2007年05月29日

「天然ガス自動車プロジェクト」に見られる国家プロジェクトとは 3

「島田眸著:天然ガス自動車プロジェクト、そしえて、2002年」は技術解説もさることながら、技術開発の国家プロジェクトというものが、どのような経緯で進んでいくのか、所謂、裏話的な内容が沢山盛り込まれておりリアルで読み応えがある。
天然ガス自動車が日本の国家のために本当に重要な技術であるのかどうかを、著者なりに解明しようとしている記述が面白い。その技術の価値を判断するのに著者は技術の素性という観点で評価しようとしている。その素性として次の7項目を挙げている。
1.高校レベルの科学の基礎的な原理にかなっているか?
・・・世の中にはオカルトまがいの技術が多い。
   (自分が高校レベルの知識しかないのでこう言わざるをえない)
2・歴史的に環境安全性、実用性などが証明されてきたか?
・・・これと最新の情報が融合していれば心配ない。
3.大艦巨砲主義に陥っていないか?
・・・戦艦大和、武蔵は役立たず浪費であった。
4.危ないものは危ない
・・・原子力の平和利用などというのは素性は最低。
   (ジャーナリスト好みの言い方)
5.情報を集めて多面的にみているか、タコツボ的でないか?
・・・視野の狭い思いつきは最低。
6.時代の波に乗っているか?
・・・例えば自然との調和など、時代の波は明確な判断基準。
   (ジャーナリスト好みの言い方、ジャーナリストは何も技術開発をしていな 
    い。正確に報道していればよい)
7.発展性はあるか?
・・・判断するものの発想力、創造力、先見性は重要。

 いかにも、銀行の調査マン、ジャーナリストなどの職歴をもつ人らしい判断基準である。しかし、誰がこの判断をするのか、その道の専門家の判断をどのように取り入れるのか、最終判断は多数決なのか(多数決で決まる技術などつまらない)となると、この7項目だけでは難しい。
 ちなみに、島田氏の天然ガス自動車にたいする評価は否定的で、技術開発の方向性を再検討するべきとしている。


 天然ガス自動車プロジェクト―環境だけではない…


yuji5327 at 06:54 
新技術 | エネルギー問題
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工学博士、技術士(応用理学)、
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池上湖心 プロフィール
○略歴
大東文化大卒、
在学中 上條信山に師事
書象会に所属、書象会理事
審査会々員
○作品展の開催
・主宰している「さざ波会」
 作品展を毎年8月開催
(於:稲毛ギャラリー)
・土曜会(グループ展)
 作品展を毎年10月開催
(於:銀座大黒屋)
○公募展の受賞、入選
・日展入選
・読売書法展(現在理事)
 読売奨励賞
 読売新聞社賞
・謙慎展(現在理事)
 春興賞の受賞:2回
○書道教室
・学生:月曜日
・一般:火曜日、水曜日





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