2010年03月23日

「高血圧の薬は一生の飲み続けなさい」の疑問は晴れない 3

「安保徹著:こうすれば病気は治る−−心と体の免疫学、新潮社、2003年」の、「第3章:対処法を誤ると重大な事態を招く」の「自ら経験した高血圧」は、毎日降圧剤を飲んでいる人にとって一読に値する記事であるに違いない。概要を自分なりに纏めると以下のようになる。
1.高血圧の薬は一生の飲み続けなさいと著者も言われてきた。学校でもそのように習った。先輩医師もそういう方針で処方していた。自分で患者を診察していたときもそのことに疑問を持っていなかった。「本態性高血圧」という病名で原因不明だからそういうものだと思っていた。
2.実際は違う。高血圧も交感神経の緊張で起こる。生活習慣で薬を飲まずに治すことができればそれが一番良い。しかし、一番大切な交感神経の緊張の原因を調べずにあいまいな「本態性高血圧」で片付けているのは疑問である。
3.著者の経験談によると、大学の研究室の隣の助手の部屋で火事が発生し自分の部屋も他の部屋も全焼した。それから半年間、著者の血圧は上が180、下が120という状態がずっと続いた。人間のストレスとは物凄いものだと分かった。時の経過とともに血圧は下がり、1年後は上が150、下が90くらいになり、最近ではさらに下がり正常化している。
4.高血圧の症状も経験した。耳鳴り、飛蚊症、肩こり、残尿感、不眠、寝汗などである。時間とともにその辛さは絶対に消えると確信していたので、症状を一つ一つかみしめて薬は飲まなかった。しかし、いろいろ勉強した。
5.飛蚊症は目の血流障害が原因で、目の中で虫が飛んでいるように見える症状になる。尿を出し切れないのは交感神経の緊張で副交感神経支配の分泌現象が抑制され、副交感神経反射が阻害されたために起こる症状である。
6.進化した人類は大脳皮質が肥大化し、余計な知識で悩むという新しいストレスを感じるようになる。時には、逆境と闘うばかりでなく、許容範囲を超えたストレスに遭遇したら、「もうやってられない」と開き直る勇気をもつことが大切である。闘っても無意味な相手には飄々と気楽に受け流して、最後には自分に有利な状態に持っていくという生き方も自分の健康のためには大切な事である。
7.大腸ポリープはストレスによる血流障害でる。ガンに移行するという危険な面があるが、安易に摘出するのも危険である。なぜポリープができたのか原因を考察する機会をもつことも必要である。ストレスのある生活を改善して自然に消滅するポリープもある。
8。昔は血圧の目安として年齢に90を加えた値といわれていた。最近、一般の病院では正常なな血圧を年齢によらず一律に120-80として、それを越えると降圧剤を処方しているが、どうみてもおかしい。人は年齢を重ねると交感神経緊張状態に偏りはじめ、白血球が顆粒球型に変化し血圧も高くなる。降圧剤で腎障害や早くボケる人が増えているという話も聞く。
(本書にも、今飲んでいる降圧剤をすぐ止めなさいとは書いていない。医師間のマナーかも知れないが徹底的に議論してほしい。当ブログでも、「浜六郎著:高血圧は薬で下げるな!」を紹介したことがある。メールで確認したら通っている医師に黙って薬を止めて、血圧が変化しないか下がってきたら事後報告したらよいという回答であった。しかし、今も薬を止める勇気もない。医者に申し出て2種類の薬を1種類にした程度である。ヨーロッパで一般に使われている利尿系の安価なジェネリック薬品について訊ねたら本病では扱っていませんと言われた。医療の世界では絶対的に正しいという情報はないようである)



こうすれば病気は治る―心とからだの免疫学 (新潮文庫)
こうすれば病気は治る―心とからだの免疫学 (新潮文庫)
クチコミを見る


高血圧は薬で下げるな! (角川oneテーマ21)
高血圧は薬で下げるな! (角川oneテーマ21)
クチコミを見る


yuji5327 at 07:05トラックバック(0) 
健康 

トラックバックURL

池上技術士事務所の紹介
261-0012
千葉市美浜区
磯辺6丁目1-8-204

池上技術士事務所(代表:池上雄二)の事業内容
以下のテーマの技術コンサルタント
1.公害問題、生活環境、地球環境
2.省エネ・新エネ機器導入
のテーマについて、
・技術コンサルタント
・調査報告書の作成
・アンケート調査・分析
・技術翻訳、特許調査
を承ります。
有償、無償を問わず
お気軽に下記にメールをください。
ke8y-ikgm@asahi-net.or.jp

工学博士、技術士(応用理学)、
公害防止主任管理者、
騒音防止管理者の資格で
お役に立ちたいと思います。

池上湖心 プロフィール
○略歴
大東文化大卒、
在学中 上條信山に師事
書象会に所属、書象会理事
審査会々員
○作品展の開催
・主宰している「さざ波会」
 作品展を毎年8月開催
(於:稲毛ギャラリー)
・土曜会(グループ展)
 作品展を毎年10月開催
(於:銀座大黒屋)
○公募展の受賞、入選
・日展入選
・読売書法展(現在理事)
 読売奨励賞
 読売新聞社賞
・謙慎展(現在理事)
 春興賞の受賞:2回
○書道教室
・学生:月曜日
・一般:火曜日、水曜日





地域別アクセス

ジオターゲティング

ジオターゲティング
livedoor プロフィール

yuji5327

アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

QRコード
QRコード