2008年02月26日

植物が抗体をつくれるか? 3

「サイエンティフィック・アメリカン編、水谷淳訳:クローン技術の可能性、日本経済新聞社、2005年」は十数人の専門家が13項目の最近のクローン技術の要点をわかりやすく解説しているということで、当ブログですでに2回紹介している。クローンと聞いただけで拒否反応をする人は多い。理由は生命に係るの自然の摂理に反するということだと思う。植物からクローン技術で人間に必要な抗体を作るということでも賛同は得られないだろうか?
本書でW・ウエイト・ギブスが述べている「植物が抗体を作る」の概要を自分なりに纏めると以下のようになる。
1.現在、植物の生長を利用していくつかの薬剤を生産することができる。しかし、植物の作った薬剤分子はヒトの体に完璧に適合しているわけではない。植物がヒトのタンパク質や抗体を生産するということになれば全く新たな世界が実現する。
2.米国ウイスコンシン州南部の農場にという製薬会社がヒトの抗体を分泌させるトウモロコシの畑がある。遺伝子工学で作り出した変異トウモロコシである。そのトウモロコシの種から抽出した抗体を、ガン患者に投与する実験を行っている。この抗体がガン細胞に結合して放射性同位体を送りこみ、がん細胞を死滅させるという試みである。
3.全米で数万人いるというがん患者のための治療薬の需要をまかなう抗体も、たった12ヘクタールの畑があれば生産できるとアグラセトス社の科学者は言っている。
4.ヒトの細胞を真似る作物はトウモロコシだけでなく、大豆やタバコも試みられている。
5.植物とヒトでは重大な違いもある。ヒトの細胞はいくつかの抗体に特別な糖質分子を結合させるが、植物細胞はヒトの抗体に間違った糖質を結合させるかもしれない。その場合はその抗体は免疫反応を引き起こせず、速やかに血液中から除かれてしまう。当面、糖質を必要としない植物製抗体の開発に専念する。

科学の最前線 2 クローン技術の可能性


yuji5327 at 06:40 
新技術 
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工学博士、技術士(応用理学)、
公害防止主任管理者、
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池上湖心 プロフィール
○略歴
大東文化大卒、
在学中 上條信山に師事
書象会に所属、書象会理事
審査会々員
○作品展の開催
・主宰している「さざ波会」
 作品展を毎年8月開催
(於:稲毛ギャラリー)
・土曜会(グループ展)
 作品展を毎年10月開催
(於:銀座大黒屋)
○公募展の受賞、入選
・日展入選
・読売書法展(現在理事)
 読売奨励賞
 読売新聞社賞
・謙慎展(現在理事)
 春興賞の受賞:2回
○書道教室
・学生:月曜日
・一般:火曜日、水曜日





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