2007年03月30日

「無農薬」・「有機」のニセモノ 3

化学工業日報社取材班:農薬の話ウソ・ホント?!、化学工業日報社、1989年、は10数年前の農薬批判と有機野菜ブームに対抗して、化学工業会として実態を調査したものをまとめた本である。このブログでも何度か有機農業、農薬について取り上げ、西村和雄著:有機農業コツの科学、や松中昭一著:農薬のはなし、坂井道彦・小池康雄著:農薬と農産物、を紹介し、有機農業推進派と農薬、化学肥料擁護派の言い分について解説した。両者を対峙させて議論するには、有機農業の生産規模があまりにも低く、有機農業で世界の食糧の必要生産量を確保するのは到底不可能であることは事実のようである。我々が使える有機物がどれだけあるかというと、一年に産出される家畜糞尿など有機質資材と有機質肥料の合計は20万トン程度であり、年間の窒素の必要量の73万トンの3分の1にもならない。日本全体が有機農業になることは100%ありえないと本書に書かれている。
 1988年に公正取引委員会が、このことについて一部不当として、日本百貨店協会など流通4団体に指導を行っているが、現在でも続いていることが懸念されている。
ニセモノには以下のようなものがある。
「無農薬」:除草剤は使っているが、作物にかかっていないから農薬を使ったことにならないという弁解。種子を消毒する農薬については農薬を使ったことにしない。
「減農薬」「低農薬」「省農薬」:前年の実績と比較して農薬散布の回数を1-2回程度減らしても、そのように言う。
「有機栽培」:有機肥料として堆肥を少しだけ化学肥料と一緒に使っただけなのに有機栽培と言っている。
これが実態であり、文字通りの定義をしたら日本の有機栽培は、限られた個人栽培を除けば存在しないようである。



農薬の話ウソ・ホント?!―あなたの理解は間違っていないか?




yuji5327 at 06:54 
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池上湖心 プロフィール
○略歴
大東文化大卒、
在学中 上條信山に師事
書象会に所属、書象会理事
審査会々員
○作品展の開催
・主宰している「さざ波会」
 作品展を毎年8月開催
(於:稲毛ギャラリー)
・土曜会(グループ展)
 作品展を毎年10月開催
(於:銀座大黒屋)
○公募展の受賞、入選
・日展入選
・読売書法展(現在理事)
 読売奨励賞
 読売新聞社賞
・謙慎展(現在理事)
 春興賞の受賞:2回
○書道教室
・学生:月曜日
・一般:火曜日、水曜日





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