2007年04月27日

インド経済の実態 3

「榊原英資、吉越哲雄共著:インド巨大市場を読みとく、東洋経済新聞社、2005年」を昨日のブログで紹介したが、同じ、インド経済の分析というテーマで、大前研一氏の新・経済原論、東洋経済新聞社、2006年でも述べられているが、大前氏の分析能力が格段に優るようである。榊原氏は所詮、前歴が元大蔵省の高官であり、視察旅行と儀礼的会話での現地の情報であるのに対して、アメリカのマッキンゼーで培った大前氏のの調査分析は説得力がある。例えば、インドがx−BPO(ボーダレス・ビジネス・アウトソーシング)の分野で現在の地位を確立できたのは、大部分コールセンターであり、電話による技術サービスや顧客サービスの提供業務によるものと分析している。BPOのオフィスも勤務場所も魅力的で給料も魅力的である。プロフェッショナルと呼ばれる専門職(医師、弁護士、会計士、エンジニア)は特定の雇用分野として区分され、その見識が世界中で求められている人たちである。彼らは欧米の顧客企業に搾取されているとは考えず、この仕事をキャリヤ形成とみている。
インドにおけるグローバルBPO企業の雇用人口はGEキャピタルが12000人、スタンダードチャータード銀行4500人、JPモルガンチェースが3000人などであり、ITヘルプデスク、データセンターの業務をこなしている。しかし、インドの中央政府はグローバル・エコノミーを理解していない。なぜ、ある地域だけ劇的な成功をおさめており、世界中からの投資を引き付けることができるのか解明できないでいる。成長率が20%を超える繁栄を享受する地域の成功には政府の政策は全く貢献していないのに、与党インド人民党は「輝けるインド」という選挙スローガンを採用している。
 それにしても、最近、高級官僚の有名私立大学への天下りが目に付くが、この例や都知事選で負けた候補者の話の内容でも分かるとおり、所詮、受験勉強だけの霞ヶ関の役人出身者に入る情報など限られている。大学の人事関係者は、目をもっと多きく開いて若者たちにとって真に能力のある教育者を見出す努力が必要である。最近人気の赤坂、六本木の外資系ビジネスマンたちは彼らの論評などに関心を示さない。


大前研一 新・経済原論






yuji5327 at 07:04 
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池上湖心 プロフィール
○略歴
大東文化大卒、
在学中 上條信山に師事
書象会に所属、書象会理事
審査会々員
○作品展の開催
・主宰している「さざ波会」
 作品展を毎年8月開催
(於:稲毛ギャラリー)
・土曜会(グループ展)
 作品展を毎年10月開催
(於:銀座大黒屋)
○公募展の受賞、入選
・日展入選
・読売書法展(現在理事)
 読売奨励賞
 読売新聞社賞
・謙慎展(現在理事)
 春興賞の受賞:2回
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