2006年01月27日

セブン・シスターズへの怖れ 3

ガソリン自動車の燃料のガソリンの替わりに、電力会社の電力をバッテリーに充電して走る自動車が、エネルギー効率や環境問題でも有利なことはこのブログでも述べたが、電気自動車の普及を拒んでいるものに「セブン・シスターズへの怖れ」があるという船瀬氏の記述に興味が引かれた。セブン・シスターズとは、19世紀末〜20世紀にかけて世界の石油市場を支配している国際石油資本(メジャー)の以下の7社を総称したニックネームで、1950年代には中東産の原油のほぼ全てを独占していたという。 即ち
・ロイヤル・ダッチ・シェル……英蘭系。
・エクソン……ロックフェラー財閥系。1998年、モービルとの合併を発表。  
・ブリティッシュ・ペトロリアム(BP)……1909年設立。
 1998年12月31日、米大手石油会社アモコ (かつてのスタンダード石油の流れを汲む) と合併、「BPアモコ」となった。
・テキサコ……1902年米テキサスで設立。1936年サウジアラビアから利権獲得、積極的な販売拡張を進めて急成長、ガソリン販売量でトップに立った時代もある。
 しかし石油危機に際して拡張戦略が裏目に出て危機に直面。1990年代後半にはロイヤル・ダッチ・シェルなどと米国内下流事業の統合を進める。
・ガルフ……正式社名「スタンダード・オイル・オブ・カリフォルニア」。中東での鉱業権を失い、1984年ソーカルに吸収合併され「シェブロン」に。
・ソーカル……ロックフェラー系。1984年ガルフを併合し、「シェブロン」となる。
・モービル……ロックフェラー系。1998年、エクソンとの合併を発表。 
である。
「日本の国立環境研究所(清水浩氏:現在、慶応大学教授)が中心になり、民間企業13社が協力参加して開発した高性能の電気自動車(ルシオール)の量産化を断念させたのが、セブン・シスターズへの怖れ」だと日刊工業新聞社の編集委員が語ったという記述が船瀬氏の著書にある。自動車とガソリンの関係はそれほどに密接なもので、電力会社も発言できないことなのだろうか?
信じられないような話であるが、テレビ、新聞などは全く無視している理由をもっと詳しく知りたいものである。
船瀬俊介:疾れ!電気自動車、築地書館、2004年


疾(はし)れ!電気自動車―人類の未来を救うクルマはこれしかない


yuji5327 at 06:03コメント(0)トラックバック(0) 
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池上湖心 プロフィール
○略歴
大東文化大卒、
在学中 上條信山に師事
書象会に所属、書象会理事
審査会々員
○作品展の開催
・主宰している「さざ波会」
 作品展を毎年8月開催
(於:稲毛ギャラリー)
・土曜会(グループ展)
 作品展を毎年10月開催
(於:銀座大黒屋)
○公募展の受賞、入選
・日展入選
・読売書法展(現在理事)
 読売奨励賞
 読売新聞社賞
・謙慎展(現在理事)
 春興賞の受賞:2回
○書道教室
・学生:月曜日
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