2010年03月31日

今の日本は20年前に予想していた通り衰退し始めている 3

3月24日付けの大前研一さんのメールマガジン「ニュースの視点」特別号は「20年前にみた日本と今の日本。そして今考える20年後の日本〜自分で未来を明るくする努力を」と題する記事である。今の若い人たちや親たちに是非読んでもらいたいと思う。概要を自分なりに纏めると以下のようになる。
1.今の日本の状況は、20年前に想像していた姿と残念ながらあまり変わりなく予想していた通りである。18年前に大前氏は政策市民集団「平成維新の会」を設立し、2005年までの平成維新を目指し活動していた。このままの日本ではダメだと考えて、2005年という目標を設定したが、その理由は当時の日本の人口デモグラフィをもとに考えると、2005年には日本人の平均年齢が50歳を超えることになっていたからである。
2.人口の平均年齢が50歳を超えてしまったら、どんなことが起きるのか想像してみた。まず、何かを改革することは、かなり難しくなる。人口が増加し、若者が多く、適度な移民がある、というような要素が無いと、改革の実現性は低くなる。大前氏はその前に改革を実現しなければと考えていた。20年前の大前氏は、このままでは日本はかつてのスペインやポルトガルのように、その後数百年にわたって衰退する国になってしまうと考えていたが、悲しいことに今の日本は確実にその後を追っている。
3.大前氏は2005年までの改革のため、都知事選に立候補するなど大前氏なりに出来ることはした。しかし当時の都民の皆さんの選択が、大前氏ではなく青島幸男氏であり、その方法での改革はできなかった。その後、「未来を創る人材の育成」を仕事とし、今に至っている。
4.これから20年先の日本はどうなるか? この予想も実は結構簡単なことである。それは同じように人口デモグラフィを見て考えてみればよい。20年後の人口デモグラフィ上のピークは65〜70歳。つまり人口上最も多い年代が65〜70歳の人たちとなる。こうなると日本は、基本的に国家としてやっていけなくなる。生産をする年代が少なくなり、しかも介護対象者が多く介護する若者がいないという深刻な状態が見えてくる。
5.また、工場にも人がいなくなり、自衛隊、消防、警察といった、特に若い男性が必要な仕事に付く人もいない、という活気のない国家の姿が浮かび上がってくる。これらを踏まえて、今と20年後の日本のギャップを考えると、そこには連続的な変化は考え難い。連続的でない変化とは、例えば大量の移民を受け入れ、それがあまりにも“急激”であるがゆえ、これまでにない社会問題に直面する。あるいは、もしかしたら近隣諸国に侵略され属国になっている可能性も考えられる。
6.日本が再び覚醒して世界一の技術力で活躍する、あるいはかつてのイギリスのサッチャー首相のような、飛びぬけたリーダーが現れ、この国を救うなどというのは甘すぎる予想である。 もちろん、何かのきっかけで救世主が現れるということは、今の日本の現状を考えることは難しく日本の未来は暗い。
7.ここまで考えると、自分が、そして自分の企業が何をすべきかが見えてくる。それは自分が明るいところに行くか、自分が明るくするかのどちらかの選択しかない。これからの日本では、先にこれらに気が付いた企業・個人が世界で勝負することを考えるべきである。つまり気が付いた企業、個人が1人ずつ“日本丸”から、逃れていかなければならない時代に突入しているということである。
8.いまさら中国やインドが経済的に伸びており、それに対して悔しいなどと言っていてもダメである。そこにすら至らず、悔しい気持ちさえも持たずに、ずるずると日本丸に乗り続けてしまう人もいるかもしれない。一人ひとりが、マスメディアなどの大きなものに流されず、自分は人とは違う、人とは違う生き方をする、と思わないといけない。
9.日本のビジネスパーソンが3000万人とすれば、300万人位の人がそういう考えをもって欲しいと大前氏は心の底から感じている。300万人の1人になろうという人を、大前氏は自分で設立した大学や大学院などを通して応援し続けている。
(受験偏差値教育を受けて、有名大学を卒業して、官僚や安定した有名企業の社員になるというようなマスメディアの描いている従来の価値基準が全く通じない時代になっていることに早く気が付かなければならない。週刊誌は相変わらず東大合格者数の多い高校ランキングなどを報じている。個人の力で日本丸を脱して生きていくのに東京大学卒業などという肩書きは全く役に立たなくなる。それよりも社会のさまざまな事象を正しく分析して、直面する問題を解決する能力を磨き、実質的な仕事の能力を身に付けることがこれまで以上に必要になっている。そのための投資がこれからの日本の若者には必要である)



yuji5327 at 06:15トラックバック(0) 
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工学博士、技術士(応用理学)、
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池上湖心 プロフィール
○略歴
大東文化大卒、
在学中 上條信山に師事
書象会に所属、書象会理事
審査会々員
○作品展の開催
・主宰している「さざ波会」
 作品展を毎年8月開催
(於:稲毛ギャラリー)
・土曜会(グループ展)
 作品展を毎年10月開催
(於:銀座大黒屋)
○公募展の受賞、入選
・日展入選
・読売書法展(現在理事)
 読売奨励賞
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・謙慎展(現在理事)
 春興賞の受賞:2回
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