2013年10月31日

鎌倉仏教の僧侶は、きちんと供養してほしいという庶民の願いに応じて葬儀を引き受けるようになった。日本仏教と葬式の密接な関わりの始まりである。


「池上彰著:池上彰と考える 仏教って何ですか? 、 飛鳥新社、2012年」が面白い。 第1章:仏教って何ですか?」の「三大宗教のひとつ、仏教はどこでどのように生まれた?」「仏教の役割はどのように変化してきた?」の小節の印象に残った部分の概要を自分なりに補足して纏めると以下のようになる。
1.飛鳥時代から奈良時代、僧侶は国家の体制を維持するために、国家公認の資格をもつ官僧として、仏教という学問を学び、加持祈祷を行なった。仏教は国家のための宗教として保護され、栄えた。
2.平安時代には、遣唐使として唐で最新の仏教を学んだ最澄と空海が帰国した。政治と密着した官僧によって俗化が進んだ奈良仏教とは一線を画し、奈良とは離れた地に修行の場を開いた。
3.最澄が開いた比叡山延暦寺から、法然、親鷺、道元、日蓮などが登場した。それまで朝廷や貴族を相手にしていた仏教を、天変地異や戦乱の世で救いを求める庶民にまで広めたのが鎌倉仏教である。法然と親驚は「南無阿弥陀仏」と唱えれば極楽浄土に行けるというシンプルな教えを説き、仏教は一気に広まった。
4.鎌倉仏教の僧侶は、きちんと供養してほしいという庶民の願いに応じて葬儀を引き受けるようになった。日本仏教と葬式の密接な関わりのスタートである。
5.江戸時代、幕府はキリスト教を禁止するため、日本人全員をどこかの寺に所属させる檀家制度を導入した。浄土真宗の拡大によって世襲制の寺が増え、お寺と檀家、地域との関係性が固定化された。僧侶は地域の葬儀・法事を一手に引き受けることを代々の家業とするようになり、葬式仏教が確立した。
6.現在、信仰心もお寺とのつながりも希薄になり、意義さえ問われており、お寺の存在感が薄くなっている。葬式をお寺に任せることの仏教の教えも一般の人々に「葬式仏教」時代以降、日本人は特定の宗教を信じているという自覚をもたない「無宗教」の民族になったといわれている。しかし、何かに救いを求める気持ちがなくなったわけではなく、目立つようになったのが新興宗教やカルトの存在である。


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池上湖心 プロフィール
○略歴
大東文化大卒、
在学中 上條信山に師事
書象会に所属、書象会理事
審査会々員
○作品展の開催
・主宰している「さざ波会」
 作品展を毎年8月開催
(於:稲毛ギャラリー)
・土曜会(グループ展)
 作品展を毎年10月開催
(於:銀座大黒屋)
○公募展の受賞、入選
・日展入選
・読売書法展(現在理事)
 読売奨励賞
 読売新聞社賞
・謙慎展(現在理事)
 春興賞の受賞:2回
○書道教室
・学生:月曜日
・一般:火曜日、水曜日





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