2009年11月30日

日本の太陽熱発電技術は海外で見直されている 3

石油文化、Vol.57、No.1の「太陽熱集光プラント、UAEに建設」という表題の記事が目に留まった。概要を自分なりに纏めると以下のようになる。
1.コスモ石油はアラブ首長国連邦アブダビ政府系機関のアブダ・ヒューチャ・エナジー社(MASDAR)と共同で、三井造船にビームダウン式集光太陽熱実証実験プラントを発注した。
今年から、100kW(集光量)をアブダビ国際空港に隣接したMASDARシティと呼ばれるCO2フリー未来都市にに建設される。
2.この技術は東京工大とコスモ石油、MASDARが共同研究したものである。集光太陽熱発電技術(CSP)には、.肇薀娵拭↓▲織錙璽肇奪弖拭↓ビームダウン型の3形式がある。いずれも反射鏡を使用するが、,枠庄濺の反射鏡の中心軸上に細い集光管がありその中を油や溶融塩をながす。△魯悒螢スタットという断面が放物線形状の反射鏡で焦点に置かれた集熱部で熱を回収する。タワー上部にある第2の反射鏡で地表に並べられた第1のヘリオスタットの反射鏡の光を受けて、地表の中心部に置かれた集熱部で熱を回収する。今回、建設するのはのタイプである。
3.CSPは豊富な太陽光の降り注ぐ中東地域では太陽電池よりも経済性が高いと言われている。それでも、発電コストは従来の発電方式と比べて3倍程度コスト高である。石炭火力発電が4セント/kWh(4円/kWh)に対して、CSPは13セント/kWhで、3倍近い。
4.この実証プラントは東工大の玉浦裕教授が開発したものをベースにして建設され実験を行うもので2007年〜2010年にかけて、約10億円の予算をかける。地上の反射鏡は約4000m^2の面積に配置され、コンピュータでシミュレーションした集光量の100kWを実験で確認する。
5.MASDARシティは総面積6万m^2、人口4万人の未来都市で、電力はすべて再生可能エネルギー(太陽光、太陽熱、風力)で賄う。
(1981年に四国・香川県の仁尾町でNEDOの「サンシャイン計画」で1000Kwの太陽熱発電を達成したが、計画時の日照量が得られず、失敗の烙印を押されて、撤去されているが、メーカ:三菱重工業は今、海外でその経験を活かしているかも知れない。その後、日本では大規模な試みは日本で計画されてない。ちなみに、本誌、石油文化は本号をもって休刊となる。理由は書かれていないが、52頁で1800円の雑誌であった)


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池上湖心 プロフィール
○略歴
大東文化大卒、
在学中 上條信山に師事
書象会に所属、書象会理事
審査会々員
○作品展の開催
・主宰している「さざ波会」
 作品展を毎年8月開催
(於:稲毛ギャラリー)
・土曜会(グループ展)
 作品展を毎年10月開催
(於:銀座大黒屋)
○公募展の受賞、入選
・日展入選
・読売書法展(現在理事)
 読売奨励賞
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