2017年11月23日

頭の中の考えを「見える化」できるかどうかで企業の将来は決まる。「見える化」できさえすれば、今はICTによって、ほとんどの発想が実現可能だからである。

「大前研一著:すべてを見える化した立石一真はIoT時代の予見者だった、週刊ポスト、2017年11月17日」は参考になる。概要を自分なりに纏めると以下のようになる。
1.いま、多くの日本企業で、人材戦略の練り直しが求められている。とりわけ、ICT(情報通信技術)が急速に進化しビジネス環境が激変.する中で、それらに十分対応できていないホワイトカラーの生産性の低さが日本企業の給料が上がらない原因ともなっている。会社を窮地から脱出させられる人材、あるいは従来よりも効率的で質の高い仕事のやり方を考えられる人材を育てるためのキーワードは「見える化」だ、と述べた。
2.「見える化」というのは非常に重要なキーワードで、採用や育成についてだけでなく、開発や構想を練る上でも武器となる。世界標準の能力である。たとえば、グーグルのラリー・ペイジやフェイスブックのマーク・ザッカーバーグ、テスラのイーロン・マスクら、世界で時価総額トップ10に入るような巨人企業を生み出した起業家たちの共通項は、プログラミングという「見える化」していく分野で子供の頃から頭角を現わしていたことである。
3.プログラミング能力は十分条件ではないし、単なるコーディング能力(設計書や仕様書を基にコードとして記述していく作業)の問題でもない。プログラミングは、リアル社会とサイバー社会を結ぶ道具であり、「こういうことができたらいいな」と頭で考えたことを実現する手段だが、それを駆使して自分の構想を「見える化」することに意味がある。
4.例として、100人の顧客を抱えている営業マンが、どの顧客を、どれくらいの頻度で、どんなルートで回ったら最も効率が良いのか、ということを考えるとき、プログラミングができない人は、自分の経験や勘に頼るしかない。プログラミングができる人は、顧客データをインプットしてAIに最適解をアウトプットさせることができる。
5.答えを導き出すプロセスを「見える化」し、その先を見通すことができる。さらにフェイスブ.ックなどのネット上で見つけられる顧客の情報を訪問計.画に連動させれば、インパクトのある営業トークを繰り出せる。この差は極めて大きい。優れた起業家や経営者というのは、小さい頃からそういった発想で物事を見る癖がついている。
6.シスコシステムズのジョン・チェンバース会長はプログラミングが得意ではなかったが、新しい仕掛けを生み出す能力が卓越していた。例えば、納品した機器が壊れたらサービスマンを派遣しなくてもネット経由で修理できるシステムや、社員の出張経費精算をカード会社のアメックスに委託して間接業務とコストを大幅に削減するシステムなどを構築した。そうした改革によって売上高を40倍に伸ばした。
7.頭の中の考えを「見える化」できるかどうかで企業の将来は決まる。「見える化」できさえすれば、今はICTによって、ほとんどの発想が実現可能だからである。チェンパース氏も、基調講演で「インターネット・オブ・エブリシング(IoEだ」と強調している。
8.チェンパース氏よりもはるか以前に、自分の頭の中を「見える化」しようとしていた日本の経営者がいる。オムロン創業者の立石一真さんである。センサーが感知した信号をプロセッサーを介してアクチュエーターにつなげる技術で自動販売機や紙幣両替機、現金自動支払機、ATMなどのオートメーション機能機器を次々に開発した。
9.これらべてを立石さんは「サイバネーション革命」と呼んでいたが、いま世界を席巻しているIoTの技術や概念は、パケット通信網の中でセンサー、プロセッサー、アクチュエーターが無限につながっていくというだけの話である。立石さんは50年以上も前にIoTやIoEの本質を理解し、サイバー社会の到来を予見していた。
10.立石さんは交通渋滞の「見える化」にも取り組んだ。無接点技術と自動販売機で開発したコンピューター技術を駆使し、車両検知器や車の通行量によって信号機の時間をコントロールする電予交通信号機などを開発した。駅の自動券売機や自動改札機も、最初に開発したのはオムロンである。



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池上湖心 プロフィール
○略歴
大東文化大卒、
在学中 上條信山に師事
書象会に所属、書象会理事
審査会々員
○作品展の開催
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(於:稲毛ギャラリー)
・土曜会(グループ展)
 作品展を毎年10月開催
(於:銀座大黒屋)
○公募展の受賞、入選
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