2007年07月29日
水を飲まずに何日生きられるか?
「左巻健男著:水とからだの健康、小学館、2004年」は、今さらながらのテーマの本であるが、読んでみると新鮮な内容である。著者の左巻氏は「話題の化学物質100の知識」など分かりやすく、しかも高度な内容の著書を沢山書かれており、小生はファンの一人であることを、昨日のブログで紹介した。
標題の一節も今さらながらのテーマであるが、医学的にきちんと説明されたものは少ない。
・坊さんの断食は10日間行うことがあるが、水は許される。
・水があれば3週間は生きられるが個人差がある。
・成人男子の体内の水は体重の60%、女性は55%であり、量にして36kg。その20%を失うと死ぬ。即ち、7.2kgを失うと死ぬ。
・毎日、2kgの水を尿や汗で排出されるので、7.2÷2=3.6日で死ぬ。実際には水分が欠乏した体内からの汗と尿は減るので、最長1週間くらい生きる人がいるかもしれない。
・駐車場の車の中に幼児が置き去りにされた場合、社内の気温は50℃を超えているという。体内の熱を逃がそうとして多量の汗をかく。1時間に1.5kgの汗をかく。
・汗の水分は、血液中の水分であり、それが汗になると、脳や腎臓、心臓の血液が減る。先ず尿の色が濃くなり腎不全になる。
・脳の血流が減ると意識を失い、死に至る。
知って納得!水とからだの健康 (ホーム・メディカ・ブックス)
標題の一節も今さらながらのテーマであるが、医学的にきちんと説明されたものは少ない。
・坊さんの断食は10日間行うことがあるが、水は許される。
・水があれば3週間は生きられるが個人差がある。
・成人男子の体内の水は体重の60%、女性は55%であり、量にして36kg。その20%を失うと死ぬ。即ち、7.2kgを失うと死ぬ。
・毎日、2kgの水を尿や汗で排出されるので、7.2÷2=3.6日で死ぬ。実際には水分が欠乏した体内からの汗と尿は減るので、最長1週間くらい生きる人がいるかもしれない。
・駐車場の車の中に幼児が置き去りにされた場合、社内の気温は50℃を超えているという。体内の熱を逃がそうとして多量の汗をかく。1時間に1.5kgの汗をかく。
・汗の水分は、血液中の水分であり、それが汗になると、脳や腎臓、心臓の血液が減る。先ず尿の色が濃くなり腎不全になる。
・脳の血流が減ると意識を失い、死に至る。
知って納得!水とからだの健康 (ホーム・メディカ・ブックス)