2010年05月27日

リニア新幹線の開業は15年後が17年後になるという話の意味? 3

5月28日付けの東洋経済オンラインメールマガジンに「リニア開業を2年延期したJR東海、その隠された真意とは」という堀川美行氏、大坂直樹氏の記事が目をひいた。概要を自分なりに纏めると以下のようになる。
1.今年3月の国土交通省交通政策審議会はリニア中央新幹線の営業・建設主体を決める舞台である。「交通の歴史に新たな1ページを記す日になる」と会議の冒頭、三日月大造政務官が語った。
2.リニアに対して、政界はオール与党である。「建設は自分たちで」と公言したJR東海の独走を懸念した国交省は、今は「粛々と進めるだけ」と静観している。しかし、、JR東海にも誤算が生じた。2007年度の水準の業績が続くことを前提で2025年開業に設定したが、急速な景気悪化で新幹線乗客が減少している。
3.運輸収入を2006〜2010年度の平均値に見直し建設期間を再計算した結果、開業は2年遅れになった。「資料を見直したら2027年だったというだけ」と、JR東海の山田佳臣社長は淡々と語っている。しかし、その2年の持つ意味は大きい。
4.3月の審議会では、事業の採算性など計画を詳細に吟味していく雰囲気だった。こうした中、4月末に突如2年延期を発表した。今月10日の審議会では「委員はJR東海のリニア計画をほぼ了解したような感じだった」と国交省関係者は語っている。
5.JR東海は、審議長期化を避けるため、ある程度の“代償”を払い、審議会の空気を変えるべきと考えたらしく、開業は15年後の話で、そんな先の話から、わずか数年の延期程度で自らに有利な雰囲気をつくれたのなら、JR東海の作戦勝ちといえる。
6.次の焦点は、実質的に審議会に判断が任されたルート問題だ。直線ルートを目指すJR東海に対し、沿線の長野県は諏訪経由の迂回ルートを主張している。審議会の中間取りまとめでルートが盛り込まれるかが注目点だが、公表時期は未定であり、来年以降の可能性もある。
7.11日の山梨県でのリニア実験線に試乗した米ラフード運輸長官は「Very Fast」と叫んで満足気らしい。JR東海は米国へのリニア輸出も計画している。国内手続きさえ終わっていないリニアを、なぜ今、売り込むのかという声もある。
8.輸出が具体化すれば、日本での開業が前提となる。そうなると、政府も全面的に支援せざるをえない。専門家の間には「本当は国内を円滑に動かすことが狙いでは」との見方もある。ルート選定でもJR東海に追い風が吹くことになりそうである。
(狭い日本の国土で、米国や中国の発想でリニア新幹線を考えること事態に疑問を感じる。そのメリットを十分に国民にPRすることも進めてもらいたい)



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池上湖心 プロフィール
○略歴
大東文化大卒、
在学中 上條信山に師事
書象会に所属、書象会理事
審査会々員
○作品展の開催
・主宰している「さざ波会」
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(於:稲毛ギャラリー)
○公募展の受賞、入選
・日展入選
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