2006年05月30日

第四の波

大前研一訳のダニエル・ピンクの著書「A Whole New Mind」(ハイコンセプト:「新しいこと」を考え出す人の時代)は訳者の解説も含めて面白い。米国社会は顧客の注文を海外にまでアウトソーシングしている。米国で心臓手術をすると5万ドル(500万円)かかるが、インドでやれば5千ドル(50万円)ですみ、しかもその成功確率は99.7%という時代に世界は入っている。知的労働者といえども安泰ではない時代ということになる。人類の歴史をみると、第一の波は「農耕社会」、日本のように農作物を輸入を規制している国では農民も何とか食べているが、それは納税者の犠牲のうえで成り立つ話で早晩持ちこたえられなくなる。アルゼンチンやオーストラリヤには全くかなわない。第二の波は「産業社会」であるが、現在は、世界の生産基地となった中国が持っていった。中国でも介護ロボットまで作り始めている。
第三の波は「情報化社会」であるが、現在はインドが世界のメイン舞台になっている。米国や日本の知的労働者といわれる人たちも、インドやコンピュータの脅威にさらされている。そこで著者たちは第四の波「コンセプチュアル社会」という概念を導入している。既製概念にとらわれない新しい視点から物事をとらえ、新しい意味付けを与えていくという流れである。自分は共感するが、分かりにくい人もいるらしい。国家や自治体、企業などの組織維持の論理ではなく個人が富を生み出す時代と解説している。そのような「突出した個人」は「六つの感性」(次回に述べる)を磨いた人である。前回このブログで述べた「カンニングOK」の社会も相通ずる話である。音楽で表現するならベートベン型よりもモーツアルト型というと直感できるひとも多いと思う。ベートーベンの理屈っぽい左脳型よりもモーツアルトの右脳型を評価する時代が社会のどの分野にも到来している。そのような社会にもリーダは必要であるが、その育成にはは現在の偏差値教育とは全く異質な方法が必要であり、欧米先進国では既に導入され始めている。日本の社会では既製概念を壊すのは非常に難しい。

ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代


yuji5327 at 06:43 
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池上湖心 プロフィール
○略歴
大東文化大卒、
在学中 上條信山に師事
書象会に所属、書象会理事
審査会々員
○作品展の開催
・主宰している「さざ波会」
 作品展を毎年8月開催
(於:稲毛ギャラリー)
・土曜会(グループ展)
 作品展を毎年10月開催
(於:銀座大黒屋)
○公募展の受賞、入選
・日展入選
・読売書法展(現在理事)
 読売奨励賞
 読売新聞社賞
・謙慎展(現在理事)
 春興賞の受賞:2回
○書道教室
・学生:月曜日
・一般:火曜日、水曜日





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