2007年11月27日

中国の石油・天然ガスの需要と戦略 3

「トビー・シェリー著、酒井泰介訳、石油をめぐる世界紛争地図、東洋経済新報社、2005年」を読むと、今の世界紛争が石油やエネルギー資源問題と密接な関係があることが分かりやすく解説されている。テロも、それを支援する国がありうるということで無関係ではないらしい。著者は20年にわたるジャーナリスト生活を通じて中東、北アフリカ、サハラ以南のアフリカなどで取材を続けてきた。OPEC総会の取材経験も豊富である。石油資源国に国民が恵まれているというより不幸な場合が多いことを当ブログで11月13日に紹介した。「第3章:石油の確保とグローバル戦略」の中国:新手の「脅威の口実」の小節では、これからのエネルギー問題、石油紛争の種は中国抜きでは語られないことが分かる。概要は以下のとおりである。
「中国は多くの国々と石油と物質の交換契約を結んでいる。輸出する物質は相手国が望むもの、たいていは武器、ミサイル、原子力技術などである。中国の戦略は、国際的な枠組みに組み込まないと十分不安材料になりうる。もし、中国が一人当たりエネルギー消費量で日本並みになったら、中国だけで世界のエネルギーの70%を必要とする。中国人のエネルギー消費量がアメリカ人並みになったら、中国だけで世界の石油生産能力を超える石油を必要とするようになる。中国はそれに備えている。中国はたゆみなく産油国との関係改善を図っている。その相手国は、いわゆる「ならずもの国家」である。最新兵器と引き換えに石油を手に入れようとしており、大量破壊兵器(核兵器)関連物質をその取引に使うこともある。」
 恐ろしい話であるが、かなり現実味のある解説である。日本の戦略が具体的にどういうものか詳らかではない。省エネルギー技術が国際平和に貢献できることは確かのようである。省エネルギー技術を開発するにも膨大な研究開発予算が必要である。その技術を中国に輸出するときの対価が妥当なものであるかを考える必要がある。

石油をめぐる世界紛争地図


yuji5327 at 06:34 
エネルギー問題 
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工学博士、技術士(応用理学)、
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池上湖心 プロフィール
○略歴
大東文化大卒、
在学中 上條信山に師事
書象会に所属、書象会理事
審査会々員
○作品展の開催
・主宰している「さざ波会」
 作品展を毎年8月開催
(於:稲毛ギャラリー)
・土曜会(グループ展)
 作品展を毎年10月開催
(於:銀座大黒屋)
○公募展の受賞、入選
・日展入選
・読売書法展(現在理事)
 読売奨励賞
 読売新聞社賞
・謙慎展(現在理事)
 春興賞の受賞:2回
○書道教室
・学生:月曜日
・一般:火曜日、水曜日





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