2013年08月26日

抗ヒスタミン剤は血管を収縮させるので、一時的には頭痛やかゆみがとれて腫れも引く。からだは必要に迫られて血管を広げているの。薬の効き目がなくなったら、また症状が起こる。

「安保徹著:まじめをやめれば病気にならない、PHP研究所、2011年13刷」の「第4章 からだの声を聞く力:病気は生き方の偏りを知らせてくれている」「からだを動かさないといけない理由」は参考になる。印象に残った部分の概要を自分なりに補足して纏めると以下のようになる。
1.健康なうちは、日々の生活だけで精一杯で、健康とは何かを考えることはない。しかし、病気になる仕組み、治るステップがわかれば、病気になったときに立ち直るのも早い。それが、からだの声を聞く力となる。野生動物は、人間のように医学の知識などがなくても、病気になれば本能と感性だけで自然に対処している。
2.人間も本来、よりよく生きるべき道をはずさない感覚が必要である。ところが現代人は、みずからがつくり出した仕組みを過信し、人類が長いあいだ生きてきた世界とは別の世界で暮らすようになった。その結果、からだに負担がかかるようになった。
3.何かの異常が出て、病気になると、病気は悪者ととらえて、すぐに症状を抑えようとする。薬でなんとかなると思い込んでしまう。たとえば、抗ヒスタミン剤は血管を収縮させるので、一時的には頭痛やかゆみがとれて腫れも引く。からだは必要に迫られて血管を広げているのだから、それを抑える薬の効き目がなくなったら、ふたたび症状が起こる。それをさらに薬でごまかしていれば、いつまで経っても治らないどころか、どんどん症状はひどくなる。
4.根本的に治すためには、からだを温めるなどして、いったんは痛みや腫れをもっと進めるようにしないといけない。風邪をひいたとたんに医者に診てもらって、薬を飲んで治そうとすると、結局は風邪を長引かせてしまう。対症療法がリンパ球のはたらきをかえって妨げてしまう。熱を無理やり下げたり、ウイルスを叩いてしまうと、せっかくの免疫力を上げるチャンスをみすみす失うことになる。抗ウイルス剤などを使うと免疫力を刺激する機会がなくなるので、さらに感染を引き起こして、次の病気、また次の病気という悪い流れに陥る。
5.現代人はからだの声を素直に聞けなくなっているので、薬で無理やり病気を抑え込もうとする。風邪をひいたら、多少は熱が出ても解熱剤を使わずに、からだを温めてリンパ球がしっかりはたらくように安静にしていれば、だいたい2〜3日で熱が引いてスッキリと治るの。風邪をひくのは不規則で無理な生活をして免疫力が低下していることを、からだが教えてくれているのである。
6.病気は、その人の生き方の偏りを警告してくれている。まずは生き方を見なおすこと。そして、血流をよくして免疫力を活性化すれば、その症状は自然と収まり、病気が治り、再発を防ぐことができる。


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健康 
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池上湖心プロフィール
○略歴
大東文化大卒、
在学中 上條信山(文化功労者)に師事
書象会理事、審査会員
公募展出展
〇謙慎展・常任理事
・春興賞受賞2回
・青山賞受賞
〇読売書法展理事
・読売奨励賞受賞
・読売新聞社賞受賞
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