2017年12月09日

先進国の中で未だに国を挙げてCO2温暖化の脅威を叫んでいるのは日本だけ。欧米で行われている世論調査では、気候劾動への関心は最下位である。

「深井有著:
地球はもう温暖化していない、科学と政治の大転換へ、平凡社、2015年」は参考になる。CO22削減の国家プロジェクトに参画した自分にとって共感できる喜寿も多い。印象に残った部分の概要を自分なりに補足して纏めると以下のようになる。
1.二酸化炭素(CO22)が増えて地球が温暖化している。このままでは大変なことになるから、皆でお金を出し合ってCO22を減らそう、国連主導のこのキャンペーンに毎年数10兆円のお金が使われていが、果たして正しいのか?
2.国連機関IPCC(気候変動に関する政府間パネル)が第1次報告書(1990年)でCO22による地球温暖化を唱え始めてから25年が経過した。しかし、実際に温暖化が起こっていたのは7〜8年に過ぎず、その後、世界の平均気温は頭打ちになり、今はむしろ下降傾向にある。ところが中学・高校では、生まれてこの方、生徒たちが、温暖化が起こっていると教え込まれている。
3.国はCO22による温暖化を防止するという名目で毎年4兆円もの支出をしているが、論拠が不明である。CO22が温暖化の原因であるならぽ、CO22が年々増え続けているのに気温が18年間も横ばいである。
4.IPCCも第5次報告書(2014年)で、頼りにしている気候モデル計算では最近の気温の頭打ちを説明できない。ところが、彼らはその欠陥モデルを使って将来CO22がもたらす気温上昇は確実だと声高に主張した。第5次報告書に含まれるこの矛盾は要約だけしか読まない政策決定者やマスコミは、温暖化の脅威に踊らされることになる。
5.温暖化対策のために巨額の費用が投じられることになり、日本の場合、国民がそのために払わされている税金は毎年4兆円だが、CO22排出削減政策がGDP(国内総生産)を年間1〜2%、金額にして5〜10兆円押し下げる効果を加えると、負担は一世帯当たり20万円にもなる。
6.事態は年を追って悪化しつつある。毎年開かれている国連の締約国政策担当者会議では、温暖化対策費をさらに増やそうという議論がされている。世界人口の4分の1は飢えているというときに、このような理不尽は許されない。
7. 1982年から始められた世界の植生についての衛星観測の結果で、1982〜2010年の29年間に植生の被覆率は11%増えており、これは主にCO22の増加14%によるものと結論され
ている。とくにアフリカ・サハラ砂漠の南側の広大な乾燥地域サヘルの緑化が注目される。地球の砂漠化が喧伝されるが、実際にはCO22の増加によって砂漠が緑化している。植物にとってCO22が多.いほどよい。1000以上の植物種について5000以上の研究結果が報告されている。大気中のCO22が増えること自体には、益こそあれ何の害もない。
8.過去2000年問の気温変化を屋久杉の年輪から読み取った結果、1000年ごろの温暖期から1600年ごろの寒冷期を経て、現在はまた温暖期に戻ったところである。1000年ごろの温暖期は豊かな平安時代に当たり、寒冷期の江戸時代前半にぱ飢饒が頻発した。歴史を見る限り、温暖化は人間生活に不都合をもたらしたことはない。CO2の増加も温暖化も、それ自体は歓迎すべきというのが常識である。
9.日本の気候学者・気象学者の大多数が純粋に科学者として物を考えられる得がたい立場にある。わが国の地球科学者としては、ひとり丸山茂徳だけが古気候学の立場からCO2温暖化論を強く批判し続けてきたが、その声は温暖化大声にかき消された。
10.IPCCはCO2温暖化を前提として、それ以外の要因を軽視してきたが、科学として邪道である。太古からの気候変動を眺めてみると、太陽活動に支配されてきたに違いないと、多くの太陽研究者は、そのように考えている。
11.最近、太陽活動は200年ぶりの急激な変化を見せ、太陽と気候の関係も、よりはっきりと見えてきた。過去150年間の気温変化が理解され、今後100年間のかなり確かな予測ができるようになった。重要なのは、今後、太陽活動は数10年から100年にわたって弱まり、地球を寒冷化に向かわせるという予測である。これまで数百年ごとに訪れて、飢饅をもたらした小氷河期がまさに再来しようとしている。温暖化よりは寒冷化に備えなくてはならな。
12.先進国の中で未だに国を挙げてCO2温暖化の脅威を叫んでいるのは日本だけである。欧米でたびたび行われている世論調査では、世界が直面する問題として挙げられている10数項目のうちで、気候劾動は常に最下位である。
13.外国では何人かの気骨あるジャーナリストによる署名記事が、CO2温暖化の大合唱に流されない歯止めになっていたが、これは日本では望むべくもなかった。彼らは批判を圧殺する側に回ってしまった。
14.本書は、日本のジャーナリズムが放棄した役割を果すために書かれた。温暖化の元凶として貶められてきたCO2の復権にも努める。植物は大気中のCO2と窒素から有機物を作り、動物はそれを利用して生きている。CO2は地球のすべての生命の源なので、CO2を貶めるのは自然の摂理に反する。CO2排出を減らすのは炭素資源を保存するために意味があるのであって、大気中のCO2濃度を減らすことには意味がない。

yuji5327 at 10:37 
環境 
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工学博士、技術士(応用理学)、
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池上湖心 プロフィール
○略歴
大東文化大卒、
在学中 上條信山に師事
書象会に所属、書象会理事
審査会々員
○作品展の開催
・主宰している「さざ波会」
 作品展を毎年8月開催
(於:稲毛ギャラリー)
・土曜会(グループ展)
 作品展を毎年10月開催
(於:銀座大黒屋)
○公募展の受賞、入選
・日展入選
・読売書法展(現在理事)
 読売奨励賞
 読売新聞社賞
・謙慎展(現在理事)
 春興賞の受賞:2回
○書道教室
・学生:月曜日
・一般:火曜日、水曜日





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