2017年07月27日

中国製であることが見破られないように中国共産党軍のロケット砲とは異なる組み付けになっているが、ロケット砲を搭載する車両に中国製の大型トラックを使っている点でわかる。

「西村金一(軍事・情報戦略研究所長)著:相次ぐ北朝鮮の弾道ミサイル発射、思惑一致する中国が放任、エコノミスト、2016.9.20」は参考になる。印象に残った部分の概要を自分なりに補足して纏めると以下のようになる。
1.北朝鮮が弾道ミサイルを相次ぎ発射している。飛行距離は約1000km以上におよんでいるだ。潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)も発射している。今回、従来の実験・訓練と異なるのは、日本により近い場所に短期間で集中して撃ち込んだことである。より切迫した脅威を感じさせるような意図がある。
2.もう一つの理由は、米韓両国が最新鋭の地上配備型ミサイル迎撃システム「終末高高度防衛(THAAD1=サード)ミサイル」と関係がある。THAADミサイルは、他国から発射されたミサイルを高度約150kmといったより高い地点で撃墜でき、射程も長い。北朝鮮が柑次ぎミサイルを発射するのは、その対抗措置の一環ともいわれている。
3.さらに、北朝鮮がミサイル発射を活発化した理由として、ミサイルを発射することで国際社会の注目が北朝鮮に集まるようにし、中国に対する批判の目をそらす狙いもあった。南シナ海での主権や権益を巡る中国の主張を全面的に退けた伸裁裁判所の判決前後の中国と北朝鮮の動きが一致する。
4.中国は、北朝鮮がミサイル発射を活発化させたのと並行して沖縄県・尖閣諸島周辺で中国公船の活動を活発化したり、領海に侵人したり、さらには漁船団が接続海域で漁業活動を繰り広げた。
5.中国と北朝鮮が連係プレーを進めているように見える。複数の国が連携して「騒ぎ」を起こせば、中国なり北朝鮮なりが一国で批判を浴びるような行動を起こすよりも、国際社会の批判を分散できる。、南シナ海から目をそらす狙いもあって、尖閣沖での行動を起こした。THAADミサイルについて、中朝の利害は一致する。中国と北朝鮮が水面下で手を握っているか、北朝鮮の動きを黙認している可能性がある。
6.北朝鮮のミサイル発射を受け国連の安全保障理事会がまとめた北朝鮮を非難する報道声明案には中国が反対した。SLBM発射後には中国も合意に妥協したが、中国が初めて議長国を務める自国での主要20力国・地域首脳会議へG20サミツト)の開催が念頭にあったためとみられる。
7.中国は、北朝鮮に対する制裁に参加しているとはいえ、北朝鮮との関係は依然深い。中国は北朝鮮の貿易額の約8割を占め、北朝鮮は原油や有油製品の8割程度を中国に依存する。例えば、昨年10月に行われた朝鮮労働党創建70周年軍事パレードで北朝鮮がお披露目した最新兵器の300mm長射程多連装ロケット砲は、明らかに中国製である。多連装ロケット砲は複数のロケット弾を一斉に発射できるもので、パレードでは車両搭載型のロケット砲が紹介された。
8.中国製であることが見破られないように中国共産党軍のロケット砲とは異なる組み付けになっているが、ロケット砲を搭載する車両に中国製の大型トラックを使っている点でわかる。近代兵器を中国が北朝鮮に輸出している。
9.中国は15年以降、北朝鮮との石油の貿易統計データを計上しなくなった。当初は中国が制裁のために石油輸出を止めたためだと考えられたが、実際には中国が北朝鮮に通じる石油パイプラインを止めた痕跡はなく、北朝鮮国内の石油事情にも混乱が生じていない。ロシアなど中国以外の国から新たに輸人を増やしたという情報もない。
10.中国が統計デーダを公開しなくなったのは、恐らく北朝鮮との貿易の実態を隠すためであり、武器や石油の取引は引き続き行われている。北朝鮮は、中国との経済関係を維持したいし、中国も、北朝鮮に注目が集まるのは都合がよく、両国が裏で手を握る理由がある。
11.中国が北朝鮮のミサイル発射を容認していることが明らかになれば、国際社会から批判を浴びるのは自明なので、仮に中国が水面下で北朝鮮と手を結んでいるとしても、両国の取り決めが表面化することはない。

yuji5327 at 06:38 
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池上湖心 プロフィール
○略歴
大東文化大卒、
在学中 上條信山に師事
書象会に所属、書象会理事
審査会々員
○作品展の開催
・主宰している「さざ波会」
 作品展を毎年8月開催
(於:稲毛ギャラリー)
・土曜会(グループ展)
 作品展を毎年10月開催
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○公募展の受賞、入選
・日展入選
(平成28年度、国立新美術館にて開催)
・読売書法展(8月開催、現在理事)
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