2017年05月12日

脳細胞の計算速度はパソコンのCPU(中央演算処理装置)の計算速度の10万分の1以下であるにもかかわらず、脳は0.3−0.6秒とコンピューター顔負けの速さで個人の顔を認識する。

「永雄総一(理研脳科学総倉研究センター元チームリーダー)
青木田鶴(理研脳科学総倉研究センター研究貝)著:顔認識の脳科学、特別な認識システムが発達、

エコノミスト、2016/5/24」は面白い。印象に残った部分の概要を自分なりに補足して纏めると以下のようになる。
1. 我々は生まれるとまず母観をはじめとする家族の顔を覚え、成長するにつれて隣人、友人、同僚などの顔と名前とその間柄を理解し、顔の認識は重要な意味を持つ。脳は顔に特化した認識のシステムを発達させた。多くのおばあさんの中から自分の祖母を認識する脳細胞があり、おばあさん細胞仮説と呼ばれる。
2.2003〜08年に、米国ハーバード大学のドリス・ツアオ教授のグループは機能的核磁気共鳴法(f−MRI)と微小電極を併用して、サルの側頭葉に顔細胞が多く集積する5mm四方の領域が存在し、それらが6個離散的に分布していることを示した。この領域を顔パッチと呼ぶ。ヒトでもサルと同様に複数の顔パッチが側頭葉にある。
3.顔パッチの中に、特定の個人の頗を認識するいわゆるおばあさん細胞が本当にあることを05〜09年、英国レスター大学のロドリゴ・キイローガ教授と米国カリフォルニア工科大学のクリストフ・コッホ教授(現・米国アレン脳科学研究所長〕らが、存在することを報告した。
4.目から来た顔に関する情報はまず側頭葉の後方の複数の顔バッチで「顔である」ことが認識され、最終的に最前部の顔パッチの海馬を含む脳領域に伝えられる。そこで特定の個人の顔を記憶しているいわゆる「おばあさん細胞」が反応すると、我々はその顔が誰であるかを認識する。
5.ITの分野では、深層学習などを用いた顔認識システムの開発競争が今行われている。.深層学習では、まず目や鼻、口など顔の特徴となる部分を抽出する。次にコンピューターが記憶している顔のデータベースを超高速で検索し、それと最も似た顔を選び出す。NECは今年の8月から1000人の社員を対象にウオークスルーの顔認証システムの試験運用を始める。
6.脳細胞の計算速度はパソコンのCPU(中央演算処理装置)の計算速度の10万分の1以下であるにもかかわらず、脳は0.3−0.6秒とコンピューター顔負けの速さで個人の顔を認識する。コンピューターに比べてはるかに計算速度の遅い脳がそんなに速く個人の顔を識別している理由を知れば、脳とコンピューターとの決定的違いがわかる。




yuji5327 at 06:46 
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池上湖心 プロフィール
○略歴
大東文化大卒、
在学中 上條信山に師事
書象会に所属、書象会理事
審査会々員
○作品展の開催
・主宰している「さざ波会」
 作品展を毎年8月開催
(於:稲毛ギャラリー)
・土曜会(グループ展)
 作品展を毎年10月開催
(於:銀座大黒屋)
○公募展の受賞、入選
・日展入選
(平成28年度、国立新美術館にて開催)
・読売書法展(8月開催、現在理事)
 読売奨励賞
 読売新聞社賞
・謙慎展(3月開催、現在理事)
 春興賞の受賞:2回
○書道教室
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