2017年10月19日

多細胞生物は細胞が増えすぎることが問題になる。多細胞生物では、細胞が勝手に増えないように制御するシステムがある。

「池上彰、岩崎博司、田口英樹著:
池上彰が聞いてわかった生命のしくみ、東工大で生命科学を学ぶ、朝日新聞出版、2016年9月」は面白い。「第3章:死ぬってどういうことですか」の「細胞はいつも増え続けているのですか」の印象に残った部分の概要を自分なりに補足して纏めると以下のようになる。
1.細胞が生きているとは、細胞膜という「境界」があること、DNAを複製して細胞が分裂するという「自己増殖」能力があること、内部の環境を維持するための「代謝」があることである。この3つの条件は、すべての細胞、生命に共通である。DNAからRNAを経てタンパク質が作られる「セントラルドグマ」もまた、すべての細胞、生命に存在する統一原理である。個々の生物ではなく、生命全体に共通なことを見つけることで、体系的な学問として生命をとらえるのが生命科学であり、決して暗記科目ではない。
2.細胞や生命は、結局は増えるため、子孫を残すことが目的である。生命の定義の一つに「自己増殖」がある。人間の場合、細胞が増え続けるのが「がん細胞」で、増えることが目的なのに、増えることが死ぬことにつながる。大切なのは「制御して増える」ということである。
3.「制御して増える」とは、状況に応じて、増えてもいい環境なら増え、過酷な環境であれば増えずにじっと耐える、ということである。過酷な環境では、増えてもすぐに死んでしまう。増えるこ自体、エネルギーや材料を必要とするから、無駄にはできない。遺伝情報を次につなげるために、最適な状況を見抜いて、戦略的に増え。単細胞生物は環境さえ整えばどんどん増える。ところが多細胞生物になると細胞が増えすぎることは問題になる。多細胞生物では、細胞が勝手に増えないように制御するシステムがある。
4.複雑になるほど、一つの個体を維持することが大変になる。個体の一部の細胞のしくみが破綻すると、最終的には個体の死につながって遺伝情報を残せなくなるので、個体としても細胞全体をうまく制御している。細胞増殖を制御できるしくみを獲得したものが生き残ってきた。
5.長い目で見れば多細胞生物も条件が整えばどんどん増えていく。人間も、時代によって人口が急増するときがある。人口が増えることと細胞が増えることは、基本的に,は同じものと見なすことができる。
6.通常の細胞は、分裂できる回数に限度がある。細胞分裂できる回数は、真核生物の染色体の両末端にある「テロメア」と呼ばれる部分の長さと関係している。


yuji5327 at 06:42 
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工学博士、技術士(応用理学)、
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池上湖心 プロフィール
○略歴
大東文化大卒、
在学中 上條信山に師事
書象会に所属、書象会理事
審査会々員
○作品展の開催
・主宰している「さざ波会」
 作品展を毎年8月開催
(於:稲毛ギャラリー)
・土曜会(グループ展)
 作品展を毎年10月開催
(於:銀座大黒屋)
○公募展の受賞、入選
・日展入選
・読売書法展(現在理事)
 読売奨励賞
 読売新聞社賞
・謙慎展(現在理事)
 春興賞の受賞:2回
○書道教室
・学生:月曜日
・一般:火曜日、水曜日





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