2006年02月21日

パブリックジャーナリストの意見について

パブリックジャーナリスの和田牧夫氏(東京都)が以下のような意見を述べている。
「テレビのニュースに解説をつけるようになったのはいつからか。おそらくテレビ朝日のニュース・ステーションが最初だろう。このシステムは確かに無味乾燥なニュースを生きた情報へと生まれ変わらせたが、同時にニュースを解説することの弊害をもたらすことにもなっている。ニュース自体には原稿があって一応、吟味された内容だが、コメンテーターの発言には原稿がなく、場当たり的にその場で思いついたことを感情の赴くままに吐露するのが常套となっている。そして、それがひとたび偏った見解へと暴走したときに、それを抑止する手段が用意されていないことが大きな問題なのだ。解説者が良識家であれば、それでも何とか大きな問題もなくうまく機能するが、それはあくまでその出演者の能力に依存しているわけで、これではあまりに危険な状況だ。そして、現在の報道番組の状況というのが、はからずもそういう傾向を露呈しているのである。各局が競って報道番組を乱立させたこともあり、同じような意見を持った常連のコメンテーターが事件が変わっても同じように顔を揃えいるのはなんとも不思議で、かれらに解説業を頼らざるを得ないような台所事情なのだろうか。解説というのはあくまで私見であるにもかかわらず、絶対的な真実であるかのように錯覚している。自分の置かれた立場を理解していないのだ。せめて、「これは私の見解ですが」ぐらいのことをいうべきであるし、世の中には自分とは違う意見の人間も少なからずいるということ、そして自分が正しいとは限らないことをきちんと認識し、反対派を尊重する姿勢がなければいけない。しかし、残念ながら現在の解説者たちにはそのような態度はほとんど見受けられない。これは解説者を選定するテレビ局の怠慢だといわれても仕方がないかもしれない。 今や報道番組のあり方を考え直す時期に来ているのではないか。従来のニュースのような、私見を交えずに事実だけを淡々と伝えるニュースに回帰すべきときに来ているのかもしれない。やはりニュースをショー化して伝える現在のやり方は間違っているのかもしれない。「視聴率のためなら何でもする」と言われれば意義があるだろうが、それではいわゆる「やらせ」が後を絶たないのはどういうわけか。これでは「金のためなら何でもあり」という方法論者と同じ穴の狢だと言われても仕方がないではないか。 また、このような事件が発覚しても謝罪をすれば済まされるというレベルの出来事なのだろうか。マスメディアは公共性を有する立場にあると豪語するなら、「故意に虚偽の情報を流布」した場合は法律によって罰せられるべきだと考える。再犯は決して犯さないという強い意志を示す必要があるからであり、こればかりは「言論の弾圧だ」という常套手段の言い逃れは通用しない。公人が嘘をつく自由はあり得ないのだから。」
古くて、新しい大問題である。メディア論の原点であり、永遠の課題で議論は尽きない。新聞社が毎年、「新聞週間の標語」で「良識」を謳っていれば済む問題でもなさそうであるが、まだそのような姿勢を示す機会があるのが救いだが、テレビ局も時どき大々的にそういう姿勢を示し、視聴者の不安を取り除くべきである。


yuji5327 at 06:52 
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池上湖心 プロフィール
○略歴
大東文化大卒、
在学中 上條信山に師事
書象会に所属、書象会理事
審査会々員
○作品展の開催
・主宰している「さざ波会」
 作品展を毎年8月開催
(於:稲毛ギャラリー)
・土曜会(グループ展)
 作品展を毎年10月開催
(於:銀座大黒屋)
○公募展の受賞、入選
・日展入選
・読売書法展(現在理事)
 読売奨励賞
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 春興賞の受賞:2回
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