2018年01月

2018年01月31日

仮想通貨

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仮想通貨
virtual currency
国家による価値の保証を持たない通貨
ビットコインに代表
ヨーロッパ中央銀行
バーチャルコミュニティで受け入れられた
電子マネー
日本では2016年に成立した新資金決済法
物品の購入など
代価の弁済のために使用
不特定の者を相手方とする
財産的価値
電子情報処理組織を用いて移転できる
ベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領
石油や天然ガスで
仮想通貨の「ペトロ」を導入
日本では給与の支払い]や税金の納付
日本円で行う必要
利用者に対する価値の保証が無い。
600種類を超える仮想通貨
(Wikipediaより)

yuji5327 at 06:53 
池上湖心の書 

将来のエネルギーシステムとして可能性があるのは、水と太陽光から水素を作るシステムと、藻類バイオマスエネルギーである。

「深井有著:
地球はもう温暖化していない、科学と政治の大転換へ、平凡社、2015年」は参考になる。CO22削減の国家プロジェクトに参画した自分にとって共感できる記述も多い。「第4章:今後とるべき政策を考える」の「3.物理学者の見る地球温暖化問題」の印象に残った部分の概要を自分なりに補足して纏めると以下のようになる。
1.地球環境とエネルギー問題の、現状認識は以下の通りである。
|狼紊諒振儺げ垢歪拘にわたって変動を繰り返してきた。中世温暖期(〜10世紀)から小氷河期(16〜18世紀)を経て、現在は再び中世温暖期とほぼ同じ気温に戻った。300年前から上昇してきた気温は18年前から頭打ちになっている。
気候変動と太陽活動との間に強い相関があることは古くから知られていたが、これは太陽磁場が地表に到達する宇宙線量を左右しているためである。太陽磁場が弱くなると宇宙線量が増え、これが低層雲を作ることで気温を下げることになる。現在、太陽は長期にわたる活動期を終了したので、今後は活動が弱まるにつれて気温の低下をもたらす。
今後の数十年間は、太陽活動の低下による寒冷化の一部は二酸化炭素の増加による温暖化によって打ち消されるが、全体として気温は頭打ちから低下に向かい、大きな寒冷期が頻発する。
ぢ腟っ罎瞭鷸晴獣坐任録∧の成育を促すプラスの効果はあっても、人間の環境にとって如何なる意味でもマイナス要因にはならない。存在する二酸化炭素を減らすこと自体に意味はなく、二酸化炭素排出削減は炭素資源を子孫に残すためにこそ意味がある。
ッ坐濃餮擦紡悗錣襯┘優襯ー源の開発は緊急の問題である。将来のエネルギーシステムとして可能性があるのは、水と太陽光から水素を作って水素を2次エネルギー媒体として使う水素エネルギーシステムと、藻類バイオマスエネルギーである。とくに藻類エネルギー開発には国家プロジェクトとしてただちに取り組むべぎである。
2.ホモ・サピエンスがアフリカから出て全地球に広がったのが約12万年前だが、それ以来、人類は長い氷河期を生き抜いてきた。その聞の平均気温の変動は10℃を超えていた。しかし現在の間氷期に入ると、それまでに例のない安定した温暖な気候に恵まれて、農耕を始め、文明を築き、技術を進歩させて、急激に増殖した。
3.1650年に約5億であった世界の人口は1900年に約9億、1970年にば36億、現在2014年には72億である。この間氷期は1万年以上も続いていて、われわれは温暖な気候に慣れたが、氷河期への転換はいつ起こっても驚かない。それは厳しいものだが、変動が自然要因によるものだから、何とか順応していく他はない。
7.気候は地域によって異なるものだから、その変動についても地域的要素に目が向きがちだが、それを積み重ねても全体像ぱ掴めない。地球のことは地球だけを見ていたのでは分からない。最近の観測技術に裏打ちされた天文学・地球惑星科学の進歩によって、古くからの気候は地球を銀河系・太陽系の中に置かれた存在として捉えることで初めて理解される。地球に到達する銀河宇宙線が太陽活動によって変化することが重要である。
8.近年の人為的要因による温暖化が決して無視できない大きさである。気候変動の自然要因と人為的要因をともに考慮した解析による今後100年間の気温予測が得られた。これから人類は未曾有の困難に直面している。人口の急激な増加に食料生産が追いつかなくなるためである。有限の地球が養うことのできる人口は50億程度で、現在すでに世界人口70億のうち20億は飢えに苦しむ。
9.食料の大増産が望めない以上、人口が100億になったときにはその半数が飢る。これは30〜50年後のことである。気候が寒冷化に向かえば食料の減産が強く懸念される。今後50〜100年の間、気温は頭打ちから寒冷化に向かい、変動が激しくなって、大きな寒冷期が頻発する。そのときは、世界中で食料の奪い合いが起こり、殺し合いが起こる。人類の歴史の必然であり、そこで何とか生き残る策を考える。何よりも重要なのは、エネルギーと食料が自給できることである。
10.経済規模と人口を縮小させて、縮小均衡を図る必要がある。1970年代のオイルショックは中東産油国が石油を戦略資源として認識したことから始まった。その後、世界的に食料が不足するにつれて多.くの国々が米国の食料戦略に絡め取られようとしている。人口増加と気候変動で食料が逼迫してきたとき、各国は食料の囲い込みに走り、価格ぱ暴騰する。
11.エネルギー自給は藻類エネルギーと水素エネルギーの開発によって何とか可能になるが、食料自給は容易ではない。今後の気候変動に備えて食料自給を図ることは喫緊の課題だが、その危機感がまったく見られない。



yuji5327 at 06:36 
エネルギー問題 

2018年01月30日

日中外相会談

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河野太郎外相
中国の王毅外相
釣魚台迎賓館で会談
王氏
中日関係は肝心な段階
少なからぬ妨害も
中日関係
水の流れにさかのぼって
船が進むように
後退してしまうことが常
河野氏国民レベルでのさまざまな交流
信頼関係を強化
世界第2、第3の経済大国
世界全体への責任
地球規模の課題に対応


yuji5327 at 07:00 
池上湖心の書 

特別会計自体は違法でもない。諸外国に比べると、特別会計が多く、特別会計の規模は、2011年度予算で見ると、約182.2兆円。一般会計が約92兆円の約2倍である。

「高橋洋一著:
日本は世界1位の政府資産大国、講談社新書、2013年」は参考になる。「第三章:掘り起こした46兆円の埋蔵金」「天下り法人を廃止する方法」の印象に残った部分の概要を自分なりに補足して纏めると以下のようになる。
1.特別会計とは、一般会計とは別に各省庁が特別な事業を行うために設けられた会計で、主に役所が管理し、額が大きいだけでなく、一般会計のように国会で議論されることもない。役人の隠しガネのように思う人もいるが、中身が外部からわかりにくいが、特別会計自体は違法でもない。諸外国に比べると、特別会計が多く、特別会計の規模は、2011年度予算で見ると、約182.2兆円。一般会計が約92兆円だから、その約2倍もの規模である。
2.額の大きさ自体にさしたる意味はない。特別会計約182.2兆円のうち、国債償還や国債利払い費は、国債整理基金特別会計を右から左に素通りしていくだけである。額が大きくなるのは当然で、額の大きさをもって問題ありとすること自体ナンセンスである。この金額をカットすれば、国債保有者は債務不履行で国を訴えるかもしれない。
3.特別会計を「裏帳簿」と見るのも間違っている。特別会計は一般会計とともに予算の一部であり、それぞれの目的のための正当な法的手続きを踏んで設置されたものだから、完全に「オモテ」の話だ。「無駄遣い」との指摘もあるが、すべてが無駄遣いでもない。無駄遣いだと批判すると、役所は話をより細部に持っていき、最終的にはその細部のわずかな予算をカットすることで対応する。役所にとって痛くも痒くもない程度のカットに終わってしまい、霞が関の思う壷になる。
4.特別会計に初めて切り込んだ民主党の事業仕分けも、その罠にはまった。問題は、資金が余っている特別会計の存在だ。その結果、余った資金が無駄遣いされているケースがある。2005年、私が当時あった31の特別会計を探査したところ、ほとんどの特別会計で余っている資金が出てきた。
5.財政融資資金特別会計で26.7兆円、国有林野事業特別会計で6.5兆円、労働保険特別会計で2.6兆円、空港整備特別会計で2.1兆円、自動車損害賠償保険事業特別会計で0.9兆円…という具合だった。なかには赤字の特別会計もあった。その代表は厚生労働保険特別会計。将来の給付に対して保険料を現状のままでは維持できないという意味で、大幅なマイナスだった。しかし、厚生労働保険特会などの例外を除けば、全体では実に約46兆円もの資産超過になっていた。
6.46兆円を、与謝野氏は「霞が関の埋蔵金」と表現した。バランスシートの資産から負債額を差し引いたもので、剰余金というのは役所言葉で、定義が各省によってまちまちなので、使わないほうがいい。特別会計のなかにプールしておくと役人が無駄遣いするので、取り上げて国民のために使ったほうがいい。
7.埋蔵金は企業に置き換えれば内部留保で、会社が危機に瀕しているときに、内部留保を経営者のために温存する。埋蔵金は、もとは国民の資産だから。吐き出すのが当然である。
8.2011年度予算編成で焦点のひとつとなったのが、基礎年金国庫負担割合の2分の1への引き上げ財源2.5兆円の捻出だった。国民年金から給付が行われる基礎年金は、保険料と国庫負担で賄われており、長らく保険料2、国庫1の割合で負担していた。しかし、少子高齢化の進行による給付費の増大と保険料収入の減少で、保険料で3分の2を賄うのはむずかしくなるため、政府は2009年度より国庫負担を50%に引き上げた。
9.年金を破綻させないためには、やむを得ない処置だったが、財源の確保が決まらないままのいわば見切り発車で、2010年度から財源確保が大きな問題として浮上した。2010年度は、とりあえず財政投融資特別会計の埋蔵金が財源に充てられたが、翌2011年度についても財源問題が予算編成の大きな焦点となり、2010年11月末、財務副大臣が、基礎年金国庫負担割合の2分の1への引き上げ財源捻出が難しい状況であることを明らかにした。


yuji5327 at 06:36 
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2018年01月29日

中東遠のく和平

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米トランプ政権
エルサレムをイスラエルの首都と認定
2国家共存」は危機
和平実現が遠のく
イスラエル政府
東エルサレムに暮らす約32万人のパレスチナ人
処遇の必要性が焦点
パレスチナ人はエルサレム全体の人口の38%
行政の予算12%
出生率の高さ
将来はパレスチナ人住民が全エルサレム人口の過半を占める
主権に属さない住民が存在する現実


yuji5327 at 06:53 
池上湖心の書 

大村氏の研究チームからは、これまで120人近くが博士号を取り、そのうち30人が教授になっている。私立大学でこれだけ人材を育てた研究室は少なく、社会貢献である。

「大村智著:微生物創薬と国際貢献、學士會会報No.922(2017-1)」は参考になる。印象に残った部分の概要を自分なりに補足して纏めると以下のようになる。
1.地球上のあらゆる環境から微生物を分離し、シャーレ上で培養すると、複数のコロ
ニーができるので、良さそうなものを数株拾う。本当に良いもの、新しいものを見つけようと思ったら、色や形などの特徴をしっかり捉えなければならない。
2.大村氏たちは1年間に約2千株採取している。数さえこなせば見つかるというものでもない。経験的には、多くの場所から微生物を採取した方が良い。分離した微生物は純粋培養の後、寒天培地に移し、菌株として20度に管理した保存庫で保存する。現在、約2万株を保存している。
3.1つの研究室でこれだけの菌株を保存するのは大変なことである。これらの菌株は、研究に応じて様々な液体に移して増殖させる。各菌は様々な化合物を作り出すので、それらを分離・同定し、その中から役立つ物質を発見する。この最後の過程が一番重要である。
4.微生物を分離するチーム、有用な活性を有する化合物を探索するチーム、化合物を単離・精製し構造を決定するチーム、合成したり、誘導体を作るチームというように分業体制で進めている。面白い化合物を発見した場合は研究室だけでは対応できないので、企業との共同開発研究になる。
5.大村氏の研究チームからは、これまで120人近くが博士号を取り、そのうち30人が教授になっている。私立大学でこれだけ人材を育てた研究室は少なく、社会貢献である。1965年に大村氏が北里研究所に就職してから、2015年までの間に、488個の新規化合物を見つけた。そのうち26個が医薬・動物薬・農薬・研究用試薬として実用化された。
6.これらを探索する過程で微生物の新しい科を一つ、新しい属を14種を68種見つけた。見つけた化合物のうち、百以上のものが有機合成化学のターゲットになった。2015年、大村氏らがこれまで発見してきた化合物を本にまとめた。どういう微生物が作ったのか、どういう性質を持つのか、どんな構造か等をまとめた。タイトルは、通称「イエローブック」と呼ばれ、520ページ余の厚い本で、希望する世界中の研究者に無償供与している。




yuji5327 at 06:40 
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2018年01月28日

てんとうむしにみみすまそう

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まど・みちおさんの詩
てんとうむしにみみすまそう
みみすまそう
きこえてくるかもしれないよ
ちいさなちいさな
にじのうた
身近な生き物に温かい視線
(読売新聞2018.1.26編集手帳より)

yuji5327 at 09:44 
池上湖心の書 

役人に数字に弱い人が多いのは東大法学部出身者が多いから。それをごまかすのに文章テクニックに頼る。彼らの管理する金融資産は早く取り上げるべき。

「高橋洋一著:
日本は世界1位の政府資産大国、講談社新書、2013年」は参考になる。「第三章:掘り起こした46兆円の埋蔵金」「天下り法人を廃止する方法」の印象に残った部分の概要を自分なりに補足して纏めると以下のようになる。
1.政治家を裏で操り、国庫負担率の引き下げを提案したのが、財務省の事務方である。「どう考えても財源がない以上、この案がいちばん自然な解決法だ」と、財務省幹部は国庫負担率引き下げを提案した。この事務方の方針に沿って、財務省が厚労省に、2011年度については国庫負担割合を36.5%に戻すことも選択肢となることを伝えた。
2.国庫負担引き上げの際、安定財源催保のために、消費税増税と税制抜本改箪が前提になっていた。だから、財務省も国庫負担の引き上げに応じた。2010年度はなんとか埋蔵金で捻出したが、2011年度はもうない。早く、消費税増税と税制抜本改革に踏み切らないと、国庫負担50%維持はできない。
3.国民の関心が高い年金を人質にとって、消費税増税に持ち込むのが財務省の真の狙いだった。これ以上、埋蔵金探しはやめにしてほしい、という財務省の本音である。
4.2011年度の基礎年金の国庫負担の財源に、独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構の埋蔵金が充てられた。今後も、財務省は、埋蔵金はないといい張る。財政融資資金特別会計での資産超過の埋蔵金など、数年間、財務省は「存在しない」といってきたが、指摘すると、合計で20数兆円も捻出してきた。今後も毎年かなりの額が溜まる。
5.基礎年金の国庫負担の財源に充てられた鉄道・運輸機構の埋蔵金も、早くからその存在に気づいて。鉄道・運輸機構のルーツは国鉄清算事業団。国鉄民営化の際に、債務24兆円を国に肩代わりしてもらった。鉄道・運輸機構はそのときの資産を引き継いでいる。
6.旧国鉄職員の年金の給付は、1997年に日本電信電話公社、日本専売公社および国鉄の旧三公社の共済年金が厚生年金に統合された後は、原則として厚生年金から年金の給付がなされるようになった。
7.2兆円ほどの剰余金があると考えたのは、以下の通りである。鉄道・運輸機構の特例業務勘定のバランスシート(2009年度)を見ると、資産3兆3810億円、負債1兆9275億円、差額は1兆4534億円となっていた。負債のうち1兆8555億円が共済年金追加費用引当金だ。今後、旧国鉄職員に支払う年金のために必要な金額より資産が大きく、1.4兆円は余る。鉄道・運輸機構の埋蔵金はその程度ではない。さらに1兆円くらい上乗せされる。
8.特別会計の余剰金はまだまだある。厚労省所管の労働保険特別会計には、「私のしごと館」など無駄遣いをしてもなお埋蔵金が5兆円程度あった。国がきちんとした数字に基づいて保険料を算定していなかったので、雇用保険の保険料は収り過ぎになった。徴収額より給付額が少なく、毎年、繰越金が出ている。こうした繰越金が溜まりに溜まって、なんと5兆円にもなった。
9.多くの国民は、政府は厳密におカネを管理していると思っているが、実態は逆で、どんぶり勘定だから、雇用保険料を取り過ぎたりする。民間会社では経費は精査され、赤字の事業は見直さなければ、経営難に陥り倒産するが、国の場合、倒産はないので、おカネの管理は杜撰である。足りなくなれば国民に負担を願えばいい、というのが役人の金銭感覚で、費用対効果も考えない。
10.ある赤字の地方空港が、甘い需要見通しで、利用客の見込めない地方空港を次々と建設し、多くの地方空港が赤字を垂れ流している。JALの経営破綻の大きな要因も、国内赤字路線の激増にあった。
11.役人には数字に弱い人が多いのは東大法学部出身者が多いのだから当然である。数字に弱いから、それをごまかすために文章テクニックに頼っている。計数感覚がない人間が国のカネを管理・運用しているので危険である。彼らの管理する金融資産は早く取り上げたほうがいい。


yuji5327 at 07:18 
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2018年01月27日

最強寒波凍る足元

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25日朝、日本列島上空に強い寒気
東北・北陸地方各地で大雪や猛吹雪
東京都心では氷点下4度を観測
1970年以来、48年ぶり
東京都府中市観測史上最低氷点下8.4度
積雪青森市で2.96m、
寒気は27日まで残る。

yuji5327 at 07:06 
池上湖心の書 

カナダの国際会議後、アメリカの大学や製薬会杜を見て回り、5人の大学教授に手紙を出し、雇用を依頼したら、全員がOKだったが、真っ先に返事をくれた教授に惹かれた。

「大村智著:微生物創薬と国際貢献、學士會会報No.922(2017-1)」は参考になる。印象に残った部分の概要を自分なりに補足して纏めると以下のようになる。
1.1971年3月、カナダで開かれた抗生物質の国際会議に出た後、留学先の下見も兼ねて、約1カ月かけてアメリカの大学や製薬会杜を見て回った。帰国後、5人の大学教授の元へ手紙を出し、研究者として雇ってくれないかと依頼した。すると全員からOKの返事が来たが、条件に違いがあった。年俸1万6千ドルから7千ドルまで、様々だった。電報で真っ先に返事をくれ、ボスドクではなく、「客員研究教授として迎える」と言ってくれた先生に惹かれた。その先生こそ、米コネチカット州にあるウエスレーヤン大学のマックス・ティシュラー教授である。
2.この時の選択が研究人生の分かれ道だった。1971年10月、私はアメリカに出発した。ティシュラー先生は「米製薬大手メルクの中興の祖」とも言われる人物で、70年にウエスレーヤン大学に移籍したばかりのところ、大村氏を招いてくれた。翌72年、先生は米国化学会の会長に就任した。会員16万人を擁する世界最大の学会の会長だから、先生はとても忙しくなり、大村氏が研究室のボスドクや大学院生の研究指導を任されるようになった。
3.研究テーマは先生から与えられた訳ではなく、北里研究所から持っていったテーマを、引き続き研究していた。当時、「脂肪酸の生合成を阻害する物質は発見されていない」と言われていたが、私は北里研究所で同僚の野村節三氏との共同研究で、私が単離し構造を決めていたセルレニンがその性質を持つことを明らかにしていた。渡米して1カ月後の71年11月、米製薬大手ファイザー社に勤めるセルマー博士から電話があった。「ハーバード大学のコンラッド・ブロック教授が私の研究所に来る。紹介するから、セルレニンの話をしたらどうだ」と言った。ブロック教授は1964年、脂肪酸の生合成でノーベル生理学・医学賞を受賞した世界的権威である。
4.車を3時間くらい飛ばして駆けつけ、教授にセレルニンについて説明したら、「本当なら凄いことだ。作用点を明らかにする共同研究をしよう」と誘われ、その後、想定した結果が出たので共著論文を書き上げました。セレルニンは医療用の薬にはならなかったが、脂肪酸の生合成を阻害する唯一の研究用試薬として世界中で使われている。




yuji5327 at 06:51 
共通テーマ | 新技術
池上技術士事務所の紹介
261-0012
千葉市美浜区
磯辺6丁目1-8-204

池上技術士事務所(代表:池上雄二)の事業内容
以下のテーマの技術コンサルタント
1.公害問題、生活環境、地球環境
2.省エネ・新エネ機器導入
のテーマについて、
・技術コンサルタント
・調査報告書の作成
・アンケート調査・分析
・技術翻訳、特許調査
を承ります。
有償、無償を問わず
お気軽に下記にメールをください。
ke8y-ikgm@asahi-net.or.jp

工学博士、技術士(応用理学)、
公害防止主任管理者、
騒音防止管理者の資格で
お役に立ちたいと思います。

池上湖心 プロフィール
○略歴
大東文化大卒、
在学中 上條信山に師事
書象会に所属、書象会理事
審査会々員
○作品展の開催
・主宰している「さざ波会」
 作品展を毎年8月開催
(於:稲毛ギャラリー)
・土曜会(グループ展)
 作品展を毎年10月開催
(於:銀座大黒屋)
○公募展の受賞、入選
・日展入選
・読売書法展(現在理事)
 読売奨励賞
 読売新聞社賞
・謙慎展(現在理事)
 春興賞の受賞:2回
○書道教室
・学生:月曜日
・一般:火曜日、水曜日





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