2017年05月

2017年05月27日

伊サミット

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先進7か国(G7)の首脳
主要国首脳会議(タオルミーナ・サミット)
イタリア南部シチリア島
2日間
トランプ米大統領初参加
自由貿易のあり方
テロ対策、
安全保障など
自国第一の米国や英国
自国産業を優遇
輸入を抑える保護主義
警戒するドイツ、フランス

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池上湖心の書 

朝鮮戦争が始まったとき、ロシア領内にいた朝鮮族が韓国の味方をするのではないかと疑心暗鬼に陥ったスターリンが、朝鮮族を根こそぎいまのカザフスタンへ移住させた。

「池上彰著:
知らないと恥をかく世界の大問題7、Gゼロ時代の新しい帝国主義、KADOKAWA、2016年5月10日」は参考になる。「第2章:ヨーロッパは受けとめ切れるのか」「ロシアにとってのウクライナ」の印象に残った部分の概要を自分なりに補足して纏めると以下のようになる。
1.かつてのソ連は日本の60倍以上の面積を誇る超大国だったが、ソ連が崩壊してロシアとなり、仲間だった東ヨーロッパの国々は次々と資本主義の国になっていった。ソ連を構成していたベラルーシ、グルジア(現ジョージア)、ウクライナが新たな緩衝地帯となった。この国々が西側へ行くことは何としても避けたい。
2.いちばん新たにユーロを導入したリトアニアも、かつてはラトビア、エストニアとともにソ連に併合されていた。ソ連末期の1991年1月、独立運動が高まっていたリトアニアにソ連の内務省軍が突入。テレビ局やテレビ塔を制圧、多数の犠牲者が出た。「血の日曜日事件」と呼ぼれる。2014年、プーチン大統領はウクライナへ介入し、クリミアを併合した。ウクライナで政変が起き、EUへ加盟しようという動きが起きたためである。ウクライナは、西側が「親欧米派」、東側が「親ロシア派」である。親ロシア派の大統領が「EUの仲間に入るのをやめる」と言ったとたん、親欧米派が激怒し、親ロシア派政権は崩壊。その後、内戦状態へと発展した。
3.ロシアはウクライナ全体を取り込みたいのではない。EUに加盟している国と接するのがイヤなだけで、ロシアとしては、ウクライナはこのまま東側と西側で内戦が続いてくれたほうが安心なのである。クリミアにはロシア人のほうが多いので、ここで住民投票をやれば当然、「ロシアに入りたい」という結果が出る。そこで住民投票を行い、クリミアを併合した。
4.プーチンの思惑通りに進んだことに、欧米が激怒し、ロシアに対し、西側諸国は経済制裁をしている。ウクライナはもともとソ連を構成する共和国のひとつで、ソ連の中のウクライナ共和国だった。肥沃な大地が広がり、ソ連の穀倉地帯と呼ばれていた。
5.スターリンの時代、農業集団化に失敗し、生産性が落ちてウクライナで慢性的な食料不足が起こった。ウクライナの人々は、いかにソ連時代に悲惨な目に遭ったかを忘れていない。東はロシア系が多いが、西部はウクライナ人なので、ロシアから少しでも離れたいという思いがある。スターリンは少数民族の弾圧を行った。ソ連の中には地域によって少数民族が住んでいたが、ドイツと戦争になると、ソ連の中にいる少数民族がドイツの味方をするのではないかと恐れ、少数民族を根こそぎ移住させた。とりわけ犠牲となったのがチェチェン人だった。クリミア半島に住んでいたタタール人たちも、中央アジアに強制移住させられた。
6.スターリンの死後、クリミア半島に戻ることができたが、クリミア半島にいるタタール人たちは、ひどい目に遭ったという民族としてのトラウマがあった。タタール人はクリミア半島がロシアのものになったことを喜んではいない。
7.朝鮮戦争が始まったとき、ロシア領内にいた朝鮮族が韓国の味方をするのではないかと疑心暗鬼に陥ったスターリンが、朝鮮族を根こそぎいまのカザフスタンへ移住させた。カザフスタン人の顔からもそれがうかがえる。


yuji5327 at 06:54 
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2017年05月26日

トランプ初外遊

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トランプ米大統領
初の外遊先に中東
中東情勢の安定と過激派組織の撲滅
サウジアラビア
イスラム圏54か国首脳に演説
過激派掃討は善と悪の戦い
テロリスト資金摘発
イスラエルを訪問
和平は可能
タオルミーナ・サミット


yuji5327 at 07:06 
池上湖心の書 

海外では、地方議員は無給のボランティアで、夕方、仕事が終わってから集まる。高給をもらい、見合う仕事をしていない日本の地方議会は無用の長物である。

「大前研一著:ビジネス新大陸の歩き方、533回舛添前知事を糾弾した東京都議会の存在理由を今こそ問え、週刊ポスト、2016年7月8日号」は参考になる。印象に残った部分の概要を自分なりに補足して纏めると以下のようになる。
1.国会議貝には給料にあたる歳費と期末手当、文書通信交通滞在費(文通費)など年に合計4000万円以上が支給されている。月々100万円の文通費は、使途の公開が義務付けられていないため、「第二の給与」とも言われる。維新の会など一部議員は自主的に公開している。公設秘書も公費で3人雇うことができるが、配偶者以外なら親族は制限がない。その給与は合計2500万〜3000万円で、住居手当や通勤手当、期末手当なども支給され、政党交付金もあるので、国会議負1人あたりに税金は1人あたり年間1億円を優に超える。
2.首長にしても、石原慎太郎・元都知事は都庁に出勤するのは週の半分もなかったが、年間約2500万円の給料を受け取り、海外出張も舛添前都知事と同じような大名行列で、ファーストクラスや高級ホテルのスイートルームの利用は、石原元都知事時代からの慣例を引き継いだ。
3.国会議貝や首長は意外と裏の利権は少ない。たとえば、甘利明・前経済再生担当相は大臣室で業者から現金を受け取り、嫌疑不十分で不起訴処分だったが、TPP交渉を一手に引き受けていた重要閣僚でさえ、その程度の利権をリスク覚悟で漁っていた。
4.脛に傷を持つ、のは都道府県議会や市区町村議会の議員たちである。大前氏が1995年に東京都知事選挙に出馬した際は、都議たちがいかに利権にまみれているかという情報が、都庁職貝からファクスで続々と届いた。たとえば、東京都の施設に設置されている自動販売機は1台1台すべて、都議ごとに利権が決まっていて、そのリストを送ってきた。あるいは、都立現代美術館が新設された時は、そこに展示する絵画や彫刻などの作品ごとに、それを納入する画商と口利きする都議のリストがあり、業者への口利き利権を、与野党を問わず都議たちがあらゆる分野で分け合っている。
5.野党議員の中には、住民反対運動を利権にしている者もいる。自分の選挙区でピルやマンションなどの建築計画が立ち上がると周辺住民の反対運動を組織し、住民の代弁者となって施主や建設会社と交渉し、騒音対策費などの名目で補償金のようなものを獲得したら、それを住民と折半するという仕組みがある。
6.これらを全部含めると、地方議員がいかに利権まみれかがわかる。都議の年収は1700万円超で、議会に出席すれば1日1万〜1万2000円の「日当」も支給され、この報酬と月60万円の政務活動費などを合わせた127人の都議の「人件費」に、それを支える議会局職員約150人分の給与などを加えると、都議会維持費用の総額は56億円に上る。
7.都議会では舛添都知事が提出した全議案を原案通り可決した。原案可決率100%という異常事態が、3年以上続いていた。要するに、都議たちは全く仕事をしていない。しかも、都議会はリオデジャネイロ五輪・パラリンピックの視察に都議27人を3泊7日の日程で4回に分けて派遣し、大会運営やセキュリティ対策などの調査を口実にした。議員20人と随行職員6人の派遣を想定して6200万円の予算を計上していたが、それを上回る規模となった。リオの宿泊費などが高騰を理由に中止になったが、舛添前都知事の高額な海外出張費が大名視察と批判されたが、都議たちのリオ視察も似たようなものだった。
8.都議会の「原案可決率100%」でわかるように、そもそも地方自治体は事実上、首長と役人が運営している。海外では、地方議員は無給のボランティアで、夕方、仕事が終わってから集まって議会を開いているところが多い。高給をもらいながら、それに見合うような仕事をしていない日本の地方議会は文字通り「無用の長物」であり、税金の無駄である。
9.都の職員たちは、都議たちの横暴や利権漁りを容認している理由が、地方議会の本質である。都の職員は、自分たちの仕事や提案する予算、議案に文句いわせないためで、原案可決率100%、その見返りが十二分にある。
10.良識ある職員たちは決してそれでよいとは思っていない。大前研一氏が都知事選に出馬すると一斉に議員たちの悪行を一掃してくれと、驚くほど細かな「利権一覧」を送られた。背景にあるおぞましいまでの地方自治体と議会の実態を根本から作り直す契機にしてもらいたい。知事を知名度だけで選んでいる場合ではない。


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2017年05月25日

テロ準備罪法案

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テロ等準備罪法案
自民・公明両党と日本維新の会
賛成多数で可決
テロ組織犯罪未然防止
国際組織犯罪防止条約の締結
国連の特別報告者
人権への悪影響を懸念
悪法、欠陥法
日本弁護士連合会
監視社会を招き、
市民の人権や自由を広く侵害
マンション建設反対の座り込みなども処罰対象
テロ組織や暴力団以外
一般市民も捜査の対象


yuji5327 at 07:04 
池上湖心の書 

チュニジアの過激派は、ISに参加するために約3000人がシリアへ行った。おかげで、穏健派が多数派になり、連立政権が維持されている。

「池上彰著:
知らないと恥をかく世界の大問題7、Gゼロ時代の新しい帝国主義、KADOKAWA、2016年5月10日」は参考になる。「プロローグ 新しい帝国主義時代の到来」の印象に残った部分の概要を自分なりに補足して纏めると以下のようになる。
1.2015年のノーベル平和賞はチュニジアの「国民対話力ルテット」が受賞した。カルテットとは、四重奏のこと。「アラブの春」が起きた後、大混乱したチュニジアを何とか平和な国にしようと努力をした4団体にノーベル平和賞が与えられた。アラブの春が飛び火したエジプトでは、民主的な選挙が行われた結果、イスラム原理主義勢力の人間が大統領になり、イスラム化が進んだ。これに反発した軍部が事実上のクーデターを起こして政権がひっくり返り、アラブの春以前と同じ軍事政権に戻った。いまエジプトでは、軍事独裁政権によって中国のような言論弾圧が行われている。エジプト市民たちの民主化への希望は、失望へと変わった。
2.リビアにはムアンマル・アル=カダフィという独裁者がいた。反政府勢力によってカダフィは殺され、リビアでも独裁政権が倒れた。当初は国際社会から歓迎されたが、リビアは東西で文化が違う。独裁者カダフィのもとでまとまっていたが、カダフィ亡き後、リビアは東西がまったく違う勢力によって支配され、内戦が続いている。
3.シリアはアラブの春でいちぼん悲惨な結果になってしまった。アラブの春は2010年、チュニジアで起こった民主化運動である。ザイン・アル=アービデイーン・ベン・アリー(ベンアリ)大統領は国外に亡命。23年間続いたチュニジアの独裁政権は崩壊した。アラブの春が飛び火したところはみんなうまくいかなかったのに、チュニジアだけはかろうじて民主化に成功している。そのチュニジアにノーベル平和賞を与えることで、リビアやシリアも、これを見習ってうまくやつてほしい、という願いが込められた。
4.アラブ世界には、イスラム勢力対世俗派という対立がどこの国にもある。世俗派とは、宗教に関係なく、選挙で選ばれた代表が政治を行うという考え方である。これに対し、イスラム勢力はイスラム教の教えに基づいて政治をするという人たち。イスラムの指導者がその国を統治していくという考え方である。チュニジアでも、イスラム勢力と世俗派の両者が対立した。チュニジアのイスラム勢力はアラブの中では穏健なグループだった。チュニジァのイスラム政党の名は「アンナハダ」。「覚醒」という意味である。
5.民主的な選挙をすると、アンナハダが多数ではあったが、圧倒的ではない。その結果、連立政権を組まなければならなくなる。このとき、宗教の自由を認め、何が何でもイスラム教を信じるというやり方はやめるべき、という勢力との連立政権ができた。仲介役になったのが、]働組合の団体、経営者団体、人権団体、ち換颪諒杆郢硫颪4つの団体だった。一時はイスラム勢力と世俗派が激しく対立し、内戦の危機もあったが、4団体のおかげでチュニジアだけはアラブの春が成功した。
6.しかし、チュニジアで2015年3月、イスラム過激派によるテロが起きた。過激派がチュニジアの首都チュニスにあるバルド国立博物館を襲撃。日本人3人を含む外国人観光客ら22人が死亡した。イスラム過激派にしてみれば、チュニジアだけが混乱なくうまくいっていることが気に入らなかった。
7.チュニジアにも過激派がいたが、自称「イスラム国」が力をつけているのを見て、これに参加するためにシリアへ行った人間が約3000人いた。皮肉なことだが、過激派がシリアへ行ったおかげで、チュニジア国内では穏健派が多数派になり、連立政権が維持されている。
8.自称「イスラム国」=ISは、2015年、自称「イスラム国」が生まれたのは、きっかけをたどると、2003年、アメリカのイラク攻撃にまでさかのぼる。自称「イスラム国」をつくったのは、アメリカである。アメリカは2001年に9・11同時多発テロで多くの犠牲者を出した。当時、大統領のジョージ・W・ブッシュは、「テロとの戦い」と言い出した。
9.首謀者オサマ・ビンラディンはアフガニスタンのタリバン政権に匿われていたので、アフガニスタンを攻撃攻撃し、タリバン政権を崩壊させた。次はイラクだと「イラクのサダム・フセイン政権は大量破壊兵器を隠し持っている。これがテロリストに渡ったら大変なことになる」と、2003年3月、イラクを攻撃した。アメリカの攻撃を受け、フセイン政権もすぐに崩壊した。しかし、イラクには大量破壊兵器など存在していなかったので、「イラクを民主化し、国民を解放するためだ」と言い換えた。石油が欲しかったのが見え見えだった。
10.イラクのフセイン政権は「バース党」の一党独裁だった。バースとは「復興」という意味で、正式には「アラブ社会主義復興党」。イラクは「アラブに社会主義を広めよう」というソ連寄りの政権だった。



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2017年05月24日

米抜きTPP

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世界貿易機関(WTO)のアゼベド事務局長
TPPを米国抜きの11カ国で検討
世界貿易のゆがみを減らす試み
由貿易を進める日本のリーダーシップ期待
米トランプ政権の誕生
英国のEU離脱決定
世界的に保護主義
米国の実際の政策未知


yuji5327 at 06:52 
池上湖心の書 

日本共産党の2015年1月に公表された党員数は、30万5000人で、ピークだった1987年の48万7000人から37%も落ち込んでいる。

「躍進か没落か日本共産党の秘密、
週刊ダイヤモンド、2016.06.25」は興味深い。概要を自分なりに纏めると以下のようになる。
1.7月の参議院選挙に向けて、香川選挙区では、日本共産党の香川県委員会の松原昭夫委員長と、民進党の香川県総支部連合会で代表を務める小川淳也衆議院議員は確認書を交わした。ポイントは、〇簍財産を保障する、¬酖浙ζに共産党の政策を持ち込まない、E傾.制は現行憲法の全条.項を守る、ち挙での政権交代を堅持する、ダ教分離の原則を徹底させる、である。
2.香川県では、野党統一候補として、民進党の候補者を取り下、日本共産党の候補者を立てる。この確認書は、共産党アレルギーを持つ民進党の支持者に対して日本共産党は危なくない、と説得するために使う材料である。
3.今回の確認書で、民進党には日本共産党を毛嫌いする理山がなくなる。政策の違いを乗り越えられるという実績ができ、より踏み込んだ共闘を模索することができる。.予兆は。4月23日の衆議院北海道5区の補欠選挙で、民進党の前原誠司衆議院議員が、日本共産党の小池晃書記局長と並んで選挙カーの上で応援演説をしたことである。以前には考えられなかった事態が目の前で起こっている。
4、日本共産党は地方に強い。地方議員の数は、自由民主党(3351人)、公明党(2921人〉、共産党(2817人)と第3党である。15年4月の地方選挙では、全ての都道府県議会に議席を確保した。地方議員の総定数に占める割合は、過去最高となる8.24%に達した。議会での党派構成では、第2党となっているのが京都府議会(自民党28、共産党14)、京都市議会(自民党20、共産党18)、沖縄県議会(自民党14、共産党6、社民党6)。
5、勢いに乗っているかに見える日本共産党だが、足元では内部の人的・財政的基盤が大きく揺らいでいる。機関紙の赤旗の発行部数と党員の数が年々減り続けている。最大の問題は、現在の勢いを。党勢の拡大に結び付けられないことである。
6.2015年1月に公表された党員数は、30万5000人で、ピークだった1987年の48万7000人から37%も落ち込んでいる。部数に関しては、日本共産党がTPP反対の論陣を張って、JAや医師会など利害の一致する他党の関係者が読むようにもなったが、焼け石に水である。


yuji5327 at 06:40 
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2017年05月23日

歴史に学ぶとは

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古称は「フル」、「カナン」
パレスチナあたりはペリシテ人の土地
パレスチナという言葉
ペリシテという言葉のなまり
紀元前13世紀頃ペリシテ文明
紀元前10世紀イスラエル民族によるイスラエル王国
紀元135年ローマ皇帝ハドリアヌス
シリア・パレスチナと改名
7世紀にはイスラム帝国が侵入
11世紀にはヨーロッパから十字軍が攻め込んで
エルサレム王国が建国
16世紀オスマン帝国がパレスチナの地の支配者
(Wikipediaより)

yuji5327 at 07:05 
池上湖心の書 

イラク軍は怯え、アメリカからもらった武器をすべて捨て、軍服を脱いで逃げ出し、結果的にアメリカがイラク軍に渡した最新鋭兵器はIS(イスラム国)に渡った。

「池上彰著:
知らないと恥をかく世界の大問題7、Gゼロ時代の新しい帝国主義、KADOKAWA、2016年5月10日」は参考になる。「プロローグ 新しい帝国主義時代の到来」の印象に残った部分の概要を自分なりに補足して纏めると以下のようになる。
1.ブッシュは事前にイラクのことをよく研究しないまま攻撃した。独裁政権さえ倒せば、すぐに民主化が進むと、簡単に考えた。ブッシュは「バース党員をあらゆる役所から追い出せ」と指示した。イラクはバース党員にならなければ出世できない国だった。地方も国も公務員はすべてバース党員。警察官も医者も教員も、軍隊の将校もバース党員たちは誰も出勤せず、イラクの統治機構は崩壊した。兵隊たちは武器や弾薬を盗み姿を消し、イスラム国の種が蒔かれた。
2.イラクは内戦状態になり、国連は東チモールの独立に際して派遣された人物は、すぐに暗殺された。国連は、そんな危険なところに職員を派遣するわけにはいかない、とすぐに手を引き、混乱はますますひどくなった。イラクのフセイン大統領はイスラム原理主義者や、イスラム過激派を嫌っていた。少しでも怪しい人物は、捕えてすぐに処刑していた。フセイン政権が崩壊すると、これまでイラクで活動できなかった周辺の過激派組織が次々にイラクへやってきて、権力の空白が生まれ、イラクがテロリストの巣窟になっった。
3.かくして生まれたのが、現在のIS=自称「イスラム国」の前身組織「イラクのイス
ラム国(ISI)」で、このときはイラク限定の組織だった。指導者のアブー・ウマル・アル=バグダディは、現在の指導者アブバクル・バグダディとは別人で、2010年にアメリカ軍によって殺害されている。
4.この段階ではまだアルカイダ系で、アルカイダ(基地という意味)は2001年9月11日、アメリカ同時多発テロを起こした、オサマ・ビンラディン率いる反米テロ組織である。そこに、チュニジアで始まったアラブの春が、イラクの隣国シリアにも飛び火してきた。これに目をつけた「イラクのイスラム国」は、自分たちの勢力を大きくする絶好のチャンスと考えた。
5.もともと「イラクのイスラム国」はアルカイダの系列に入っていたから、シリアでも独自の活動をするため、「ヌスラ戦線」(ヌスラとは勝利の意)という組織をつくり、イラクの「シリア支部」のようなかたちで活動を始めた。しかし、「イラクのイスラム国」にしてみれば、イラクとシリアに別々に組織をつくっておく必要はない、ひとつにしようと考えた。ところが、アルカイダの本部からシリアはシリアで別に戦えという指示がきた。
6.これに現在の指導者であるアブバクル・バグダディが反発した。もともと、シリアとイラクの国境線はヨーロッパが勝手に引いた線だ。勝手に引いた線に従って別々に活動するということはイギリスとフランスのサイクス・ピコ協定(第1次世界大戦中に、イギリス・フランス・ロシアの間で結ばれた中東分割に関する秘密協定)を認めることになるので、バグダディはアルカイダと手を切り、独自の組織をつくった。ヌスラ戦線はそのままアルカイダ系にとどまり、「イラクのイスラム国」とは袂を分けた。イラクのイスラム国はヌスラ戦線も攻撃し、シリアは、三つ巴、四つ巴の泥沼の内戦となっった。
7.シリアに入った「イラクのイスラム国」は、アサド政権側を攻撃せず、反政権側を攻撃した。理由はアサド政権側は強い軍事力を持っていたからで、それほど強くなかった反政権側を攻撃して、まずは、反政権側が持っている武器や金を奪い取ろう、と考えた。
反アサド政権側には、同じスンニ派の国々である、サウジアラビアやカタールが多額の資金や武器を提供していたので、これに目をつけた。
8.「イラクのイスラム国」は名前も変えます。もうイラクだけじゃない。シリアでも活動することになるので、イラクとレバントのイスラム国「ISIL」(アイシル)と名乗った。レバントとは、シリアあたりをさす古い呼称です。しかし中東の人以外にはレバントはわかりづらいので、「イラクとシリアのイスラム国」と呼ぶ場合もある。この場合は「ISIS」(アイシス)と呼び、どちらも同じ意味である。
9.ISILがシリアで勢力を拡大している間、イラクは、アメリカがフセイン政権が崩壊した後、ゼロからイラクの国軍をつくる必要があった。しかし軍隊に入るのは「お金がもらえるから軍にでも人るか」という軍人で、引常に責任感の薄いイラク軍ができた。アメリカはイラクから撤退するとき、この弱いイラク軍に最新鋭の兵器を渡してきた。ここに、大量の資金や武器を得た「ISIL」が再び戻ってきた。
10.急ごしらえのイラク軍はこれに怯え、アメリカからもらった武器をすべて捨て、軍服を脱いで逃げ出した。結果的にアメリカがイラク軍に渡した最新鋭兵器も、やすやすと「lSIL」のものになった。戦車も装甲車も手に入れて、イラクに戻った「ISIL」はさらに名前を変えのが、いまの「IS」=自称「イスラム国」である。もう地域限定ではない。全世界で活動すると宣言し、自称「イスラム国」は武器を横取りし、イラクに戻り、イラクとシリアにまたがる強大な国をつくることに成功した。


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池上技術士事務所の紹介
261-0012
千葉市美浜区
磯辺6丁目1-8-204

池上技術士事務所(代表:池上雄二)の事業内容
以下のテーマの技術コンサルタント
1.公害問題、生活環境、地球環境
2.省エネ・新エネ機器導入
のテーマについて、
・技術コンサルタント
・調査報告書の作成
・アンケート調査・分析
・技術翻訳、特許調査
を承ります。
有償、無償を問わず
お気軽に下記にメールをください。
ke8y-ikgm@asahi-net.or.jp

工学博士、技術士(応用理学)、
公害防止主任管理者、
騒音防止管理者の資格で
お役に立ちたいと思います。

池上湖心 プロフィール
○略歴
大東文化大卒、
在学中 上條信山に師事
書象会に所属、書象会理事
審査会々員
○作品展の開催
・主宰している「さざ波会」
 作品展を毎年8月開催
(於:稲毛ギャラリー)
・土曜会(グループ展)
 作品展を毎年10月開催
(於:銀座大黒屋)
○公募展の受賞、入選
・日展入選
(平成28年度、国立新美術館にて開催)
・読売書法展(8月開催、現在理事)
 読売奨励賞
 読売新聞社賞
・謙慎展(3月開催、現在理事)
 春興賞の受賞:2回
○書道教室
・学生:月曜日
・一般:火曜日、水曜日





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