2009年10月30日

イタリアでのビジネスの心得 3

「長手喜典著:体験的イタリア生活術伝授します、東洋書店、2002年」は、古代ローマの遺跡、世界遺産に囲まれて育ったイタリア人の生活に関心があり読んでみた。
”Do in Rome as the Romans do" [ローマではローマ人のごとくせよ]という諺がある。「郷に入れば郷に従え」という日本の諺以上のものがあるようにも思える。
「第2章:北部イタリア」の「イタリアン・ビジネス入門」の概要を自分なりに纏めると以下のようになる。
1.日本では、地方へ行けばすべてのビジネスでアポイントが絶対必要というわけでもなく、顔なじみであれば立ち寄ることもできる。イタリア人と会うときはアポイントをとるのが常識である。手紙かFAXでおよその用件を伝える。Eメールのアポは普及していない。そんなにお急ぎならば朝8時半では?と言われる。イタリア人は怠け者などというのはとんでもない。
2.初対面でも名刺を出す習慣はない。名刺を持ち合わせていない人が多い。しかしよく相手の名前を覚えている。むしろ日本人は名刺を交換したという安心感からか名前を覚えるのは不得意のようだ。(現役のころ同僚同士で名前を間違われて呼ばれた失礼を今でも覚えている)
最近は、日本流名刺交換も知られてきた。
3.イタリアのビジネスのアポイント時間は非常に短い。前置きなし用件に入り、済むとさっさと帰る。時候の挨拶などまずない。反面、私的顔合わせとなると、家族の状況や共通の知人、ショッピングのはなし、政治談議まで延々と続く。公私がはっきりしていると考えたら理解できる。日本に帰ると、だらだらとよもやま話が長くて始末が悪い。イタリア人も日本人ビジネスマンの長話が有名で、アポのときに特に日本人とは30分以内とかクギをさす。どんな打ち合わせでも、ギブアンドテイクが原則。
4.自分のペースを守るために、かたくなである。混み合った商店でも、一人の客が済まないうちは、単なる質問だけでも、「今、この客のことをやってるから」と待たされる。イタリアでは行列が多いのはこのためである。
5.オフィスは小気味よいくらいによく片ついている。部屋にも机上にも余分なものや書類はない。今、不要なものはほとんど捨ててしまう。個人の家庭でも同様で、台所なども全ての小道具、食品るいなどきちんと格納されている。人間の住むところに対する美的感覚の違いを感じる。イタリア人といえばなんとなくおおらかで、ルーズと思われがちだが全く違う。




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池上湖心 プロフィール
○略歴
大東文化大卒、
在学中 上條信山に師事
書象会に所属、書象会理事
審査会々員
○作品展の開催
・主宰している「さざ波会」
 作品展を毎年8月開催
(於:稲毛ギャラリー)
・土曜会(グループ展)
 作品展を毎年10月開催
(於:銀座大黒屋)
○公募展の受賞、入選
・日展入選
・読売書法展(現在理事)
 読売奨励賞
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・謙慎展(現在理事)
 春興賞の受賞:2回
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