2014年10月29日

中国の歴史教科書、「どちらが嘘をついているか」という中国のネット上の討論、「日本の教科書のほうが嘘をついている」2730人、「中国の教科書のほうが嘘つきだ」が3倍以上の8949人。


黄文雄、石平著:中国はもう終わっている、徳間書店、2013年」が面白い。「第2章:習近平体制はまもなく破綻する」の印象に残った部分の続きを自分なりに補足して纏めると以下のようになる。
1.韓国では、李氏朝鮮時代に民主主義の理念はなかった。しかし、李氏朝鮮の伝統を受け継いだ韓国も民主化した。イスラム教とキリスト教はまったく別の教義だが、それでもイスラム国家の大半が民主化のほうに向かっている。社会が産業化して市場経済が発達すると、人々が自分たちの権利を求めるのは、自然に起こってくる。
2.一部の権力者が勝手に決めたことに、みんながおとなしく従うということが不可能になりつつある。毛沢東時代には、毛沢東の一言で、一夜にして何千万人の若者たちが農村に下放されたのは現実です。しかし習近平が同じことを言っても、何千万人の若者が農村に行くということはありえない。言論の自由にしても、中国国内で習近平を批判することは、もう日常茶飯事である。温家宝をバカにしたり、そうしたことが民衆の娯楽にすらなっている。独裁権力の統治が次第に変化してきている。
3.市場経済のなかで、いま、権力とまったく関係のない人々が増えている。多くの人が自由自在に自分たちの生活を楽しんでいる。反政府活動をしないかぎり、誰も何も制限されていない。毛沢東時代ならば、私生活まですべて制限されていた。その後の小平、江沢民、胡錦濤と、時代が下がるにつれて民衆の自由度が広がっている。中国のインター不ットにしても、政府批判のほうが圧倒的に多い。民衆が、自分の意見を表現する手段を手に入れた。
4.2013年8月、「網易」という民間サイトが「日本の歴史教科書と中国の歴史教科書、どちらのほうが嘘をついているのか」というネット上の討論を開始し、一般ユーザーにも意見を求めたが、その結果、「日本の教科書のほうが嘘をついている」と答えた回答者数が2730人であったのに対し、「中国の教科書のほうが嘘つきだ」と答えたのはその3倍以上の8949人に上った。
5.これまで長年行ってきた反日教育ですら、民衆は信じなくなってきている。中国も確実に、徐々に、独裁政権や中央集権体制とは反対の方向へと社会が変わりつつある。つまり、この政治体制自体が崩壊していかざるをえない。ただし、崩壊したあとでちゃんとした民主主義システムをつくれるかどうかは疑問である。
6.中国がどのような形になろうと、民主化した中国であろうと、あるいは現在の延長であろうと、直面している問題が多すぎて、解決できない。人口や資源、環境といった問題は、民主化が実現したとしてもクリアできない。民主化が必ずしも中国にとっていいとは考えていない。さまざまな問題をクリアするために、どのような体制がもっともいいのかわからない。
7.いくら「中華民族の偉大なる復興」などと言っても、毛沢東が1000人出てきても、これら諸問題の解決は無理である。中国には果てしなき混乱と絶望を繰り返すことしか、道は残っていな。
8.習近平のライバルと目されていたのが李克強首相は、胡錦濤と同じ共青団の出身だが、かなりシャープな人物である。。中国には、「能ある人間は早死にする」という諺ある。能力があると思われた人は、早い時期から潰されるので長生きができない。李克強が潰される可能性もある。習近平とは信頼関係があるわけでもない。
9.共産党のトップの人たちはみんな有能である。ただし、大政治家として、時代の流れをちゃんと見て自分の政策を定め、国民をまとめることができたのは、小平が最後である。習近平は中学生時代に父親が失脚し、1人農村に放り出されて、そのなかで生き延びて村の幹部にまでなったので有能かもしれないが、習近平は時代の流れを完全に読み間違っている。習近平本人の問題というより、太子党が国を変えるより、政権を守ることのほうが重要だった。
10.李克強は、胡錦濤が彼を自分の後継者に据えたかったが、そのポストは習近平に奪われた。おそらく李克強には、習近平に取って代わろうという野心はないようだ。おそらく彼は、なんとか首相を5年間務めて、その後の5年問は全国人民代表大会(全人代)の委員長になりたいと思っているようだ。
11.李克強は今後10年問も中国の経済を担当していく自信がない。李克強からすれば、現在の経済問題はすべて温家宝がつくったもので、尻拭いさせられたという感じである。日本では温家宝は人気があるほうだが、本当は非常にずるい人である。いま中国では温家宝は「映画の皇帝」と呼ばれ、要するに、演技だけはうまいとされている。いまの中国国内で、彼が2008年にやった4兆元の景気対策に対する批判がだんだん高まっている。



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池上湖心 プロフィール
○略歴
大東文化大卒、
在学中 上條信山に師事
書象会に所属、書象会理事
審査会々員
○作品展の開催
・主宰している「さざ波会」
 作品展を毎年8月開催
(於:稲毛ギャラリー)
・土曜会(グループ展)
 作品展を毎年10月開催
(於:銀座大黒屋)
○公募展の受賞、入選
・日展入選
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