2013年01月27日

糖鎖は血液型を決め、また細胞同士の認識、情報の交換など多彩な機能をもっている。

学士会No898
「谷口直之著:糖鎖と疾患―発症、診断、治療とのかかわり−、学士会会報 No.898,2013−機廚療鎖の解説が面白い。印象に残った部分の概要を自分なりに補足して纏めると以下のようになる。
1.糖鎖は血液型を決め、また細胞同士の認識、情報の交換など多彩な機能をもっている。糖鎖は糖転移酵素によって作られ、その遺伝子はヒトの遺伝子のおよそ1,2%程度を占める。糖鎖の変化や欠損が多くの疾患の発症機構にかかわり、また糖鎖を利用した疾患のバイオマーカーや、抗体医薬等の治療にも応用される。
著者らの研究を中心に糖鎖の役割をご紹介します。
2.生体では糖鎖は糖タンパク質、糖脂質、プロテオグリカンなどの複合糖質の成分として存在する。糖鎖は主として60兆個の細胞の表面にある。ゲノムDNAに含まれる遺伝子情報は、いわゆるセントラルドグマに従ってmRNAに転写され、タンパク質に翻訳される。
3.糖鎖はこれには従わず、合成されたタンパク質に糖鎖が付加されることにより、新たな機能を得る。この糖鎖は主として細胞内のゴルジ体という細胞小器官にある多くの糖転移酵素により、グルコースやガラクトースなどの単糖が付加されて作られる。タンパク質の50%以上はこのような糖鎖が付加された糖タンパク質である。これらの糖鎖が欠損したリ、構造が変化することにより、筋ジストロフィー症などの40以上の先天性代謝異常症、大腸菌O-157、インフルエンザ等の感染症、がん、アルツハイマー病、糖尿病、慢性閉塞性肺疾患)等の原因になる。
4.グルタチオンを分解する酵素の(γ―GTPは臨床検査でもよく使われているマーカーだが、これは糖タンパク質で、ラットの実験肝臓がんで著しく高い活性をもつ。がん細胞から精製した酵素には中性糖やアミノ糖が多く、糖鎖に違いがあることに気付いた。
5.γ―GTP糖鎖のがん性変化を知るために、これを合成する糖転移酵素とその糖鎖遺伝子を明らかにする必要があった。そこで、本酵素の活性を測定する簡便な方法とその精製法を確立することにより、N-アセチルグルコサミン転移酵素靴諒離精製に世界に先駆けて成功した。
6.世界に先駆けて、糖タンパク質糖鎖.に関する最も重要な五つの糖転移酵素とその遺伝子のクローニングに成功し、糖鎖構造のもつ生物学的意義の解明に向けて、研究の基礎を築くことができた。

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工学博士、技術士(応用理学)、
公害防止主任管理者、
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池上湖心 プロフィール
○略歴
大東文化大卒、
在学中 上條信山に師事
書象会に所属、書象会理事
審査会々員
○作品展の開催
・主宰している「さざ波会」
 作品展を毎年8月開催
(於:稲毛ギャラリー)
・土曜会(グループ展)
 作品展を毎年10月開催
(於:銀座大黒屋)
○公募展の受賞、入選
・日展入選
・読売書法展(現在理事)
 読売奨励賞
 読売新聞社賞
・謙慎展(現在理事)
 春興賞の受賞:2回
○書道教室
・学生:月曜日
・一般:火曜日、水曜日





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