2009年06月28日

太平洋戦争は日本政府が引き起こしたもので、国民は犠牲者であることを忘れてはならない 3

「世界7月号」の益川俊英氏へのインタビュー記事「科学者と憲法九条」は、ノーベル賞受賞講演で述べた自らの被災体験「自国が引き起こした悲惨で無謀な戦争」をテーマにして、科学者の平和への思いについて語っている。印象に残る記述の概要を自分なりに補足して纏めると以下のようになる。
1.戦争の記憶を伝えることは、あの戦争の時代に生きて戦争を経験した世代の人間としての責任である。あのような思いを自分たちの孫の世代に味あわせたくない。益川氏は、あの戦争は政府が引き起こした戦争だと言ってきた。親父の家具職人としての仕事をする工場もあの戦争で無残に壊され、仕事も失った。(自分の父も国の方針で鉱物資源を探しに満州に渡り、終戦後シベリアに抑留された。あの時の政府の責任者は官僚出身の岸信介であり責任は重い。その後、佐藤栄作、安倍晋三らの親族も国の指導者になった。政府が引き起こした戦争の責任を、指導者たちは国民に謝罪し、多くの国民と同様に地位も財産もゼロにして終戦後スタートするべきであった。それが真の国の指導者である)
2.益川氏の恩師の坂田昌一氏は、学者は平和の問題に無関心であってはならないと常に言っていた。(今回のノーベル賞受賞で影響の大きな坂田先生のことにメディアは極端に触れなかった。左翼的な言動が日本の高度成長期に邪魔だったという風潮をi今も引きずっているようだが、坂田先生はそんな安っぽい学者ではない)
3.1980年以降、日本には平和運動が大きな盛り上ががない。しかし、今本格的に憲法九条を変えようという動きが出てきたら、改憲に反対する動きが全国どこからも湧き上がってくることを信じている。改憲を進めようとする側は大きな火傷を負うことになる。益川氏もそのときは今のように恐る恐る語るのでなく、腹をくくる覚悟はあると明言している。
4.どんな時でも戦争はさけれられる。九条の問題を矮小化して議論することに誤魔化されてはいけない。九条の問題の本質は、この国を戦争のできる国にするのかしないのかにつきる。本質をはずしてはいけない。ソマリア沖で海賊船に遭遇しても自衛隊が先に撃つことができないのは九条があるからである。改憲論はいろいろな理由をつけて先に撃つことを認めさせることである。戦争は無理やりに、武力をもってこちらの言い分を相手に押し付ける行為である。
5.200年たったら地球上から戦争はなくなる。アメリカだって50年前には人種差別で多くの黒人が殺された。それ以前にも地球のいたるところにあった植民地も表面上は存在しなくなった。ラテンアメリカも自主的な政府が多数派になっている。人間は進歩している。


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池上湖心 プロフィール
○略歴
大東文化大卒、
在学中 上條信山に師事
書象会に所属、書象会理事
審査会々員
○作品展の開催
・主宰している「さざ波会」
 作品展を毎年8月開催
(於:稲毛ギャラリー)
・土曜会(グループ展)
 作品展を毎年10月開催
(於:銀座大黒屋)
○公募展の受賞、入選
・日展入選
・読売書法展(現在理事)
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 春興賞の受賞:2回
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