2010年02月26日

ガンも自然の治癒力で快方に向かうことがある

「安保徹監修、水嶋丈雄、真柄俊一、木下和之著:免疫革命・実践偏、講談社インターナショナル、2004年第1刷、2009年第3刷」は「自律神経免疫療法の実際」の副題の通り、第1章:西洋医学と東洋医学の科学的統合、第2章:ガン専門で自律神経免疫量穂に取り組む、第3章:漢方を大いに取り入れた治療の実際、で構成されている。治療の事例を紹介した本であり、ガンやリューマチ、アトピー性皮膚炎などで悩んでいる人には朗報であrる。人間が持つ自然の治癒力を活かす工夫が記述されており、安保理論がネット社会でも多くの人の関心を集めている理由がわかる。印象に残った部分の概要を自分なりに補足して纏めると以下のようになる。
1.人間の身体は筋肉や関節が発達し、動物としての基本能力を持っているが、その能力を使わないと人間としての活力がなくなり破綻をきたす。逆に、使いすても破綻する。ガンを例にとれば、ガン患者の白血球のバランスは顆粒球が多くリンパ球が少ない。これは、無理をした生き方、苦悩した生き方をしているパターンである。
2.顆粒球は本来細菌を処理する重要な役割を持つが、それが増えて過剰反応を起こして粘膜を破壊し、その再生の繰り返しのプロセスでできる活性酸素などによりDNA が傷つけられて発ガンしてしまう。
3.多くのガン患者は告知され、脅かされて、恐怖感を抱き、さらに白血球のバランスが崩れ顆粒球が増えて、自然治癒に必要なリンパ球も減らすという悪循環に陥っている。従って、ガンの三大療法といわれる、手術、抗癌剤、放射線治療に頼ることになる。言い換えれば、医者の脅かしが患者の免疫力を下げてしまう。
4.健康な人のリンパ球は35-41%であるが、ガンが見つかったばかりの患者は25%前後である。ほとんどの初期のガン患者のリンパ球はこのレベルにとどまっているが、医者から脅かされると落胆し、絶望し、患者のリンパ球は激減し20%くらいに落ちてしまう。
5.リンパ球を上げるには副交感神経を刺激するのがよいことは一般に知られている。入浴が副交感神経の刺激に有効と著者は判断しているが、現代医学の現場では、ガンの進行した人は体力が落ちているから、体力を消耗させる入浴はよくないと言われているた。
6.身体を温めるという意味で体操も有効である。体操は自分から発熱する方法で、筋肉を動かして自家発熱するので体力のある人は必ず体操をやるべきである。
7.CT検査は被爆量のほかに心理的な影響もあり、リンパ球を減少させるので1年に1回程度に抑えた方がよい。
8.リンパ球が2000-3000にまで増えているのにガンが進行しているという症例がある。それらを調べていくと、全員が低体温であることが判った。低体温のために、リンパ球が活性化されないためである。心配して気迫がなくなり運動不足になること、食べ過ぎになることなども低体温の原因になる。リンパ球が25%以上あって、リンパ球数が1300以上あり、低体温に注意すれば、70%以上の人は自律神経免疫療法により快方に向かう。


免疫革命・実践編
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池上湖心プロフィール
○略歴
大東文化大卒、
在学中 上條信山(文化功労者)に師事
書象会理事、審査会員
公募展出展
〇謙慎展・常任理事
・春興賞受賞2回
・青山賞受賞
〇読売書法展理事
・読売奨励賞受賞
・読売新聞社賞受賞
〇日展入選有

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