2009年06月27日

新千葉市長(31歳)の出現は明治時代の福沢諭吉(当時20代)を連想させる 5

2009/06/26付けの大前研一さんの「ニュースの視点」は「千葉市長選〜志高く勤勉な若者が活躍できる土壌を作れ」は、千葉市に住む自分にとっても非常に心強い内容の記事である。概要を自分なりに纏めると以下のようになる。
1.収賄罪で起訴された鶴岡啓一前市長の辞職に伴う千葉市長選は6月14日投開票され、民主党が推薦する無所属新人の前市議、熊谷俊人氏(31)が初当選した。投票率は43.50%で、2005年の前回選挙を6.30ポイント上回る結果となった。
2.前職が汚職で失脚したというのに、その後釜として前副市長というナンバー2の立場だった林孝二郎氏(63)を擁立したこと自体、自民・公明両党の戦略ミスだといわざるを得ない。
3.今回当選を果たした熊谷俊人氏は、NPO法人・政策学校の「一新塾」の出身である。2006年5月から1年間「一新塾」に所属し、政治活動についてきちんと勉強しているというのは、評価に値する。実際、熊谷氏が「一新塾」で学んでいたということが、いくつかのマスコミでも取り上げられており、まじめに政治について研鑽を積んでいたというアピールポイントになっている。
4.「議員パスで新幹線のグリーン車に乗れるのが嬉しい」などと発言してしまう議員や、タレント出身で政治についてまともに勉強したことがない人たちと比べると、その違いは一目瞭然と言える。
5.「一新塾」は「理想を語り、 政策を論じ、自らが行動し社会創造のプロセスに参加してゆく『主体的市民』を作る」ことを目的に、1994年に大前研一氏が創設したものである。現在でも同氏は資金を提供しているが、組織自体はNPO法人として活動している。
6.これまでに「一新塾」から国会議員は5名、現職の地方議員は67名を輩出している。その実績は客観的に見ても評価に値すると感じている。「一新塾」出身者は創設から15年間で3000名を超えるほどになっている。さらにこの3000名の中から、熊谷氏のような若い世代が活躍してくれることを、大前氏は大いに期待している。
かつての大前氏の事務所「大前研一事務所」の出身者も、その多くが議員になって活動している。
7.31歳という全国で最も若い熊谷氏の市長当選を受けて、明治維新の頃活躍した「人材」について考えさせられた。明治維新を先導し、日本を近代国家へと導く変革を成し遂げた人たちの多くは、20代という若さであった。例えば、1860年に日米修好通商条約の批准書を携えた遣米使節に随行した咸臨丸には、福澤諭吉など、後に日本の発展に大きな貢献をした人物も乗船していた。
8.福澤は当時20代の若者であった。大前氏は、当時の為政者が日本の近代化を担う「人材」となる若者を見つけ出したのかという点に非常に興味を持っている。当時の渡米は、ある意味、命がけと言っても良かった。そのような危険な渡米だったからこそ、国家の将来を担う人材として、その人選は厳しかったのではないかと想像できる。
9.おそらく10代の頃には頭角を現していたような人でなければ、咸臨丸への乗船を推挙されることはなかったと思う。そのような稀有な人材をいかにして見つけ出すことが出来たのか? その人材選定のノウハウに関するドキュメントとして残っていない。
10.この150年の歴史を紐解いてみると、日本が大きく変革する時代には、20代の若者が大きく活躍している。松下幸之助氏や本田宗一郎氏なども、20代のうちに起業し、30代の頃には、すでに組織の骨格を作り上げて固めることに成功している。
11.日本の場合には、これまでの150年間で2回の大きな変革期を体験したと言える。3回目の機会はITバブルの崩壊で空振りに終わり、残念ながら上手くいっていない。今、「一新塾」出身者を見ていると、30歳前後で積極的に手を上げて、どんどんと活躍の場を広げていこうとしている。
12.大前氏自身、そんな彼らの活動を見て「一新塾」を創って良かったと感じている。「一新塾」は「自ら社会創造のプロセスに参加する主体的な市民を作る」という目的からスタートしている。それが1つ1つ形になってきている。これからの日本の変革期う人材として、ぜひ活躍してもらいたい。
13.千葉市長に当選した熊谷氏は、千葉都市モノレールの社長公募を検討するなど、色々と新しい試みを始めている。ただ、財政事情が厳しい千葉市には取り組むべき問題が山積している。それらの問題解決の任に堪えられるかどうか、これからが熊谷氏の真価を問われる。


yuji5327 at 06:05トラックバック(0) 
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池上湖心 プロフィール
○略歴
大東文化大卒、
在学中 上條信山に師事
書象会に所属、書象会理事
審査会々員
○作品展の開催
・主宰している「さざ波会」
 作品展を毎年8月開催
(於:稲毛ギャラリー)
・土曜会(グループ展)
 作品展を毎年10月開催
(於:銀座大黒屋)
○公募展の受賞、入選
・日展入選
・読売書法展(現在理事)
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