2005年10月26日
香りの3原臭とは
色の3原色に対比して香りも何種類かの原料で全てをつり出せればその情報伝送も可能になるが、香りの場合はそれほど簡単ではなさそうである。ドイツの生理学者のヘニング氏は1916年に香りを6つのグループに分けて、プリズムの頂点にそれぞれを置いて全ての香りを表現することを試みている。薬味臭、花香、果実香、樹脂香、焦げ臭、腐敗臭の6つに分けてみたが成功していない。嗅覚のメカニズムがもっと解明され、ニオイ受容体が全てどのような化合物に対応するのかがわかれば香りの原臭も特定できるはずであるが現在はまだ不明である。
香りの薬効とその秘密
香りの薬効とその秘密