍首相に伝える」
中日友好協会会長の唐家元国務委員
安倍政権に厳しい評価
汪氏今回の訪中は歴史的な意義


yuji5327 at 06:41 
池上湖心の書 

日本の経済社会に占める「官」のウエイトが高まっている。何をするにしても官僚が指導する。

利権の復活 (PHP新書)
古賀 茂明
PHP研究所
2013-10-16

「古賀茂明著:利権の復活、国民のためという詐術」の「第4章 アベノミクス「年収は150万円増えます」」「成長戦略=官僚の復権」は今の官僚政治の本質をうまく説明している。印象に残った部分の概要を自分なりに補足して纏めると以下のようになる。
1.アベノミクスの全体像を見ると、日本の経済社会に占める「官」のウエイトが高まっている。何をするにしても官僚が指導する。官僚が政治家を指導するというよりも、官僚が経済社会全体を動かす中心になっている。ひとむかし前の「日本株式会社」の復活である。「官から民へ」のかけ声によって官の介在をできるかぎり縮小しようとする動きが、いま明らかに官主導へと揺り戻しを見せている。
2.政府が2013年6月に発表した成長戦略「日本再興戦略」は、政府の施策目標が並んでいる。「民間活力の爆発」という言葉はあるが、各項目が各省庁の業務の根拠となるように記述されている。来年度に向けて予算要求をしたり、基金をつくったり、天下り機関をつくったりするための布石になるように書いてある。すべての課の予算要求の根拠にする文書であり、国民向けではい。目的が当初から異なっている.
3.既得権と闘う真の成長戦略を断行して本格的な成長路線に乗せれば、消費増税にも負けない経済を生み出せるのだが、いつまで経ってもそれをやる勇気がないから、経済の潜在能力は弱いままである。消費増税で景気失速となるのが怖いから、増税のたびにとんでもないばらまきをやる。「増税とばらまきのスパイラル、蟻地獄」から抜けられない。
4.財務省は「増税しなければ国際マーケットの信任を失う」と主張するが、まったく幼稚な論理である。借金の多さや、増税は問題ではない。ほんとうの問題は借金を返す力があるかどうかである。返す力とは、すなわち稼ぐ力である。
5.ギリシアもポルトガルも、スペインもイタリアもみな増税をした。消費税は20パーセント以上。財務省の論理では優等生ということになる。しかし、これらの国々は増税はしても、改革を怠って稼ぐ力を失い、市場に見放された。逆にドイツや北欧は、改革をしたから稼ぐ力が強化され、増税しても経済は健全性を維持している。
6.いまの日本の財務省の路線は、明らかにギリシアに似ている。身を切る改革を怠り、いつまで経っても成長路線に乗れない。増税とばらまきの繰り返し。「改革なき増税はギリシアへの道」である。世界のマーケットとマスメディアは現在、日本の動向に関心を寄せている。ここ十数年、日本は国際市場の蚊帳の外にあった。低迷する経済状況にあって、メディアのみならず、海外の証券会社から日本の企業担当がいなくなる事態が続いていた。アベノミクスによる円安と株価上昇は、マーケットが安倍政権に寄せる期待の高さを示している。TPPへの参加で、安倍政権の改革への本気度を試されている。マーケットの期待がいつまでもつかが最大の問題である。
7.改革派対守旧派の対立を見せながら、医薬品のネット販売のように些末なまやかしの改革演出を、安倍政権はどこまで続けている。本気で既得権に切り込む改革案を打ち出して具体策に着手すれば、日本に起こる変革を信じて海外から資金は流入し、それが長期投資につながり、税収が増えるといった展開はにありうる。
8.そのためには、既得権を切り崩して、やる気と能力のある企業が自由かつ公正に競争できる市場環境を整えることが必須である。巨大な抵抗勢力を敵にまわして真の改革を実行するには、トップがリスクを取る覚悟をもたなければならない。小泉総理は郵政改革でリスクを取った。安倍総理の場合、経済政策については本気でやりたいものが見えない。本気でなければリスクは取れない。となれば、日本経済の再生は夢で終わる。


yuji5327 at 06:31 
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2014年04月26日

天下り

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商社は日本の取引所を相手にせず
海外の取引所を利用
経産省も、いつまでも
天下りのポジションにしがみつく
っともないのでやめてもらいたい。
国内商品先物取引所
出来高も取引金額も減って苦境
八方ふさがり
天下りが大事だと思っている
いい加減にしてもらいたい。

yuji5327 at 06:52 
池上湖心の書 

天下りが大事だと思っていると、いつまでたっても状況を打開することはできない。いい加減に世界を見て気づいてもらいたい。

4月25日付の大前研一さんの『 ニュースの視点 』(発行部数179,486部)『 TPP・総合取引所創設〜情報を複眼的な視点で見る重要性 』概要を自分なりに纏めると以下のようになる。は参考になる。
1.日米両政府は18日、環太平洋経済連携協定(TPP)を巡る閣僚による3日間の関税協議を終えた。協議では、日本が関税維持を求めるコメや牛・豚肉など農産品5項目と、米国が守りたい自動車の輸入関税について集中的に議論された。
2.甘利経済財政・再生相は会談後、「一定の前進はあったが、まだ距離は相当ある」と述べた。オバマ米大統領が23日から来日する予定があるので、それまでに何とか形にしたかった。オバマ米大統領の手前「一定の前進」と言っているが、実際には全く上手くいっていない。
3.今の日本のやり方では、米国が条件をのむことは難しい。また日本の聖域を認めつつも、米国は非常に「厳しい」数字を要求している。日本のマスコミも「厳しい」「キツい」要求だと報じているが、現実的に言えば、一部の少数利益団体と議員と役人にとって厳しいものであり、大多数の一般人にとっては、むしろ歓迎すべき事態である。自分たちの生活が楽になるというのに、なぜ消費者がもっとTPPを後押ししないのか不思議である。
4.欧州とのEPAも積極的に進めるべきである。歴史的に見ても欧州と日本は、全体的にいい交易を続けてきた。ここに来て韓国が日本に先駆けてEUとEPA協定の締結を強力に進めている。今年からEUへの韓国自動車の輸出関税は撤廃されている。日本に対しては自動車の関税が10%課されているから、それだけでも韓国に遅れをとっていると言わざるを得ないでしょう。せめて韓国並みの条件を実現できるように動くべきである。また、ワインやチーズなど日本への輸入についても、受け入れる体制を整えるほうが良い。
5.日経新聞は、15日「総合取引所創設 強まわる政治圧力」と題する記事を掲載した。株式や商品をまとめて扱う総合取引所の創設をめぐり、政治の圧力が強まっていると指摘している。2007年の第1次安倍晋三政権で創設方針を決定したにも関わらず、一向に実現していない背景には、代々、経産省OBをトップに迎えてきた東京商品取引所への配慮と、それを排除するため議員立法での創設を図る自民党の思惑が交差している。
6.2013年に総合取引所(日本取引所グループ)が発足したが、結局は当初のコンセプト通りには至っていない。すなわち、商品先物から穀物まで全てを1つの取引所で扱うことは未だに実現していない。
7.この原因は日本の役所体質にある。農水省、経産省、金融庁などそれぞれ管轄する役所が異なる。それぞれが天下り先を確保したいゆえに、統一されない。これは由々しき事態を招いている。
8.2004年時点では、世界の商品取引所の出来高ランキングで、東京工業品取引所は世界3位に位置していた。ところが、2010年になると11位まで順位を落とした。東京穀物商品取引所は、9位から20位まで下落しています。この間に出来高が減ったのは、日本の取引所だけで、逆に世界の取引所は大きく成長している。
9.上海先物取引所、ニューヨーク商業取引所、大連商品取引所、シカゴマーカンタイル取引所などが良い例である。市場が縮小していることもあり、取引業者も小規模な企業ばかりである。ある程度の人数がいなければ、社内の体制整備、分析、安全性の確認などもできない。取引業者も育っていない。
10.こんな状況だから、コモディティに関しては海外の取引所でやればいいという発想になる。実際、商社は日本の取引所を相手にせず、海外の取引所を利用している。経産省も、いつまでも天下りのポジションにしがみつくのは、みっともないのでやめてもらいたい。
11.国内商品先物取引所は、出来高も取引金額も減って苦境に陥っている。そして次のシステム開発へ投資するお金もないという八方ふさがりである。天下りが大事だと思っていると、いつまでたっても状況を打開することはできない。いい加減に世界を見て気づいてもらいたい。


yuji5327 at 06:39 
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池上技術士事務所の紹介
261-0012
千葉市美浜区
磯辺6丁目1-8-204

池上技術士事務所(代表:池上雄二)の事業内容
以下のテーマの技術コンサルタント
1.公害問題、生活環境、地球環境
2.省エネ・新エネ機器導入
のテーマについて、
・技術コンサルタント
・調査報告書の作成
・アンケート調査・分析
・技術翻訳、特許調査
を承ります。
有償、無償を問わず
お気軽に下記にメールをください。
ke8y-ikgm@asahi-net.or.jp

工学博士、技術士(応用理学)、
公害防止主任管理者、
騒音防止管理者の資格で
お役に立ちたいと思います。

池上湖心 プロフィール
○略歴
大東文化大卒、
在学中 上條信山に師事
書象会に所属、書象会理事
審査会々員
○作品展の開催
・主宰している「さざ波会」
 作品展を毎年8月開催
(於:稲毛ギャラリー)
・土曜会(グループ展)
 作品展を毎年10月開催
(於:銀座大黒屋)
○公募展の受賞、入選
・日展入選
・読売書法展(現在理事)
 読売奨励賞
 読売新聞社賞
・謙慎展(現在理事)
 春興賞の受賞:2回
○書道教室
・学生:月曜日
・一般:火曜日、水曜日





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