2013年07月31日

新基準では、30歳以上の全成人の4割、60歳以上では6割以上が高血圧者となり、何干万の人たちが降圧薬を一生飲み続けるおかしな国、日本。

「近藤誠著:成人病の真実、文藝春秋社、2002年」の「第1章 高血圧症3700万人のからくり」は参考になる。印象に残った部分の概要を自分なりに補足して纏めると以下のようになる。
1.日本には高血圧の人が、以前の基準値160/95mmHg以上を当てはめると1600万人、存在する。そのうち5,6割が実際に高血圧と指嫡され、降圧薬を飲んでいる。日本高血圧学会が2000年に基準値を140/90mmHgに引き下げたので、今まで高血圧でなかった人たちも、2100万人が高血圧と診断され、それまでと合わせると、3700万人が高血圧患者になった。
2.新基準では、30歳以上の全成人の4割、60歳以上では6割以上が高血圧者となる。高血圧学会は、高血圧のすべてを最終的には薬を用いて治療をするよう勧告したから、の何干万の人たちが降圧薬を一生飲みつづけるという世の中になる。
3.学会が基準を変更した理由を調べた結果、引き下げのデータ的根拠がないばかりか、以前の基準値も根拠が薄いことがわかった。そのうえ高齢者では、血圧が高いほうが長生きでき、血圧を下げると寿命が縮むというデータさえあった。
4.変更されたのは、学会の中枢を占める、権威といわれる人たちに問題があったからである。
5.血圧は、人体を構成する不可欠の要素だから、低すぎてはよくない。薬で降圧すると.意欲が低下する、ふらふらする、脳の血管がつまって脳卒中になる、などの弊害が生じることがある。高齢になるほど高血圧の人が増えることからみて、高血圧には老化現象という側面もある。身体にとって必要だから血圧が高いのかもしれない。
6.本態性高血圧の場合、降圧治療によってメリットが得られるかどうか不明である。そのような不利益の存在を承知しながら、なぜ医者たちは本態性高血圧の場合にも、薬で血圧を下げようとするのか。将来生じるかもしれない虚血性心疾患(心筋梗塞、狭心症などの)や脳卒中を減らすためだという。
7.心血管病が本当に減るかどうか確かめる必要がある。降圧薬によってがんなど他の病気が増え、全体として寿命が短縮する可能性がある。日本の心血管病の発症率や死亡率が、欧米のそれと異なっている。日本より平均余命が短い欧米諸国で得られたデータを直輸入できない。
8.ガイドラインを検討してみると、一行一行の記述には大きな間違いはないが、文章をつなぐ論理が強引で飛躍が多い。高血圧には老化現象としての側面があるので、血圧が高い人たちに心血管病が多く、総死亡率が高いというのは、ある意味で当たり前のことである。血圧を下げた場合に心血管病の発症率や総死亡率が下がるかどうかが大事である。両者とも下がらなければ治療する意味はない。
9.1998年の医薬品生産高は約6兆円でしある。生産高のトップは降圧薬をメインとする循環器系の薬剤である。カルシウム拮抗剤、利尿薬、ACE阻害剤など、作用メカニズムが異なる数種のグループがある。そしてカルシウム拮抗剤にはX薬、Y蘂、Z薬というように、それぞれのグループに分子構造が少し異なる数種の薬剤が存在し、A製薬会社がX薬を売り、B製薬会社はY薬を売る、といった仕組みになっている。
10.権威たちと製薬会社との結びつきには強固なものがある。「日経メディカル」などの医学雑誌の企業提供頁には、数人の権威たちが顔写真つぎで登場する。そして高血圧治療や降圧薬の意義を説いたあと、最終頁の囲みのところにスポンサー会社の降圧薬の名前や効能を載せる、という形式である。
11.海外にも、ガイドラインが普及すれば患者の数と薬の売り上げがむやみに増えて、医者たちや製薬会社が喜ぶという、日本と同じ構造が存在する。欧米においても、現行の高血圧診断基準や治療基準の根拠は疑わしい。
12.少なくとも80歳以上では、〃谿気高いほうが長生きし、血圧を下げると早死にする。降圧剤は役にたたない、危険であるという研究結果は、額面どおりにうけとってよい。79歳でも、78歳ならどうかというように、きりがない。50歳、60歳の頃に薬を始めた人も薬をやめておいたほうがよい。
13.日本には、本当は高血圧でないのに薬を飲んでいる人が多い。権威をはじめとする医者たちが、高血圧治療には意味があると社会にむかって吹聴してきた。日本には、無根拠なのに治療を押しつけようとする権威たちが多数存在し、治療の意義を吹聴している。一度、医療の価値を部分的にしろ否定せねばならぬ。医者たちにとって心理的にも経済的にも困難な作業を遂行する必要がある。

yuji5327 at 06:50 
健康 
池上技術士事務所の紹介
261-0012
千葉市美浜区
磯辺6丁目1-8-204

池上技術士事務所(代表:池上雄二)の事業内容
以下のテーマの技術コンサルタント
1.公害問題、生活環境、地球環境
2.省エネ・新エネ機器導入
のテーマについて、
・技術コンサルタント
・調査報告書の作成
・アンケート調査・分析
・技術翻訳、特許調査
を承ります。
有償、無償を問わず
お気軽に下記にメールをください。
ke8y-ikgm@asahi-net.or.jp

工学博士、技術士(応用理学)、
公害防止主任管理者、
騒音防止管理者の資格で
お役に立ちたいと思います。

池上湖心 プロフィール
○略歴
大東文化大卒、
在学中 上條信山に師事
書象会に所属、書象会理事
審査会々員
○作品展の開催
・主宰している「さざ波会」
 作品展を毎年8月開催
(於:稲毛ギャラリー)
・土曜会(グループ展)
 作品展を毎年10月開催
(於:銀座大黒屋)
○公募展の受賞、入選
・日展入選
・読売書法展(現在理事)
 読売奨励賞
 読売新聞社賞
・謙慎展(現在理事)
 春興賞の受賞:2回
○書道教室
・学生:月曜日
・一般:火曜日、水曜日





地域別アクセス

ジオターゲティング

ジオターゲティング
livedoor プロフィール

yuji5327

アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

QRコード
QRコード