2005年11月11日
地域エネルギーシステムの参考例
神奈川県小田原市を中心に、地域の林業・製材所、建設工務店、大工さんまでネットワークを構築し「あしがら職人の会」というグループを結成している。建築に関わる仕事を上流から下流まで結びつけて地元で生産した材料を使用して地域に適した住宅を供給する事業活動である。このネットワークが有効に機能すれば端材やオガクズ、廃材など現場から排出されるバイオマス資源を効率的に集めることも可能になる。
従来の規格化された住宅は輸入材料や新建材で建設から廃棄まで一方通行であったが、上記のネットワークでは地域内で循環を作っていく試みである。家を建ててそこに住むことがエネルギーを介して地域の森林産業を活性化し森林を甦らせることになる。この考え方で説明されていないのがコストの問題である。ペットボトルを例にすればリサイクルはコスト高と評価されているが住宅建材についても同様の分析が必要である。
コミュニティエネルギーの時代へ
従来の規格化された住宅は輸入材料や新建材で建設から廃棄まで一方通行であったが、上記のネットワークでは地域内で循環を作っていく試みである。家を建ててそこに住むことがエネルギーを介して地域の森林産業を活性化し森林を甦らせることになる。この考え方で説明されていないのがコストの問題である。ペットボトルを例にすればリサイクルはコスト高と評価されているが住宅建材についても同様の分析が必要である。
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