2017年06月27日
ウォーキングも、一万歩なんてとんでもないという説がある。自分で考えて、自分で決める。
「五木寛之著:
玄冬の門、KKベストセラーズ、2016年7月」は参考になる。「第3章:趣味としての養生」の印象に残った部分の概要を自分なりに補足して纏めると以下のようになる。
1.ちょっと調子が悪いとすぐ医者に診てもらって、処方された薬を律儀に飲む人がいる。一度に何種類もの薬を飲んでいたり、サプリメントを飲む人もいる。いまCSテレビでやっている健康補助食品の売り上げが1兆円を超えて、巨大な産業になっている。そういうものに依存せず、自分をコントロールする道をさがす。医療とか医薬からの自立、独立が大事である。いま世の中に流れているオピニオンなどは真逆のことが堂々と披露され、我々は右往左往している。
2.癌1つ取っても、厚労省や日本医師会は「早期発見、早期治療」を徹底的にPRしている。一方では、近藤誠さんに代表されるような、「癌は放置しておけ」という説もあって、「どちらかはっきりしてくれ」というのが、一般の状況である。
3.「水はそんなに飲むな」「朝食は必ず摂って、一日3食きちんと食べろ」「1日1食でよい」と言う人もいる。「ラジオ体操は体に悪い」とか、「ジョギングはよくない」、「膝の悪い人はウォーキングするな」とか、説があって、みんな迷っている。「年寄りほど肉を食べろ」という説もあれば、「日本人の腸は草食動物のようにできているので、脂肪や肉をあまり摂ってはいけない」とか正反対である。
4.「傷は消毒するな」とか「炭水化物は制限しよう」、それに対する反論も、医学界や製薬業界から多いが、そういう論にも一理ないわけではない。とにかく、健康についてはいろいろな説があって、迷うことが多い。病気の治療法が三3ぐらいで変わるのと同じで、これを食べてはダメだというのも何年かすると、もうガラッと変わる。
5.ジョギングの害とか、ウォーキングも、一万歩なんてとんでもないという説がいろいろ出てきている。そういうときには、自分の直感を信じて、これはどうもと思ったらやめる。最終的な責任を誰かに取ってくれと言っても無理なので、自分で考えて、自分で決める。
6.楽しみのタネというのは誰にでもある。その中の一つとして、養生というのも趣味としてはすごく大事である。義務でもなく、健康法でもなく、楽しみでやっている。軽い脳卒中で倒れて仕事がストップした人がいたが、再起して無難にやっているが、その人に、脳卒巾で倒れる前の予兆を聞いたがつかめなかった。突然ということはほとんどないと思う。くも膜下出血にしても、脳卒中にしても、心筋梗塞にしても、必ず予兆がかなり以前からあるはずである。
7.日常的に体と会話するのが老後の楽しみである。生き甲斐で、楽しみでもある。睡眠も、眠れなかったり、早く目が覚めたり、頻尿で夜中にしょっちゅう起きたり、いろいろあるが、少しでもそれを楽なほうにもっていくのは工夫である。それこそが養生である。。横向きに寝る、上向き寝る、温かくするなど一つひとつ実験していくと、興味は尽きない。
8.ブッダの寝ている図は、右側を下にして横向きに寝ているので、横向きに寝る。睡眠時無呼吸症候群があって、横向きで寝る。神は細部に宿ると言うが、小さな人生の些事というものを大事にする.
玄冬の門、KKベストセラーズ、2016年7月」は参考になる。「第3章:趣味としての養生」の印象に残った部分の概要を自分なりに補足して纏めると以下のようになる。
1.ちょっと調子が悪いとすぐ医者に診てもらって、処方された薬を律儀に飲む人がいる。一度に何種類もの薬を飲んでいたり、サプリメントを飲む人もいる。いまCSテレビでやっている健康補助食品の売り上げが1兆円を超えて、巨大な産業になっている。そういうものに依存せず、自分をコントロールする道をさがす。医療とか医薬からの自立、独立が大事である。いま世の中に流れているオピニオンなどは真逆のことが堂々と披露され、我々は右往左往している。
2.癌1つ取っても、厚労省や日本医師会は「早期発見、早期治療」を徹底的にPRしている。一方では、近藤誠さんに代表されるような、「癌は放置しておけ」という説もあって、「どちらかはっきりしてくれ」というのが、一般の状況である。
3.「水はそんなに飲むな」「朝食は必ず摂って、一日3食きちんと食べろ」「1日1食でよい」と言う人もいる。「ラジオ体操は体に悪い」とか、「ジョギングはよくない」、「膝の悪い人はウォーキングするな」とか、説があって、みんな迷っている。「年寄りほど肉を食べろ」という説もあれば、「日本人の腸は草食動物のようにできているので、脂肪や肉をあまり摂ってはいけない」とか正反対である。
4.「傷は消毒するな」とか「炭水化物は制限しよう」、それに対する反論も、医学界や製薬業界から多いが、そういう論にも一理ないわけではない。とにかく、健康についてはいろいろな説があって、迷うことが多い。病気の治療法が三3ぐらいで変わるのと同じで、これを食べてはダメだというのも何年かすると、もうガラッと変わる。
5.ジョギングの害とか、ウォーキングも、一万歩なんてとんでもないという説がいろいろ出てきている。そういうときには、自分の直感を信じて、これはどうもと思ったらやめる。最終的な責任を誰かに取ってくれと言っても無理なので、自分で考えて、自分で決める。
6.楽しみのタネというのは誰にでもある。その中の一つとして、養生というのも趣味としてはすごく大事である。義務でもなく、健康法でもなく、楽しみでやっている。軽い脳卒中で倒れて仕事がストップした人がいたが、再起して無難にやっているが、その人に、脳卒巾で倒れる前の予兆を聞いたがつかめなかった。突然ということはほとんどないと思う。くも膜下出血にしても、脳卒中にしても、心筋梗塞にしても、必ず予兆がかなり以前からあるはずである。
7.日常的に体と会話するのが老後の楽しみである。生き甲斐で、楽しみでもある。睡眠も、眠れなかったり、早く目が覚めたり、頻尿で夜中にしょっちゅう起きたり、いろいろあるが、少しでもそれを楽なほうにもっていくのは工夫である。それこそが養生である。。横向きに寝る、上向き寝る、温かくするなど一つひとつ実験していくと、興味は尽きない。
8.ブッダの寝ている図は、右側を下にして横向きに寝ているので、横向きに寝る。睡眠時無呼吸症候群があって、横向きで寝る。神は細部に宿ると言うが、小さな人生の些事というものを大事にする.