2014年06月

2014年06月30日

隕石

隕石
惑星間空間に存在する固体物質
濃密な大気中を落下するあいだに
気化せずに残ったものが隕石
1985年までに発見された2700個の隕石
落下が目撃されたのはおよそ45%
日本の南極観測隊
1985年までに7500個
隕石カタログには22,507個
21,514個(95.6%)が石質隕石
865個(3.8%)が鉄隕石
116個(0.5%)が石鉄隕石
隕石の多くは45億年ほど前
北アメリカのバリンジャー隕石孔は直径1.2km
数万トン(t)から数十万トンほどの質量
中華人民共和国に落下した南丹隕石1710kg
国立科学博物館の展示
日本の隕石のうち最古のもの
861年5月19日(貞観3年4月7日)に福岡県直方市
最初に拾い上げた人物が所有権
私有地において見つけた場合
埋まっている場合は、土地の所有者の物
埋まっていない場合、拾い主に権利
(Wikipediaより)

yuji5327 at 09:35 
池上湖心の書 

ハッブルが70分間露出して得た画像と、すばるが60分間露出して得た画像を比較すると、どちらも28等星まで捉えていて、「撮像観測」での勝負は引き分けである。

「家正則著:次世代超大型望遠鏡TMTで見る宇宙;第二の地球、宇宙の一番星、暗黒エネルギー、學士會会報No.904(2014-1)」が興味深い。印象に残った部分の続きを自分なりに補足して纏めると以下のようになる。
1.すばる望遠鏡はハッブル望遠鏡との勝負である。ハッブル宇宙望遠鏡の主鏡は直径2.4mで、すばる望遠鏡に比べてはるかに小型である。しかしハッブルは宇宙空間に浮かんで観測するので、大気や天候の影響を受けない。腕比べのターゲットは、約40億光年の彼方にある銀河団エーベル851である。ハッブルが70分間露出して得た画像と、すばるが60分間露出して得た画像を比較してみると、どちらも28等星まで捉えていて、「撮像観測」での勝負は引き分けとなった。
2.この時の試験撮影画像には、銀河団エーベル851の背後にある微かな銀河も数多く、歪んだ姿で映っていた。この歪みは「重力レンズ効果」と呼ばれる現象で、アインシュタ
インの一般相対性理論で説明される。銀河団のように重い天体の周りの空間は歪むので、その周囲を通過する光の経路は曲げられ、本当は天体が1つなのに複数に見えたり、円弧状に歪んで見えたりする。逆に考えれば、背後の銀河の歪んだ画像から、重力レンズ効果を起こしている銀河団エーベル851の質量分布が逆探知できる。重力レンズ効果を分析すれば、質量の大部分を占める暗黒物質の分布を割り出せる。すばる望遠鏡によって暗黒物質の量と分布の解明が一気に進み始めている。
3.2009年の時点では、遠方銀河のギネス記録は1位から20位まで全て、すばる望遠鏡を用いた日本人によるものとなった。1973年ころ6〜70億光年彼方の銀河が見つかったことがすごいと感心したが、2006年には129億光年まで行った。宇宙の年齢は137億年まであと少しである。2012年の日本の著者らの129億光年の銀河の発見が最遠方銀河の世界記録となっている。
4.137億年前、宇宙は高温・高密度の火の玉状態「ビッグバン」により始まった。その直後の宇宙は、水素原子が完全電離し、陽子と電子からなるプラズマで満たされていた。ビッグバン後の急激な膨張で、宇宙は僅か38万年後には約3000度にまで冷え、陽子と電子が再結合してプラズマ状態はなくなり、以後、ビッグバンから9億年頃まで中性水素原子と暗黒物質が主成分となる冷たい宇宙の時代、「暗黒時代」となったと考られている。
います。
5.暗黒時代の中、ビッグバン後約1〜5億年の頃に、暗黒物質の密度が濃い部分で重力収縮が起こり、最初の星や銀河が生まれたと考えられている。やがて若い銀河から放たれる強い紫外線によって宇宙空間は温まり、水素原子が再び陽子と電子に電離した。これが太古の宇宙における大イベント「宇宙再電離」である。
6.この「宇宙再電離」は、「宇宙の夜明け」とも言われ、ビッグバン後約3億年〜9.5億年の間に起こったと推定されている。129億光年彼方の銀河が放つ光は真っ暗な宇宙の中を129億年かけて旅してくる。地球の大気層を通過する最後の約0.001秒問に揺らぎ、像が乱されピンボケになる。これを直すのが補償光学で、後からコンピュータの画像処理で直すのではなく、光そのものをリアルタイムで直す独創的な技術である。
7.医療分野では、レーシックなどの視力矯正手術に利用されるだけでなく、眼底検査の際、眼球内での光の乱れを補償光学技術で修正し、網膜上にある視神経細胞を鮮明に診断することに実用化されています。さらに、顕微鏡に補償光学技術を応用する研究も始まっている。
8.現在、直径30mの次世代の超大型望遠鏡TMTを建設する国際プロジェクトの準備が進んでいる。参加国は日本、アメリカ、カナダ、インド、中国で、2014年着工、2021年完成を目指ルている。建設費は総額で約1500億円の予定である。望遠鏡本体は日本が製作する。30mの主鏡は、対角1.44m、厚さ4.5僂力山儼舛離璽輕陳ゥラス製鏡を492枚、敷き詰めて作る「分割(セグメント)鏡」と言われるタイプである。すばる主鏡と同様、主鏡は「回転双曲面」という非球面で、中心部に置く部分鏡はほぼ球面だが、外側に置く部分鏡ほど縦と横の曲率が異なり、形状測定と研磨が難しくなる。2012年、一番外側に置く部分鏡を日本で試作することに成功し、2013年より実物製作に入っている。研磨は日本、アメリカ、中国、インドの4ヶ国で分担する。ドームの建設はカナダが担当する。
9.TMTに搭載されるIRIS(近赤外線分光撮像装置)により、補償光学をフルに効かしたカメラを用いれば、札幌の路上にばらまいた一円玉が全部で何枚あるか、東京にいながら数えられる。札幌の一円玉を1于へずらしても分かる。これほど解像度の高いカメラは世界で誰も製作したことがない。建設予定地はハワイのマウナケア山山頂である。
10.インテル会長のゴードン・ムーア氏はTMT計画に約250億円の寄付をしている。
2021年に完成予定のTMT望遠鏡は、すばる望遠鏡に比べて集光力13倍、解像力3.6倍、効率感度180倍になるので、32等星まで観測可能である。現在の観測天文学のフロンテ
ィアは28等星だから、32等星は誰も見たことがない。月面にゲンジボタル(0.1W以下)を置くと、地球からはおよそ32等星の明るさになる。TMTで一時間露出すれば何かが光っているのが撮影できる。



yuji5327 at 09:14 
新技術 

2014年06月29日

中国異論封殺と強化

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天安門事件から25年
民主化という選択肢を捨てた中国
少数民族や民主活動家、メディアへの締め付け
改善の気配がない
領海と海洋権益を求めて
東シナ海や南シナ海
周辺国と衝突を繰り返し
ドイツを見習えは下火

yuji5327 at 06:53 
池上湖心の書 

中国も、国共内戦や文化大革命の犠牲者に対し、賠償や謝罪など行っていない。この事実が明らかになって、「ドイツに見習え」路線は下火になった。


「黄文雄著:なぜ中国人・韓国人は反日を叫ぶのか、宝島社、2013年」の著者は1938年台湾生まれで。コウ・ブンユウと読む。1964年に来日し早稲田大学を卒業し、評論家として活躍している。「第2章:「反日」を引き起こしている「反日日本人」が参考になる。前半部分の印象に残った部分の続きを自分なりに補足して纏めると以下のようになる。
1.中国・韓国の反日攻勢に、日本人も我慢できなくなり、最近では、嫌中・嫌韓感情が高まっている。それは若者たちネット世代にも広がっている。
2.中華世界は、大中華にせよ小中華にせよ自己主張が強く、加えて人間不信で波風の絶えない国である。有史以前から、中国ではつねに戦争が起こっていた。半島でも怨念に満ちた「朋党の争い」(官僚の派閥抗争)は名物である。口では「南北統一」と言いながら、いがみ合いが続いている。日本人が付き合って無事に暮らしていける相手ではない。
3.中国・韓国は、「学校で学んでいる歴史が間違っているから『正しい歴史認識』を学べ」「靖国神社はオウム真理教のような邪教だから参拝をやめろ」「過ちを悔い改めようとしないから『反省と謝罪』を促す」という。
4.福沢諭吉が言ったように、悪しき隣人とは「交友謝絶」するべきだが、今の時代はそうはいかない。日本人の対中・対韓感情も決して一様ではない。「日本人が滅びないかぎり、地球は平和にならない」「日本人でいるのは恥ずかしい」「日本人ではなく、地球人になりたい」と語った文化人や経済人も多かった。学校でもそう教えられ、マゾヒズムに取りつかれた結果、「反日」を生きがいとしている人は多い。
5.中国や韓国の人間は、日本に対する関心も知識もそれほど持っていない。日本の歴史教科書をきちんと読み込んでいる人間などはほとんどいない。大多数は日本の反日日本人に誘導されて「日本の歴史教育は間違っている」と騒いでいる。中国・韓国に反日を吹き込んでいるのは反日日本人である。
6.従軍慰安婦も、問題とされるようになったのはごく最近である。反日日本人が片棒を担ぎ、しかも日本政府の対処がずさんだったことが問題を大きくした。このほかにも南京大虐殺など、反日ネタを自らすすんで中国・韓国に売り込む動きが後を絶たない。「自分の国の過去を反省してこそ、真の愛国心が生まれる」という誰弁が通用するのは日本国内だけである。中国で同じことを言ったために亡命を余儀なくされた中国知識人はたくさんいる。
7.戦争責任と謝罪をめぐって、一時期よく引き合いに出されたのがドイツである。ドイツでは「戦争犯罪には時効がない」として、戦時中にナチスが行った虐殺・弾圧行為を追究し続けている日本もそれにならうべきだ、という理屈である。ドイツは「ドイツ民族」と「ナチス」を厳密に分けて「戦争犯罪はナチスの責任であって、ドイッ民族に非はない」という態度を崩していない。政党ナチスを構成していたのはドイツ人であるにもかかわらず、悪いのはナチスであってドイツ人ではない。ドイツ首脳が他国に対して謝罪したことはない。
8.戦後補償も国家賠償ではなく個人補償という形で行われており、その対象も虐殺されたユダヤ人やポーランド人ではなく、ほとんどが自国民に向けられている。そもそも世界の国々で、戦争に関して個人賠償を行った例はない。もちろん中国も、国共内戦や文化大革命の犠牲者に対し、賠償や謝罪など行っていない。これらの事実が明らかになってからは、一部マスコミでよく見られた「ドイツに見習え」路線はすっかり下火になった。
9.韓国の李明博前大統領は「日本はドイツのプラント元首相を見習い、アジア諸国への侵略行為に対して謝罪するべきだ」と主張した。西ドイッのプラント首相が、1970年にポーランドのユダヤ人被害者記念碑を訪問した際に、ひざまずいて謝罪したことは事実である。しかし、プラントはあくまで「すべての責任はナチスにある」という姿勢を崩していない。
10.1985年にはヴァイツゼッカー大統領が「過去に眼を閉ざす者は、未来に対してもやはり盲目となる」といった有名な演説を行っているが、一般論にすぎない。戦争犯罪に関する謝罪や反省などというものではない。それにもかかわらず、2012年に韓国人の大学教授が従軍慰安婦の広告として、記念碑前にひざまずくブラント元首相の写真を、ニューヨークのタイムズスクエアにある広告塔に張り出した。



yuji5327 at 06:40 
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2014年06月28日

大玉のひょう

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東京・三鷹市では大量のひょう
雪が降り積もったよう
農作物に被害
大きいもので直径3センチ
30分近く降り続いた
積乱雲の中でできる
雲の中で上昇気流に持ち上げられ
周りの水滴が付いて大きくなる。


yuji5327 at 07:00 
池上湖心の書 

発電を自由化することで、世界中から参入が可能になり、発電コストが下がる。政府のアイデアには、発電コストを下げるものが1つもない。今のままでは発電コストは高くなる。

6月27日付けの大前さんの「ニュースの視点」(発行部数179,548部)は、「原子力規制委員会・発送電分離〜考えの軸足を意識した施策立案」と題する記事である。非常に参考になる。概要を自分なりに纏めると以下のようになる。
1.原子力規制委員会の新委員に9月、日本原子力学会元会長の田中知・東京大学教授と地質学者の石渡明・東北大学教授が就任することが決定した。この人事にも安部官邸の思惑が反映されている。あえて原発再稼働の賛成派を選んだと批判されているが、現在は「活断層オタク」の島崎委員長代理だからどっちもどっちである。
2.島崎氏の悪影響は大きい。活断層の危険性を声高に叫んでいるが、何をもって活断層とするか、という基準は定まっていない。それでも、電力会社を震え上がらせるようなことばかり騒ぎ立てるため、東京電力などは柏崎刈羽原発だけでも4700億円もの資金を投じた。電力会社に何千億円も使わせておいて、本人は何も解決することなく、任を降りてしまうのだから完全なミスキャストである。
3.田中氏や石渡氏は電力会社寄りの立場をとると言われているが、この人事も疑問があり、上手く機能しないと思われる。もう少し現場に近い人に担当してもらいたい。そういう人材は、メーカーにしかいない。
4.メーカー寄りになるのは問題だと言われるが、学者に頼るよりはマシである。実力のある学者はほとんどいない。今までの学者の発表を見ていると、東京電力から提出されたデータを読み上げていただけである。こうした悪しき習慣を変えていくためには、メーカー側から人を入れることである。そうでなければ、見かけだけの議論が際限なく続く。
一生続いていくことになると思います。
5.日経新聞は、12日「発送電分離、最後の関門」と題する記事を掲載した。政府が進める電力システム改革の最後のハードルは、電力会社の送配電分離だと紹介している。しかし電力会社にとっては経営体制を大きく変えるなどの負担がかかるため、東京電力以外は慎重姿勢で今後の焦点は、経産省が来年の通常国会に法律案を提出できるかどうかである。
6.発送電分離と聞くと、一見、良さそうに聞こえるが、単に分離するのではなくて、送電会社を中心にする構想がないと無意味である。一口に送電と言っても、大きく2つある。
1つは3000ボルト以上を扱う高圧送電で、もう1つがそれ以下を扱う配電である。
7.配電については、特殊な事情を除けば、地域独占になる。そうしないと、各家庭への電線を2つ、3つの会社で提供しても、二重、三重投資になる。発電と送電をどうするかというと、まず発電を自由化する。そこから電力を買い取る送電会社を日本の中核にする。
8.発電を自由化することで、世界中から参入が可能になり、発電コストが下がる。政府のアイデアは、発電コストを下げるものが1つもない。今のままでは発電コストは高くなる。



yuji5327 at 06:43 
エネルギー問題 

2014年06月27日

脱創業家

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サントリーホールディングス(HD)社長に
ローソンの新浪剛史会長
サントリーで創業家出身者以外のトップは初
創業家にこだわらない
即戦力のかじ取り
グローバルに活躍できる人
プロ経営者の起用

yuji5327 at 14:01 
池上湖心の書 

根拠なく攻撃する中国・韓国と、理由なく謝罪する日本人によって、悪循環が繰り返されている。日中・日韓問題は、日日問題である。


「黄文雄著:なぜ中国人・韓国人は反日を叫ぶのか、宝島社、2013年」の著者は1938年台湾生まれで。コウ・ブンユウと読む。1964年に来日し早稲田大学を卒業し、評論家として活躍している。「第2章:「反日」を引き起こしている「反日日本人」が参考になる。前半部分の印象に残った部分の続きを自分なりに補足して纏めると以下のようになる。
1.根拠なく攻撃する中国・韓国と、理由なく謝罪する日本人によって、悪循環がえんえんと繰り返されている。日中・日韓問題は、じっさいのところ日日問題である。中国は社会主義革命に成功したが、それで終わりではなかった。毛沢東は、ロシア革命は社会主義の第一次革命で、中国が第二次革命、そして「日本革命」を第三革命と考えていた。「それが成功しなければ世界革命にはならない」というほどの目標にしていた。
2.蒋介石の国民党との内戦を制して成立した中華人民共和国は、順風満帆ではなかった。1950年代初頭の「三反五反運動」(公務員の汚職・浪費・官僚主義、および資本家の贈収賄・脱税・横領・原料のごまかし・経済情報の悪用を取り締まる運動)、共産党批判を受け入れるとする「鳴放運動」、反体制派を弾圧した「反右派闘争」、無理な増産政策で多くの犠牲者を出した「大躍進運動」、そして「動乱の10年」を招いた「文化大革命」と、社会主義社会の建設はトラブルの連続だった。
3.中国は、社会主義のイデオロギーまで放棄し、小平の「改革開放」へと、国体や政体まで変えてしまった。その後も、農業・工業・国防・科学技術に続く「第五の近代化」とされた天安門事件で、中国は民主化・自由化の波に揺れた。さらにソ連・東欧の社会主義体制の崩壊(中国では、ソ連・東欧における体制崩壊の波のことを「蘇東波」と呼ぶ)も、同様に拍車をかける。
4.社会主義の理念や理想から逸脱し、しかも民意を問うシステムを確立できない中国が生き延びていくことが共産党政権の最大の課題である。これまで中国政府は外敵をつくることで、それをテコに民衆を動員して政策を遂行し、一方で民衆の不満のはけ口としてきた。
5.天安門事件から「蘇東波」にいたる時代、社会主義体制を防衛するための最終的なテコとして選ばれたのが「反日」である。具体的には社会主義イデオロギーの代わりに、「民族主義・愛国主義・中華振興」を鼓吹するための播き餌としてであった。
6.日本が最終的な外敵に選ばれた理由は、中国の改革開放には日本の資金や技術が不可欠であり、日本は条件反射的に「反省と謝罪」で屈服するため、人民への教育にもなり、反日のメリットは大きいと考えていたからである。
7.日本の謝罪外交のきわめつけが、1995年の「終戦五十年の国会謝罪決議」である。前年、自民党単独与党から連立政権へと転換し、社会党の村山富市氏が首相になった時代である。首相と当時衆議院議長だった土井たか子氏をはじめ閣僚たちがアジア諸国を歴訪して「謝罪と反省」を繰り返して回った。
8.この謝罪行脚に対し、当時、マレーシアのマハティール首相、フィリピンのラモス大統領、台湾の李登輝総統はいずれも「過去はどうでもいい。これからが大切だ」と返答している。その一方で、広島で行われるアジア競技大会開会式に出席する予定だった李総統は、日本政府によって入国を拒否された。中国政府に配慮した、何とも情けない処置だった。
9.翌年には「謝罪決議」(正式には「歴史を教訓に平和への決意を新たにする決議」)が作成され、もめにもめた挙句強行採決となった。内容は以下の通りである。「本院は、戦後50年にあたり、全世界の戦没者及び戦争等による犠牲者に対し、追悼の誠を捧げる。また、世界の近代史上における数々の植民地支配や侵略的行為に思いをいたし、我が国が過去に行ったこうした行為や他国民とくにアジアの諸国民に与えた苦痛を認識し、深い反省の念を表明する。我々は、過去の戦争についての歴史観の相違を超え、歴史の教訓を謙虚に学び、平和な国際社会を築いていかなければならない。本院は、日本国憲法の掲げる恒久平和の理念の下、世界の国々と手を携えて、人類共生の未来を切り開く決意をここに表明する。右決議する」
10.戦後処理なら1952年のサンフランシスコ講和条約(日本国との平和条約)をはじめ、同年の日華条約(日本国と中華民国との間の平和条約)や65年の日韓基本条約、78年の日中平和友好条約(日本国と中華人民共和国との問の平和友好条約)ですでにすんでいる。50年も経って改めて謝罪しなおす必要などはまったくなかった。
11.中国や韓国は「過去の侵略をごまかそうとしている」「戦争賠償を不払いにする気だ」などと言いだした。一方で、日本首脳が戦争犯罪を認めたことを盾に、旧日本軍の毒ガス兵器被害や従軍慰安婦謝罪決議などを訴えてきている。あるときは「不謝罪・不反省の決議だ」と攻撃され、あるときは「首相が日本の罪を公的に認めたとして高い評価を与えられる」と持ち上げられる。どんなに謝罪しようが、中国や韓国には誠意は伝わらずに、都合のいいように利用されるばかりである。


yuji5327 at 13:51 
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2014年06月26日

議会でのヤジ

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都議会は下品で
嘘つきで
教養のない
おやじだらけ
高邁な志のかけらもない
自浄作用など期待できない
給料は高すぎる
企業の部長級よりも
はるかに高い
議員数も多すぎる
北欧のように
ボランティアの方が
真っ当な政治ができる。
都庁公務員も要チェック

yuji5327 at 06:49 
池上湖心の書 

EU加盟国は15力国になり、人口は計3億7000万人。巨大な経済圏が誕生した。EU本部に働く職員の官僚化が目立つようになり、批判されている。


「池上彰著:学校では教えない社会人のための現代史、文藝春秋、2013年」のLecture13、EU「一つのヨーロッパという夢と挫折」は参考になる。印象に残った部分の概要を自分なりに補足して纏めると以下のようになる。
1.2013年3月、地中海に浮かぶキプロスで経済危機が発生した。財政危機からの脱出を目指し、国内の金融機関の預金に課税する方針を打ち出したところ、国民の反発を呼び、預金の引き出し騒動が起こった。
2.キプロスはギリシャとの関係が深く、国内の銀行が大量のギリシャ国債を保有していた。ギリシャ危機でギリシャ国債が暴落し、キプロスの銀行も大きな痛手を負った。キプロス政府としては、金融秩序維持のために銀行に公的資金を投入しようとしたが、政府の財政状態悪化が深刻になり、この騒動になった。
3.EU(欧州連合)などから100億ユーロ(約1兆2900億円)の支援を受け、キプロス危機はようやく収束に向かった。ギリシャに端を発したユーロ危機は、EUの存在自体を揺さぶる事態となったが、ドイツやフランスが中心になって援助策をまとめ、なんとか危機を一段落させた。
4.EUは、一つの国のようになりながらも、個別の国家が存在する以上、さまざまな摩擦が生じる。EUは、2012年のノーベル平和賞を受賞した。授賞理由は、「欧州の平和と調和、民主主義と人権の向上に60年以上にわたって貢献した」というものである。EUの受賞には異論も多いが、「欧州の平和」に貢献したことは事実である。
5.第2次世界大戦が終わった欧州は、廃虚が広がっていた。町は焼かれ、多数の犠牲者が出た。欧州では、第1次世界大戦で大きな犠牲を出しているが、再び戦火に見舞われてしまった。人々の悲しみと悔悟は大きく、今度こそ戦争が起きない仕組みを作ろうという動きが盛り上がった。国境があるから戦争になる。欧州から国境をなくせば、戦争もなくなる。この理想に向けて、一歩ずつ歩み始めた。
6.最初の一歩は、資源と産業の共同管理だった。1951年、「欧州石炭鉄鋼共同体(ECSC)」の条約に調印し、ECSCは1952年に発足した。欧州の戦争は、ドイツとフランスの争いから始まった。両国の国境付近には石炭産業と、その石炭を利用した鉄鋼業が発展し、この地域の奪い合いが起きていた。敗戦で大きな打撃を受けたドイツ(東西に分裂していたので、この場合は西ドイツ)の経済を立て直すには、石炭と鉄鋼が必要だった。西ドイツに単独で開発させたのでは、また紛争の種になりかねないので、周辺諸国で共同管理する計画が生まれた。
7.ECSCには、フランス、西ドイツ、イタリア、ベルギー、オランダ、ルクセンブルクの6力国が参加した。この6力国が、石炭産業と鉄鋼業を共同管理した。この6力国は、その後の欧州統一の基盤となった。
8.この6力国が、1958年1月、欧州経済共同体(EEC)と欧州原子力共同体(EURATOM)を発足させた。EECは、参加国間の関税を引き下げたり、撤廃して、ひとつの経済圏を形成し、その後のEUへと始動した。EURATOMは、原子力開発を一緒に取り組んだ方が効率的・経済的だという発想である。
9.1967年7月、「欧州共同体(EC)」が誕生した。ECSCとEEC、それにEURATOMが一緒になった。参加国はEECと同じ6力国だったが、1973年には、英国、デンマーク、アイルランドが加盟して、計9力国に増えた。さらに1980年代には、ギリシャ、スペイン、ポルトガルが加盟して12力国に拡大した。
10.加盟国が関税撤廃に向けて話し合いを続けるのは当然だが、問題は非関税障壁「関税ではない障壁」だった。たとえば、当時の英国のチョコレートは、ドイツ国内ではチョコレートと呼べるだけの国内基準を満たしていないので輸入ができない。また、トラックが国境を越える際は、検問所でチェックを受ける書類が何十枚にもなり、貿易がスムーズに進まないので、チェックを簡素化したり、書式を統一して障壁を取り除いていった。
11.1991年12月には、オランダの保養地マーストリヒトで、規定する条約を結ぶことに合意し、1992年2月に条約は調印され、調印場所の名前をとって、「マーストリヒト条約」と呼んだ。この条約にもとづき、1993年11月、EUが発足した。1995年にはオーストリア、フィンランド、スウェーデンが加盟して15力国に増えた。
12.EUの旗は、青地に金色の星12個が円を描いているが、星12個は、EU発足時の加盟国数と同じであり、加盛国が増えても星の数も増えることはなかった。欧州では、「12」は1ダースの数と同じで、完全な数という意味で、これが完成形だった。
13.15力国になったことで、人口は計3億7000万人になり、人口で日本や米国を上回る巨大な経済圏が誕生した。本部はベルギーのブリュッセルに置かれた。ベルギーは、オランダ語、フランス語、ドイツ語の3つの言語を話す人々の国家である。やがてEUが巨大化するにつれ、EU本部に働く職員数も増え、官僚化が目立つようになり、「ブリユッセルの官僚たち」と批判された。


yuji5327 at 06:40 
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池上技術士事務所の紹介
261-0012
千葉市美浜区
磯辺6丁目1-8-204

池上技術士事務所(代表:池上雄二)の事業内容
以下のテーマの技術コンサルタント
1.公害問題、生活環境、地球環境
2.省エネ・新エネ機器導入
のテーマについて、
・技術コンサルタント
・調査報告書の作成
・アンケート調査・分析
・技術翻訳、特許調査
を承ります。
有償、無償を問わず
お気軽に下記にメールをください。
ke8y-ikgm@asahi-net.or.jp

工学博士、技術士(応用理学)、
公害防止主任管理者、
騒音防止管理者の資格で
お役に立ちたいと思います。

池上湖心 プロフィール
○略歴
大東文化大卒、
在学中 上條信山に師事
書象会に所属、書象会理事
審査会々員
○作品展の開催
・主宰している「さざ波会」
 作品展を毎年8月開催
(於:稲毛ギャラリー)
・土曜会(グループ展)
 作品展を毎年10月開催
(於:銀座大黒屋)
○公募展の受賞、入選
・日展入選
(平成28年度、国立新美術館にて開催)
・読売書法展(8月開催、現在理事)
 読売奨励賞
 読売新聞社賞
・謙慎展(3月開催、現在理事)
 春興賞の受賞:2回
○書道教室
・学生:月曜日
・一般:火曜日、水曜日





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