2014年09月

2014年09月30日

噴火

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御嶽山
水蒸気噴火
12人死亡
心肺停止24人
登山者の安全
どこまで自己責任
どこまで行政責任
火山噴火予知連絡会
学者の責任
富士山の噴火も
避難小屋の規模
建設費負担は税金?

yuji5327 at 07:04 
池上湖心の書 

ボーズ博士はMITの技術とスタッフを駆使して音響工学だけでなく物理学、材料工学、流体力学、心理音響学などの学問から音を見つめ直し、独自のスピーカーが誕生した。

サラリーマンIT道場
大前 研一
小学館
2002-02-28

「大前研一著:サラリーマンIT道場、小学館、2002年」は少し古くなったが、内容は今でも参考になる。「ボーズ創業者・会長アマー・G・ボーズ博士の研究開発力 」の印象に残った部分の概要を自分なりに補足して纏めると以下のようになる
1.高性能のスピーカーで知られる「ボーズ」は、グローバル企業となった今も株式を公開していない。創業者・会長でMITの現役教授でもあるアマー・G・ボーズ博士は「今後もボーズは個人企業であり続ける」と断言している。アメリ力企業としては異色な同社の理念と哲学はためになる。
2.大前氏がひと目(耳)惚れしたスピーカーが、ボーズの代名詞とも言うべき「901」シリーズの第1号モデルである。前面に1つ、後面に8つのユニットを配置した独特の構造はオーディオ業界で最も注目すべき発明と、言われ、67年の発売以来2000回以上もの改良を重ねながら、今なおボーズの主力商品としてトップの性能を誇っている。
3.ボーズは64年、MlT教授のアマー・G・ボーズ博士によってMIT学内に設立された。大学の研究室から生まれたベンチャー企業の草分けである。MIT大学院で電子通信理論を専攻していた若き日のボーズ博士が畑違いの音響の研究に打ち込むようになったきっかけは、BGM用に購入したオーディオシステムの音に不満を感じたからである。
4.自らもバイオリンをたしなむボーズ博士がカタログを集め、スペックを徹底的に分析して最良のシステムを選んだにもかかわらず、スピーカーから出てきたバイオリンの音は、生演奏の音にはほど遠かった。彼は疑問を抱いた。「MITではいろんなことが測定できるのに、なぜ楽器の音は測定できないのか?」と。そこで、オーディオのスペックと再生音との関連と相違の解明に取りかかったのが1956年のことである。
5.大学院を卒業してMIT教授となったボーズ博士は、さまざまなオーディオ機器の詳細な測定データに基づく性能評価の作業や演奏会場の徹底的な測定・解析に取り組み、「限りなく生演奏に近い音を再生できるスピーカー」を作るための研究に没頭した。そして3年後の1959年、伝説的なボーズスピーカー第1号機が誕生した。
6.ある日、たまたまボーズ博士の研究室前の廊下を通りかかった恩師でもある電子工学部長のウィズナー博士(のちにケネディ大統領の科学顧問やMIT総長を務めた人物)が、研究室の床の上に置かれている奇妙な形の物体に気づいて尋ねた。「ボーズ、あの変な格好をした物は何だ? 君の専門と関係があるのか?」
7.ボーズ博士は答えた。「いいえ、全く関係ありません。でも、音響に関して教科書に載っていることが間違っているとわかったんです」奇妙な形の物体は、球面体に22個のスピーカーユニットを付けた独創的な実験用スピーカーだった。66年に製品化された「2201」システムの試作機である。
8.研究成果を聞いたウィズナー博士は感銘を受け、ただちにボーズ博士の音響に関する研究をMITの公式研究にすることを決定した。これを機にボーズ博士はMITの技術とスタッフを駆使して音響工学だけでなく物理学、材料工学、流体力学、心理音響学などのあらゆる学問から音を見つめ直し、独自のスピーカー理論を生み出した。この研究が基盤となり、MITの頭脳を母体とするボーズが誕生した。
9.MITの素晴らしい理念と哲学が脈々と息づいているボーズは、その先進的な技術と柔らかな感性によって、あっという間にプロの世界で高い評価と絶大な信頼を勝ち取った。屋外の音響設計・設備では、冬季五輪カルガリー大会、アルベールビル大会全般と夏季五輪バルセロナ大会の開会式・閉会式などを担当。屋内では、ニューヨークのマディソンスクエアガーデン、ニューオーリンズのスーパードーム、バチカンのシスティナ礼拝堂、東京・臨海副都心のヴィーナスフォートなどを手がけている。さらに、世界一の豪華客船クイーンエリザベス兇筌好據璽好轡礇肇襪硫散船轡好謄爐眞甘し、無給油無着陸で地球一周飛行を達成したボイジャーには消音ヘッドホンを提供している。
10.設立当初のボーズは、NASAや米国海軍、空軍から電子工学分野の仕事を受注していた。これらの仕事は現在もボーズの事業の重要な部分を占めている。たとえば、スペースシャトルの耐熱システム、原子力潜水艦の原子炉自動制御装置などで、その多くはアメリカの国家機密にかかわるものだ。ボーズは単なる音響機器メーカーではない。
11.ボーズの特筆すべき特徴のーつは、株式を公開していないことである。つまり、未だに個人企業であり、創業以来、株主が収益を手にしたことは一度もない。その理由をボーズ博士は次のように説明する。「ボーズには常に収益をすべて研究開発に再投資する、という基本理念があるからである。そうすることで物事に長期的に取り組めるし、1歩後退して2歩前進するといった、普通の企業では無理なことも可能になる」
12.ボーズの製品は他社の製品より高価だが、それについても理由がある。「まず、設計方法や材料の面でコストがかなりかさんでいます。たとえば、わが社が材料に使っているネオジム鉄の値段は、一般に使われるバリウム鉄よりグラム当たり100倍も高い。10分のーの重量で済んでも10倍のコストがかかる。クオリティー面、性能面の許容範囲が通常の基準値よりはるかに狭い。その基準をクリアするために価格が高くなったとしても仕方がない。だからコストは他社より高くつく。儲けは他社より少ない。わが社は量産体制を取ろうとしたことはない。わが社で最も規模の大きい工場は最大限までオートメーション化されているが、コスト削減のためではなく、クオリティーを維持するために導人している」
13.ボーズの技術開発に対する頑固なこだわりは、MITの研究室時代から少しも変わっていない。そして、そのこだわりが競合他社との差別化要因になっている。逆に言うと、「利益最優先」「時価総額主義」といったアメリカ企業のイメージとは大きく異なっている。「タイムレコーダーはなく、予算だけがある。企業というより技術集団を自負するボーズである。


yuji5327 at 06:45 
新技術 

2014年09月29日

一瞬の青の走れり竹を伐る

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吉武千束句
長谷川櫂解説
春に衰え
秋によみがえる竹
春は竹の秋
秋は竹の春
威勢のいい竹を伐りだす
竹の春の秋
(読売新聞2014.9.24より)

yuji5327 at 06:55 
池上湖心の書 

デジタル時代における顔認識技術は、例えば空港の入国審査でカメラを見上げれば、リスト上の顔写真と照合されてパスポートを提示せず通過できる。

「カイル・チャイカ著:あなたの顔が追跡される日、安全対策から逃れられない監視社会か、顔認識で瞬時に個人が特定できる時代へ、Newsweek June 10,2014」が面白い。
1.デジタル時代における顔認識技術は、例えば空港の入国審査でカメラを見上げれば、リスト上の顔写真と照合されてパスポートを提示せず通過できる。デパートに入店すればすぐに、過去の買い物履歴から判断したおすすめ商品を持ってきてもらえる。
2.フェイスブックは既に顔認識技術を利用し、友達の写真から名前を割り出してタグ付けを勧める機能を導入している。だが、顔認識技術には大きな落とし穴もある。米政府は顔認識データを蓄積する世界最大のデータベースを構築中。最終目標はアメリカにいるすべての人物を特定することである。顔さえ見えればいつでも監視される可能性があることを意味する。現在のアメリカでは、データ収集のためにウェブカメラの画像を取り込むことを禁止する法律はない。
3.顔認識システムは、アルゴリズムとデータベースという2つの要素で成り立っている。アルゴリズムは、顔の画像から目立った特徴や目と目の距離など各部位の比率を分析するプログラムである。生体上の個人情報を計測可能なデータに落とし込むこのプロセスは、生体認証(バイオメトリクス)として知られる。
4.こうしたデータで、指紋と同様に各人で異なる「顔紋」が作成できる。年齢や性別、人種など「その人物のプロファイルを作成するために必要なデータを、目や鼻を含む両耳の間の領域から推定することができる」と、顔認識会社コグニテックのケビン・ハスキンス開発部長は言う。
5.顔紋はデータベースに蓄積され、新たな画像や映像はデータベース上のものと照合される。コグニテックはその確度は98.75%だと言っている。顔認識ソフトウエア開発会社フェイス・ドットコムを買収したフェイスブックも、97.25%の精度を誇る。
6.今のところ、顔認識技術にはまだ限界がある。神経質な素人は、顔認識がそこらじゅうにあふれていていつでもどこでも監視され、もはやいかなる場合も匿名ではいられないと考える、と顔認識会社アニメトリクスの共同創設者であるポール・シュープは言う。
7.技術はまだそこまで完壁ではない。有効な顔紋を作成するためには光の当たり方や顔の角度も厳密に調節する必要がある。正面を向き、視線も真っすぐで目も耳もはっきり見えている写真が入手できて初めて、データが登録できる、とシュープは言う。
8.顔認識がこれまでどんな分野で用いられてきたかを見れば、今後どの程度浸透するのかも予測できる。例えば軍事基地内では、関係者の身元確認に使われている。イラクやアフガニスタンでは、抑留者を指名手配犯リストと照合するのに用いられてきた。
9.この技術はあまり目立たず、既に私たちがよく使っている機器に静かに取り込まれているため、簡単に見過ごされてしまう。不気味なのは、昨年12月に発表された顔認識アプリのネームタグである。
10.軍からネットベンチャーに至るまでさまざまな分野に自社の顔認識技術を採用させることで、コグニテックやアニメトリクスなどの企業は世界の生体認証業界を大激変させていると、SIBAの共同創設者ジャニス・ケプハートは指摘している。同社は2月に生体認証技術の啓発活動を開始した。国土安全保障省はこの16年何も動いていない。アメリカはこの分野で世界に後れを取っている、とケプハートは言う。
11.生体認証の技術で9・11同時多発テロを防げた可能性がある。スノーデンのリークも阻止できた。生体認証について、人々はプライバシーの問題と安全保障上の利点を同時に目にすることになる。正反対に見える2つの側面を持つからこそ、顔認識技術の善悪を判断するのは容易ではない。個人が簡単に特定できるようになれば、犯罪抑止にもつながる。
12.個人情報の盗難など深刻なエラーが発生する可能性もある。顔認識はプライバシーに深刻な影響を及ぼす、つまりプライバシーがなくなると指摘し、ネームタグ社に、顔認識技術の最善の運用方法が確立されるまで、同社製品の発売を遅らせるよう要請した。私たちは免許証や犯人逮捕時の顔写真といった公的写真のデータが集積されているのを知っているが、それがどう利用されているかは分かっていない。
13.FBIは今年の夏、次世代識別(NGI)プログラムの第4段階として顔認識に重点的に取り組む。NGIは世界最大の生体認証データベースを構築するために、2008年に始まった12億ドル規模の事業である。昨年までにデータベースには7300万の指紋、570万の掌紋、810万の顔写真、8500の虹彩認証が蓄積された。各地の警察当局は無料でこのシステムを利用できる。
14.インターネット上の自由擁護のために活動するNPO、エレクトロニック・フロンティア財団に所属する弁護士ジェニファー・リンチは、NGIの顔認識データベースには2012年の時点で少なくとも1400万枚の顔写真があったと話している。NGIは犯罪者のデータと、官公庁などが集めた一般のデータを区別していない。自分の無罪を自分で証明しなければならない羽目に陥るかもしれない。
15.連邦政府を相手取って、情報公開法に基づく訴訟を起こしたエレクトロニック・フロンティア財団は、間もなく公開予定であるNGIの書類を入手した。それによると来年までにNGIは犯罪者の顔写真を4600万枚、一般市民の顔写真を430万枚を蓄積するとFBIは見積もっている。顔認識システムの開発企業モルフォトラストに依頼された仕様は、1時間に2300枚、1日に最高5万5200枚の写真を登録し、さらに1時間に1400枚、1日に約3万4000枚の写真を検索できるというもの。1年問で2000万人以上のアメリカ人のデータが蓄積される計算になる。
16.ミシガン、フロリダ、カンザス、サウスカロライナ、サウスダコタ、ハワイそしてメリーランドの各州が、州内の犯罪者の顔写真データベースをNGIのシステムに組み込んでいることも判明した。ニューヨークなど11州も統合を検討中である。
17.1969年の最高裁判所の判決では、逮捕の妥当な理由や令状なしに集められた指紋は法廷で利用できないとされた。同じように、警察が令状なしに顔写真を収集したり利用したりすることは、不法な捜索や押収を禁じた合衆国憲法修正第4条に違反するとコロンビア大学法科大学院在籍のキリル・レバショフ氏は専門誌に書いている。


yuji5327 at 06:43 
新技術 

2014年09月28日

価値観の共有

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政治家不信
官僚不信
国会議員
地方議員
霞が関官僚
無意味な選挙や選抜試験を
IT技術で改革
資質のない議員・官僚もすぐにわかる


yuji5327 at 06:59 

ITによって経費をかけなくても国民が直接投票できるようになると、参議院は要らなくなる。衆議院議員が法律を制定していく。大切な項目に関しては国民の直接投票を行なう。

サラリーマンIT道場
大前 研一
小学館
2002-02-28

「大前研一著:サラリーマンIT道場、小学館、2002年」は少し古くなったが、内容は今でも参考になる。「政治家が要らなくなる? 」の印象に残った部分の概要を自分なりに補足して纏めると以下のようになる。
1.政治家はすでに郵政族を中心としてIT利権争奪戦に血眼である。建設族も負けてはいない。光ファイバーを道路利権に代わるものとして虎視眈々と狙っている。建設国債をITに使えるように法律を変えようという議論まで出ている。環境族や自治体も、水道管に光ファイバーを入れることによってこれを取りこもうとしている。
2.問題は、ITのもたらす社会とはどんな社会なのか、誰も具体的に描き切っていないことである。戸籍がコンピューターに収まり、投票が電話やパソコンでできるようになるであろうことは誰でもわかる。そうなると、国民による直接投票が可能になる。今のように総選挙1回につき700億円もかけてやる必要はなくなる。世界中どこにいても、声紋や暗証番号さえ入力できれば投票はできる。
3.候補者の政策提案をインターネット、衛星放送、携帯電話などでいつでもどこでも聞くことができる。質問もできるから、これを公開にすればサイバー立ち会い演説会となる。コンピューターが投票の受け付けを開始する日を投票締め切り日前週間にすれば、おそらく投票率は90%を超えるだろう。政策秘書の用意した文章を丸読みしているような候補者は落選間違いなしである。
4.一部の利益団体に支えられているぐらいでは当選しない。現在は投票率が低いので組織票を持っている候補者が有利だが、今度はそうはいかない。国民の半数以上が「なるほど」という政策と実績を掲げなければアウトである。そうなると本当の政治家が必要になり、今のように人口40万人に1人、という地域代表ではなく、天下国家を論じられる人だけが国政では求められるようになる。衆議院の比例区などという存在意義不明の制度もなくなる。今まで参議院が機能したことはなかった。しかし参議院は良識の府としていざという時に稀に機能する。そのために無駄とわかっていても温存してきた。
5.ITによってあまり経費をかけなくても国民が直接投票できるようになると、参議院は要らなくなる。100人程度の国政を論じる衆議院議員が代議士として選ばれ、彼らが政策を論じ、代替案を出し、法律を制定していく。大切な項目に関しては国民の直接投票を参議院に代わって行なう。
6.国民の投票を国民院または上院と呼べば、2院制は形を変えて残ることになる。そうすれば国民の政治意識は高まり、今のような利益誘導型の政治はほとんどなくなる。、今の730人を超える国会議員は100人で済む。これが、われわれ国民がなぜITを主体的にとらえていかなくてはならない理由である。



yuji5327 at 06:44 
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2014年09月27日

北の拉致報告先送り

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現時点では初期段階を超える説明はできない
夏の終わりから秋のはじめ
初回の調査報告は先送り
拉致された方について北朝鮮は全て掌握していると思う
誠意をもって対応してほしい
北朝鮮は誠意をもって調査し、
全てを正直に回答すべきだ



yuji5327 at 07:04 
池上湖心の書 

正義は美徳や善良な生活と深い関係にある。現代政治では、美徳論は文化的保守派や宗教的右派と結びつくことが多い。


「マイケル・サンデル著、鬼澤忍訳:これからの「正義」の話をいよう・・・いまを生き延びるための哲学、早川書房、2010年」の著者はハーバード大学教授で専門は政治哲学である。類まれなる抗議の名手として知られているわけがうなづける内容である。「第1章:正しいことをする」の「正義への三つのアプローチ」の印象に残った部分の概要を自分なりに補足して纏めると以下のようになる。
1.ある社会が公正かどうかを問うことは、われわれが大切にする収入や財産、義務や権利、権力や機会、職務や栄誉がどう分配されるかを問うことである。公正な社会ではこれらが正しく分配される。つまり、一人ひとりにふさわしいものが与えられる。
2.難しい問題が起こるのは、ふさわしいものが何であり、それはなぜかを問うときである。価値あるものの分配にアプローチする三つの観点を明らかにしてきた。つまり、幸福、自由、美徳である。これらの理念はそれぞれ、正義について異なる考え方を示している。
3.幸福の最大化、自由の尊重、美徳の涵養について見解の相違が表われている。これらの理念同士が衝突する場合の意見の対立が含まれている。政治哲学がこうした不一致を解消することはできない。さまざまな選択肢の道徳的意味をはっきりさせることはできる。
4.最初に扱うのは幸福の最大化である。現代の政治的議論のほとんどは、経済的繁栄の促進、生活水準の向上、経済成長の支援に関するものである。理由は、経済的に繁栄しているほうが、個人としても社会としても都合がいいと信じているからである。経済的繁栄が人びとの幸福に貢献するからである。功利主義は最大多数の最大幸福を追求に関する最も影響力の大きい説である。
5.正義と自由の理論では、個人の権利の尊重と、どの権利が最も重要かについては見解を異にする。正義とは自由および個人の権利の尊重を意味するという考え方は、現代政治においては、幸福の最大化という功利主義的理念と同じくらいなじみ深い。たとえば、アメリカ合衆国権利章典では、言論の自由や信教の自由に関する権利をはじめ、いくつかの自由が規定されており、多数派といえどもそれを侵害することは許されない。
6.正義とはある種の普遍的な人権の尊重を意味するという考え方が世界中でしだいに受け入れられるようになっている。現代の最も激しい議論は、自由放任派と公正派によるものである。自由放任派を主導しているのは、自由市場を信奉する自由至上主義者である。公正派はもっと平等主義的な傾向の理論家たちである。制限のない市場は公正でも自由でもないと主張する。社会的・経済的に不利な状況を是正し、すべての人に成功への公平なチャンスを与える政策である。
7.正義は美徳や善良な生活と深い関係にある。現代政治では、美徳論は文化的保守派や宗教的右派と結びつくことが多い。道徳を法制化するのは、自由主義社会の多くの市民に嫌われている。しかし、公正な社会ではある種の美徳や善良な生活は、イデオロギーの枠を超えて政治的な運動や議論に刺激を与えてきた。タリバンのみならず、奴隷制度廃止論者やマーティン・ルーサー・キング・ジュニアも、道徳や宗教にかかわる正義を訴えている。
8.正義の理論の評価には、哲学的議論が大切である。一人の人間のなかに対立が生じることもある。われわれが道徳的な難問を前に葛藤しているときである。二つの状況があり、一つは哲学者の考えであり、もう一つは道徳的な現実の物語である。哲学者の考えは現実的で複雑な要素が取り除かれので、限られた哲学的問題に収束できる。



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2014年09月26日

地方創生

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地方自治体の議会
議員の資質が問題
地方分権の課題
霞が関官僚の資質も問題
国会議員の資質も問題
自浄作用の働かない日本の政治
国民の投票行動が問題
民主主義は国民のモラルのレベルが基本

yuji5327 at 06:51 
池上湖心の書 

市民意識が国民意識を上回ると、国家は没落し、平和主義は国を滅ぼすという教訓を日本人はあまり学んでいない。日本人が愛国心を失った最大の元凶は、日本国内の平和運動にある。


「黄文雄著:なぜ中国人・韓国人は反日を叫ぶのか、宝島社、2013年」の著者は1938年台湾生まれで。コウ・ブンユウと読む。1964年に来日し早稲田大学を卒業し、評論家として活躍している。「第4章:中国・韓国の反日にどう対応すればよいか」「反日日本人はなぜ出現したのか」が参考になる。印象に残った部分の続きを自分なりに補足して纏めると以下のようになる。
1.西欧の産業革命と市民革命から200年がすぎ、近代の国民国家は人間最大の集団とし
て、徐々に「国民国家」という「国のかたち」が広がり、今ではすでに200前後の国(国連加盟国は193力国、日本が承認したのは194力国)が、主権国家として認知され、あるいは国民国家として成熟しつつある。
2.大部分は戦後生まれで、数から見れば終戦直後は約60あまりだったから、約3倍にも増えた。韓国は、戦後生まれだから、近代民族や近代国民を育てていくのには、過去の歴史因縁から、どうしても「反日」をテコに育てていかなければならない。
3.中国は韓国以上にむずかしい。55もある非漢族を漢族に同化して中華民族を育てていく必要があるからである。2012年11月の第18回党大会後に、後継国家指導者に指名された習近平主席が、「民族」を連呼絶叫した演説は、未来の中国にとっても民族育成が大きな課題であることを示す。
4.近代国民としての「愛国心」育てていくのが、これからの中国や韓国にとっても、大きな課題である。「愛国心」とは「郷土愛」だから、自然の感情だと知ったように語る言論人はに多い。しかし、郷土愛は自然から生まれたもので、愛国心とは育てられたものなのである。「生まれた」ものと「つくった」ものとは、本質的に違う。
5.日本では、国民としての国家意識は「市民主義」と「平和主義」に腐蝕されている。戦後日本の二大の敵とは、市民主義と平和主義である。国民意識が市民主義に取って代わられ、消えてしまったら、日本もそれで終わりである。
6.韓国が積極的に民族主義を育てはじめたのは、戦後米軍占領下から独立建国後のことであるが、中国は清末から大漢民族主義と中華民族主義との対抗があったものの、日中戦争中に「排日」「抗日」をテコに、民族主義の高揚は一時ピークに達した。
7.中華人民共和国が樹立してから、「世界革命、人類解放」を目指し、国家と民族が否定され、一時社会主義的なイデオロギーをもって民族と宗教を克服しようとしたが成功しなかった。中国は改革開放後、社会主義イデオロギーの信念の危機から、それに代わって民族主義、愛国主義、中華振興を大々的に鼓舞した。遅れた民族主義ゆえにきわめて過激で異論などは許さなかった。
8.日本では中国や韓国とは逆に、戦後、国民主義はむしろ否定され、市民主義、平和主義が国民主義にとって代わろうとした。しかし、日本の市民主義や平和主義が、国民主義への敵対意識、あるいはイデオロギーとして登場したために、戦後の日本という国家をむしばむ最大の敵は市民主義と平和主義だということを、日本国民は実感していない。
9.市民意識が国民意識を上回ると、国家は没落し、平和主義は国を滅ぼすという歴史の教訓を日本人はあまり学んでいない。日本人が愛国心を失ってしまった最大の元凶は、日本国内で展開された平和運動や市民運動にある。表向きは「平和」「戦争反対」を叫ぶものの、裏では伝統的な価値、文化、精神、そして国家までをも否定する運動だった。
10.国を愛する心を失ってしまうと人間はどうなるのだろうか。「国のため」「公のため」という意識が希薄になり、私欲ばかりが肥大化する。公の倫理観や道徳は失われていく。ついには国家を裏切り、自分自身をも裏切っていくようになる。
11.現在ではかつての学生運動や共産主義運動のような世界革命に呼応するイデオロギーを振りかざした反戦運動は、鳴りをひそめている。その勢力、思潮は消滅したわけではなく、まだまだ健在である。マスコミや教育界、法曹界などではこうした思想教育やプロパガンダが、形を変えて行われている。反日教育やジェンダーフリー、人権偏重などがそれである。


yuji5327 at 06:37 
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池上技術士事務所の紹介
261-0012
千葉市美浜区
磯辺6丁目1-8-204

池上技術士事務所(代表:池上雄二)の事業内容
以下のテーマの技術コンサルタント
1.公害問題、生活環境、地球環境
2.省エネ・新エネ機器導入
のテーマについて、
・技術コンサルタント
・調査報告書の作成
・アンケート調査・分析
・技術翻訳、特許調査
を承ります。
有償、無償を問わず
お気軽に下記にメールをください。
ke8y-ikgm@asahi-net.or.jp

工学博士、技術士(応用理学)、
公害防止主任管理者、
騒音防止管理者の資格で
お役に立ちたいと思います。

池上湖心 プロフィール
○略歴
大東文化大卒、
在学中 上條信山に師事
書象会に所属、書象会理事
審査会々員
○作品展の開催
・主宰している「さざ波会」
 作品展を毎年8月開催
(於:稲毛ギャラリー)
・土曜会(グループ展)
 作品展を毎年10月開催
(於:銀座大黒屋)
○公募展の受賞、入選
・日展入選
(平成28年度、国立新美術館にて開催)
・読売書法展(8月開催、現在理事)
 読売奨励賞
 読売新聞社賞
・謙慎展(3月開催、現在理事)
 春興賞の受賞:2回
○書道教室
・学生:月曜日
・一般:火曜日、水曜日





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