2007年04月26日

タコ壷的歴史理解の根源 3

「榊原英資、吉越哲雄共著:インド巨大市場を読みとく、東洋経済新聞社、2005年」今、経済界で盛んに言われているインドへの経済投資の重視に理由が分かりやすく解説されている。大前研一氏の新・経済原論、東洋経済新聞社、2006年、でも述べられているように、グローバルエコノミーの時代にインドの存在がますます大きくなっている。安価な労働力とか教育水準の高さなどで、中国に劣らぬ市場を形成しつつあることはよく言われているので省略するが、なぜ今頃、日本が欧米やシンガポールのあとから、のこのこインドに進出しているかを、反省している部分が面白いので紹介したい。著者は元大蔵省の高官でテレビなどでおなじみだが、自分たちの反省を述べているようでもある。明治以来の日本の歴史教育の世界史教育が世界史としての西洋史、中国を中心とした東洋史、それと日本史が縦割り的になっているいわばタコ壷的様相を呈していたという川勝平太氏の「日本史と世界史分ける教科書の愚:週間ダイヤモンド、1999年の論文を引用している。1888年に東京帝国大学に史学科が設置されドイツから招聘された歴史家ランケ氏の一切の歴史はローマの歴史の流れから始まるような教育をしてきた。それではまずいと、2年後に日本歴史を扱う国史科、中国漢の国を歴史を扱う東洋史という今日のタコ壷的歴史教育がはじまった。
歴史教育などというものは、国の役人などが口を出さずに、民間の学者たちや歴史に興味をもつ人たちが海外にも出かけ、自由に勉強し、地域や学校独自に教科書をつくり子供たちに教えたほうが、多様な歴史感覚が醸成され、いろいろな議論や葛藤のなかで世界に通用する人間が育つと考えるのが常識である。概ね、欧米や世界のどの国でもそのようにしており、多様で個性があり、話をしていても面白い。官僚を中心とする日本の島国体質はなかなか抜け切れていない。

榊原 英資 インド巨大市場を読みとく




大前研一 新・経済原論


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池上湖心 プロフィール
○略歴
大東文化大卒、
在学中 上條信山に師事
書象会に所属、書象会理事
審査会々員
○作品展の開催
・主宰している「さざ波会」
 作品展を毎年8月開催
(於:稲毛ギャラリー)
・土曜会(グループ展)
 作品展を毎年10月開催
(於:銀座大黒屋)
○公募展の受賞、入選
・日展入選
・読売書法展(現在理事)
 読売奨励賞
 読売新聞社賞
・謙慎展(現在理事)
 春興賞の受賞:2回
○書道教室
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・一般:火曜日、水曜日





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