2017年04月26日

沖縄の島々は有事に際しては中国艦隊にとって大きな脅威になる。日本の陸上自衛隊は沖縄の島々に、艦艇攻撃用のミサイルを配備、偵察用レーダー基地を作ろうとしている。

「日高義樹著:
アメリカはいつまで日本をまもるか、徳間書店、2013年」はためになる。「第3章:太平洋の軍事バランスが変わる」の「第3節:中国はどこまで海軍力を増強できるか」の印象に残った部分の概要を自分なりに補足して纏めると以下のようになる。
1.日本のマスコミの多くは、中国の軍事力にあまりにも過大に見ている。中国の持つ軍事能力のなかには、アメリカやロシア、フランスなど一流の軍事力に匹敵するものも多い。中国海軍は衛星追跡用の艦艇を造り、自国の衛星を世界中追尾する能力を持っている。そういった情報網を通じて、世界の地理を克明に探り、資源に関する情報を集めている。
2.ミサイルの開発にはたゆみない努力を続けて、中距離ミサイルなどによって近隣のアジア諸国を制圧するだけの能力を持っている。しかも遅れていた対艦艇攻撃用のクルージングミサイルもDF51の実戦配備によってアメリカに追いついた。このほかにも新鋭の駆逐艦やフリーゲート艦、海中の潜水艦から発射できる大陸間弾道ミサイル、アメリカの人工衛星を攻撃できるミサイルなども実戦配備している。とくに注目されるのは2013年、18個以上の情報衛星やスパイ衛星などの打ち上げに成功したことである。
3.中国はいまや、日本をはじめ東南アジア、アメリカ軍の最前線基地であるグアム島の情報、それに地下資源の情報を、手に取るように集めることができる。それだけでなく、航空母艦の2隻目、3隻口を建造しようとしている。だが現実に中国の航空母艦が強力な戦力になるには少なくとも10年は必要と見られている。将来はともかく、現在の中国海軍の戦力は、総合的に判断すれば日本にも及ばない。
4.空母から戦闘爆撃機を数10機発進させ、海上の船舶や地上基地を攻撃し、再び収容するには高度な技術が必要だが、その能力を手にするには長い時間がかかる、とアメリカのグリナート海軍総司令官が言ったが、現在の中国海軍にはまだそうした能力はない。
5.中国艦隊がこれまでにない規模の活動を太平洋で行っている、とロックリアー太平洋軍司令官が日本人を脅かしているが、太平洋に進出した中国海軍は基地も、補給艦も十分に持っていない。中国が太平洋に展開する中国海軍に補給艦隊を送りつけたり、中国海軍が海上で戦闘行動を始めたとしても、日本は簡単に対応策を取ることが出来る。
6.沖縄の島々は有事に際しては中国艦隊にとって大きな脅威になる。日本の陸上自衛隊は沖縄の島々に、艦艇攻撃用のタイプ88と呼ばれるミサイルを配備し同時に、偵察用レーダー基地を作ろうとしている。完成すれば、中国大陸から太平洋に出ようとする中国艦隊や、本土に戻ろうとする艦艇の死命を制する威力を持つことになる。
7.日本では中国の軍事力強化だけが宣伝されているが、実際の中国の軍事力には脆いところが沢山ある。中国の軍事能力はマダラなのである。世界中をスパイする衛星を数10も持つ一方、宗谷海峡や沖縄の近辺を自由に通り抜けることはままならない。日本の人々はもう少し自信を持つべきである。
8.尖閣列島をめぐる戦闘についてアメリカの専門家は驚くほど楽観的な見方をしている。アメリカ海軍兵学校の研究所のデータによれば、中国海軍はわずか1週間で壊滅する。尖閣列島沖の海上戦闘があるとすれば、中国側の不法なレーダー照射が口火になると考えられている。アメリカの軍事専門家は尖閣列島をめぐる海上戦闘にあたってアメリカ政府がまず明確にすべきは、戦闘を海上に限定することだと述べている。中国本土の陸上基地を攻撃したり、中国政府を崩壊させたりしないことを、中国側に明確に知らせなければならないとしている。そうした限定戦争では、中国は得意の中・長距離ミサイルで日本の基地やグアム島基地などを攻撃することができない。
9.アメリカ軍は地上基地を攻撃せず、「空と海の戦い」を展開し、中国艦艇を攻撃する。中国は福建省をはじめ、上海にある空軍基地から航空機部隊を出撃させようとするだろうが、空軍部隊が艦艇に対して効果的な攻撃を行うことは難しい。アメリカ軍は陸上の中国空軍基地を攻撃せず、中国の航空機に対処するだけで戦闘には勝てると予想されている。
10.2011年、アメリカのステルス戦闘機F22が沖縄までやって来た時、パイロットは、自分たちの編隊の6機で、3百機の中国空軍機を撃墜することができる、と言っている。中国もステルス戦闘機を持つようになったが、効果的な戦闘を行えるまでにはなっていない。
11.尖閣列島沖の海上戦闘では、アメリカ軍の性能の優れた原子力潜水艦が音もなく行動し、最新鋭の超小型の魚雷を発射して、中国艦艇の心臓部であるエンジンなどを破壊できる。アメリカ艦隊の技術担当者は、アメリカ軍は大型の魚雷を使って、敵の艦艇を沈める必要は全くない。直径2、30cmの超小型の魚雷が開発されたという。この魚雷は敵の艦艇の最も重要なエンジン室を正確に直撃することができる。
12.海上戦闘のやり方が大きく変わった。東シナ海で空と海の戦いをしかけられた中国海軍は、7日間で壊滅する。尖閣列島の防衛について日本は神経質になり過ぎている。中国が効果的に軍事行動を起こそうとすれば、中距離ミサイルを使って日本の軍事拠点や経済地点を攻撃する必要がある。日本を攻撃したりすれば、アメリカが日米安保条約に基づいて、中国の後方軍事拠点を攻撃する。
13.アメリカが中国の軍事拠点を攻撃しなかった場合は、日本は自らを守るために、独自の力で中国の軍事拠点を攻撃しなくてはならない。戦争がエスカレートしていけば歯止めがなくなり、核兵器にまで至る危険もある。戦争のエスカレートという問題を考えれば、習近平の尖閣列島を奪うという戦略は明らかに間違っている。習近平は平和主義の日本政府と日本人は少し脅かせば、尖閣列島を諦めると考えている。
14.尖閣列島を実効支配しているのは日本である。国際的な常識から言えば中国側は分が悪い。格差が広がり不満を募らせている中国人に不満のはけ口を与えるためだ。尖閣列島という小さな島を日本から奪って、国民の政府に対する不満をそらそうとしてい。
15.国際社会というのは、長い間の関係と約束から成り立っている。そうした事情にうといオバマ前大統領が、「中国の夢」、その実は習近平のアジアにおける領土拡大政策を受け入れてしまった結果、中国の出方によっては、尖閣列島という地域の紛争から、戦争へのエスカレートという大事も予測しなければならな。




yuji5327 at 06:48 
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池上湖心 プロフィール
○略歴
大東文化大卒、
在学中 上條信山に師事
書象会に所属、書象会理事
審査会々員
○作品展の開催
・主宰している「さざ波会」
 作品展を毎年8月開催
(於:稲毛ギャラリー)
・土曜会(グループ展)
 作品展を毎年10月開催
(於:銀座大黒屋)
○公募展の受賞、入選
・日展入選
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