2011年04月27日

日本の検察とジャーナリストが行ってきた個人の人格破壊という手段を外国のジャーナリストは認識しており、警告している 3

「カレル・ヴァン・ウオルフレン著、井上実訳:誰が小沢一郎を殺すのか?−画策者なき陰謀、角川書店、2011年」には、自分がかねてから疑問に思っていたいたことが外国のジャーナリストであり大学教授である著書が明快に問題提起している。海外からでも真実が暴露されることへの安堵感と同時に、日本のジャーナリストの不甲斐なさを残念に思う。「プロローグ:歴史の岐路に立つ日本」に本書の趣旨が纏められている。印象に残った部分の概要を自分なりに補足して纏めると以下のようになる。
1.大地震や大災害に見舞われると、人間は現実に気づき、あらためてよく注意して周囲を見回すようになる。選挙や革命といった政治事件もまた、こうした大きな自然災害と同じく人々を目覚めさせる。だれもが襟をただし、政治のなりゆきに注目することが国民全体の将来を決することになる。
2.国家の将来を決定づけるような重大事であるにもかかわらず、人々が関心を向けようとしない政治の出来事も、この世には存在する。世間の注目を集めることはなくても、途方もない、巨大な影響をおよぼした事件は歴史的に少なくない。たとえばアドルフ・ヒトラーの台頭とか、アメリカの銀行業界の規制緩和に乗じた不祥事などがある。
3.小沢一郎という政治家に対する「人物破壊」(英語ではCharacter assassination:人格の暗殺」)前例のひとつである。民主党政権を誕生させるにいたった最大の立役者・小沢一郎という政治家に対して、検察と新聞がなにをなしてきたかは、日本人なら当然よく知っていると思うが、それがどれほど大きな意味が秘められているかを理解している人は少ない。
4.メディアと検察の行動を奇妙でうさんくさい、と感じている人々も多く、そんなメディアや検察に対して公然と異議を唱えての抗議デモも、日本各地で繰り広げられている。それなのに小沢氏の問題は、これまで日本のメディアを長年にわたって賑わせてきたお馴染みの政治スキャンダルとして、まるで芸能ニュースやゴシップさながらの扱いしか受けていない。
5.小沢氏をめぐる問題が、民主党政権の命運にかかわるという事実が持つ意味はきわめて重い。それは日本が将来、国際社会のなかで意義ある地位を占めることができるかどうか、そして日本の経済的な繁栄、さらには近隣諸国との秩序ある政治関係を築けるかどうかにもかかわる重大事である。ところが大多数の日本人にはそれが見えていないと感じられる。
6、著者は、浮沈を繰り返す日本の政治、さらには日本と国際社会との関係を、つぶさに、およそ30年にわたって検証し続けてきた。いまこそ日本は今後のこの国の命運にかかわる多くの重大事が決せられようとするときを迎えたと、著者は自信を持って断言している。
7.小沢氏が誕生させた政権は、過去半世紀の間に日本で登場した多くの政府とは、まったく本質を異にしている。民主党は、これまでの日本の国内統治のやり方を詳細に、そして冷徹に検証し、そこに必要な修正を加えると同時に、国際社会における日本の役割を見直したいと、強く国民に訴えることで政権の座を獲得した。
8、民主党はまた、中国との間に、安定した、相互に有益な関係を築くため、それにふさわしい外交政策を展開し、国際社会のなかでもっと独立した地位を確立したいと訴えた。巨大な経済・政治大国として台頭する中国が、今後、日本に多大な影響を与えるであろうことを、彼らは予想していた。
9.民主党は、これからの日本は少なくとも、これまでのように太平洋の反対側にあって最近は乱暴なふるまいが目につく超大国、アメリカの巻き添えになりはしない、そして悪しき方向に押し流されたくはない、との意思を表明した。ところがいま、政府の、そして国際社会における日本の新しい方向性を選挙された政治家自身が打ち出そうとする試みは挫折しかけている。小沢氏の政治生命を抹殺しようと間断なく繰り広げられるキャンペーンは、小沢氏の評判が傷つけられ貶めるのみならず、民主党への国民の支持を揺るがしている。もしそうなれば、日本をみずからの支配下に置こうとするアメリカから逃れようとする国民の動きは中断させらる。
10.さらに、東アジア圏、そして世界という檜舞台でのメジャー・プレーヤーになろうという、第二次世界大戦後初めての試みも頓挫してしまうかもしれない。日本の市民たちは、いまこそこの事実に気づき、そのなりゆきに注目する必要がある。
11.本書を通じて、民主党の貴重な試みを阻止しようとするのがなにものであるのか、なぜそのような動きが生じるのかについて、明らかにする。現在、我々が目の当たりにする小沢一郎氏への「人物破壊」という動きは、いまにはじまったことではない。その発端は過去にさかのぼる。しかもふたつの異なる時点を端緒としてはじまったものなのである。実のところ、その一方ははるか100年以上も昔である。より近年の発端についてはほぼ18年前の出来事で検証できる。



誰が小沢一郎を殺すのか?画策者なき陰謀
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yuji5327 at 06:56トラックバック(0) 
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工学博士、技術士(応用理学)、
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池上湖心 プロフィール
○略歴
大東文化大卒、
在学中 上條信山に師事
書象会に所属、書象会理事
審査会々員
○作品展の開催
・主宰している「さざ波会」
 作品展を毎年8月開催
(於:稲毛ギャラリー)
・土曜会(グループ展)
 作品展を毎年10月開催
(於:銀座大黒屋)
○公募展の受賞、入選
・日展入選
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