2017年09月04日

TPPは日本が攻め込まれることも多いが、トランプ氏は勘違いをしている。特にサービス産業や知的産業では米国に対して、相当の譲歩を求められていた。

「大前研一著:中国、ロシアが北朝鮮を本気で制裁しない理由、
PRESIDENT,2016.10.31」は参考になる。印象に残った部分の概要を自分なりに補足して纏めると以下のようになる。
1.TPPが見送りになっても、日本にとって致命的ではない。米マコネル上院院内総務は「環太平洋パートナーシップ協定(TPP)が年内に議会に提出されることは確実にない」と述べた。米大統領選でTPP脱退を掲げた共和党のトランプ氏が勝利したことを受けて、オバマ政権が目指す年内の議会承認を見送る考えを表明している。
2.日本の通商政策は再びゼロから構築する必要が出てきた。TPPがなくても去年・今年と同じ状態だから、それほど戦々恐々とする必要もない。TPPは日本が攻め込まれることも多いが、トランプ氏は勘違いをしている。特にサービス産業や知的産業では米国に対して、相当の譲歩を求められていた。
3.トランプ氏の頭にあるのは工場のことで、中国をメインで想定してい。今後、TPPについては修正が入ると思われるが、取り敢えず延期されたというのは、日本にとっては、不幸中の幸いと言える。
4.悲観的なのは欧州である。欧州連合(EU)は、通商担当相理事会で、米大統領選でトランプ氏が勝利したことが米欧交渉に及ぼす影響を協議している。通商交渉を担うマルムストローム欧州委員は米欧が交渉中の自由貿易協定(FTA)は「かなり長い間、冷凍庫の中に入るだろう」と述べ、交渉再開に数年を要する可能性をにじませた。
5.日経新聞は11日、「トランプの壁、マツダに試練」と題する記事を掲載した。米大統領選で勝利したトランプ氏がちらつかせる北米自由貿易協定(NAFTA)からの脱退が現実になればマツダが乾坤一擲の勝負で建設したメキシコ工場が、北米開拓の要衝としての機能をそがれると紹介している。
6.マツダの試練は多くの日本車大手にとって人ごとではないと報じている。今、日本企業は米国よりもメキシコに工場を作るのが盛んだから、大変な事態を招く。メキシコで作ったものが安い関税で入ってくれば、米国の消費者も助かる。
7.自動車生産台数で、メキシコは世界7位。メーカー別の新車生産台数を見ると、1位の日産、GM、フィアット・クライスラー、フォルクスワーゲン、フォードと続く。日産は古くからメキシコに進出しているが、他の日本メーカーはメキシコ進出が遅れており、むしろ米国メーカーが積極的にメキシコに進出している。米国自動車メーカーが団結して、トランプ氏に物申すべきである。
8.新しい工場を作ったばかりのマツダには痛手だが、トヨタ、ホンダ、日産など日本メーカーは米国内でも400万台の生産体制を保有しているから、「この世の終わり」というほどではない。関税の割合にもよるが、大変な事態ではあるが、それほど悲観的になる必要はない。


yuji5327 at 06:34 
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池上湖心 プロフィール
○略歴
大東文化大卒、
在学中 上條信山に師事
書象会に所属、書象会理事
審査会々員
○作品展の開催
・主宰している「さざ波会」
 作品展を毎年8月開催
(於:稲毛ギャラリー)
・土曜会(グループ展)
 作品展を毎年10月開催
(於:銀座大黒屋)
○公募展の受賞、入選
・日展入選
・読売書法展(現在理事)
 読売奨励賞
 読売新聞社賞
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 春興賞の受賞:2回
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