2013年10月22日

原発ゼロを主張する小泉純一郎氏は決して無責任でない。読売新聞のほうがよっぽど無責任である。

読売新聞の2013年10月19日付の「論点」の小泉元総理の「原発ゼロを目指して」と題する論文と、読売新聞の論説委員:遠藤弦氏の反論のコラムが注目を浴びている。10月21日のテレビアサヒのモーニングバードでも取り上げられた。概要を自分なりに纏めると以下のようになる。最後のカッコ内は小生の感想である。
機ゾ泉純一郎氏の主張
1.政府・自民党が「原発をゼロにする」という方針を打ち出すべきである。原発に依存しない、自然を資源にした「循環型社会」の実現に向けて、国民は結束できる。原発の代替策は、知恵のある人が必ず出してくれる。
2.読売新聞は社説で、小泉氏の主張について、「あまりに楽観的であり、無責任」で見識を疑うと批判したが、政治で大切なことは、目標として大きな方向を打ち出すことである。政治の方針として、「原発ゼロ」に賛同する知識人や原発の専門家の英知を集める会議を設け、その結論を尊重して政策を進めていけば、原発の廃炉などに必要な技術者を確保する方策や、代替エネルギーを発展させて雇用を創出する様々な案が出てくる。
3.読売新聞はまた、「火力発電は二酸化炭素を多く排出し、地球温暖化が進む大きな要因だ」「火力発電で原発を代替している結果、燃料の輸入費が増え、電気料金は上昇を続けている」と指摘しているが、、原発に代わるエネルギー開発への参入促進策を取れば、電力会社は電気料金を簡単に上げることはできなくなる。
4.太陽光や風力を利用した再生可能エネルギーは天候に左右される弱点があるというが、蓄電技術の開発が進んでいる。清水建設を見学したが、建物からの二酸化炭素排出量を大幅に削減し、省エネルギーも進めている。「必要は発明の母」である。
5.日本は、原発から生じる放射性廃棄物を埋める最終処分場建設のメドが付いていない。核のごみの処分場のあてもないのに、原発政策を進めることこそ「不見識」である。社説は「処分場の確保に道筋が付かないのは、政治の怠慢も一因と言える。首相だった小泉氏にも責任の一端があろう」との見解だが、この説を否定するつもりはない。
6.政治的責任もあるが、多くの国民の根強い反対や抵抗があるから、処分場建設が進まない。「過ちては改むるにはばかることなかれ」である。千年、万年の年月を経過しても、放射能の有害性が消滅しない処分場を建設する莫大な資金やエネルギーを、自然を資源にする循環型社会の建設に振り向ける方が、やりがいがあり、夢がある。
7.東日本大震災、津波、原発事故というピンチを、チャンスに変える時が来たと受け止めたい。国民も企業も積極的に協力できる政策を取ることが、これからの日本にとって重要で、挑戦する意欲を持ち、原発ゼロの循環型社会を目指すべきである。
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1.政治が「原発ゼロ」という大きな目標を打ち出せば、原発の代替エネルギーや、原発技術者の確保はできるという小泉元首相の主張は楽観論である。火力発電で原発を代替するための燃料費は、今年度3・6兆円にのぼり、消費税1.3%分に相当する。電気料金は上昇しており、東京電力の場合、標準家庭の電気料金は震災前に比べて、月額1800円近く上がっている。
2.太陽光や風力など再生可能エネルギーへの過大な期待は禁物だ。再生可能エネルギーは水力を除けば、全発電量の1%台に過ぎない。なかなか拡大しないのは、発電コストが火力より高く、日照や風速に左右される弱点もあるからである。
3.蓄電技術の、リチウムイオン電池の改良や次世代蓄電池の開発を進めているが、大量の電気を蓄えるのにかかるコストは高い。蓄電池の寿命も短いものは5年程度で、更新費用がかさむ。
4.「原発ゼロ」を掲げれば、原発技術者は海外に流出し、原子力を学ぶ人材も減る。原発輸出を成長戦略の柱にすることもできなくなり、東京電力福島第一原発の廃炉作業にも支障が出る。原子力の平和利用や核不拡散を巡る日米協力の障害にもなる。
5.安全が確認された原発は再稼働させるとともに、中長期的なエネルギー政策については、原子力、火力を主力に最適な電源の組み合わせを探るべきである。
6.原発から生じる放射性廃棄物の処分場建設のメドが付かないのは、自治体や住民の理解が得られず、候補地が見つからないことだ。「メドが付かない」というのではなく、「メドを付ける」のが政治の責任である。
(読売新聞の遠藤氏には哲学がなく、屁理屈のような、その場しのぎのことを書き並べている。大新聞論説委員の見識としてまったく情けない。い。福島の原子力災害の被災者のことが念頭にないのか、コストだとか、電気料金とか、原発輸出で金儲けできなくなるとか、まったく無責任な話に腹が立つ。大新聞の論説委員ならば人類の未来を考察した哲学がなければ失格である。小生が読売新聞を購読しているのは日本の最大購読数の新聞で世相を把握するためである)



yuji5327 at 06:44 
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池上湖心 プロフィール
○略歴
大東文化大卒、
在学中 上條信山に師事
書象会に所属、書象会理事
審査会々員
○作品展の開催
・主宰している「さざ波会」
 作品展を毎年8月開催
(於:稲毛ギャラリー)
・土曜会(グループ展)
 作品展を毎年10月開催
(於:銀座大黒屋)
○公募展の受賞、入選
・日展入選
・読売書法展(現在理事)
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