2017年05月06日

高齢者が血圧を薬で無理やり下げた場合、脳に栄養や酸素が行きわたらず、認知症になりやすい。


松本光正医師(サン松本クリニック院長)、浜六郎医師(NPO法人医薬ビジランスセンター理事長)著:「血圧を下げると病気にならない」は本当か?」は参考になる。松本医師は、1943年生まれ。北海道大学医学部卒。医療生協さいたま浦和民主診療所勤務、同所長などを経て現職。著書に「高血圧はほっとくのが一番」「検診・手術・抗がん剤の前に読む「癌」の本」などがある。浜医師は「薬のチェックは命のチェック」などの著書で知られる。
印象に残った部分の概要を自分なりに補足して纏めると以下のようになる。
1.現在の高血圧の基準値は異常に低く設定されている。1969年ごろは、上が年齢プラス90以内ならば正常、たとえば、50歳なら140、60歳ならば150。ところが高血圧の基準値は2000年以降、どんどん下がっている。基準値を低めに設定するだけで、健康な人を患者にすることができる。しかも降圧剤は一生飲み続けることが多いので、製薬会社は莫大な利益を得られる
2.日本高血圧学会のガイドラインで高血圧の基準が下がり始めたのは、2000年からで、アメリカや日本で高血圧の新薬ARB(アンジオテンシン=受容体拮抗薬)が発売されたころと重なる。アメリカの製薬会社は高価なARBを売り出すために国際高血圧学会や世界保健機関〔WHO〕に働きかけて、高血圧の基準値を下げさせることに成功した。日本高血圧学会もすぐそれに倣った。製薬会社からの巨額な寄付金があったと思われる。
3.現場の医師はこのガイドラインに従って患者を高血圧と診断し、降圧剤を処方する。ガイドラインが改訂されるたび、降圧剤を服用する人の数はそれに比例して増える。1969年当時、降圧剤を服用ている人はおよそ300万人だったが、いまや2000万人といわれ、製薬会社は笑いが止まらない。
4.医師の多くはガイドラインに従っている。多忙な医師にガイドラインが正しいかどうかを検証する時間はない。とりあえずこのガイドラインに従っておけば万が一のときも安心、という思う。
5.年齢とともに血圧が高くなるのは自然なことで、年をとれば血管は硬くなり、弾力を失った血管は拡張・収縮しにくくなるので、体のすみずみまで血液を送り込むのが難しくなるので、心臓は血圧を上げて、血流をよくする。
6.本当のところ、血圧は、上は180、下は110まで大丈夫。これは各種の疫学調査から明らかである。やはり上は年齢プラス90が目安。しかしそれを大幅に超えた状態がずっと続くのでなければ気にしなくていい。
7.高血圧を放置すると、脳卒中など生命に関わる病気になるといわれる。脳卒甲には3種類あり、脳出血、脳梗塞、くも膜下出血である。50年前はほとんどが脳出血だったが、いま脳出血は激減し、脳梗塞が8割である。くも膜下出血はいまも昔も全体の3%程度である。
8.脳出血が減ったのは、人々の栄養状態がよくなったからで、細胞を丈夫にするコレステロールの摂取量が増え、血管が破れにくくなっている。それなのに血圧が高いと脳卒中になる、という思い込みだけは昔のまま残っている。
9.脳梗塞とは、血の塊が脳の血管に詰まる病気で、血の塊を吹き飛ばすには、血圧を高くして血が勢いよく流れたほうがいい。薬で血圧を下げると、かえって脳梗塞を患う人が増える。体は酸素と栄養素を血液から得ているが、それを取り込むためには一定の血圧が必要である。それなのに降圧剤で血圧を下げすぎると、取り込めなくなる。
10.さらに怖いのが、薬そのものがもたらす副作用である。降圧剤には種類がいくつかあり、現在の主流はARBやカルシウム拮抗薬である。これらの薬剤には炎症を抑える作用がある。免疫反応は、病原体や体内にできた異物から体を守るための防御システムで、炎症は、免疫反応の重要な要素で、体にできた傷を治す働きである。ARBやカルシウム拮抗薬は炎症を抑制するので、これを飲むと炎症が目立たなくなり、一時的に健康になったようにみえる。しかし傷を治すための反応が起きないということは、傷を放置しているということだから、不都合なことが起きる。
11、その一つが「がん」である。がんとは体内にできる異物。免疫が正常に働いていれば、仮にがん細胞が生まれても小さいうちに排除できる。しかしARBやカルシウム拮抗薬を飲んでいると免凌が抑制されてしまうので、がんになりやすい。感染症が全身に広がって死に至る敗血症も、免疫不全によって起こる。さらには高齢者が血圧を薬で無理やり下げた場合、脳に栄養や酸素が行きわたらず、認知症になりやすい。


yuji5327 at 06:46 
健康 
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池上湖心 プロフィール
○略歴
大東文化大卒、
在学中 上條信山に師事
書象会に所属、書象会理事
審査会々員
○作品展の開催
・主宰している「さざ波会」
 作品展を毎年8月開催
(於:稲毛ギャラリー)
・土曜会(グループ展)
 作品展を毎年10月開催
(於:銀座大黒屋)
○公募展の受賞、入選
・日展入選
(平成28年度、国立新美術館にて開催)
・読売書法展(8月開催、現在理事)
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